JPH0412513A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents
アルミ電解コンデンサInfo
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- JPH0412513A JPH0412513A JP11620590A JP11620590A JPH0412513A JP H0412513 A JPH0412513 A JP H0412513A JP 11620590 A JP11620590 A JP 11620590A JP 11620590 A JP11620590 A JP 11620590A JP H0412513 A JPH0412513 A JP H0412513A
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- Japan
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- aluminum case
- capacitor
- coated
- aluminum
- winding element
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- Pending
Links
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 55
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミ電解コンデンサに関するもので、さらに
詳しく言えば、スイッチング電源等に利用される電源用
アルミ電解コンデンサに関するものである。
詳しく言えば、スイッチング電源等に利用される電源用
アルミ電解コンデンサに関するものである。
従来の技術
従来のアルミ電解コンデンサは、第2図に示すように、
粗面化した陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜を形成すると
ともに、陽極リード端子1を接続し、この陽極箔をセパ
レータ紙を介して陰極リード端子2を接続するとともに
、粗面化した陰極箔とともに巻回し、そしてこの巻回し
たものをマイラーやポリプロピレンよりなる巻止めテー
プ3で固定してコンデンサ巻き取り素子4を構成し、こ
のコンデンサ巻取り素子4を駆動用電解液とともに、有
底円筒状のアルミケース5内に挿入し、かつアルミケー
ス5の開放端を封口材(図示せず)を介して封口するこ
とによシ構成していた。
粗面化した陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜を形成すると
ともに、陽極リード端子1を接続し、この陽極箔をセパ
レータ紙を介して陰極リード端子2を接続するとともに
、粗面化した陰極箔とともに巻回し、そしてこの巻回し
たものをマイラーやポリプロピレンよりなる巻止めテー
プ3で固定してコンデンサ巻き取り素子4を構成し、こ
のコンデンサ巻取り素子4を駆動用電解液とともに、有
底円筒状のアルミケース5内に挿入し、かつアルミケー
ス5の開放端を封口材(図示せず)を介して封口するこ
とによシ構成していた。
発明が解決しようとする課題
上記した従来のアルミ電解コンデンサに過電圧等の異常
なストレヌがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子4の内部から発生して内部圧力が増大するもので
、これにより、コンデンサ巻き取り素子4は膨張して外
側に変形する。
なストレヌがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子4の内部から発生して内部圧力が増大するもので
、これにより、コンデンサ巻き取り素子4は膨張して外
側に変形する。
この場合、コンデンサ巻き取り素子4は外周の中央部が
巻き止めテープ3で固定されているため、コンデンサ巻
き取り素子4は巻き止めテープ3より上部および下部で
膨張し、鼓状に膨張変形していた。
巻き止めテープ3で固定されているため、コンデンサ巻
き取り素子4は巻き止めテープ3より上部および下部で
膨張し、鼓状に膨張変形していた。
またこのコンデンサ巻き取り素子4は有底円筒状のアル
ミケース5内に封入されているが、前述したようにこの
コンデンサ巻き取り素子4が鼓状に膨張変形すると、コ
ンデンサ巻き取り素子4の上部および下部で陽極箔がア
ルミケース6の内面と接触してショートを起こすという
場合が生ずるもので、アルミケース5の内部でショート
が発生すると、その火花が駆動用電解液に引火し、アル
ミ電解コンデンサが発火してしまうという問題点を有し
ていた。
ミケース5内に封入されているが、前述したようにこの
コンデンサ巻き取り素子4が鼓状に膨張変形すると、コ
ンデンサ巻き取り素子4の上部および下部で陽極箔がア
ルミケース6の内面と接触してショートを起こすという
場合が生ずるもので、アルミケース5の内部でショート
が発生すると、その火花が駆動用電解液に引火し、アル
ミ電解コンデンサが発火してしまうという問題点を有し
ていた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、コンデン
サ巻き取り素子が鼓状に膨張変形したとしても、ショー
