JPH0410516A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents
アルミ電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH0410516A JPH0410516A JP11331890A JP11331890A JPH0410516A JP H0410516 A JPH0410516 A JP H0410516A JP 11331890 A JP11331890 A JP 11331890A JP 11331890 A JP11331890 A JP 11331890A JP H0410516 A JPH0410516 A JP H0410516A
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- JP
- Japan
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- capacitor
- winding
- winding core
- foil
- filled
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims abstract description 55
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 30
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 30
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミ電解コンデンサに関するもので、さらに
詳しく言えば、スイッチング電源等に利用される電源用
アルミ電解コンデンサに関するものである。
詳しく言えば、スイッチング電源等に利用される電源用
アルミ電解コンデンサに関するものである。
従来の技術
従来のアルミ電解コンデンサは第３図に示すように、粗
面化した陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜を形成するとと
もに、陽極リード端子１を接続し、この陽極箔をセパレ
ータ紙を介して陰極リード端子２を接続するとともに、
粗面化した陰極箔とともに巻回し、そしてこの巻回した
ものをマイラーやポリプロピレンよりなる巻止めテープ
３で固定してコンデンサ巻き取り素子４を構成し、この
コンデンサ巻き取り素子４を駆動用電解液とともに、有
底円筒状のアルミケース（図示せず）内に挿入し、かつ
アルミケースの開放端を封口材（図示せず）を介して封
口することにより構成していた。
面化した陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜を形成するとと
もに、陽極リード端子１を接続し、この陽極箔をセパレ
ータ紙を介して陰極リード端子２を接続するとともに、
粗面化した陰極箔とともに巻回し、そしてこの巻回した
ものをマイラーやポリプロピレンよりなる巻止めテープ
３で固定してコンデンサ巻き取り素子４を構成し、この
コンデンサ巻き取り素子４を駆動用電解液とともに、有
底円筒状のアルミケース（図示せず）内に挿入し、かつ
アルミケースの開放端を封口材（図示せず）を介して封
口することにより構成していた。
発明が解決しようとする課題
上記した従来のアルミ電解コンデンサに過電圧等の異常
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子４の内部から発生して内部圧力が増大し、コンデ
ンサ巻き取り素子４を内側および外側に変形させようと
する力が働く。
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子４の内部から発生して内部圧力が増大し、コンデ
ンサ巻き取り素子４を内側および外側に変形させようと
する力が働く。
この場合、外側はマイラーやポリプロピレンよりなる巻
止めテープ３で止められているため、外側への変形は防
止することができる。
止めテープ３で止められているため、外側への変形は防
止することができる。
しかしながら、コンデンサ巻き取り素子４の巻き芯部付
近では、巻き芯中心部が空洞部５となっているため、コ
ンデンサ巻き取り素子４からガスが発生し、その内部圧
力が増大するとき、コンデンサ巻き取り素子４の巻き芯
部付近はその内部圧力に耐えられず、空洞部５において
第３図に示すように中心部に向かって座屈６ａ、６ｂを
起こしていた。このような座屈６ａ、６ｂが起こると、
陽極箔や陰極箔に亀裂が入ったり、割れが生したりする
もので、この時に生じる箔の破片がセパレータ紙を突き
破ってソヨートを起こすということがあり、この場合、
コンデンサ巻き取り素子４の部分でショートが発生する
と、その時の火花が駆動用電解液に引火し、アルミ電解
コンデンサが発火してしまうという問題点を有していた
。
近では、巻き芯中心部が空洞部５となっているため、コ
ンデンサ巻き取り素子４からガスが発生し、その内部圧
力が増大するとき、コンデンサ巻き取り素子４の巻き芯
部付近はその内部圧力に耐えられず、空洞部５において
第３図に示すように中心部に向かって座屈６ａ、６ｂを
起こしていた。このような座屈６ａ、６ｂが起こると、
陽極箔や陰極箔に亀裂が入ったり、割れが生したりする
もので、この時に生じる箔の破片がセパレータ紙を突き
破ってソヨートを起こすということがあり、この場合、
コンデンサ巻き取り素子４の部分でショートが発生する
と、その時の火花が駆動用電解液に引火し、アルミ電解
コンデンサが発火してしまうという問題点を有していた
。
本発明はこのような問題点を解決するもので、異常時に
おいてコンデンサ巻き取り素子の内部圧力が増大しても
、巻き芯部付近が中心部方向へ座屈を起こすことのない
アルミ電解コンデンサを提供することを目的とするもの
である。
おいてコンデンサ巻き取り素子の内部圧力が増大しても
