JPH04105949A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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Publication number
JPH04105949A
JPH04105949A JP22471890A JP22471890A JPH04105949A JP H04105949 A JPH04105949 A JP H04105949A JP 22471890 A JP22471890 A JP 22471890A JP 22471890 A JP22471890 A JP 22471890A JP H04105949 A JPH04105949 A JP H04105949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen roller
thermal head
unit case
recording paper
ink ribbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP22471890A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yamamoto
順一 山本
Yutaka Maeda
豊 前田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/750,117 priority patent/US5248207A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はサーマルプリンタに関する。すなわち、記録紙
を介しプラテンローラにサーマルヘッドが加熱圧接され
、記録紙に画像が記録されるサーマルプリンタに関する
ものである。
「従来の技術jおよび「発明が解決しようとする課題」 サーマルプリンタは、他の記録紙への画像記録方式に比
べ、比較的小型でありコスト面にも優れる等々の特徴が
知られている。しかしながら従来のサーマルプリンタに
あっては、例えばインクリボンを出し入れする交換スペ
ース、それに伴うサーマルヘッドの退避スペース、その
他に広いスペースを要する等、より一層の小型化が望ま
れていた。そして従来のサーマルプリンタにあっては更
に、−層のローコスト化、軽量化、操作性の向上、サー
マルヘッド等のメインテナンスの容易化、記録紙・イン
クリボン等の消耗品交換の容易化、ジャム処理の容易化
等にまだ未解決の問題も多く、従来よりその改善が望ま
れていた。
そこで例えば特開昭61−68275号公報中には、装
置本体に対し着脱自在なユニットケースに、インクリボ
ンとサーマルヘッドとその圧接離反等を行う切換駆動機
構とが収容されてなり、切換駆動機構を手動操作するこ
とにより、装置本体に対しユニットケースを着脱させる
とともに、装置本体側のプラテンローラに対しサーマル
ヘッドを圧接離反させるようにした技術が示されている
しかしながらこの従来例では、メインテナンス消耗品交
換、ジャム処理等の容易化等がまだ不十分であるととも
に、ユニットケース側に圧接離反等のための切換駆動機
構を設けてなるので、その分ユニットケースが大型化し
コスト高で重量も重く着脱操作に不便であるのを始め、
全体的にも小型化、ローコスト化、軽量化、操作性等に
難があった。
他方、前述したインクリボンの出し入れに伴うサーマル
ヘッドの退避動作・退避スペース等を不要化すべく、装
置本体の上面又はプラテンローラの軸方向からインクフ
ィルムを出し入れ操作することも行われていたが、前面
操作ができない等操作方向が限定され、この面からの操
作性の悪さが問題となっていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来の問題点を解
決すべくなされたものであって、プラテンローラ、サー
マルヘッド等を一体化して収容した着脱自在なユニット
を有し、そのプラテンローラとサーマルヘッド間を開放
可能としてなることにより、より一層の小型化、ローコ
スト化、軽量化が実現されるとともに、操作性が向上し
、メインテナンス、消耗品交換、ジャム処理等も容易化
される、サーマルプリンタを提案することを目的とする
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
このサーマルプリンタでは、搬送される記録紙を介しプ
ラテンローラにサーマルヘッドが加熱圧接され、記録紙
に画像が記録される。そしてこのサーマルプリンタは、
次のユニットを有してなる。