トが発生することのないアルミ電解コンデンサを提供す
ることを目的とするものである。
サ巻き取り素子が鼓状に膨張変形したとしても、ショー
トが発生することのないアルミ電解コンデンサを提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明のアルミ電解コンデン
サは、陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻回
し、かつ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻き
取り素子と、このコンデンサ巻き取り素子を内装する有
底円筒状のアルミケースと、前記コンデンサ巻き取り素
子の外周の中央部を固定する巻き止めテープとを備え、
前記アルミケースの内面に樹脂絶縁材をコーティングし
、このコーティングしたアルミケース内に前記コンデン
サ巻き取り素子を挿入し、かつアルミケースの開放端を
封口材を介して封口するようにしたものである。
サは、陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻回
し、かつ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻き
取り素子と、このコンデンサ巻き取り素子を内装する有
底円筒状のアルミケースと、前記コンデンサ巻き取り素
子の外周の中央部を固定する巻き止めテープとを備え、
前記アルミケースの内面に樹脂絶縁材をコーティングし
、このコーティングしたアルミケース内に前記コンデン
サ巻き取り素子を挿入し、かつアルミケースの開放端を
封口材を介して封口するようにしたものである。
作用
上記構成によれば、有底円筒状のアルミケースの内面に
樹脂絶縁材をコーティングしているため、アルミ電解コ
ンデンサに過電圧等の異常なストレスがかかってコンデ
ンサ巻き取り素子が鼓状に膨張変形し、陽極箔がアルミ
ケースの内面に接触したとしても、アルミケースの内面
が絶縁体となっており、したがってその部分でショート
が発生するということはなくなるものである。
樹脂絶縁材をコーティングしているため、アルミ電解コ
ンデンサに過電圧等の異常なストレスがかかってコンデ
ンサ巻き取り素子が鼓状に膨張変形し、陽極箔がアルミ
ケースの内面に接触したとしても、アルミケースの内面
が絶縁体となっており、したがってその部分でショート
が発生するということはなくなるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図にもとづいて説明する
。第1図において、11はコンデンサ巻き取9素子で、
このコンデンサ巻き取り素子11は粗面化した陽極箔の
表面に誘電体酸化皮膜を形成するとともに、陽極リード
端子12を接続し、この陽極箔をセパレータ紙を介して
陰極リード端子13を接続するとともに、粗面化した陰
極箔とともに巻回し、そしてこの巻回したものの外周の
中央部をマイラーやポリプロピレンよりなる巻止めテー
プ14で固定することにより構成している。
。第1図において、11はコンデンサ巻き取9素子で、
このコンデンサ巻き取り素子11は粗面化した陽極箔の
表面に誘電体酸化皮膜を形成するとともに、陽極リード
端子12を接続し、この陽極箔をセパレータ紙を介して
陰極リード端子13を接続するとともに、粗面化した陰
極箔とともに巻回し、そしてこの巻回したものの外周の
中央部をマイラーやポリプロピレンよりなる巻止めテー
プ14で固定することにより構成している。
15は有底円筒状のアルミケースで、このアルミケース
15の内面には全体にわたって樹脂絶縁材16をコーテ
ィングしており、そしてこのコーティングしたアルミケ
ース16内に前記コンデンサ巻き取り素子11を駆動用
電解液とともに挿入し、かつアルミケース16の開放端
を封口材C図示せず)を介してカーリング封口すること
により、アルミ電解コンデンサを構成している。
15の内面には全体にわたって樹脂絶縁材16をコーテ
ィングしており、そしてこのコーティングしたアルミケ
ース16内に前記コンデンサ巻き取り素子11を駆動用
電解液とともに挿入し、かつアルミケース16の開放端
を封口材C図示せず)を介してカーリング封口すること
により、アルミ電解コンデンサを構成している。
上記した構成のアルミ電解コンデンサに過電圧等の異常
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子11の内部から発生して内部圧力が増大する。こ
れにより、コンデンサ巻き取り素子11は膨張して外側
に変形するもので、この場合、コンデンサ巻き取り素子
11は外周の中央部が巻き止めケース14で固定されて
いるため、コンデンサ巻き取り素子11は巻き止めテー
プ14よシ上部および下部で膨張し、鼓状に膨張変形す
る。この膨張変形により、コンデンサ巻き取り素子11
の上部お゛よび下部に位置する陽極箔がアルミケース1
5の内面と接触する場合が出てくるが、本発明の一実施
例においては、アルミケース16の内面に全体にわたっ
て樹脂絶縁材16をコーティングしているため、陽極箔
がアルミケース16の内面に接触したとしても、ショー
トは発生しないものである。
なストレスがかかった場合、漏れ電流が増加し、電気分
解による駆動用電解液との反応ガスがコンデンサ巻き取
