JPH04103637U - チツプ形固体電解コンデンサ - Google Patents

チツプ形固体電解コンデンサ

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JPH04103637U
JPH04103637U JP555891U JP555891U JPH04103637U JP H04103637 U JPH04103637 U JP H04103637U JP 555891 U JP555891 U JP 555891U JP 555891 U JP555891 U JP 555891U JP H04103637 U JPH04103637 U JP H04103637U
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JP
Japan
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capacitor
solid electrolytic
type solid
electrolytic capacitor
chip
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Pending
Application number
JP555891U
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English (en)
Inventor
隆夫 大川
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】外形が直方体をなすコンデンサ素子11の相対
する二つの側面にそれぞれ一対の電極端子41,51を
配置し、一対の側面上のそれぞれの電極端子のもう一方
の端が相対する側面上の点対称の位置に配置された電極
端子41,51とそれぞれ電気的に接続されて構成され
る。 【効果】上述の構造を有するので、(1)コンデンサを
回路基板に実装するとき極性を判別する必要がなくなり
実装作業の能率を改善できる。また(2)2つの電極を
4つの電極にしてあるのでコンデンサのインダクタンス
が減少し周波数特性が良好になり、設計効率を著しく改
善できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はチップ形固体電解コンデンサに関し、特に周波数特性が良好で、併せ て、逆極性実装を防ぐ4端子構造のチップ形固体電解コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のチップ形固体電解コンデンサ(以下チップコンデンサと略記する)は図 3および図4に示すように、コンデンサ素子1の+電極6と+電極端子4を電気 的に接続し、コンデンサ素子1の−電極7と−電極端子5を電気的に接続し、コ ンデンサ本体3の相対する二つの面にそれぞれ+電極端子4と−電極端子5を1 つづつ配設したチップコンデンサ構造である。
【0003】 このため、+電極端子4と−電極端子5を判別するためにコンデンサ本体3の 見易い表面に、+電極端子4側を判別するためのマーキングを施している。また チップコンデンサをテーピングする際は、このマーキングを自動検知して極性を 同一方向に揃えた後テーピングしている。
【0004】 このようなチップコンデンサは自動実装器でPWBへ実装する際に、−電極端 子4が、キャリアテープの送り穴のある方向に揃えたものと、送り穴のある方向 とは反対向きの方向へ揃えたものの、2種類を容易する必要がある。また、自動 実装器を用いず、手作業でチップコンデンサをPWBへ実装する場合は、いちい ち、チップコンデンサの+電極端子4側を示すマーキングを見て方向を揃えてい る。
【0005】 さらに、従来のチップコンデンサは2電極端子構造であるため、高周波数にお けるインダクタンスをあまり小さくできない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 上述したコンデンサは、有極の装置であり、すなわち、それらは別個の正およ び負端子を有し、不適性な極性で回路に接続された場合にはこれらコンデンサは 通常、壊滅的に損害を受け関連する部品に対しても熱による損害を与えるという 欠点がある。また、2端子であるため高周波におけるインダクタンスを小さくで きないという問題点もある。
【0007】 本考案の目的は、コンデンサを回路基板に実装する場合、陽極,陰極の判別を する必要がなく、実装作業の能率を改善できると共に誤実装による損傷を防ぐこ とができ、かつコンデンサのインダクタンスを減少させることができ周波数特性 が良好なチップ形固体電解コンデンサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のチップ形固体電解コンデンサは、外形が直方体を有するもので相対す る二つの側面にそれぞれ一対の電極端子を配置し前記一対の側面上のそれぞれの 電極端子のもう一方の端が相対する側面上の点対称の位置に配置された電極端子 と電気的に接続されていることを特徴として構成される。
【0009】
【実施例】
次に本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の斜視 図で、コンデンサ素子11より本考案の特徴である+金属電極端子41,および −電極端子51を導出した状態を示している。2つの金属電極端子41,51は 、銅板,洋白板,ニッケル等にハンダメッキしたものからなる。またその形状お よびコンデンサ素子との関係を図2に示す。
【0010】 この金属電極端子41,51にコンデンサ素子を接続しコンデンサ素子をモー ルド等によりエポキシ等の外装樹脂(絶縁性樹脂)21にて外装することにより 図3に示す本考案のチップ形固体電解コンデンサが得られる。
【0011】
【考案の効果】 以上説明したように本考案は、コンデンサ本体の1つの端面に陽極,陰極の金 属端子を有し点対称に配置した金属電極端子を形成することができるで (1)コンデンサを回路基板に実装する場合、従来の電解コンデンサの如く陽極 ・陰極の判別をする作業が不要になり実装作業の能率を著しく改善することが出 来る。 (2)コンデンサ素子より、導出される電極を従来の2つの電極から4つの電極 にすることにより、コンデンサのインダクタンスが減少し周波数特性が良好にな り設計効率を著しく改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構造を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】本考案の一実施例の斜視図である。
【図4】従来のチップ形固体電解コンデンサの一例の断
面図である。
【図5】従来のチップ形固体電解コンデンサの一例の斜
視図である。
【符号の説明】
1,11 コンデンサ素子 2,21 絶縁性樹脂 3,31 コンデンサ本体 4,5,41,51 金属電極端子 6,61 コンデンサ素子の+電極 7,71 コンデンサ素子の−電極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が直方体を有するチップ形固体電解
    コンデンサにおいて相対する二つの側面にそれぞれ一対
    の電極端子を配置し、前記一対の側面上のそれぞれの電
    極端子のもう一方の端が相対する側面上の点対称の位置
    に配置された電極端子と電気的に接続されていることを
    特徴とするチップ形固体電解コンデンサ。
JP555891U 1991-02-13 1991-02-13 チツプ形固体電解コンデンサ Pending JPH04103637U (ja)

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JP555891U JPH04103637U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 チツプ形固体電解コンデンサ

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JP555891U JPH04103637U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 チツプ形固体電解コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPH04103637U true JPH04103637U (ja) 1992-09-07

Family

ID=31736192

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP555891U Pending JPH04103637U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 チツプ形固体電解コンデンサ

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JP (1) JPH04103637U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722276A (ja) * 1993-06-22 1995-01-24 Nec Corp チップ型電子部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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