JPH04103489A - ウオータホールカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ウォータジェット推進式ウォータクラフトの
ウォータホールに取りつけられるカバーに関する。

従来の技術及び発明が 解決しようとする課題 従来のウォータホールは、第１図に示す断面形状の底面
１１のため、走行中流入する水流によってホール内でキ
ャビテーションを起し、その渦流のためインペラの負担
が大きくなり、回転力不足や推進効率の低下を来してい
た。特に高速走行やジャンプの際には、エンジン故障や
インペラの破損、クランクねじれなどの事故が伴う危険
性があった。

本発明者は上記問題点について鋭意研究の結果、ウォー
タホールを第１図に示す断面形状の底面５１のようにす
ると、走行中、キャビテーションが起りに＜＜、推進効
率の向上をはかることができ、また、高速走行やジャン
プをしても故障の発生が防止できることを見出した。

すなわち、本発明の目的は、ウォータジェット推進式ウ
ォータクラフトのウォータホールを改良して、キャビテ
ーションが起りにくく推進効率の向上をはかることがで
き、高速走行やジャンプの際にも安定して走行できるウ
ォータホールカバーを提供するものである。

また、本発明の目的は、従来のウォータジェット推進式
ウォータクラフトのウォータホールに取りはずし可能に
取りつけることができ、製作容易で安価につくウォータ
ホールカバーを提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明ウォータホールカバーは、上記目的を達成するな
め、ウォータジェット推進式ウォータクラフトのウォー
タホールに、漸次深さを増しなＶ？１１乃至Ｕ溝状に成
形されて、先端をウォータゲートの前部に、後端をイン
ペラ口に取りつけられるようにしたものである。

実施例 本発明の一実施例を第１図乃至第３図により、以下に説
明する。

１０はウォータホールで１１はその底面である。２０は
インペラで、２１はインペラ口、２２は、エンジンと直
結したインペラのシャフトである。３０はウォータホー
ル１０の入口に橋渡しされたウォータゲートで、３１は
その前部を穴を介して船体に取りつけるボルトである。

４０はインペラ２０により発生したジェット水を船外に
噴射する噴射口である。

５０は、本発明のウォータホールカバーで、炭素繊維強
化合成樹脂製で、底面５１は漸次深さを増した■溝乃至
り溝状底に成形されている。前ｆ４Ａ５０１にはウォー
タゲート前部の穴に挿入されるボルト３１に対応する穴
５０１０が設けられ、また、はぼ中間部には、インペラ
シャフト２２の貫通する穴５０２が設けられている。更
に後端５０３はインペラ口２１の外枠に外嵌して固定で
きるようになっている。

作用及び発明の効果 従って、本発明ウォータホールカバー５０は、前端５０
１を穴５０１０を介してウォータゲート３０の前端の穴
に螺入するボルト３１に挿入すると共に、後端５０３を
インペラ口を取りつける際に外嵌しておけば、本発明ウ
ォータホールカバー５０は、ウォータホール１０に簡単
容易に取りつけられることになる。

ウォータホール１０にカバー５０が取りつけられると、
走行中の水流はキャビテーションによる渦流を生ずるこ
となく直ちにインペラ口２１に吸込まれることになる。

従って、吸込水容量と吐出水容量とが一致し推進効率が
向上し、過大または過少な水容量によるインペラ負担は
なく、エンジン直結のインペラの回転は安定し、安定し
た走行が期待できる。

また、高速走行やジャンプを行っても故障を伴うことは
ない。

本発明によれば、以上のような効果が生ずるほか、小形
のカバーであるので、メーカ別、機種別に既成のウォー
タホールに合わせて製作することも極めて容易で、安価
につく上に強度も大きく耐用命数も比較的長い利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体概略説明
図、第２図はウォータホールカバーの斜視面、第３図は
船底からみな部分平面図である。 １０・・・・ウォータホール ２０・・・・・・インペラ ２１・・・・・・インペラ口 ３０・・・・・ウォータゲート ５０・・・・・・ウォータホールカバー発明者　林 田 國 廣

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ウォータジェット推進式ウォータクラフト のウォータホールに、漸次深さを増したＶ溝乃至Ｕ溝状
   に成形されて、先端をウォータゲートの前部に、後端を
   インペラ口に取りつけられるようにしたウォータホール
   カバー。