すなわちユニットは、上記プラテンローラを回転可能に
保持して収容し、かつ上記サーマルヘラドを変位可能に
保持して収容するとともに、上記記録紙および記録紙と
ともに搬送されるインクリボンの少なくともいずれかを
収容してなり、装置本体に対し着脱自在となっている。
又該ユニットは、装置本体から取り外された状態で、上
記プラテンローラとサーマルヘッド間が開放可能となっ
ている。
「作  用」 本発明は、このような手段よりなるので次のように作用
する。
サーマルプリンタでは、記録紙を介しプラテンローラに
サーマルヘッドが加熱圧接され、記録紙に画像が記録さ
れる。そして着脱自在なユニットに、プラテンローラと
サーマルヘッドが収容されるとともに、記録紙とインク
リボンとの一方又は両方が収容されている。又プラテン
ローラとサーマルヘッド間が、装置本体からユニットが
取り外された際、開放可能となっている。
そこで第1に、装置本体には、インクリボンを出し入れ
する交換スペース、それに伴うサーマルヘッドの退避ス
ペース・退避機構を要しない等、より一層の小型化、ロ
ーコスト化、軽量化が実現される。又ユニッF側に主要
構成部材が集約化されており、プラテンローラとサーマ
ルヘッド間の位置精度が高く、製造・組立てが容易であ
り、この面からもローコスト化が実現される。
第2に、ユニットを装置本体の前面から着脱操作するこ
とも可能となる等、操作方向の面からの操作性が向上す
る。又ユニットを着脱操作する際、インクリボンがプラ
テンローラに当って損傷するような危険もなく、着脱が
容易でありこの面からも操作性が良い。
第3に、装置本体からユニットを取り出してプラテンロ
ーラとサーマルヘッド間を開放することにより、プラテ
ンローラおよびサーマルヘッドの交換等のメインテナン
スが容易化する。同様にユニットを取り出すことにより
、記録紙・インクリボン等の消耗品交換も容易化する。
更に同様に、記録紙詰まりの除去等ジャム処理も容易化
する。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図2第2図、第3図は、本発明の第1実施例を示す
側断面図である。そして第1図はその全体を示し、第2
図および第3図はそのユニットを示し、第2図はインク
リボンが装填された状態を、第3図はインクリボンが装
填される途中の状態を示す。第4図ば、同ユニットの外
観斜視図である。
このサーマルプリンタ1では、搬送される記録紙Pとイ
ンクリボンRを介しプラテンローラ2にサーマルヘッド
3が加熱圧接され、記録紙PにインクリボンRのインク
が熱転写されて印字され画像が記録される。まず、サー
マルプリンタ1の装置本体の箱状をなずボディ4内下部
には床板5が固定され、床板5上には移動トレー6がス
ライドして移動可能に載せられている。そしてこの移動
トレー6上に、図面上では右側に給紙カセット7、左側
にユニットつまりユニットケース8がそれぞれ載せられ
、装置本体内に装填されている。
9は給紙レバーであり、この給紙レバー9は、基端が装
置本体下部の略中央位置にピン10にて取り付けられ、
回動して上下に移動可能となっている。この給紙レバー
9上において、床板5.移動トレー6、装填された給紙
カセット7の底板等には、それぞれ給紙レバー9に見合
った開口が設けられ、給紙レバー9は、回動され上昇せ
しめられた状態ではこれらの開口を介し給紙カセット7
の底板上に置かれた圧板11に当接し、これを上側に押
圧するようになっている。給紙カセット7の圧板11上
には多数枚のシート状の記録紙Pが積み込まれ、その最
上紙に当接する高さで上述の給紙レバー9の上方位置に
、給紙ローラ12が設けられている。この給紙ローラ1
2は、図面上時計方向に回転駆動可能に装置本体上部に
取り付けられている。そして装置本体内上部には記録紙
Pのこのような供給側から排紙側にかけて、ガイド13
が横に配されている。このガイド13は、装置本体内に
装填されたユニットケース8上に全体的に対向し、その
左右部分14が、装填されたユニットケース8の後述の
上カバー上面との間に間隙を存して搬送路15.16を
形成し、又ガイド13の中央部分17は、装填されたユ
ニットケース8の上カバー上面と当接して若干の押圧力
を与え、ユニットケース8を正確に所定位置に位置決め
している。又このようなガイド13全体ば、ユニットケ
ース8の装置本体への出し入れをガイドし、その着脱・
装填をスムーズ化する機能も果たす。
18は押圧レバーであり、押圧レバー18は基端が装置
本体下部の図面上では左側にピン19にて取り付けられ
、回動して上下に移動可能となっている。この押圧レバ
ー18は、後で詳述する装填されたユニットケース8側
のサーマルヘッド3を、プラテンローラ2に向は押圧し
