JPH04105301U - チヤンネル枠の交差固定金具 - Google Patents
チヤンネル枠の交差固定金具Info
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- JPH04105301U JPH04105301U JP1378391U JP1378391U JPH04105301U JP H04105301 U JPH04105301 U JP H04105301U JP 1378391 U JP1378391 U JP 1378391U JP 1378391 U JP1378391 U JP 1378391U JP H04105301 U JPH04105301 U JP H04105301U
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】背中合わせに交差する主副のチャンネル枠の交
差部固定を、溶接によらず、その交差角度を問わずに簡
単に行い、固定解除も容易で、かつ固定前の寸法計算や
材料切断をも不要とすること。 【構成】背中合わせに交差する断面コ字状の主副のチャ
ンネル枠11(12),12(11)の一方をその背面
から受ける一方側受け部材20,30と他方を同じく背
面から受ける他方側受け部材20,30を背面同士で相
対回動自在に連結してなるもので、両受け部材20,3
0を、チャンネル枠の背面を受けるチャンネル受け板2
1,31と、このチャンネル受け板の対向辺から受け面
側に向けて折曲され内側に向けて付与された弾力でチャ
ンネル枠の折曲縁を挟む折曲弾片22,32、およびこ
の折曲弾片の縁部に形成されチャンネル枠の折曲側縁の
縁端を係止する係止縁23,33で構成したものである
こと。
差部固定を、溶接によらず、その交差角度を問わずに簡
単に行い、固定解除も容易で、かつ固定前の寸法計算や
材料切断をも不要とすること。 【構成】背中合わせに交差する断面コ字状の主副のチャ
ンネル枠11(12),12(11)の一方をその背面
から受ける一方側受け部材20,30と他方を同じく背
面から受ける他方側受け部材20,30を背面同士で相
対回動自在に連結してなるもので、両受け部材20,3
0を、チャンネル枠の背面を受けるチャンネル受け板2
1,31と、このチャンネル受け板の対向辺から受け面
側に向けて折曲され内側に向けて付与された弾力でチャ
ンネル枠の折曲縁を挟む折曲弾片22,32、およびこ
の折曲弾片の縁部に形成されチャンネル枠の折曲側縁の
縁端を係止する係止縁23,33で構成したものである
こと。
Description
【0001】
本考案は、軽量鉄骨工事等において、チャンネル枠を組んで下がり壁を製作す
るにあたり、特に角度付き天井の下地組みで直角以外の角度で交差する場合のチ
ャンネル枠の交差部を固定するための交差固定金具に関する。
【0002】
断面C字状の主副のチャンネル枠を直交させ、その直交部分を固定する固定金
具は種々提案されている。しかし、主副のチャンネル枠を背中合わせにして直交
以外の任意角度で交差させ、その交差部分を固定する施工法は、交差角度が施工
状況に応じて多様化するため、専用の固定金具はなく、したがって現在のところ
、溶接施工に限られているのが現状である。
【0003】
ところが、溶接施工によりチャンネル枠の固定を行うと、溶接機やキャップタ
イヤ等の設備が必要となるばかりか、作業効率も悪く、防災上も問題で、誤固定
があったとき解体が困難である等、種々の問題点が提起されている。
【0004】
本考案は、固定すべき主副のチャンネル枠の交差角度を問わずにその交差部固
定が無溶接で簡単に行なえ、固定解除も容易で、かつ事前の寸法計算や材料切断
も不要なチャンネル枠の交差固定金具を提供することを主な目的とするものであ
る。
【0005】
上記目的を達成する本考案は、断面コ字状の主チャンネル枠と副チャンネル枠
を背中合わせで交差させて固定する交差固定金具であって、一方のチャンネル枠
を背面側から抱え受ける一方側受け部材と他方のチャンネル枠を同じく背面側か
ら抱え受ける他方側受け部材を背面同士で相対回動自在に連結してなり、両受け
部材が、チャンネル枠の背面を受けるチャンネル受け板と、このチャンネル受け
板の対向辺から受け面側に向けて対で折曲され、内側に向けて付与された弾力で
上記チャンネル枠の折曲縁を挟む折曲弾片と、この折曲弾片の縁部に形成され、
上記チャンネル枠の折曲側縁の縁端を係止する係止縁とで構成されていることを
特徴とするものである。
【0006】
以下、図示実施例につき本考案を説明する。
本考案のチャンネル枠の交差固定金具10は、例えば固定側の主チャンネル枠
11(12)に副チャンネル枠12(11)を背中合わせに交差させて固定する
場合に適用されるもので、主チャンネル枠11(12)をその背面側から抱え受
ける主チャンネル受け部材20(30)と、副チャンネル枠12(11)を同じ
くその背面側から抱え受ける副チャンネル受け部材30(20)とを背面同士で
相対回動自在に連結して構成されている。両チャンネル受け部材20,30は、
両チャンネル枠11,12の背面を受けるチャンネル受け板21(31)を備え
ている。このチャンネル受け板21(31)の一対の対向する辺からは、受け面
側に向けて折曲され、内側に向けて弾力の付与された折曲対弾片22(32)が
伸びている。この折曲対弾片22(32)は、常時は図2に示すように内側にさ
