JPH03204355A - 自動車用装飾モール - Google Patents
自動車用装飾モールInfo
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- JPH03204355A JPH03204355A JP34119189A JP34119189A JPH03204355A JP H03204355 A JPH03204355 A JP H03204355A JP 34119189 A JP34119189 A JP 34119189A JP 34119189 A JP34119189 A JP 34119189A JP H03204355 A JPH03204355 A JP H03204355A
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野〕
本発明はサイドモール等の自動車用装飾モールに関する
もので、特に、装飾モール本体部の意匠部の見栄えを良
くする自動車用装飾モールに関するものである。
もので、特に、装飾モール本体部の意匠部の見栄えを良
くする自動車用装飾モールに関するものである。
[従来の技術]
従来からあるこの種の自動車用装飾モールとしては、特
開昭59−85734号公報に記載の技術がある。
開昭59−85734号公報に記載の技術がある。
即ち、」二足技術は長尺状の金属板の表面に、長手方向
に延びる帯状部分を残して合成樹脂を被膜したモールを
押出成形するに際し、金属板の合成樹脂被膜部には第1
の合成樹脂を供給し、合成樹脂被膜部と」―記帯状部分
の境界線に設けた金属板案内部材にて合成樹脂被覆部と
仕切られた帯状部分には第1の合成樹脂とは溶着しない
性質を有する第2の合成樹脂を被覆状に供給し、これ等
合成樹脂及び金属板を一体押出成形し、押出成形後に被
覆状の第2の合成樹脂を金属板より剥離可能としたこと
を特徴とするものである。
に延びる帯状部分を残して合成樹脂を被膜したモールを
押出成形するに際し、金属板の合成樹脂被膜部には第1
の合成樹脂を供給し、合成樹脂被膜部と」―記帯状部分
の境界線に設けた金属板案内部材にて合成樹脂被覆部と
仕切られた帯状部分には第1の合成樹脂とは溶着しない
性質を有する第2の合成樹脂を被覆状に供給し、これ等
合成樹脂及び金属板を一体押出成形し、押出成形後に被
覆状の第2の合成樹脂を金属板より剥離可能としたこと
を特徴とするものである。
このようにして形成した自動車用装飾モールは、金属芯
材、被膜形成合成樹脂及び光沢面保護用被膜を同時押出
成形し、かつ、押出後に被膜をナイフを用いたり溝を形
成することなく簡易に剥離することかでき、被膜破断後
が存在しない複合モールを得ることができる。
材、被膜形成合成樹脂及び光沢面保護用被膜を同時押出
成形し、かつ、押出後に被膜をナイフを用いたり溝を形
成することなく簡易に剥離することかでき、被膜破断後
が存在しない複合モールを得ることができる。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記従来による自動車用装飾モールは、インサ
ートとする金属板を意匠面側に露出させるものには適用
できるものの、金属光沢を蒸着膜またはスパッタリング
等の薄膜で形成するものには適用できなかった。
ートとする金属板を意匠面側に露出させるものには適用
できるものの、金属光沢を蒸着膜またはスパッタリング
等の薄膜で形成するものには適用できなかった。
そこで、これに対応するものとして、蒸着膜またはスパ
ッタリング等の薄膜を合成樹脂テープの下面に形成して
光輝フィルムとし、蒸着膜に接着層を設け、装飾モール
本体に接着し、その後、合成樹脂テープの−L面にマス
キングテープを貼着し、光輝フィルムの傷付きを防止ま
たは塗装時に意匠面のマスクとする手法が考えられる。
ッタリング等の薄膜を合成樹脂テープの下面に形成して
光輝フィルムとし、蒸着膜に接着層を設け、装飾モール
本体に接着し、その後、合成樹脂テープの−L面にマス
キングテープを貼着し、光輝フィルムの傷付きを防止ま
たは塗装時に意匠面のマスクとする手法が考えられる。