て圧接せしめるとともに圧接を解除して離反させる圧接
手段の1例であり、従来例の切換駆動機構に相当する。
すなわち押圧レバー18上において、床板5.移動トレ
ー6、装填されたユニットケース8の下カバー20等に
は、それぞれ押圧レバー18に見合った開口が設けられ
、もって押圧レバー18は、回動され上昇せしめられた
状態ではこれらの開口を介し、ユニットケース8内に配
されたサーマルヘッド3に当接し、サーマルヘッド3を
プラテンローラ2に向げ押圧して、圧接せしめるように
゛なっている。なおこの押圧レバー18のような圧接手
段は、図示例によらずユニットケース8側に設けるよう
にしてもよい。又従来一般的には、サーマルヘッド3が
プラテンローラ2に圧接された際の微調整用、つまりそ
の圧接が常時スムーズに保持されるよう調整するスプリ
ングがサーマルヘッド3に付設されているが、図示例で
はこのような微調整機能も押圧レバー18が果たずよう
になっている。
22は制御部であり、この制御部22は装置本体下部に
設けられ、例えば外部のコンピュータ等から入力された
データの処理を行い、印字つまり熱転写時にコネクタ2
3.24を介し、処理されたデータをサーマルヘッド3
に送出する。コネクタ23.24は、装填されたユニッ
トケース8側のサーマルヘッド3を電気的に接続すべく
、ユニットケース8と装置本体とに対応して設けられて
いる。すなわちコネクタ23.24は、装置本体側から
ユニットケース8側のサーマルヘッド3に対し、電源エ
ネルギーを供給するとともに、データ クロック、ラッ
チ、ストローブ等の電気信号を伝達する。そして装置本
体側のコネクタ23は、移動トレー6下に配されて制御
部22等に接続され、ユニットケース8例のコネクタ2
4は、下カバー20下に配されてサーマルヘッド3に接
続され、かつ両コネクタ23.24は、ユニットケース
8が移動トレー6上に装填された状態において、対応連
結されるべく位置決めされている。又図示例によらず、
制御部22をユニットケース8側に設けるようにするこ
とも可能である。
なお図示例のサーマルプリンタ1では図面上左側がフロ
ントとなり、装置本体のボディ4の左側に開口25が形
成されている。そしてこの間口25を介し、移動トレー
6上に載せられたユニットケース8と給紙カセット7が
、記録紙Pの搬送方向に沿って出し入れされ着脱操作さ
れるようになっている。
次にユニットつまりユニットケース8について述べる。
ユニットケース8は、プラテンローラ2を回転可能に保
持して収容し、かつサーマルヘッド3を変位可能に保持
して収容するとともにインクリボンRを収容してなり、
装置本体に対し着脱自在となっている。このユニットケ
ース8は、下カバー20と上カバー26にてケース状に
形成され、上カバー26は下カバー20の側壁上部にピ
ン27にて回動可能つまり開閉可能に取り付けられ、第
1.2.4図に示した閉鎖状態と第3図開放状態とが可
能となっている。
下カバー20内左右には、インクリボンRの供給ロール
28と巻取りロール29が回転可能に配され、下カバー
20内の中央にはサーマルヘッド3が支点30を中心に
揺動可能に取り付けられている。インクリボンRは、両
端を供給ロール28と巻取りロール29に巻かれこれら
とともに下カバー20内に装填されるとともに、サーマ
ルヘッド3とプラテンローラ2間を記録紙Pとともに搬
送される。インクリボンRは、記録紙Pとほぼ同幅で、
顔料系の熱溶融性又は染料系の熱昇華性のソリッドイン
クが塗布され、例えばカラー印字を行う場合には、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの3原色のソリッドインクが一
定長さ毎に繰り返し塗布されている。サーマルヘッド3
には、発熱素子が多数ライン状に設けられ各素子単位で
選択的に通電加熱される。この加熱は、制御部22から
送出された例えば3原色毎のデータに基づき行われる。
又上カバー26にはプラテンローラ2が、サーマルヘッ
ド3上ににて回転可能に取り付けられている。更に上カ
バー26には、プラテンローラ2の左右に各々、プラテ
ンローラ2に向は下方に傾斜した搬送路32.33がそ
れぞれ上下ガイド34.35にて形成され、搬送路32
.33の上端は記録紙Pの出口1人口として開放され(
第4図参照)、それぞれ前述の搬送路1.5.16に通
じている。又下カバー20の上縁には、この」下カバー
26の傾斜した左右の上ガイド34に対応した形状の凹
部36が切り欠き形成されている(第3図参照)。もっ
て上カバー26の閉鎖状態(第1゜2図参照)において
、上ガイド34と凹部36とが当接位置決めされること
により、上カバー26そしてプラテンローラ2と、下カ