り素子11の内部から発生して内部圧力が増大する。こ
れにより、コンデンサ巻き取り素子11は膨張して外側
に変形するもので、この場合、コンデンサ巻き取り素子
11は外周の中央部が巻き止めケース14で固定されて
いるため、コンデンサ巻き取り素子11は巻き止めテー
プ14よシ上部および下部で膨張し、鼓状に膨張変形す
る。この膨張変形により、コンデンサ巻き取り素子11
の上部お゛よび下部に位置する陽極箔がアルミケース1
5の内面と接触する場合が出てくるが、本発明の一実施
例においては、アルミケース16の内面に全体にわたっ
て樹脂絶縁材16をコーティングしているため、陽極箔
がアルミケース16の内面に接触したとしても、ショー
トは発生しないものである。
なお、上記一実施例においては、有底円筒状のアルミケ
ース16の内面に全体にわたって樹脂絶縁材16をコー
ティングしたものについて説明したが、有底円筒状のア
ルミケース16の有底部のみに樹脂絶縁材16を設けて
も、ショートの発生を防止することができるものである
。
ース16の内面に全体にわたって樹脂絶縁材16をコー
ティングしたものについて説明したが、有底円筒状のア
ルミケース16の有底部のみに樹脂絶縁材16を設けて
も、ショートの発生を防止することができるものである
。
発明の効果
上記実施例の説明から明らかなように本発明のアルミ電
解コンデンサは、有底円筒状のアルミケースの内面に樹
脂絶縁材をコーティングしているため、アルミ電解コン
デンサに過電圧等の異常なストレスがかかってコンデン
サ巻き取り素子が鼓状に膨張変形し、陽極箔がアルミケ
ースの内面に接触したとしても、アルミケースの内面が
絶縁体となっており、したがってその部分でショートが
発生するということはなく、発火の危険性のないものを
コスト的にも安価に得ることができるものである。
解コンデンサは、有底円筒状のアルミケースの内面に樹
脂絶縁材をコーティングしているため、アルミ電解コン
デンサに過電圧等の異常なストレスがかかってコンデン
サ巻き取り素子が鼓状に膨張変形し、陽極箔がアルミケ
ースの内面に接触したとしても、アルミケースの内面が
絶縁体となっており、したがってその部分でショートが
発生するということはなく、発火の危険性のないものを
コスト的にも安価に得ることができるものである。
第1図は本発明の一実施例におけるアルミ電解コンデン
サのコンデンサ巻き取り一2子とアルミケースを分離し
た状態を示す斜視図、第2図は従来におけるアルミ電解
コンデンサのコンデンサ巻き取り素子とアルミケースを
分離した状態を示す斜視図である。 11・・・・・・コンデンサ巻き取り素子、14・・・
・・巻止めテープ、16・・・・・・アルミケース、1
6・・・・・・樹脂絶縁材。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第2
図
サのコンデンサ巻き取り一2子とアルミケースを分離し
た状態を示す斜視図、第2図は従来におけるアルミ電解
コンデンサのコンデンサ巻き取り素子とアルミケースを
分離した状態を示す斜視図である。 11・・・・・・コンデンサ巻き取り素子、14・・・
・・巻止めテープ、16・・・・・・アルミケース、1
6・・・・・・樹脂絶縁材。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第2
図
Claims (1)
- 陽極箔および陰極箔をセパレータ紙とともに巻回し、
かつ駆動用電解液を含浸させてなるコンデンサ巻き取り
素子と、このコンデンサ巻き取り素子を内装する有底円
筒状のアルミケースと、前記コンデンサ巻き取り素子の
外周の中央部を固定する巻き止めテープとを備え、前記
アルミケースの内面に樹脂絶縁材をコーティングし、こ
のコーティングしたアルミケース内に前記コンデンサ巻
き取り素子を挿入し、かつアルミケースの開放端を封口
材を介して封口することを特徴とするアルミ電解コンデ
ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11620590A JPH0412513A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11620590A JPH0412513A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | アルミ電解コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412513A true JPH0412513A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14681445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11620590A Pending JPH0412513A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412513A (ja) |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP11620590A patent/JPH0412513A/ja active Pending
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