JPH04104141A - ハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方法

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JPH04104141A
JPH04104141A JP22215690A JP22215690A JPH04104141A JP H04104141 A JPH04104141 A JP H04104141A JP 22215690 A JP22215690 A JP 22215690A JP 22215690 A JP22215690 A JP 22215690A JP H04104141 A JPH04104141 A JP H04104141A
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silver halide
silver
emulsion
emulsion layer
compound
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JP22215690A
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Kaoru Hattori
薫 服部
Kazuo Wakuta
涌田 一夫
Hiroyuki Atoyama
後山 弘之
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは現
像性、鮮鋭性に優れたハロゲン化銀写真感光材料および
その処理方法に関する。
[従来の技術] 高感度ハロゲン化銀写真感光材料の開発が近年強く要望
されており、そのための有効手段として沃化銀を含有し
、かつ粒径の大きなハロゲン化銀粒子を利用することが
盛んにおこなわれている。
[発明が解決しようとする課題] 印刷製版分野においては、近年、処理の迅速化が要求さ
れており、沃化銀を含有し、かつ粒径の比較的大きなハ
ロゲン化銀粒子を用いたハロゲン化銀写真感光材料では
、現像進行性の遅れからPQ現像液での迅速処理が難し
い。また鮮鋭性も沃化銀を含まないハロゲン化銀乳剤、
例えば塩臭化銀、塩化銀および臭化銀乳剤なとに比べて
劣化するものであった。
本発明は、高感度で、かつ現像性および鮮鋭性に優れた
沃化銀含有ハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方
法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、優れた現像性と鮮鋭性を有するハロゲン
化銀写真感光材料およびその現像処理方法を提供すべく
鋭意研究を重ねた結果、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の第1は、支持体上に少なくとも一層
の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真
感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤が少なくとも沃
化銀を含む粒径が0.3μm以上のハロゲン化銀粒子か
らなり、かつ該乳剤層中または該乳剤層と同じ側にある
非感光性層中に下記一般式[I]で表わされる化合物を
含有するハロゲン化銀写真感光材料に関するものである
一般式[I] 一般式[T] R7 [式中、R1は水素原子またはアセチル基、R3゜R1
,・R4は水素原子または置換、無置換のアルキル基を
表す。] 本発明の第2は、支持体上に少なくとも一層の感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料に
おいて、該ハロゲン化銀乳剤が少なくとも沃化銀を含む
粒径が03μm以上のハロゲン化銀粒子からなり、かつ
該乳剤層中または該乳剤層と同じ側にある非感光性層中
に下記一般式[I]で表わされる化合物を含有するハロ
ゲン化銀写真感光材料を3−ピラゾリドン化合物及びジ
またはトリヒドロキシベンゼン系化合物を含有する現像
液で処理することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法に関するものである。
[式中、R1は水素原子またはアセチル基、R7R11
,R4は水素原子または置換、無置換のアルキル基を表