バー20そしてサーフルベンド3.祇押さえローラ37
等が、正確に所定位置に位置決めされるようになってい
る。
紙押さえローラ37は、下側からプラテンローラ2に圧
接すべくコイルスプリング(図示せず)にて付勢されて
、下カバー20に取り付けられている。なお図中38は
剥離部材であり、この剥離部材38は下カバー20のサ
ーマルヘッド3近傍に設けられ、プラテンローラ2とサ
ーマルヘッド3間を搬送された記録紙Pからインクリボ
ンRを剥離すべく機能する。
第4図中39.40は支軸であり、この支軸39.40
はそれぞれ先端にエツジ部41.42を備えている。エ
ツジ部41.42は、ユニットケース8に装填されたイ
ンクリボンRの巻取りコル29両端部内に、それぞれ挿
入されて噛み合い、もって支軸39.40が巻取りロー
ル29と一体的に回転可能となる。又一方の支軸39の
基端には歯車43が固定され、この歯車43は、ユニッ
トケース8が装置本体に装填された際、装置本体側に配
された駆動源の歯車(図示せず)と噛み合うようになっ
ている。すなわち、52はユニットケース8の一側面に
設けられた開口であり、この開口52より支軸39のエ
ツジ部41がユニッl−ケース8内に進入可能となり、
ユニットケース8内の巻取りロール29の中空コアの内
にはめ込まれる。はめ込まれた状態では、歯車43はユ
ニットケース8外に突出しており、装置本体側の駆動源
より、この歯車43に駆動力を与えることによって、ユ
ニットケース8内の巻取りロール29が回転駆動され、
インクリボンRを巻き取る。ユニットケース8の他側面
にも同様に開口52が設けられており、支軸40がはめ
込まれる。そこで装置本体側の駆動源により、歯車43
.支軸39等を介し巻取りロール29が回転され、もっ
てインクリボンRが供給ロール28側から巻取りロール
29側へと搬送されるようになっている。勿論図示例に
よらず、このような支軸39,40.歯車43等を、巻
取りロール29側に一体的に設けるようにしてもよい。
このようにユニットケース8は上カバー26と下カバー
20から構成されてており、装置本体からユニッ1−ケ
ース8が取り外された状態で、上カバー26を下カバー
20から開放することにより、上カバー26側のプラテ
ンローラ2と下カバー20側のサーマル6913間が開
放されるようになっている。
第4図中44は取手であり、この取手44はユニットケ
ース8の下カバー20に設けられている。
このサーマルプリンタ1では、記録紙Pとインクリホン
Rを介しプラテンローラ2にサーマルヘッド3が加熱圧
接され、記録紙PにインクリボンRのインクが熱転写さ
れて印字され画像が記録さる。まずこれらについて詳述
すると、印字スタートボタン(図示せず)を押下すると
、給紙レバー9が上昇するとともに給紙ローラ12が回
転駆動する。もって給紙カセット7内から記録紙Pが1
枚だけ図面上左側に送り出され、送り出された記録紙P
は、ガイド13とユニットケース8の上カバー26間の
搬送路15、そして上カバー26に形成された搬送路3
2を通って、プラテンローラ2とこれに圧接している紙
押さえローラ37間に達する。そして記録紙Pは、この
プラテンローラ2と紙押さえローラ37により、先端整
位された後挟み込まれて所定距離搬送される。なおこの
時、給紙レバー9は下降する。
そして押圧レバー18が上昇してサーマルヘッド3に当
接・押圧し、サーマルヘッド3が記録紙Pとインクリボ
ンRを挟んでプラテンローラ2に圧接され、熱転写によ
る印字が開始される。すなわち、サーマルヘッド3の発
熱素子が制御部22から送出されたデータに基づき選択
的に通電加熱され、記録紙PにインクリボンRのインク
が熱転写されて印字される。そして記録紙Pとインクリ
ボンRはプラテンローラ2等の回転により搬送され、記
録紙Pは上カバー26に形成された搬送路33そして搬
送路16へ、インクリボンRは巻取りロール29に巻取
られる。なおりラー印字の場合には、このようにして1
色目の印字終了すると、−旦押圧しパー18そしてサー
マルヘッド3が下降しプラテンローラ2と紙押さえロー
ラ37が逆転して、記録紙Pが所定距離だけ戻される。
しかる後、再び押圧レバー18が上昇しサーマルヘッド
3がプラテンローラ2に圧接されて、2色目の印字が行
われる。3色目更に必要な場合には4色目の印字も、こ
れに準じ行われる。このようにして熱転写による印字が
終了すると、記録紙Pは、プラテンローラ2と紙押さえ
ローラ37により、これらから後端が離れるまで搬送さ
れ、搬送路33そして搬送路16から排紙される。又押
圧レバー18も下降する。
さてこのように記録紙Pに画像が記録されるサーマルプ
