JPH04103446A - 自動車用モールの製造方法 - Google Patents

自動車用モールの製造方法

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JPH04103446A
JPH04103446A JP2222082A JP22208290A JPH04103446A JP H04103446 A JPH04103446 A JP H04103446A JP 2222082 A JP2222082 A JP 2222082A JP 22208290 A JP22208290 A JP 22208290A JP H04103446 A JPH04103446 A JP H04103446A
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JP
Japan
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molding
tape
main body
bright
coating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP2222082A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Ubukawa
生川 博久
Shinichi Goto
後藤 新一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用モールの製造方法に関し、特に、意匠
面に装飾用の光輝テープを備えた自動車用モールの製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の自動車用モールの製造方法として、第4
図に示す特公昭63−57223号公報に掲載の技術が
知られている。
第4図は従来の自動車用モールの製造方法を示し、(A
)は押出成形後の自動車用モールを示す断面図、(B)
は塗装後の自動車用モールを示す断面図、(C)は光輝
テープ上の塗膜を除去した後の自動車用モールを示す断
面図である。
第4図の(A)に示すように、モール本体1はポリ塩化
ビニール等の合成樹脂材料を押出成形機の押出ヘッド(
図示路)から押出して長尺状に成形され、その表側には
意匠面1aが、裏側には車体取付面1bが形成される。
モール本体1の押出成形時には、それと共に装飾用の光
輝テープ2及びマスキングテープ3が前記押出ヘッドか
ら共押出され、光輝テープ2はその両側縁部を食込ませ
た状態でモール本体1の意匠面1aに接着され、マスキ
ングテープ3は光輝テープ2の表面に剥離可能に貼着さ
れる。
前記押出成形後には、第4図の(B)に示すように、モ
ール本体1の意匠面1aが塗装され、マスキングテープ
3の表面を含む意匠面1aの全域に塗膜4が形成される
。そして、前記塗膜4が乾燥したのち、第4図の(C)
に示すように、マスキングテープ3が剥離されて、光輝
テープ2上の塗膜4が除去される。したがって、光輝テ
ープ2の光沢を塗膜4により阻害することなく、モール
本体1の意匠面1aを着色することができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の自動車用モールの製造方法によると、
前述したように、塗装に際して光輝テープ2をマスキン
グする必要があるため、マスキングテープ3の材料費及
びその作業性だけ製造コストが高くなる。また、モール
本体1の押出成形に際しては、光輝テープ2がマスキン
グテープ3により隠蔽された状態で共押出されるので、
光輝テープ2の不良を塗装後、つまりマスキングテープ
3を剥離したのちでないと発見できないという不都合も
あった。
そこで、本発明の課題は、製造コストを削減できるとと
もに、光輝テープの不良を早期に発見できる自動車用モ
ールの製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明の自動車用モールの
製造方法は、難塗着性を存する透明合成樹脂フィルムの
裏面に金属皮膜を付着させた光輝テープを、合成樹脂製
のモール本体の意匠面に接着してなるモール本体の、そ
の意匠面及び光輝テープの表面を塗装して塗膜を形成す
る工程と、前記塗膜を乾燥する工程と、その乾燥工程後
に光輝テープ上の塗膜を除去する工程から構成される。
[作用コ 本発明の自動車用モールの製造方法によれば、モール本
体の成形時に、光輝テープがモール本体の意匠面に露出
した状態で接着される。このため、光輝テープの不良を
成形工程において早期に発見することができる。また、
光輝テープ上に形成された塗膜が乾燥されると、この部
分の塗膜4は難塗着性の透明合成樹脂フィニルの表面で
固化して粉粒状に変化する。したがって、この粉粒状の
塗膜を適宜の除去手段により光輝テープから容易に剥離
除去することができる。それ故、マスキングテープを使
用する必要がなくなり、製造コストが削減できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明を自動車用サイドモールの製造方法に具
体化した一実施例を示し、(A)は押出成形後のサイド
モールを示す断面図、(B)は塗装後のサイドモールを
示す断面図、(C)は光輝テープ上の塗膜を除去した後
のサイドモールを示す断面図である。第2図は第1図の
光輝テープの構成を示す断面図である。図中、従来例と
同一の符号は従来例と同一または相当する構成部分を示
すものである。
本実施例の自動車用サイドモールを製造するに際し、ま
ず、成形工程では、第1図の(A)に示すように、従来
と同様、モール本体1がポリ塩化ビニル等の合成樹脂材
料を押出成形機の押出ヘッドから押出して長尺状に成形
される。モール本体1の押出時には、従来とは異なり、
装飾用の光輝テープ2のみが共押出され、この光輝テー
プ2はその両側縁部を食込ませた状態でモール本体1の
意匠面1aに接着される。このため、意匠面1aには光
輝テープ2の両側縁に沿って溝状の見切線5が形成され
る。
本実施例の光輝テープ2は、第2図に示すように、難塗
着性を有する透明合成樹脂フィルム6の裏面に金属皮膜
7を真空蒸着またはスパッタリング等により付着して形
成され、前記金属皮膜7側にてモール本体1に接着され
ている。難塗着性を有する透明合成樹脂フィルム6とし
ては、ポリテトラフロロエチレン(PTFE) 、ポリ
エチレンテトラフロロエチレナ(ETFE)等のフッ素
樹脂からなるもの、或いは、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)
等の飽和ポーリエステル樹脂からなる材料の使用が好適