す。コ 以下本発明について詳細に説明する。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料で用いるハロゲン化
銀は、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいづれであってもよいが
、少なくとも沃化銀を含んでおり、好ましくは01〜3
モル%の沃化銀を含むことが好ましい。
また使用するハロゲン化銀の平均粒径は0.3μm以上
であればよいが、好ましくは、03〜0.6μm1更に
好ましくは、0.3〜0.4μmであることが好ましい
。即ち、感度の点で平均粒径が0.3μm以上で好まし
く、また実用濃度及び現像性の点から、平均粒径が06
μm以下、さらに好ましくは0.4μm以下であること
が好ましい。
次に本発明に用いられる一般式[I]で表される化合物
について以下に例示するが、これらに限定されるもので
はない。
■−11−フェニル−3−ピラゾリドンI−21−フェ
ニル−4−メチル−3−ピラゾリドン ■−31−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリ
ドン ■−41−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドン ■−51−フェニル−4−メチル−4′−ヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドン I−61−フェニル−4,4−ジヒドロキシメチル−3
−ピラゾリドン ■−71−フェニル−4,4−ジ−n−プロピル−3−
ピラゾリドン ■−81−フェニル−2−アセチル−4,4−ジメチル
−3−ピラゾリドン 本発明で用いる前記一般式[I]で表される化合物の添
加量は任意であるが、ハロゲン化銀1モル当たり10g
までの量で用いられるのが好ましい。
該化合物は前記沃化銀を含む粒径か03μm以上のハロ
ゲン化銀粒子からなる乳剤層中または該乳剤層と同じ側
にある非感光性層中に含有される。
本発明を実施する場合、その写真乳剤は、例えばベー・
グラフキッド(P、Glafkides)著「シェミ・
工・フィジーク・フォトグラフィック」ボールモンテル
社刊(Chirnie et’Physique Ph
ot。
graphique ; Paul Monte1社刊
) 1967年、ジー・エフ・デュフィン(G、F、D
uffin) f rフォトグラフィック・エマルジョ
ン・ケミストリイ」ザ・フォーカル・プレス社刊(Ph
otographic EmulsionChemis
try ; The Focal Press社刊) 
1966年、ブイ・エル・ゼリクマネタル(V、L、Z
elikmanetal)著「メイキング・アンド・コ
ーティング・フォトグラフィック・エマルジョン」ザ・
フォーカル・プレス社刊(Making and Co
ating PhotographicEmulsio
n ; The Focal Press社刊) 19
64年などに記載された方法を用いて調製することがで
きる。
すなわち酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれでも
よく、又、可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる
形式としては片側合成法、同時混合法、それらの組合せ
などのいずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のpAgを一定に保つ方法、いわゆるコンドロ
ールド・ダブルジェット法を用いることもできる。この
方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近
い、いわゆる単分散性のハロゲン化銀粒子が得られる。
本発明では、ハロゲン化銀粒子の粒径は便宜的に立方晶
粒子の校長、立方晶以外の場合は投影面積を円に換算し
た直径で表し、その平均値を平均粒径とする。単分散度
は粒径分布の標準偏差を平均粒径で割った値を100倍
した数値で表す。
本発明の好ましい実施態様ではこの値が、20以下にな
るようハロゲン化銀粒子を調製することが重要であり、
単分散度が20を超えてしまうと硬調性が損われ、シャ
ープネスが悪くなったりすることがあるので好ましくな
い。
ここで、硬調性とは写真画像において明部と暗部との濃
度差の程度を表すものである。又、シャープネス(Sh
arpness)とは、画像の境界部分が明確であり、
微細な部分まで写し出しているが否かの程度を表すもの