リンタ1において、プラテンローラ2゜サーマルヘッド
3.インクリボンR等は、装置本体に対し着脱自在なユ
ニットケース8内に収容されている。又プラテンローラ
2とサーマルヘッド3間は、装置本体からユニットケー
ス8が取り外された際、開放可能となっている。
そこでこのサーマルプリンタ1では、次の第1第2.第
3のようになる。
第1に、装置本体側には、従来例のようにインクリボン
Rを出し入れする交換スペース、それに伴うサーマルヘ
ッド3の退避スペース・退避機構を要せず、その高さを
より低くできる等、より一層の小型化、ローコスト化、
軽量化が実現される。
又プラテンローラ2がユニットケース8側に収容されて
いる分、装置本体のボディ4の高さをより低くできるの
で、全体的に一段と小型化される。
更にプラテンローラ2.サーマルヘッド3.インクリボ
ンR等の主要構成部材が、ユニットケース8側に集約的
に一体化されているので、プラテンローラ2とサーマル
ヘッド3との位置精度が高く、製造・組み立てが容易で
あり、この面からもコスト面に優れている。
第2に、ユニットケース8を装置本体の前面から着脱操
作できる等、操作方向の面からも操作性が向上する。つ
まり図示例では図面」二左側がフロント側であり、この
ようなフロント側から開口25を介し移動トレー6を出
し入れすることにより、ユニットケース8の着脱、装填
等が行え操作性が良い(なおこの第2の点については、
次の第3の点も参照)。又ユニットケース8を出し入れ
し着脱、装填する際、インクリホンRがプラテンローラ
2に当たって損傷するようなこともない。つまりインク
リボンRとプラテンローラ2は同じユニットケース8内
に収容されるので、このような危険は確実に回避され、
もってユニットケース8の着脱、装填が容易でこの面か
らも操作性が向上する。
第3に、装置本体からユニットケース8を取り出して、
プラテンローラ2とサーマルヘッド3間を開放すること
により、プラテンローラ2およびサーマルヘッド3の交
換等のメインテナンスが容易化する。同様に装置本体か
らユニットケース8を取り出すことにより、記録紙P、
インクリボンR等の消耗品交換も容易化する。更に同様
に装置本体からユニットケース8を取り出すことにより
、記録紙P詰まりの除去等ジャム処理も容易化する。
すなわち、第1図の状態から移動トレー6をフロント側
つまり図面上左側に引き出し、次に移動トレー6上から
ユニットケース8を取り出すとともに、必要に応じ給紙
カセット7を移動トレー6上でフロント側つまり図面上
左側に引き出す。そして必要に応じ第3図に示すごとく
、ユニットケース8の上カバー26を開放する。これら
により、プラテンローラ2およびサーマルヘッド3の交
換、インクリボンRの交換・装填、記録紙Pのセット、
記録紙Pの詰まり除去等が容易に行われる。そしてこれ
らが終了すると上述とは逆の11m序を辿り、第1図に
示すごとく、ユニットケース8が装置本体に装填される
次に第2実施例について説明する。第5図、第6図は、
本発明の第2実施例を示す側断面図である。そして第5
図はその全体を示し、第6図はそのユニットケース8に
インクリボンRが装填された状態を示す。
この第2実施例のサーマルプリンタ1は、サーマルへ・
ンド3がプラテンローラ2に常時圧接せしめられる方式
よりなる。すなわち45はスプリングであり、このスプ
リング45は、サーマルヘッド3と例えばユニットケー
ス8の下カバー20間に介装され、常時サーマルヘッド
3をプラテンローラ2に向げ押圧し圧接せしめている。
つまりこの第2実施例では、前述の第1実施例において
述べた押圧レバー18等の圧接手段、つまりサーマルヘ
ッド3をプラテンローラ2に圧接させかつ離反させる手
段は設けられていない。
なお46は突起、47はストッパであり、突起46はサ
ーマルヘッド3に付設され、又ストツパ47はユニット
ケース8の下カバー20から突設され、両者は当接可能
に対応位置している。これらは、ユニットケース8の上
カバー26を開放した際、圧接していた上カバー26側
のプラテンローラ2も上方に回動されるので、支点30
を中心にスプリング45の付勢力によりサーマルヘッド
3が一ヒ方に大きく揺動しようとすることを、規制すべ
く設けられている。つまりこのような場合、常時は間隙
を有して対峠していた突起46がスI・ツバ47に当接
することにより、サーマルヘッド3の動きは規制されそ
の揺動は阻止される(後述の第12図も参照)。
さてこの第5.6図に示した第2実施例に係るサーマル
プリンタ1では、サーマルヘッド3をプラテンローラ2
に圧接・離反せしめる手段が不要であり、サーマルヘッ
ド3は常時圧接せしめられている。そこでこの第2実施
例では、前述の第1実施例において述べたところに加え