である。また、金属皮膜7としては、アルミニウム、ク
ロム、または、ステンレススチール等の各種金属材料が
使用可能である。
前記押出成形後には、第1図の(B)に示すように、モ
ール本体1の意匠面1aが塗装され、光輝テープ2の表
面を含む意匠面1aの全域に塗膜4が形成される。塗装
方法は特に限定されず、静電塗装法、流し塗り法、ロー
ラー塗装法、または、浸漬塗装法の何れをも採用できる
。塗装材料も各種のものが使用できるが、光輝テープ2
からの剥離性を考慮すると、合成樹脂系の塗料が好適で
ある。
前記塗装工程後には、自然乾燥または熱風乾燥により塗
膜4が乾燥される。すると、光輝テープ2上の塗膜4は
、難塗着性の透明合成樹脂フィニル6の表面で固化して
粉粒状に変化する。
続いて、第4図の(C)に示すように、エア噴射ノズル
8から光輝テープ2に向けて高圧エアが噴出される。す
ると、その噴出圧により光輝テープ2の粉粒状の塗膜4
が、前記見切線5を切れ目にして吹き飛はされる。塗膜
4を確実に吹き飛ばすために、高圧エアの噴出圧力は1
0kg/Cn?以上に設定される。また、塗膜4は低温
はど硬度が増して剥離性が向上するため、高圧エアの温
度は0〜5℃程度に設定される。
こうして、光輝テープ2上の塗膜4が除去されると、次
工程において、自動車用モールの全体がクリーニング仕
上げされたのち、モール本体1の車体取付面1bに車体
取付用の両面接着テープ(図示路)が貼着され、これを
もって製品が完成する。
このように、本実施例の自動車用サイドモールの製造方
法は、難塗着性を有する透明合成樹脂フィルム6の裏面
に金属皮膜7を付着してなる光輝テープ2を、共押出に
より合成樹脂製のモール本体1の意匠面1aに見切線5
を介して接着する工程と、モール本体1の意匠面1a及
び光輝テープ2の全表面を塗装して塗膜4を形成する工
程と、前記塗膜4を乾燥する工程と、その乾燥工程後に
光輝テープ2上の塗膜4を低温高圧エアにより吹き飛ば
して除去する工程とから構成したものである。
したがって、上記実施例の自動車用サイドモールの製造
方法によれば、モール本体1の成形時に、光輝テープ2
がモール本体1の意匠面1aに露出した状態で接着され
るため、光輝テープ2の不良を成形工程において早期に
発見することができる。
また、光輝テープ2上に形成された塗膜4が乾燥される
と、この部分の塗膜4は難塗着性の透明合成樹脂フィニ
ル6の表面で固化して粉粒状に変化し、かつ、見切線5
を切れ目にして意匠面1a上の塗膜4と分離されるので
、この状態で、塗膜4を低温高圧エアによって光輝テー
プ2から確実かつ容易に剥離除去することができる。そ
れ故、マスキングテープを使用する必要がなくなり、製
造コストを削減できる。
なお、上記実施例では、光輝テープ2上の塗膜4を低温
高圧エアにより吹き飛ばしているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、布、皮、スポンジまたはブラシ
等の柔軟研磨材により光輝テープの表面をバッフィング
して塗膜を除去することも可能である。
また、上記実施例では、モール本体1が光輝テープ2と
共に押出成形されるが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、光輝テープをインサートしてモール本体を射
出成形法により成形することもできる。
更に、本発明は上記実施例の自動車用サイドモールの製
造方法のみに限定されるものではなく、ウィンドモール
、バンパーモール、ラッゲージモールなど、自動車の各
部のモールを上記実施例と同様の方法で製造することが
でき、この場合も、上記実施例と同様の効果を期待でき
る。
ちなみに、第3図は本発明の方法により製造された自動
車用ウィンドモールを示す断面図であり、図中、前記実
施例と同一または相当する構成部分には同一符号が付さ
れている。11は窓ガラス(図示略)が嵌入する溝、1
2は窓枠(図示略)に弾接するシールリップである。
[発明の効果コ 以上のように、本発明の自動車用モールの製造方法は、
難塗着性を有する光輝テープを、意匠面に接着して合成
樹脂製のモール本体を成形する工程と、モール本体の意
匠面及び光輝テープの表面を塗装して塗膜を形成する工
程と、前記塗膜を乾燥する工程と、その乾燥工程後に光
輝テープ上の塗膜を除去する工程とから構成したもので
ある。
したがって、光輝テープが露出した状態でモール本体を
成形でき、光輝テープの不良を成形工程において早期に
発見することができる。また、光輝テープ上の塗膜は乾
燥により難塗着性の透明合成樹脂フィニルの表面で粉粒
状に変化するので、その状態の塗膜を光輝テープから容
易に剥離除去でき、マスキングテープを不要にして製造
コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の自動車用サイドモール
の製造方法を示す断面図、第2図は第1図の光輝テープ
の構成を示す断面図、第3図は本発明の方法により製造
された自動車用ウィンドモールを示す断面図、第4図は
従来の自動車用モールの製造方法を示す断面図である。 図において、 1:モール本体′    1a:意匠面2:光輝テープ
      4:塗膜 6:透明合成樹脂フィルム 7:金属皮膜である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 豊田合成 株式会社 代理人 弁理士 樋口 武尚 外1名 1、モール本体 4・塗膜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 難塗着性を有する透明合成樹脂フィルムの裏面に金属皮
    膜を付着してなる光輝テープを意匠面に接合してなる合
    成樹脂製のモール本体を成形する工程と、 前記モール本体の意匠面及び光輝テープの表面を塗装し
    て塗膜を形成する工程と、 前記塗膜を乾燥する工程と、 前記乾燥工程後に光輝テープ上の塗膜を除去する工程と を具備することを特徴とする自動車用モールの製造方法
JP2222082A 1990-08-22 1990-08-22 自動車用モールの製造方法 Pending JPH04103446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011510834A (ja) * 2008-01-15 2011-04-07 クンシュトシュトーフ−テクニーク・シェーラー・ウント・トライアー・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー 押出しストリップ
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