である。
本発明で用いるハロゲン化銀写真乳剤は、周期表第8族
の金属を含む化合物を併用することにより高照度重露光
特性を改良することができる。
周期表第8族に属する金属とは、鉄、コバルト、ニッケ
ル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、
イリジウム及び白金をいい、これらの金属を含む特に好
ましい化合物としては、塩化第二鉄、赤血塩、塩化コバ
ルト、硝酸コバルト、ルテオ塩、塩化ニッケル、硫酸ニ
ッケル、塩化ルテニウム、水酸化ルテニウム、塩化ロジ
ウム、ヘキサクロロロジウム酸アンモニウム、ヘキサク
ロロロジウム酸ナトリウム、ヘキサブロモロジウム酸カ
リ、塩化パラジウム、硝酸パラジウム、ヘキサクロロバ
ラジウム酸カリウム、塩化オスミウム、塩化イリジウム
(IrC,es及びIrCj24)、ヘキサクロロイリ
ジウム酸カリウム、ヘキサクロロイリジウム酸アンモニ
ウム、ヘキサクロロ白金酸カリウム等が挙げられる。
本発明におけるハロゲン化銀写真感光材料はそのハロゲ
ン化銀乳剤層を有する側の写真構成層のゼラチン付量が
3.5g/d以下であり、好ましくは3.0g/耐以下
、さらに好ましくは20〜3.0g/ボの間であること
が好ましい。即ち、現像性の点で3.5g/rrr以下
が好ましく、またマットピンさらにはハロゲン化銀乳剤
の支持体への塗布性の点から2.0g/rrf以上であ
ることが好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料を構成するハロゲン
化銀乳剤層、その他の親水性コロイド層に用いるバイン
ダーとしては、ゼラチンが好ましいが、その他、誘導体
ゼラチン、カゼイン、或いはヒドロキシメチルセルロー
ス、セルローズ硫酸エステル類の如きセルロース誘導体
、アルギン酸ナトリウム、澱粉誘導体等の糖誘導体;ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは共
重合体の如き多種の合成親水性高分子物質を用いること
ができる。
ゼラチンとしては、石灰処理ゼラチンの他、酸処理ゼラ
チンやブレティン・オブ・ソサエティ・オブ・サイエン
ス・オブ・フォトグラフィ・オブ・ジャパン(Bull
、Soc、Sci、Phot、Japan) 、 No
、16゜30頁(1966)に記載されたような酵素処
理ゼラチンを用いてもよく、又、ゼラチンの加水分解物
や酵素分解物も用いることができる。ゼラチン誘導体と
しては、ゼラチンに例えば酸ハライド、酸無水物、イソ
シアナート類、ブロモ酢酸、アルカンサルトン類、ビニ
ルスルホンアミド類、マレインイミド化合物類、ポリア
ルキレンオキシド類、エポキシ化合物類等種々の化合物
を反応させて得られるものが用いられる。
本発明の実施に際しては、ハロゲン化銀乳剤層その他の
親水性コロイド層には、感光材料の製造工程、保存中あ
るいは写真処理中のカブリを防止し、あるいは写真性能
を安定化させる目的で、種々の化合物を含有させること
ができる。すなわち、アゾール類例えばベンゾチアゾリ
ウム塩、ニトロインダゾール類、トリアゾール類、ベン
ゾトリアゾール類、ベンズイミダゾール類(特にニトロ
又はハロゲン置換体);ヘテロメルカプト化合物類例え
ばメルカプトチアゾール類、メルカプトベンゾチアゾー
ル類、メルカプトベンズイミダゾール類、メルカプトチ
アジアゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に1−
フェニル−5−メルカプトテトラゾール)、メルカプト
ピリミジン類;カルボキシル基やスルホン基などの水溶
性基を有する上記のへテロ環メルカプト化合物類;チオ
ケト化合物例えばオキサゾリンチオン;アザインデン類
例えばテトラザインデン類(特に4−ヒドロキシ−1,
3,3a、7−テトラザインデン類);ベンゼンチオス
ルホン酸類;ベンゼンスルフィン酸類などのようなカブ
リ防止剤又は安定剤として知られた多くの化合物を加え
ることができる。
又、本発明で用いるハロゲン化銀写真乳剤中にはポリマ
ーラテックスを含有させることができる。
ポリマーラテックスとしてはメチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、グリシ
ジルアクリレート、スチレン、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン等のホモ又はコポリマーの水性分散液が用いられる
本発明で用いるハロゲン化銀写真乳剤には、通常用いら