ところが、生産ラインに光輝フィルムの傷付きを防止ま
たは塗装時のマスキングテープの貼着工程の追加が必要
となり、完成品に接着した光輝フィルムの位置に正確に
マスキングテープを貼着するマスキングテープの貼着装
置が必要となり、自動車用装飾モールのコストアップに
なる。
たは塗装時のマスキングテープの貼着工程の追加が必要
となり、完成品に接着した光輝フィルムの位置に正確に
マスキングテープを貼着するマスキングテープの貼着装
置が必要となり、自動車用装飾モールのコストアップに
なる。
そこで、本発明は、装飾モール本体部の意匠部の見栄え
を良くし、かつ、廉価に製造可能な自動車用装飾モール
の提供を課題とするものである。
を良くし、かつ、廉価に製造可能な自動車用装飾モール
の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段J
本発明にかかる自動車用装飾モールは、反車体側に位置
する意匠部側に接合された光輝フィルムの露出面側に、
光輝フィルムから剥離可能な意匠に応じた幅の剥離フィ
ルムを同時に接合したものである。
する意匠部側に接合された光輝フィルムの露出面側に、
光輝フィルムから剥離可能な意匠に応じた幅の剥離フィ
ルムを同時に接合したものである。
「作用」
本発明においては、合成樹脂製の装飾モール本体部の反
車体側に位置する意匠部に対して、その露出面側に貼着
された剥離可能な剥離フィルムを有する長尺テープとし
て形成された光輝フィルムを接着する。その後、装飾モ
ール本体部の車体側に位置する取付部を車体に取付けた
後、または塗装完了後、露出面側に貼着された剥離フィ
ルムを剥離する。
車体側に位置する意匠部に対して、その露出面側に貼着
された剥離可能な剥離フィルムを有する長尺テープとし
て形成された光輝フィルムを接着する。その後、装飾モ
ール本体部の車体側に位置する取付部を車体に取付けた
後、または塗装完了後、露出面側に貼着された剥離フィ
ルムを剥離する。
[実施例]
まず、この発明の実施例の自動車用装飾モールについて
説明する。
説明する。
第2図は本発明の第一実施例の自動車用装飾モールを示
す押出成形装置の押出ヘッドでの製造工程を示す要部断
面図、第1図は第2図の切断線XXによる自動車用装飾
モールのみの拡大断面図、第3図は第2図に示す自動車
用装飾モールに使用した合成樹脂フィルムを示す要部断
面図である。
す押出成形装置の押出ヘッドでの製造工程を示す要部断
面図、第1図は第2図の切断線XXによる自動車用装飾
モールのみの拡大断面図、第3図は第2図に示す自動車
用装飾モールに使用した合成樹脂フィルムを示す要部断
面図である。
第2図において、リールスタンド等から送り出されたア
ルミニューム薄板等のインサート2は、例えば、トリク
ロロエタン等の蒸気洗浄機等で脱脂され、デイツプ式塗
布機等で接着剤を塗布し、熱風乾燥機でそれを乾燥させ
、更に、接着剤を塗布したもので、押出成形装置の押出
ヘッド]0に供給される。また、合成樹脂フィルム3は
、洗浄及び熱風乾燥の後、押出成形装置に供給される。
ルミニューム薄板等のインサート2は、例えば、トリク
ロロエタン等の蒸気洗浄機等で脱脂され、デイツプ式塗
布機等で接着剤を塗布し、熱風乾燥機でそれを乾燥させ
、更に、接着剤を塗布したもので、押出成形装置の押出
ヘッド]0に供給される。また、合成樹脂フィルム3は
、洗浄及び熱風乾燥の後、押出成形装置に供給される。
押出成形装置の押出ヘッド10は、クロスヘツド11、
トーピード12、アダプタ1゜3、押出ダイ14で装飾
モール本体部1を形成する溶融ポリ塩化ビニル樹脂20
の押出流路を構成している。
トーピード12、アダプタ1゜3、押出ダイ14で装飾
モール本体部1を形成する溶融ポリ塩化ビニル樹脂20
の押出流路を構成している。
前記押出ダイ14は成形用オリフィス1.4 aを有し
ており、更に、これは合成樹脂フィルム3を押圧する接
合用オリフィスとしての機能を有している。これらクロ
スヘツド11とアダプタ1−3、アダプタ13と押出ダ
イ1,4は固定ボルト1−5a及び固定ポルl−1−5
bでそれぞれ螺着されている。