、巻き芯部付近が中心部方向へ座屈を起こすことのない
アルミ電解コンデンサを提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明のアルミ電解コンデン
サは、 陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻
回し、かつ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻
き取り素子の巻き芯空洞部に樹脂よりなる絶縁材固形物
を設置あるいは充填し、このコンデンサ巻き取り素子を
アルミケース内に挿入し、かつアルミケースの開放端を
封口材を介して封口するようにしたものである。
サは、 陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻
回し、かつ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻
き取り素子の巻き芯空洞部に樹脂よりなる絶縁材固形物
を設置あるいは充填し、このコンデンサ巻き取り素子を
アルミケース内に挿入し、かつアルミケースの開放端を
封口材を介して封口するようにしたものである。
作用
上記構成によれば、コンデンサ巻き取り素子の巻き芯空
洞部に樹脂よりなる絶縁材固形物を設置あるいは充填し
ているため、アルミ電解コンデンサに過電圧等の異常な
ストレスがかかった場合に、コンデンサ巻き取り素子か
らのガス発生が増加してコンデンサ巻き取り素子の内部
圧力が増大し、巻き芯部付近の陽極箔や陰極箔およびセ
パレータ紙を中心部の方向へ変形させようとする力が働
いたとしても、その力はコンデンサ巻き取り素子の巻き
芯空洞部に設置あるいは充填した樹脂よりなる絶縁材固
形物で支えることができ、その結果、従来のように陽極
箔や陰極箔およびセパレータ紙が中心部の方に座屈する
ようなことはなくなるため、陽極箔や陰極箔に亀裂や割
れが生しることもなく、ショートを確実に防止すること
ができるものである。
洞部に樹脂よりなる絶縁材固形物を設置あるいは充填し
ているため、アルミ電解コンデンサに過電圧等の異常な
ストレスがかかった場合に、コンデンサ巻き取り素子か
らのガス発生が増加してコンデンサ巻き取り素子の内部
圧力が増大し、巻き芯部付近の陽極箔や陰極箔およびセ
パレータ紙を中心部の方向へ変形させようとする力が働
いたとしても、その力はコンデンサ巻き取り素子の巻き
芯空洞部に設置あるいは充填した樹脂よりなる絶縁材固
形物で支えることができ、その結果、従来のように陽極
箔や陰極箔およびセパレータ紙が中心部の方に座屈する
ようなことはなくなるため、陽極箔や陰極箔に亀裂や割
れが生しることもなく、ショートを確実に防止すること
ができるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図および第２図において、１１はコンデンサ巻
き取り素子で、このコンデンサ巻き取り素子１１は粗面
化した陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜を形成するととも
に、陽極リード端子１２を接続し、この陽極箔をセパレ
ータ紙を介して陰極リード端子１３を接続するとともに
、粗面化した陰極箔とともに巻回し、そしてこの巻回し
たものの外周の中央部をマイラーやポリプロピレンより
なる巻止めテープ１４で固定することにより構成してい
る。またコンデンサ巻き取り素子１１の巻き芯空洞部１
５には樹脂よりなる絶縁材固形物１６を設置あるいは充
填している。１７は有底円筒状のアルミケースで、この
アルミケース１７内に前記コンデンサ巻き取り素子１１
を駆動用電解液とともに挿入し、かつアルミケース１７
の開放端を封口材（図示せず）を介してカーリング封口
することにより、アルミ電解コンデンサを構成している
。
る。第１図および第２図において、１１はコンデンサ巻
き取り素子で、このコンデンサ巻き取り素子１１は粗面
化した陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜を形成するととも
に、陽極リード端子１２を接続し、この陽極箔をセパレ
ータ紙を介して陰極リード端子１３を接続するとともに
、粗面化した陰極箔とともに巻回し、そしてこの巻回し
たものの外周の中央部をマイラーやポリプロピレンより
なる巻止めテープ１４で固定することにより構成してい
る。またコンデンサ巻き取り素子１１の巻き芯空洞部１
５には樹脂よりなる絶縁材固形物１６を設置あるいは充
填している。１７は有底円筒状のアルミケースで、この
アルミケース１７内に前記コンデンサ巻き取り素子１１
を駆動用電解液とともに挿入し、かつアルミケース１７
の開放端を封口材（図示せず）を介してカーリング封口
することにより、アルミ電解コンデンサを構成している
。
上記した構成のアルミ電解コンデンサに通電圧等の異常
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子１１の内部から発生して内部圧力が増大し、コン
デンサ巻き取り素子】１を内側および外側に変形させよ
うとする力が働く。
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子１１の内部から発生して内部圧力が増大し、コン
デンサ巻き取り素子】１を内側および外側に変形させよ
うとする力が働く。
この場合、外側はマイラーやポリプロピレンよりなる巻
止めテープ１４で止められているため、外側への変形は
防止することができる。また前記コンデンサ巻き取り素
子１１の内部圧力の増大により、巻き芯部付近の陽極箔
や陰極箔およびセパレータ紙を中心部方向へ変形させよ
うとする力は、コンデンサ巻き取り素子１１の巻き芯空
洞部１５に設置あるいは充填した樹脂よりなる絶縁材固
形物１６で支えることができ、その結果、巻き芯部付近
の中心部への座屈を確実に防止することができる。これ