れる化学増感剤、安定剤、色調剤、硬膜剤、カブリ防止
剤、界面活性剤、増粘剤、可塑剤、スベリ剤、現像抑制
剤、紫外線吸収剤、イラジェーション防止剤(染料)、
重金属、マット剤等を常用の方法で更に含有させること
ができる。
本発明で用いるハロゲン化銀写真乳剤は、適当な支持体
、例えばガラス、三酢酸セルロースの様なセルロース誘
導体フィルム、ポリエチレンテレフタレートの様な合成
樹脂フィルム、バライタ紙、レジンコート紙、合成紙等
に通常の方法で塗布することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は露光後、黒白
写真処理するが、用いる現像液にはジヒドロキシベンゼ
ン類(たとえば)1イドロキノン、クロルハイドロキノ
ン、ブロムハイドロキノン、2.3−ジクロルハイドロ
キノン、メチルハイドロキノン、イソプロピルハイドロ
キノン、2,5−ジメチルハイドロキノンなど)、3−
ピラゾリドン類(たとえば1−フェニル−3−ピラゾリ
ドン、1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリドン、
1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、
1−フェニル−4−エチル−3−ピラゾリドン、1−フ
ェニル−5−メチル−3−ピラゾリドンなど)の現像主
薬を組み合わせて含有している。また現像液には、その
他必要により保恒剤(たとえば亜硫酸塩、重亜硫酸塩、
アスコルビン酸など)、アルカリ剤(水酸物、炭酸塩な
ど)、pH緩衝剤(たとえば、炭酸塩、ホウ酸塩1、ホ
ウ酸、酢酸、クエン酸、アルカノールアミンなど)、溶
解助剤(たとえばポリエチレングリコール類、それらの
エステル、アルカノールアミンなど)、増感剤(たとえ
ばポリオキシエチレン類を含む非イオン界面活性剤、四
級アンモニウム化合物など)、界面活性剤、消泡剤、カ
ブリ防止剤(たとえば、臭化カリウム、臭化ナトリウム
の如き)10ゲン化物、ニトロベンズインダゾール、ニ
トロベンズイミダゾール、ベンズトリアゾール、ベンズ
チアゾール、テトラゾール類、チアゾール類など)、キ
レート化剤(たとえばエチレンジアミン四酢酸またはそ
のアルカリ金属塩、ニトリロ三酢酸塩、ポリリン酸塩な
ど)、現像促進剤(たとえば米国特許第2,304,0
25号、特公昭47−45541号各明細書に記載の化
合物など)、硬膜剤(たとえばゲルタールアルデヒドな
ど)、あるいは消泡剤などを添加することができる。
[発明の具体的効果] 本発明のハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方法
によれば、現像処理レベルが低くなっても良好な感度を
示す現像性に優れ、かつ現像処理でも高感度であり、さ
らに鮮鋭性に優れたものであるので、特に印刷製版分野
における処理の迅速化に貢献するものである。
[実施例] 次に本発明を実施例によって一具体的に説明するが、本
発明がこれによって限定されるものではない。
実施例−1 反応釜の条件として60℃、pAg=8そしてpH=2
に保ちつつ、ダブルジェット法により平均粒径0.28
μmの沃化銀2モル%を含む沃臭化銀の単分散乳剤を得
た。電子顕微鏡観察によれば双晶の発生率は個数で1%
以下であった。この乳剤を種晶としてさらに以下のよう
に成長させた。
反応釜内にゼラチン水溶液を40℃に保ち、上記種晶を
溶解し、さらにアンモニア水と酢酸を加えて、pH= 
8.0に調製した。
臭化カリウム水溶液にてpA g= 9.0に調製後、
pAgを一定に保ちつつアンモニア性銀イオンと臭化カ
リウムを含む溶液をダブルジェット法で添加し酢酸によ
りpHを8.0から70まで徐々に下げながら成長せし
めた。
臭化カリウム液と酢酸を用いてpH=6.0. pAg
= 10.5として平均粒径0.35μm1沃化銀1モ
ル%を含む沃臭化銀乳剤を得た。次に下記に示すように
過剰塩をとり除く脱塩工程を行なった。
ハロゲン化銀乳剤溶液を40℃に保ち、下記化合物(イ
)(特開昭58−140322号中に示しである例示化
合物■−1)を加えてハロゲン化銀粒子を沈降せしめ、
上澄液を排出後にさらに40°Cの純水を加える。そし
て硫酸マグネシウムを添加し再度ハロゲン化銀粒子を沈
降せしめ上澄液をとりさる。
これをもう−度行いゼラチンを加えp)16.0. p
Ag85の乳剤を得た。
化合物(イ) 以上のようにして得られた平均粒径035μm1沃化銀
含有率1モル%のハロゲン化銀乳剤をEm−1とする。