ており、更に、これは合成樹脂フィルム3を押圧する接
合用オリフィスとしての機能を有している。これらクロ
スヘツド11とアダプタ1−3、アダプタ13と押出ダ
イ1,4は固定ボルト1−5a及び固定ポルl−1−5
bでそれぞれ螺着されている。
また、トーピード12はクロスヘツド1.1内に装着さ
れ、そのフランジ部をバックホルダ17で保持し、更に
、前記バックホルダ17を固定ボルト15cで1・−ピ
ード12に螺着されている。前記トーピード12は供給
されてきたインサート2を搬送ローラ22を介して押出
ダイ14側に送出する図示しない移送路及び供給されて
きた合成樹脂フィル1.3を送給ローラ21を介して押
出ダイ1.4側に送出するフィルム送給路12aを有し
ている。
れ、そのフランジ部をバックホルダ17で保持し、更に
、前記バックホルダ17を固定ボルト15cで1・−ピ
ード12に螺着されている。前記トーピード12は供給
されてきたインサート2を搬送ローラ22を介して押出
ダイ14側に送出する図示しない移送路及び供給されて
きた合成樹脂フィル1.3を送給ローラ21を介して押
出ダイ1.4側に送出するフィルム送給路12aを有し
ている。
したがって、押出ヘッド10に供給されたインサート2
は、バックホルダ17、トーピード12の図示しない移
送路、押出ダイ14の成形用オリフィス14aを通って
、溶融ポリ塩化ビニル樹脂20で形成される装飾モール
本体部1と一体となり、押出ヘッド1.0から−L部部
属圧ローラ22aび下部押圧ローラ22bの対の下部抑
圧ローラ22b側に送出され、更に、図示しない搬送ロ
ーラに送出される。
は、バックホルダ17、トーピード12の図示しない移
送路、押出ダイ14の成形用オリフィス14aを通って
、溶融ポリ塩化ビニル樹脂20で形成される装飾モール
本体部1と一体となり、押出ヘッド1.0から−L部部
属圧ローラ22aび下部押圧ローラ22bの対の下部抑
圧ローラ22b側に送出され、更に、図示しない搬送ロ
ーラに送出される。
同様に、押出ヘッド10に供給されてきた合成樹脂フィ
ルム3は、バックボルダ17.1・−ピード1゜2のフ
ィルム送給路12a1押出ダイ14の成形用オリフィス
14aを通って溶融ポリ塩化ビニル樹脂20で形成され
る装飾モール本体部1と・一体となり、−L部抑圧ロー
ラ22a及び下部押圧ローラ22bの対の上部押圧ロー
ラ22a側に送出され、更に、図示しない搬送ローラに
送出される。
ルム3は、バックボルダ17.1・−ピード1゜2のフ
ィルム送給路12a1押出ダイ14の成形用オリフィス
14aを通って溶融ポリ塩化ビニル樹脂20で形成され
る装飾モール本体部1と・一体となり、−L部抑圧ロー
ラ22a及び下部押圧ローラ22bの対の上部押圧ロー
ラ22a側に送出され、更に、図示しない搬送ローラに
送出される。
前記押出ダイ1−4の成形用オリフィス14 aを通過
するインサート2は、クロスヘツド11、トーピード1
2、アダプタ13及び押出ダイ14で形成された押出流
路を流れる溶融ポリ塩化ビニル樹脂20に包まれ、その
下面に接合される。同時に、ポリ塩化ビニル樹脂20の
表面は、可塑化状態にあるので、前記押出ダイ14の成
形用オリフィス14aによって当接抑圧された合成樹脂
フィルム3が接合される。したがって、第3図に示すよ
うに、その上面に剥離可能な剥離フィルム3Aを接着し
た光輝フィルム3Bを、及びインサート2を一体化して
、車体の表面に装着されて装飾及び外力を弾性吸収する
装飾モール本体部1を成形することができる。
するインサート2は、クロスヘツド11、トーピード1
2、アダプタ13及び押出ダイ14で形成された押出流
路を流れる溶融ポリ塩化ビニル樹脂20に包まれ、その
下面に接合される。同時に、ポリ塩化ビニル樹脂20の
表面は、可塑化状態にあるので、前記押出ダイ14の成
形用オリフィス14aによって当接抑圧された合成樹脂
フィルム3が接合される。したがって、第3図に示すよ
うに、その上面に剥離可能な剥離フィルム3Aを接着し
た光輝フィルム3Bを、及びインサート2を一体化して
、車体の表面に装着されて装飾及び外力を弾性吸収する