により、陽極箔や陰極箔に亀裂や割れが生しることはな
くなるため、ショートも防止することができる。
止めテープ１４で止められているため、外側への変形は
防止することができる。また前記コンデンサ巻き取り素
子１１の内部圧力の増大により、巻き芯部付近の陽極箔
や陰極箔およびセパレータ紙を中心部方向へ変形させよ
うとする力は、コンデンサ巻き取り素子１１の巻き芯空
洞部１５に設置あるいは充填した樹脂よりなる絶縁材固
形物１６で支えることができ、その結果、巻き芯部付近
の中心部への座屈を確実に防止することができる。これ
により、陽極箔や陰極箔に亀裂や割れが生しることはな
くなるため、ショートも防止することができる。
発明の効果
上記実施例の説明から明らかなように本発明のアルミ電
解コンデンサは、コンデンサ巻き取り素子の巻き芯空洞
部に樹脂よりなる絶縁材固形物を設置あるいは充填して
いるため、アルミ電解コンデンサに過電圧等の異常なス
トレスがかかった場合に、コンデンサ巻き取り素子から
のガス発生が増加してコンデンサ巻き取り素子の内部圧
力が増大し、巻き芯部付近の陽極箔や陰極箔およびセパ
レータ紙を中心部の方向へ変形させようとする力が働い
たとしても、その力はコンデンサ巻き取り素子の巻き芯
空洞部に設置あるいは充填した樹脂よりなる絶縁材固形
物で支えることができ、その結果、従来のように陽極箔
や陰極箔およびセパレータ紙が中心部の方に座屈するよ
うなことはなくなるため、陽極箔や陰極箔に亀裂や割れ
が生しることもなく、ノヨートを確実に防止でき、これ
により、発火の危険性のないものを簡単な構成にして得
ることができるものである。
解コンデンサは、コンデンサ巻き取り素子の巻き芯空洞
部に樹脂よりなる絶縁材固形物を設置あるいは充填して
いるため、アルミ電解コンデンサに過電圧等の異常なス
トレスがかかった場合に、コンデンサ巻き取り素子から
のガス発生が増加してコンデンサ巻き取り素子の内部圧
力が増大し、巻き芯部付近の陽極箔や陰極箔およびセパ
レータ紙を中心部の方向へ変形させようとする力が働い
たとしても、その力はコンデンサ巻き取り素子の巻き芯
空洞部に設置あるいは充填した樹脂よりなる絶縁材固形
物で支えることができ、その結果、従来のように陽極箔
や陰極箔およびセパレータ紙が中心部の方に座屈するよ
うなことはなくなるため、陽極箔や陰極箔に亀裂や割れ
が生しることもなく、ノヨートを確実に防止でき、これ
により、発火の危険性のないものを簡単な構成にして得
ることができるものである。
第１図は本発明の一実施例におけるアルミ電解コンデン
サのコンデンサ巻き取り素子とアルミケースを分離した
状態を示す斜視図、第２図は同アルミ電解コンデンサに
おけるコンデンサ巻き取り素子の部分拡大斜視図、第３
図は従来例を示すアルミ電解コンデンサにおけるコンデ
ンサ巻き取り素子の部分拡大斜視図である。 １１・・・・・・コンデンサ巻き取り素子、１５・・・
川巻き芯空洞部、１６・・・・・・絶縁材固形物、１７
・・・・・・アルミケース。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか１２第 図 コンデンサＩ＃さ〃り電子 菱 さ 范９利郭 蛯繍社ｌ彫物 アルミケース 噌ｒノ ワ烏； −一ン 心Ｒ年 ｌｂ ？、 Ｕ 恒−を 医 ぐっ
サのコンデンサ巻き取り素子とアルミケースを分離した
状態を示す斜視図、第２図は同アルミ電解コンデンサに
おけるコンデンサ巻き取り素子の部分拡大斜視図、第３
図は従来例を示すアルミ電解コンデンサにおけるコンデ
ンサ巻き取り素子の部分拡大斜視図である。 １１・・・・・・コンデンサ巻き取り素子、１５・・・
川巻き芯空洞部、１６・・・・・・絶縁材固形物、１７
・・・・・・アルミケース。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか１２第 図 コンデンサＩ＃さ〃り電子 菱 さ 范９利郭 蛯繍社ｌ彫物 アルミケース 噌ｒノ ワ烏； −一ン 心Ｒ年 ｌｂ ？、 Ｕ 恒−を 医 ぐっ
Claims (1)
- 陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻回し、か
つ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻き取り素
子の巻き芯空洞部に樹脂よりなる絶縁材固形物を設置あ
るいは充填し、このコンデンサ巻き取り素子をアルミケ
ース内に挿入し、かつアルミケースの開放端を封口材を
介して封口することを特徴とするアルミ電解コンデンサ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11331890A JPH0410516A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11331890A JPH0410516A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | アルミ電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0410516A true JPH0410516A (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=14609194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11331890A Pending JPH0410516A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410516A (ja) |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11331890A patent/JPH0410516A/ja active Pending
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