次に反応釜の条件だけを50℃に変化し、Em−1と同
様にして平均粒径02μm1沃化銀2モル%を含む沃臭
化銀の種晶を得た。この種晶をEm−1と同様の条件で
成長させ、平均粒径025μm1沃化銀含有率1モル%
のハロゲン化銀乳剤を得た。
このハロゲン化銀乳剤をEm−2とする。
さらに反応釜の条件を55℃とし、平均粒径0.24μ
m1沃化銀含有率2モル%の乳剤を上記と同様に調製し
、この乳剤を種晶として平均粒径0.3μm1沃化銀含
有率1モル%のハロゲン化銀乳剤を得た。
また反応釜の条件を65℃とし平均粒径0.32μm1
沃化銀含有率2モル%の乳剤を上記と同様に調製し、こ
の乳剤を種晶として平均粒径0.4μm1沃化銀含有率
1モル%のハロゲン化銀乳剤を得た。
以上のようにして得られたハロゲン化銀乳剤をそれぞれ
Em−3,4とする。
このようにして得られたEm−1〜4に下記のような化
学熟成を夫々行った。上記のハロゲン化銀乳剤を57℃
まで昇温し、該乳剤温度が57℃となった1分後に下記
(ロ)で表わされる化合物の01%溶液をハロゲン化銀
1モル%あたり7iQ、またその2分後に1−フェニル
−5−メルカプトテトラゾールの05%溶液を11顧、
さらに1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール溶液
添加2分後に0.2%塩化金酸溶液1411R1さらに
その2分後に0,25%チオ硫酸ナトリウム溶液1.3
ipを加え、その後57°Cで54分間化学増感した。
化学増感終了時に6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3
,3a、7−チトラザインデンの142%溶液240v
Qとゼラチン16.7gを加え、50℃までハロゲン化
銀乳剤の温度を徐々に下げながら下記(ハ)の化合物の
2%溶液を36−150%のジエチレングリコール溶液
を91Q加えた。ハロゲン化銀乳剤の温度が50℃にな
ったところで、下記(ニ)の化合物の0.25%溶液7
0d添加し、50℃で60分間保持した。60分間経っ
たところで10%の炭酸ナトリウム溶液2iQを加え、
40℃まで温度を下げた。
このようにして化学増感を行ったEm−1〜4に下記(
ホ)の化合物の5%溶液58mQ、下記(へ)の化合物
の10%溶液211g、さらに延展剤として20%のサ
ポニン溶液30 *Q %下記式(ト)のポリマーラテ
ックス1ooIQ、増粘剤として下記式(チ)の化合物
の4%溶液を40112加えた。
ここでEm−1のみを4分割し、一般式[I]で表わさ
れる化合物を第1表のように加えた。
さらにEm−1のハロゲン化銀乳剤を2個つくり、前記
と同様に化学増感を行い、化学増感終了時のゼラチンを
8.4g及び208g加え、前記と同様な化合物を加え
たものをEm−5,6とする。
このEm−5,6に前記と同様に一般式[I]で表され
る化合物を第1表のように加え、Ern−1〜4を含め
、合計で11種類の試料Nα1〜11を作った。
尚、ハロゲン化銀乳剤中に加える添加剤は全てハロゲン
化銀1モルあたりの添加量である。
化合物(ロ) 化合物(ハ) 第1表 ニー」−二一 化合物(ニ) 化合物(ホ) HO(CH,CH20)nH (n−70> 化合物(へ) 化合物(ト) 化合物(チ) これら乳剤を夫々フィルム支持体上に銀量が4.6g/
rr?になるように、かつさらに保護層として不活性ゼ
ラチン500gの水溶液に5%のホルマリンを80d、
平均粒径2μmである不定形シリカを12g添加したも
のをゼラチンが1 、0g/ rfになるように、さら
には第1表の試料No、 5を2分割しその一方を試料
No、 5−2としてその保護層には上記の他に一般式
[I]の化合物の例示である(I−1)の5%溶液を8
.5vQlrdとなるように加え、上記と同様にゼラチ
ンが1.0g/mrになるように上記乳剤層とこれらの
保護層とを同時に塗布した。
このようにして得た11種類の試料を夫々660nmL
ED光源でステップ露光し、サクラ自動現像機GR−2
6(コニカ社製)で下記処方の現像液と、定着液を用い
て、38℃にて15.20秒と現像処理し、直ちに定着
した。
〈現像液処方〉 純水(イオン交換水)       約80〇−亜硫酸
カリウム           60 gエチレンジア
ミン四酢酸二ナトリウム塩 2g水酸化カリウム   
        10.5g5−メチルベンゾトリアゾ
ール    150mgジエチレングリコール    
     25 gl−フェニル−4,4−ジメチル−