装飾モール本体部1を成形することができる。
なお、特に、本実施例で使用した光輝フィルム3B及び
剥離フィルム3Aからなる合成樹脂フィルム3としては
、第3図に示すように、ポリ塩化ビニル樹脂のベース3
5の表面にプライマ処理を施し、そこにクロム、アルミ
ニューt、等からなる金属祠料を蒸着またはスパッタリ
ング等によって金属薄膜34を形成し、更に、その金属
薄膜34の表面にプライマ処理を施し、透明のポリエチ
レンによってコーテイング膜33を形成して光輝フィル
ム3Bとしたものである。また、前記光輝フィル!、
3 Bのコーテイング膜33の」二面には、ポリエステ
ルフィルム31に接着剤層32を貼着してなる剥離フィ
ルム3Aを接着している。
剥離フィルム3Aからなる合成樹脂フィルム3としては
、第3図に示すように、ポリ塩化ビニル樹脂のベース3
5の表面にプライマ処理を施し、そこにクロム、アルミ
ニューt、等からなる金属祠料を蒸着またはスパッタリ
ング等によって金属薄膜34を形成し、更に、その金属
薄膜34の表面にプライマ処理を施し、透明のポリエチ
レンによってコーテイング膜33を形成して光輝フィル
ム3Bとしたものである。また、前記光輝フィル!、
3 Bのコーテイング膜33の」二面には、ポリエステ
ルフィルム31に接着剤層32を貼着してなる剥離フィ
ルム3Aを接着している。
したがって、光輝フィルム3Bは剥離フィルム3Aの接
着剤層32によって剥離フィルム3Aと一体となって合
成樹脂フィルム3を構成しているが、剥離フィルム3A
を光輝フィルム3Bから離す方向に外力を付与すること
により、剥離フィルム3Aは光輝フィルム3Bから剥離
される。
着剤層32によって剥離フィルム3Aと一体となって合
成樹脂フィルム3を構成しているが、剥離フィルム3A
を光輝フィルム3Bから離す方向に外力を付与すること
により、剥離フィルム3Aは光輝フィルム3Bから剥離
される。
なお、押出ダイ14の成形用オリフィス14aで成形さ
れた装飾モール本体部1及び合成樹脂フィルム3は、そ
の形状を維持したまま、」二部抑圧ローラ22aと下部
押圧ローラ22bとによって挟圧整形され、更に、搬送
ローラによって図示しない冷却水槽に送出されて硬化さ
れる。このとき、前記上部押圧ローラ22a及び下部押
圧ローラ22bで挟圧され送出されている間は、装飾モ
ール本体部1−と合成樹脂フィルム3とは相対移動せず
、そのまま表面の可塑化状態が硬化される。したがって
、自動車用装飾モールとしては、その断面を第1−図に
示すように、インサート2の周囲に装飾モール本体部1
が包囲し、そして、剥離可能な剥離フィルム3Aを接合
した光輝フィルム3B側を装飾モール本体部1の上面の
意匠部に貼着したもの、正確には、押出ダイ14の成形
用オリフィス14aを通過する際に、合成樹脂フィルム
3の光輝フィルム3B側が当接抑圧され、更に、抑圧ロ
ーラ22a、22bによって装飾モール本体部]−の上
面の意匠部を形成して、合成樹脂フィルム3が意匠部に
貼着した状態となっている。
れた装飾モール本体部1及び合成樹脂フィルム3は、そ
の形状を維持したまま、」二部抑圧ローラ22aと下部
押圧ローラ22bとによって挟圧整形され、更に、搬送
ローラによって図示しない冷却水槽に送出されて硬化さ
れる。このとき、前記上部押圧ローラ22a及び下部押
圧ローラ22bで挟圧され送出されている間は、装飾モ
ール本体部1−と合成樹脂フィルム3とは相対移動せず
、そのまま表面の可塑化状態が硬化される。したがって
、自動車用装飾モールとしては、その断面を第1−図に
示すように、インサート2の周囲に装飾モール本体部1
が包囲し、そして、剥離可能な剥離フィルム3Aを接合
した光輝フィルム3B側を装飾モール本体部1の上面の
意匠部に貼着したもの、正確には、押出ダイ14の成形
用オリフィス14aを通過する際に、合成樹脂フィルム
3の光輝フィルム3B側が当接抑圧され、更に、抑圧ロ
ーラ22a、22bによって装飾モール本体部]−の上
面の意匠部を形成して、合成樹脂フィルム3が意匠部に
貼着した状態となっている。
そして、合成樹脂フィルム3と一体化された装飾モール
本体部1は、その下面に両面接着テープが接着されたり