らに折曲された状態にあり、弾力に抗して二点鎖線で示す位置、すなわち両チャ
ンネル枠11,12の枠幅程度まで拡開可能で、両チャンネル枠11,12の折
曲側縁11a,12aを外側から弾性挟持する働きをする。この折曲対弾片22
(32)は、本実施例ではチャンンネル受け板21(31)の辺長と同長に形成
されているが、当該辺長より短い長さで形成することも可能である。また、折曲
対弾片22(32)の折り曲げ幅は、両チャンネル枠11,12の折曲側縁11
a,12aの折り曲げ幅に等しいかやや大きく設定される。このような折曲対弾
片22(32)の縁部にはそれぞれ、折曲側縁11a,12aの縁端を係止する
係止縁23(33)が形成されている。この係止縁23(33)は、例えば折曲
対弾片22(32)の縁部を円柱状あるいは円筒状に成形することで得られる。
【0007】
上記チャンネル受け部材20,30は、背面同士を合わせ、チャンネル受け板
21と31の中央部を例えば遊嵌カシメ24で連結されている。この遊嵌カシメ
24には、両受け部材20,30に両チャンネル枠11,12の引張荷重が掛か
っても分離しない強度が要求されることは勿論である。したがって、両チャンネ
ル受け部材20,30は、遊嵌カシメ24を中心に相対回動自在であり、その一
方を左右いずれかに回動させることで、相対回動角を自在に変化させることがで
き、両チャンネル枠11と12の交差角に合わせた嵌め付けが可能である。また
、遊嵌カシメ24は、両チャンネル受け部材20,30の受け面側に突出部25
(35)を備えている(図では一方側だけ表示されている。)。この突出部25
(35)は、両チャンネル枠11,12がそれぞれチャンネル受け部材20,3
0に嵌着されたとき、両チャンネル枠11,12の背面に当接して係止縁23(
33)を折曲側縁11a,12aの縁端に密接させ、係止縁23(33)の係止
ガタを補正し、係止力をさらに強める働きをする。
【0008】
上記構成の本交差固定金具10は、したがって、一方のチャンネル受け部材2
0(30)の折曲対弾片22(32)をその弾力に抗して拡開させた状態で、固
定側の主チャンネル枠11(12)の背面側から押し込む。チャンネル受け板2
1(31)の面が主チャンネル枠11(12)の背面に近接するまで折曲対弾片
22(32)が押しこまれると、それまで折曲側縁11a(12a)に弾接して
いた係止縁23(33)が、折曲対弾片22(32)弾力によって折曲側縁11
a(12a)の縁端に入り込み、これを係止する。同時に突出部25(35)が
主チャンネル枠11(12)の背面に当接して折曲側縁11a(12a)の縁端
を係止縁23(33)に押し付け、係止縁23(33)に係止ガタが生じている
ときはこれを補正し、係止力をさらに強める。これでチャンネル受け部材20(
30)は主チャンネル枠11(12)に嵌着され、折曲対弾片22(32)が折
曲側縁11a(12a)を堅固に挟持する。
【0009】
この状態から今度は、副チャンネル枠12(11)を他方のチャンネル受け部
材30(20)の中に嵌め込むわけであるが、副チャンネル枠12(11)は主
チャンネル枠11(12)に対して任意な角度で交差(直交を含む)している。
そこでまず、副チャンネル枠12(11)の交差角度に合わせて他方のチャンネ
ル受け部材30(20)を左右いずれかの方向に回動させ、その折曲対弾片33
(23)を副チャンネル枠12(11)の折曲側縁12a(11a)と平行に保
つ。そしてこの状態から、折曲対弾片32(22)をその弾力に抗して拡開させ
、副チャンネル枠12(11)をチャンネル受け部材30(20)に嵌め込む。
副チャンネル枠12(11)がチャンネル受け板31(21)近接するまで嵌め
込まれると、折曲対弾片32(22)の弾力が働き、係止縁33(23)が副チ
ャンネル枠12(11)の折曲側縁12a(11a)の縁端を係止すると同時に
、突出部35(25)が係止縁33(23)の係止力をさらに強める。したがっ
て、副チャンネル枠12(11)もチャンネル受け部材30(20)に強固に嵌
着される。これで、主チャンネル枠11(12)に対して任意角度で交差する副
チャンネル枠12(11)を、極めて簡単に固定することができる。
【0010】
そして、こうして交差する両チャンネル枠11,12を固定した後でも、本考
案のものは嵌め付け固定であるので、本交差固定金具10と両チャンネル枠11
,12の相対スライドにより、若干の固定位置の変動は可能である。したがって
、基本ずみさえ出れば、事前の寸法計算や材料切断も不要となる。
【0011】
上記両チャンネル枠11,12の固定を誤った場合には、両折曲対弾片22,
32を弾力に抗して拡開させれば、チャンネル受け部材20と30は簡単に外れ
て、両チャンネル枠11と12の固定を容易に解くことができる。
なお、本交差固定金具10は、チャンネル受け部材20と30を相対回動させ
て直交状態にすることもできるので、直交する主チャンネル枠11と副チャンネ
ル枠12との固定にも適用することができる。
【0012】
以上説明したように、本考案のチャンネル枠の交差固定金具によれば、相対回
動自在な一方のチャンネル受け部材を主(副)チャンネル枠に嵌め付け、これと
任意角度で交差する副(主)チャンネル枠の交差角度に合わせて他方のチャンネ
ル受け部材を回動させ、これに副(主)チャンネル枠を嵌め付ければ、折曲弾片
がそれぞれその弾力で両チャンネル枠の折曲側縁を挟持し、折曲弾片の縁部に形
