JPH0410488Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410488Y2 JPH0410488Y2 JP1987146195U JP14619587U JPH0410488Y2 JP H0410488 Y2 JPH0410488 Y2 JP H0410488Y2 JP 1987146195 U JP1987146195 U JP 1987146195U JP 14619587 U JP14619587 U JP 14619587U JP H0410488 Y2 JPH0410488 Y2 JP H0410488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat medium
- pump
- pressure switch
- constant pressure
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/17—District heating
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、建物内を循環する熱媒を利用して各
住戸に熱を供給するシステムの制御装置に関する
ものである。
住戸に熱を供給するシステムの制御装置に関する
ものである。
[従来技術とその問題点]
超高層集合住宅或いはオフイス等に対し、建物
内に配管した循環回路内を循環する熱媒を利用し
て熱を供給するシステムにおいて問題となること
は熱媒の圧力制御である。すなわち、超高層建物
の場合には循環回路(配管)が長くなるために負
荷が増大すると圧力損失が非常に大きくなり、末
端住宅での圧力(差圧)が低くなつて、住宅内で
の熱交換(熱の供給)が十分に行われず、例えば
給湯温度が低下したり、風呂の場合には沸く迄に
時間がかかるという問題が発生する。
内に配管した循環回路内を循環する熱媒を利用し
て熱を供給するシステムにおいて問題となること
は熱媒の圧力制御である。すなわち、超高層建物
の場合には循環回路(配管)が長くなるために負
荷が増大すると圧力損失が非常に大きくなり、末
端住宅での圧力(差圧)が低くなつて、住宅内で
の熱交換(熱の供給)が十分に行われず、例えば
給湯温度が低下したり、風呂の場合には沸く迄に
時間がかかるという問題が発生する。
一方負荷が減少し、末端での圧力(差圧)が高
くなると住宅内での熱交換器の腐食が進行した
り、過剰熱媒がバイパス弁を通過する際の騒音の
発生の問題等が発生する。
くなると住宅内での熱交換器の腐食が進行した
り、過剰熱媒がバイパス弁を通過する際の騒音の
発生の問題等が発生する。
そこで、従来は第4図に示すように循環回路0
1の圧力検出点に圧力検出器(圧力発信器)02
を取り付け、この圧力検出器02で制御圧力又は
制御差圧を検出し、この検出信号を受けて調節計
03がインバータ周波数指令信号に変換してイン
バータ04に伝え、ポンプ05を可変制御してい
る。06は熱源である。
1の圧力検出点に圧力検出器(圧力発信器)02
を取り付け、この圧力検出器02で制御圧力又は
制御差圧を検出し、この検出信号を受けて調節計
03がインバータ周波数指令信号に変換してイン
バータ04に伝え、ポンプ05を可変制御してい
る。06は熱源である。
しかし、この場合には圧力検出器02及び調節
計03が高価であると共に初期調整が難しく、メ
ンテナンスに多くの手数を要するという問題があ
る。
計03が高価であると共に初期調整が難しく、メ
ンテナンスに多くの手数を要するという問題があ
る。
[本考案の目的]
本考案は、超高層集合住宅における熱供給シス
テムにおいて、安価で初期調整がしやすく、メン
テナンスを殆ど必要としない制御装置を提案する
のが目的である。
テムにおいて、安価で初期調整がしやすく、メン
テナンスを殆ど必要としない制御装置を提案する
のが目的である。
[本考案の構成及びその作用]
本考案は、上記目的を達成する制御装置とし
て、次の如き構成のものを提案する。
て、次の如き構成のものを提案する。
熱媒循環回路内にインバータを用いたポンプ又
はブロアを取り付けると共に前記熱媒循環回路内
に定圧スイツチを取り付け、この定圧スイツチが
OFFの場合には前記ポンプ又はブロアの回転数
をゆるやかに減じ、定圧スイツチがONになつた
場合には回転数を速やかに増加するためのコント
ローラを設けた構成の超高層住宅等における熱供
給システムの制御装置。