3 ピラゾリドン             300mg1
−フェニル−5−メルカプトテトラゾール0mg 臭化カリウム             3.5gハイ
ドロキノン            20 g炭酸カリ
ウム             15 g下記[α]化
合物          25mg純水(イオン交換水
)を加えて1rに仕上げる。
[α]   CHzCH2CH2NHCONl(CH2
CHaSCJsCH,−N C)12CH2CH2NHCONHCH2CH2SC2
H。
〈定着液処方〉 (組成A) チオ硫酸アンモニウム (72,5%W/V水溶液)          24
0d亜硫酸ナトリウム           17g酢
酸ナトリウム・3水塩       6.5g硼酸  
               6gクエン酸ナトリウ
ム・2水塩      2g酢酸(90%W/W水溶液
)        13.6.12(組成り) 純水(イオン交換水)          1hQ硫酸
(50%W/’fi水溶液)         4.7
g硫酸アンモニウム(A fl 20 m換算含量が8
.1%w7w水溶液)           26 、
5g定着液の使用時に水500戴中に上記組成A1組成
りの順に溶かし、12に仕上げて用いた。
この定着液のpHは約4.3であった。
これらの処理済試料について感度を測定した。
尚、感度はカブリ濃度(未露光部) +3.2の露光量
の逆数の値を試料No、 5の38℃、20秒における
感度を100とする相対値で表わした。
また、鮮鋭性の評価はハロゲン化銀写真感光材料試料に
解像力測定周密線チャートを焼き付は露光した後、38
℃、20秒で現像処理した。得られた画像をマイクロデ
ンシトメーターPDM−5(コ二カー製)で測定して鮮
鋭度を求めた。評価基準はrlJ〜「5」の5段階評価
で行ない、「5」が最も高い鮮鋭度を示す。
以上の測定結果を第3表に示した。
第2表 第3表 第3表から明らかなように、本発明のハロゲン化銀写真
感光材料は、現像処理レベルが低くなっても良好な感度
を示す(現像性に優れ)、かつ現像処理でも高感度であ
り、さらに鮮鋭性に優れたものであることがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該
    ハロゲン化銀乳剤が少なくとも沃化銀を含む粒径が0.
    3μm以上のハロゲン化銀粒子からなり、かつ該乳剤層
    中または該乳剤層と同じ側にある非感光性層中に下記一
    般式[ I ]で表わされる化合物を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は水素原子またはアセチル基、R_2、
    R_3、R_4は水素原子または置換、無置換のアルキ
    ル基を表す。]
  2. (2)ハロゲン化銀乳剤層を有する側の写真構成層のゼ
    ラチン付量が3.5g/m^2以下であることを特徴と
    する請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  3. (3)支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該
    ハロゲン化銀乳剤が少なくとも沃化銀を含む粒径が0.
    3μm以上のハロゲン化銀粒子からなり、かつ該乳剤層
    中または該乳剤層と同じ側にある非感光性層中に下記一
    般式[ I ]で表わされる化合物を含有するハロゲン化
    銀写真感光材料を、3−ピラゾリドン化合物及びジまた
    はトリヒドロキシベンゼン系化合物を含有する現像液で
    処理することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の
    処理方法。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は水素原子またはアセチル基、R_2、
    R_3、R_4は水素原子または置換、無置換のアルキ
    ル基を表す。]
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09166839A (ja) * 1995-07-31 1997-06-24 Agfa Gevaert Nv 工業用放射線写真のための材料及びその現像方法

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