、より一層の小型化およびローコスト化が実現されると
いう利点があり、主に1色印字つまり前述した第1実施
例のようにカラー印字を行うのではなくモノクロ印字を
行う場合に、用いられる。
次に第3実施例について説明する。第7図、第8図は、
本発明の第3実施例の要部を示す側断面図である。そし
て第7図はインクリボンRがユニッI・ケース8に装填
された状態を、第8図はインクリボンRがユニットケー
ス8に装填される途中の状態を示す。
この第3実施例のサーマルプリンタ1は、インクリボン
Rの交換等に際し前述の第1,2実施例におけるごとく
上カバー26つまりプラテンローラ2側が開放される方
式によらず、下カバー20つまりサーマルヘッド3側が
開放される方式のユニットケース8を用いてなる。すな
わちこの第3実施例では、プラテンローラ2.インクリ
ボンRその供給ロール282巻取りロール29等は上カ
バー26内に収容され、下カバー20は上カバー26の
側壁下部にビン27にて開閉可能に取り付けられている
。又サーマルヘッド3と剥離部材38は、支点30を介
し保持部48にて下カバー20に取り付けられ、かっ略
山形形状をなすこの下カバー20側の保持部48に対応
した形状の四部49(第8図参照)が、上カバー26の
下縁に切り欠き形成されている。もって下カバー20の
閉鎖状態(第7図参照)において、保持部48と凹部4
9とが当接位置決めされることにより、上カバー26そ
してプラテンローラ2と、下カバー20そしてサーマル
ヘッド3等が、正確に所定位置に位置決めされるように
なっている。
次に第4実施例について説明する。第9図、第10図は
、本発明の第4実施例の要部を示す側断面図である。そ
して第9図はインクリボンRがユニットケース8に装填
された状態を、第10図はインクリボンRがユニットケ
ース8に装填される途中の状態を示す。
この第4実施例のサーマルプリンタ1では、記録紙P°
もユニットケース8内に収容されている。
すなわちこのユニットケース8内には、プラテンローラ
2が上カバー26側に、又サーマルヘッド3、インクリ
ボンR2その供給ロール281巻取りロール29等とと
もに、ロール紙を用いた記録iP“が下カバー20側に
配されている。つまりこの実施例では、記録紙P′がロ
ール状に巻かれた供給ロール50が、ユニットケース8
内でインクリボンRの供給ロール28の外側に配され、
装填後の印字に際し巻き戻された記録紙P゛がユニット
ケース8の上カバー26下面、上ガイド34等にガイド
されつつ、プラテンローラ2等へと搬送される。勿論こ
の実施例では前述の第1実施例等とは異なり、装置本体
側には、シート状の記録紙Pを収容する給紙カセット7
の装填スペース、給紙ローラ12等は設けられない。
さてこの第9.10図に示した第4実施例に係るサーマ
ルプリンタ1は、前述の第1実施例において述べたとこ
ろに加え、次の独特の利点を有している。すなわち第1
に、記録紙P゛がユニットケース8側に収容されている
分、装置本体が小型化される。第2に、記録紙P“を装
置本体からユニットケース8とともに装置本体外に取り
出せるので、インクリボンRおよび記録紙P“の交換が
容易化するとともに、記録紙P′詰まり等にも容易に対
処できる。
次に第5実施例について述べる。第11図、第12図は
、本発明の第5実施例の要部を示す側断面図である。そ
して第11図は記録紙P”がユニットケース8に装填さ
れた状態を、第12図は記録紙P”がユニットケース8
に装填される途中の状態を示す。
この第5実施例のサーマルプリンタ1では、記録紙P”
として感熱紙が用いられ、係る記録紙P′がユニットケ
ース8内に収容されている。すなわちこのユニットケー
ス8内には、プラテンローラ2が上カバー26側に、又
サーマルヘッド3等とともに、感熱紙を用いた記録紙P
゛がロール状に巻かれた供給ロール51が、下カバー2
0側に配され、インクリボンR1その供給ロール289
巻取りロール29等は勿論配されていない。本発明はこ
のように、インクリボンRを使用せず記録紙P”として
感熱紙を用い、転写によらず印字する方式のサーマルプ
リンタ1にも適用可能である。
なお上述した第2.第3.第4.第5の各実施例におい
て、その他害部材の構成2機能、および動作等は、第1
実施例について前述したところに準じるので、同符号を
付しその説明は省略する。
「発明の効果」 本発明に係るサーマルプリンタは、以上説明したごとく
、プラテンローラ、サーマルヘッド等を一体化して収容
した着脱自在なユニットを有し、そのプラテンローラと
サーマルヘッド間を開放可能としてなることにより、次
の効果を発揮する。
すなわち第1に、より一層の小型化、ローコスト化、軽