はブロアを取り付けると共に前記熱媒循環回路内
に定圧スイツチを取り付け、この定圧スイツチが
OFFの場合には前記ポンプ又はブロアの回転数
をゆるやかに減じ、定圧スイツチがONになつた
場合には回転数を速やかに増加するためのコント
ローラを設けた構成の超高層住宅等における熱供
給システムの制御装置。
上記制御装置は定圧スイツチにより検出された
制御圧力が設定値より低い場合にスイツチがON
になつて信号が出力される。この信号を受けてコ
ントローラがインバータ周波数指令値をすみやか
に高くしてポンプの回転数を増加し、定圧スイツ
チがOFFになつて信号が出力されていないとき
にはインバータ周波数指令値をゆつくり減少させ
る。
制御圧力が設定値より低い場合にスイツチがON
になつて信号が出力される。この信号を受けてコ
ントローラがインバータ周波数指令値をすみやか
に高くしてポンプの回転数を増加し、定圧スイツ
チがOFFになつて信号が出力されていないとき
にはインバータ周波数指令値をゆつくり減少させ
る。
本考案の構成の特徴は次のとおりである。
ポンプ又はブロア:インバータを用いた回転数
制御 定圧スイツチ:熱媒循環回路内の設定圧が設定
値より低い場合にONして警報信号を発信
し、設定圧になるとOFFになつて信号を止
める。
制御 定圧スイツチ:熱媒循環回路内の設定圧が設定
値より低い場合にONして警報信号を発信
し、設定圧になるとOFFになつて信号を止
める。
コントローラ:定圧スイツチからの警報信号が
出力されるとすみやかに回転数を増加するた
めのインバータ周波数指令値を出力し、定圧
スイツチの信号が止るとゆつくりと回転を減
らすためのインバータ周波数指令値を出力す
る。
出力されるとすみやかに回転数を増加するた
めのインバータ周波数指令値を出力し、定圧
スイツチの信号が止るとゆつくりと回転を減
らすためのインバータ周波数指令値を出力す
る。
[実施例及びその作用]
第1図は上記本考案の一実施例を示すもので、
1は熱媒循環回路、2は熱媒循環回路1に取り付
けられた循環用ポンプにして、このポンプはイン
バータ3により回転数制御が可能である。4は熱
媒加熱回路にして、熱源機5で加熱された熱媒加
熱体はポンプ6によりこの熱媒加熱回路4内を循
環しながら熱交換器7により熱媒に熱を与える。
1は熱媒循環回路、2は熱媒循環回路1に取り付
けられた循環用ポンプにして、このポンプはイン
バータ3により回転数制御が可能である。4は熱
媒加熱回路にして、熱源機5で加熱された熱媒加
熱体はポンプ6によりこの熱媒加熱回路4内を循
環しながら熱交換器7により熱媒に熱を与える。
なお、実施例において熱媒循環回路1と熱媒加
熱回路4を分離したのは、熱媒循環回路1におけ
る熱媒(水)の静圧が非常に高くなり、熱源機5
の耐圧以上になることを考慮したものである。
熱回路4を分離したのは、熱媒循環回路1におけ
る熱媒(水)の静圧が非常に高くなり、熱源機5
の耐圧以上になることを考慮したものである。
8は熱媒循環回路1内の圧力又は差圧を検出す
るために回路1の末端に取り付けられた定圧スイ
ツチにして、この定圧スイツチ8は圧力又は差圧
が設定圧以下の場合に閉成(ON)されて警報信
号を出力する。9はコントローラにして、このコ
ントローラ9は次のような制御信号をインバータ
3に送出する。
るために回路1の末端に取り付けられた定圧スイ
ツチにして、この定圧スイツチ8は圧力又は差圧
が設定圧以下の場合に閉成(ON)されて警報信
号を出力する。9はコントローラにして、このコ
ントローラ9は次のような制御信号をインバータ
3に送出する。
a 定圧スイツチ8から信号が出力されている場
合にポンプ2の回転数をすみやかに増加するた
めのインバータ周波数指令値の信号を出す。
合にポンプ2の回転数をすみやかに増加するた
めのインバータ周波数指令値の信号を出す。
b 定圧スイツチ8が開成(OFF)されて信号
の出力がない場合、つまり制御圧力が設定圧力
よりも高い場合はポンプ2の回転数をゆるやか
に減少させるためのインバータ周波数指令値の
信号を出す。
の出力がない場合、つまり制御圧力が設定圧力
よりも高い場合はポンプ2の回転数をゆるやか
に減少させるためのインバータ周波数指令値の
信号を出す。
図中符号の10は負荷、11はミニマムフロー
回路である。
回路である。
第2図はコントローラ9の構成図にして、定圧
スイツチ8から信号が入力されると、早くカウン
アツプを行い、信号が入力されなくなつたときは
