JPH0410518A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents

アルミ電解コンデンサ

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Publication number
JPH0410518A
JPH0410518A JP11331990A JP11331990A JPH0410518A JP H0410518 A JPH0410518 A JP H0410518A JP 11331990 A JP11331990 A JP 11331990A JP 11331990 A JP11331990 A JP 11331990A JP H0410518 A JPH0410518 A JP H0410518A
Authority
JP
Japan
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winding
capacitor
foil
winding element
cathode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11331990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kunugihara
椚原 弘
Hiroshi Kurimoto
浩 栗本
Kinbun Saeki
佐伯 欽文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0410518A publication Critical patent/JPH0410518A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルミ電解コンデンサに関するもので、さらに
詳しく言えば、スイッチング電源等に利用される電源用
アルミ電解コンデンサに関するものである。
従来の技術 従来のアルミ電解コンデンサは、粗面化した陽極箔の表
面に誘電体酸化皮膜を形成するとともに、陽極リード端
子を接続し、この陽極箔をセパレータ紙を介して陰極リ
ード端子を接続するとともに、粗面化した陰極箔ととも
に巻回し、そしてこの巻回したものをマイラーやポリプ
ロピレンよりなる巻止めテープで固定してコンデンサ巻
き取り素子を構成し、このコンデンサ巻き取り素子を駆
動用電解液とともに、有底円筒状のアルミケース内に挿
入し、かつアルミケースの開放端を封口材を介して封口
することにより構成していた。
発明が解決しようとする課題 上記した従来のアルミ電解コンデンサに過電圧等の異常
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子の内部から発生して内部圧力が増大し、コンデン
サ巻き取り素子を内側および外側に変形させようとする
力が働く、この場合、外側はマイラーやポリプロピレン
よりなる巻止めテープで止められているため、外側への
変形は防止することができる。
しかしながら、コンデンサ巻き取り素子の巻き芯部付近
では、巻き芯中心部が空洞部となっているため、コンデ
ンサ巻き取り素子からガスが発生し、その内部圧力が増
大するとき、コンデンサ巻き取り素子の巻き芯部付近は
その内部圧力に耐えられず、空洞部において中心部に向
がって座屈してしまう。
この場合、前記陽極箔や陰極箔の巻き始めのエツジ部に
は、箔を切断したときの切断パリがあるため、前述した
ように中心部に向かって座屈しようとする力がコンデン
サ巻き取り素子に働いた場合、前記箔の切断ハリがセパ
レータ紙を突き破って陽8iIf&と陰極箔をショート
させていた。
またコンデンサ巻き取り素子の通常の巻き取り作業中に
おいても、中心部付近の巻き始め部は、外周部からの巻
き取り時のストレスを受けているため、箔の巻き始めの
エツジ部における切断ハリによって、巻き取り作業中に
陽極箔と陰極箔がショートしてしまっていた。
このようにコンデンサ巻き取り素子の部分でショートが
発生すると、その時の火花が駆動用電解液に引火し、ア
ルミ電解コンデンサが発火してしまうという問題点を存
していた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、過電圧印
加等の異常ストレスや巻き取り時の外周部からのストレ
スがかかった場合でも、箔の巻き始めのエツジ部におけ
る切断パリによって、陽極箔と陰極箔がショートするこ
とのないアルミ電解コンデンサを提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のアルミ電解コンデン
サは、陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻回
し、かつ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻き
取り素子と、このコンデンサ巻き取り素子を収納するア
ルミケースと、このアルミケースの開放端を封口する封
口体と、前記コンデンサ巻き取り素子より導出された陽
極リード端子および陰極リード端子とを有し、前記コン
デンサ巻き取り素子を構成する陽極箔の巻き始め部のエ
ツジ部および陰極箔の巻き始め部のエツジ部のいずれか
一方、もしくは両方を絶縁体で覆い、その後、巻回して
コンデンサ巻き取り素子を構成したものである。
作用 上記構成によれば、コンデンサ巻き取り素子を構成する
陽極箔の巻き始め部のエツジ部および陰極箔の巻き始め
部のエツジ部のいずれか一方、もしくは両方を絶縁体で
覆い、その後、巻回してコンデンサ巻き取り素子を構成
しているため、箔の巻き始め部のエツジ部に切断時のパ
リがあっても、この切断時のハリは絶縁体で覆われてお
り、したがって、過電圧印加等の異常ストレスや巻き取
り時の外周部からのストレスがかかった場合でも、前記
エツジ部における切断時のパリがセパレータ紙を破って
陽極箔と陰極箔をショートさせるということはなくなり
、その結果、ショートによるアルミ電解コンデンサの発
火を未然に防止できるものである。