量化が実現され、ユニットの使い捨て化への道も開ける
。又プラテンローラ、サーマルヘッド間の位置精度が高
く、製造・組立が容易でありこの面からもコスト面に優
れている。
第2に、ユニットの着脱に際し前面操作が可能となる等
、操作方向の面からの操作性が向上する。
又着脱に際しインクリボンがプラテンローラに当たって
損傷するような危険がなく、着脱が容易でありこの面か
らも操作性が良い。
第3に、プラテンローラ、サーマルヘッド等のメインテ
ナンスが容易化し、又記録紙およびインクリボン等の消
耗品交換も容易化し、更にジャム処理も容易化する。
このようにこの種従来例に存した問題点が一挙に一掃さ
れる等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図、第3図は、本発明に係るサーマルプリ
ンタの第1実施例を示す、側断面図である。そして第1
図はその全体を示し、第2図および第3図はその要部で
あるユニットを示し、第2図はインクリボンがユニット
に装填された状態を、第3図はインクリボンがユニット
に装填される途中の状態を示す。第4図は、同ユニット
の外観斜視図である。 第5図、第6図は、本発明に係るサーマルプリンタの第
2実施例を示す、側断面図である。そして第5図はその
全体を示し、第6図はその要部であるユニットにインク
リボンが装填された状態を示す。 第7図、第8図は、本発明に係るサーマルプリンタの第
3実施例の要部を示す、側断面図である。 そして第7図は、インクリボンがユニットに装填された
状態を、第8図は、インクリボンがユニ・ントに装填さ
れる途中の状態を示す。 第9図、第10図は、本発明に係るサーマルプリンクの
第4実施例の要部を示す、側断面図である。そして第9
図は、インクリボンがユニットに装填された状態を、第
10図は、インクリボンがユニットに装填される途中の
状態を示す。 第11図、第12図は、本発明に係るサーマルプリンタ
の第5実施例の要部を示す、側断面図である。そして第
11図は、記録紙がユニットに装填された状態を、第1
2図は、記録紙がユニットに装填される途中の状態を示
す。 1、・・サーマルプリンタ 2・・・プラテンローラ 3・・・サーマルヘッド 訃・・ユニットケース(ユニット) P・・・記録紙 Po・・・記録紙 P”・・・記録紙 R9,・インクリボン ■ 脈

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 搬送される記録紙を介しプラテンローラにサーマルヘッ
    ドが加熱圧接され、記録紙に画像が記録されるサーマル
    プリンタであって、 上記プラテンローラを回転可能に保持して収容し、かつ
    上記サーマルヘッドを変位可能に保持して収容するとと
    もに、上記記録紙および記録紙とともに搬送されるイン
    クリボンの少なくともいずれかを収容し、装置本体に対
    し着脱自在なユニットを有してなり、 該ユニットは、装置本体から取り外された状態で、上記
    プラテンローラとサーマルヘッド間が開放可能となって
    いること、 を特徴とするサーマルプリンタ。
JP22471890A 1990-08-27 1990-08-27 サーマルプリンタ Pending JPH04105949A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22471890A JPH04105949A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 サーマルプリンタ
US07/750,117 US5248207A (en) 1990-08-27 1991-08-26 Thermal printer provided with detachable head unit having built-in thermal head unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22471890A JPH04105949A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 サーマルプリンタ

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JP22471890A Pending JPH04105949A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 サーマルプリンタ

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