ゆつくりとカウントダウンする。そして、そのカ
ウント値をD/A変換してインバータ3の指令値
として出力するものである。
スイツチ8から信号が入力されると、早くカウン
アツプを行い、信号が入力されなくなつたときは
ゆつくりとカウントダウンする。そして、そのカ
ウント値をD/A変換してインバータ3の指令値
として出力するものである。
インバータ3は、このコントローラ9からの出
力信号の電圧が高くなると周波数をあげ、ポンプ
の回転数を増加する。逆に電圧が低くなるとイン
バータ3は、周波数を下げポンプの回転数を減少
する。そして、この回転数変化の速度は、クロツ
クの周波数によるものである。
力信号の電圧が高くなると周波数をあげ、ポンプ
の回転数を増加する。逆に電圧が低くなるとイン
バータ3は、周波数を下げポンプの回転数を減少
する。そして、この回転数変化の速度は、クロツ
クの周波数によるものである。
第3図に上記実施例に係る制御装置を用いた制
御データを示す。
御データを示す。
[本考案の効果]
本考案は以上のように定圧スイツチを用い、こ
の定圧スイツチが閉成されるとコントローラによ
りすみやかにポンプ等の回転数を増やし、開成さ
れるとゆるやかにポンプ等の回転数を減らし、熱
媒循環回路1内の圧力を一定に保つ。
の定圧スイツチが閉成されるとコントローラによ
りすみやかにポンプ等の回転数を増やし、開成さ
れるとゆるやかにポンプ等の回転数を減らし、熱
媒循環回路1内の圧力を一定に保つ。
この結果、制御性がよく、定圧スイツチ、コン
トローラは安価であり、初期調整及びメンテナン
スも非常に簡単になる効果がある。
トローラは安価であり、初期調整及びメンテナン
スも非常に簡単になる効果がある。
第1図は本考案に係る超高層集合住宅等におけ
る熱供給システムとその制御装置の説明図、第2
図はコントローラの説明図、第3図はデータ図、
第4図は従来の熱供給システムとその制御装置の
説明図である。 1……熱媒循環回路、2……循環用ポンプ、3
……インバータ、4……熱媒加熱回路、5……熱
源機、6……ポンプ、7……熱交換器、8……定
圧スイツチ、9……コントローラ。
る熱供給システムとその制御装置の説明図、第2
図はコントローラの説明図、第3図はデータ図、
第4図は従来の熱供給システムとその制御装置の
説明図である。 1……熱媒循環回路、2……循環用ポンプ、3
……インバータ、4……熱媒加熱回路、5……熱
源機、6……ポンプ、7……熱交換器、8……定
圧スイツチ、9……コントローラ。
Claims (1)
- 熱媒循環回路内にインバータを用いたポンプ又
はブロアを取り付けると共に前記熱媒循環回路内
に定圧スイツチを取り付け、この定圧スイツチが
OFFの場合には前記ポンプ又はブロアの回転数
をゆるやかに減じ、定圧スイツチがONになつた
場合には回転数を速やかに増加するためのコント
ローラを設けた構成の超高層住宅等における熱供
給システムの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987146195U JPH0410488Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987146195U JPH0410488Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6451112U JPS6451112U (ja) | 1989-03-29 |
JPH0410488Y2 true JPH0410488Y2 (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=31415458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987146195U Expired JPH0410488Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410488Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP1987146195U patent/JPH0410488Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6451112U (ja) | 1989-03-29 |
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