實施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図〜第3図において、1はコンデンサ巻き取り
素子で、このコンデンサ巻き取り素子1は粗面化した陽
極箔2の表面に誘電体酸化皮膜を形成するとともに、陽
極リード端子3を接続し、この陽極箔2をセパレータ紙
4を介して陰極リード端子5を接続するとともに、粗面
化した陰極箔6とともに金属製の巻き芯7を用いて巻回
し、そしてこの巻回したものの外周の中央部をマイラー
やポリプロピレンよりなる巻止めテープ8で固定するこ
とにより構成している。この場合、前記金属製の巻き芯
7は巻き取った後、抜き取られる。また前記コンデンサ
巻き取り素子1を構成する陽極箔2の巻き始め部のエツ
ジ部および陰極箔6の巻き始め部のエツジ部は、第3図
に示すように、絶縁体9で覆われている。そしてこの絶
縁体9は、紙あるいはプラスチックシートにより構成さ
れている。
10は有底円筒状のアルミケースで、このアルミケース
10内に前記コンデンサ巻き取り素子1を駆動用電解液
とともに挿入し、かつアルミケース10の開放端を封口
材(図示せず)を介してカーリング封口することにより
、アルミ電解コンデンサを構成している。
上記した構成とすることにより、過電圧印加等の異常ス
トレスや巻き取り時の外周部からのストレスがかかった
場合でも、陽極箔2や陰極箔6の巻き始め部のエツジ部
における切断時のパリは絶縁体9で覆われているため、
前記切断時のパリがセパレータ紙4を破って陽極箔2と
陰極箔6をシ目−トさせるということはなくなるもので
ある。
なお、上記一実施例においては、陽極箔2の巻き始め部
のエツジ部および陰極箔6の巻き始め部のエツジ部の両
方を絶縁体9で覆った構成について説明したが、どちら
か一方だけを覆った構成にしても、上記一実施例と同様
の作用効果を奏するものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明のアルミ電
解コンデンサは、コンデンサ巻き取り素子を構成する陽
極箔の巻き始め部のエツジ部および陰極箔の巻き始め部
のエツジ部のいずれか一方、もしくは両方を絶縁体で覆
い、その後、巻回してコンデンサ巻き取り素子を構成し
ているため、箔の巻き始め部のエツジ部に切断時のパリ
があっても、この切断時のハリは絶縁体で覆われており
、したがって、過電圧印加等の異常ストレスや巻き取り
時の外周部からのストレスがかかった場合でも、前記エ
ツジ部における切断時のパリがセパレータ紙を破って陽
極箔と陰極箔をショートさせるということはなくなり、
その結果、ショートによるアルミ電解コンデンサの発火
を未然に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるアルミ電解コンデン
サのコンデンサ巻き取り素子とアルミケースを分離した
状態を示す斜視図、第2図は同コンデンサ巻き取り素子
の構成を示す概略構成図、第3図は同コンデンサ巻き取
り素子の巻き始め部の断面図である。 1・・・・・・コンデンサ巻き取り素子、2・・・・・
・陽極箔、3・・・・・・陽極リード端子、4・・・・
・・セパレータ紙、5・・・・・・陰極リード端子、6
・・・・・・陰極箔、9・・・・・・絶縁体、10・・
・・・・アルミケース。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 Fl  愉 悄 FW  %1  リ  −  ド  t&  子t?+
で し −夕 績 rづ  i  リ  −   ド  1員 子IPI物
箔 IIl  翫 箔  If L 阿 昏 箔 絶 w& 俸 夕 績 第 図 1゛延々

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻回し、か
    つ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻き取り素
    子と、このコンデンサ巻き取り素子を収納するアルミケ
    ースと、このアルミケースの開放端を封口する封口体と
    、前記コンデンサ巻き取り素子より導出された陽極リー
    ド端子および陰極リード端子とを有し、前記コンデンサ
    巻き取り素子を構成する陽極箔の巻き始め部のエッジ部
    および陰極箔の巻き始め部のエッジ部のいずれか一方、
    もしくは両方を絶縁体で覆い、その後、巻回してコンデ
    ンサ巻き取り素子を構成したことを特徴とするアルミ電
    解コンデンサ。
JP11331990A 1990-04-27 1990-04-27 アルミ電解コンデンサ Pending JPH0410518A (ja)

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JP (1) JPH0410518A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067591A (ja) * 1983-09-21 1985-04-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 石炭系重質油の精製方法
US6704187B2 (en) * 2001-09-24 2004-03-09 Intel Corporation Efficient termination for wound capacitors
JP2009277779A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Nichicon Corp 巻回型電解コンデンサの製造方法
JP2010074089A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 電解コンデンサおよびその製造方法
CN102410693A (zh) * 2011-12-08 2012-04-11 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 冰箱的制冷系统、具有它的冰箱及其控制方法

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