成した係止縁が折曲側縁の縁端を係止するので、溶接を用いずに任意な角度で交
差する両チャンネル枠の固定を簡単、かつ短時間に行うことができる。また、嵌
め付け固定構造なので、チャンネル枠組み後の解体も容易となり、チャンネル枠
と本交差固定金具との若干の相対移動も可能となって、事前に寸法計算や材料切
断の不要にする等、顕著な効果を奏する。
【0013】
【図1】本考案のチャンネル枠の交差固定金具を任意角
度で交差する主副のチャンネル枠の固定に適用した一例
を示す斜視図である。
度で交差する主副のチャンネル枠の固定に適用した一例
を示す斜視図である。
【図2】本考案のチャンネル枠の交差固定金具の斜視図
である。
である。
【図3】本考案のチャンネル枠の交差固定金具をチャン
ネル組み付け施工に適用した一例を示す平面図である。
ネル組み付け施工に適用した一例を示す平面図である。
【0014】
10 交差固定金具
11(12) 主チャンネル枠
12(11) 副チャンネル枠
11a(12a)折曲側縁
20,30 チャンネル受け部材
21,31 チャンネル受け板
22,32 折曲対弾片
23,33 係止縁
24 遊嵌カシメ
25,35 突出部
Claims (2)
- 【請求項1】断面コ字状の主チャンネル枠と副チャンネ
ル枠を背中合わせで交差させて固定する交差固定金具で
あって、一方のチャンネル枠を背面側から抱え受ける一
方側受け部材と他方のチャンネル枠を同じく背面側から
抱え受ける他方側受け部材を背面同士で相対回動自在に
連結してなり、両受け部材は、チャンネル枠の背面を受
けるチャンネル受け板と、このチャンネル受け板の対向
辺から受け面側に向けて対で折曲され、内側に向けて付
与された弾力で上記チャンネル枠の折曲縁を挟む折曲弾
片と、この折曲弾片の縁部に形成され、上記チャンネル
枠の折曲側縁の縁端を係止する係止縁で構成されている
ことを特徴とするチャンネル枠の交差固定金具。 - 【請求項2】両受け部材の連結部は、上記チャンネルの
枠の背面に当接し上記係止縁をチャンネル枠の折曲側縁
の縁端に押し付ける突出部を備えている請求項1に記載
のチャンネル枠の交差固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991013783U JPH0752809Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | チャンネル枠の交差固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991013783U JPH0752809Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | チャンネル枠の交差固定金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105301U true JPH04105301U (ja) | 1992-09-10 |
JPH0752809Y2 JPH0752809Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31901576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991013783U Expired - Lifetime JPH0752809Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | チャンネル枠の交差固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752809Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021001544A (ja) * | 2017-10-13 | 2021-01-07 | 株式会社内山産業 | 横杆取付金具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011289U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | ブリヂストンサイクル株式会社 | 折り畳み自転車フレ−ムの固定装置用レバ−のロツク装置 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP1991013783U patent/JPH0752809Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011289U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | ブリヂストンサイクル株式会社 | 折り畳み自転車フレ−ムの固定装置用レバ−のロツク装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021001544A (ja) * | 2017-10-13 | 2021-01-07 | 株式会社内山産業 | 横杆取付金具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0752809Y2 (ja) | 1995-12-06 |
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