、または接着剤が塗布され、使用に応じた長さの所定長
で切断される。
本体部1は、その下面に両面接着テープが接着されたり
、または接着剤が塗布され、使用に応じた長さの所定長
で切断される。
本発明の実施例の自動車用装飾モールは、次のように使
用される。
用される。
まず、第1図の本発明の実施例における自動車用装飾モ
ールの断面図に示すように、装飾モール本体部1の」二
面の合成樹脂フィルム3の剥離フィルム3Aを剥離し、
次に、両面接着テープまたは接着剤を用いて車体に接着
する。または、合成樹脂フィルム3の剥離フィルム3A
の剥離が、車体との接合に影響を与えない場合には、先
に、両面接着テープの剥離紙を剥離し、接着面を車体に
接着した後、装飾モール本体部1の上面の合成樹脂フィ
ルム3の剥離フィルム3Aを剥離してもよい。
ールの断面図に示すように、装飾モール本体部1の」二
面の合成樹脂フィルム3の剥離フィルム3Aを剥離し、
次に、両面接着テープまたは接着剤を用いて車体に接着
する。または、合成樹脂フィルム3の剥離フィルム3A
の剥離が、車体との接合に影響を与えない場合には、先
に、両面接着テープの剥離紙を剥離し、接着面を車体に
接着した後、装飾モール本体部1の上面の合成樹脂フィ
ルム3の剥離フィルム3Aを剥離してもよい。
または、剥離フィルム3Aをユーザー先で除去するよう
にしてもよく、また、塗装工程後剥離してもよい。
にしてもよく、また、塗装工程後剥離してもよい。
−に記のように、本発明の実施例の自動車用装飾モール
は、車体側に位置する取付部B及び反車体側に位置する
意匠部Aを有する合成樹脂製の装飾モール本体部1と、
前記装飾モール本体部1の意匠部A側に接合される光輝
フィルム3B、及び前記光輝フィルム3Bの露出面側に
貼着された剥離可能な意匠に応じた幅として、本実施例
では10ミリメートル程度以下の幅の剥離フィルム3A
からなる長尺の合成樹脂フィルム3とを具備するも1 のである。
は、車体側に位置する取付部B及び反車体側に位置する
意匠部Aを有する合成樹脂製の装飾モール本体部1と、
前記装飾モール本体部1の意匠部A側に接合される光輝
フィルム3B、及び前記光輝フィルム3Bの露出面側に
貼着された剥離可能な意匠に応じた幅として、本実施例
では10ミリメートル程度以下の幅の剥離フィルム3A
からなる長尺の合成樹脂フィルム3とを具備するも1 のである。
したがって、装飾モール本体部1の意匠部Aに光輝フィ
ルム3Bを接合するために、押出ダイ14の成形用オリ
フィス14aを通過する際に押圧力を付与しても、それ
によって、押出ダイ14が光輝フィルム3Bを直接傷付
けることがなくなり、また、装飾モール本体部1を車体
に取付ける際にも、傷付けることがないから、その意匠
性を低下させるこ吉がない。そして、装飾モール本体部
1の取付部B側を車体に取付けた後、剥離フィルム3A
を光輝フィルム3Bから離す方向に外力を付与すること
により、剥離フィルム3Aは光輝フィルム3Bから剥離
でき、容易に光輝フィルム3Bを露出させることができ
る。
ルム3Bを接合するために、押出ダイ14の成形用オリ
フィス14aを通過する際に押圧力を付与しても、それ
によって、押出ダイ14が光輝フィルム3Bを直接傷付
けることがなくなり、また、装飾モール本体部1を車体
に取付ける際にも、傷付けることがないから、その意匠
性を低下させるこ吉がない。そして、装飾モール本体部
1の取付部B側を車体に取付けた後、剥離フィルム3A
を光輝フィルム3Bから離す方向に外力を付与すること
により、剥離フィルム3Aは光輝フィルム3Bから剥離
でき、容易に光輝フィルム3Bを露出させることができ
る。
また、本実施例の自動車用装飾モールは、インサート2
の周囲を装飾モール本体部1で包囲し、剥離フィルム3
A及び光輝フィルム3Bからなる合成樹脂フィルム3で
装飾モール本体部1−の上面の意匠部を形成したもので
あるから、押出成形した意匠部Aを有する装飾モール本
体部1とインサ2 一ト2の材料とが意匠部Aに無関係に一体に接合でき、
押出し直後の成形品の温度または押出し温度が変化して
も、意匠部を有する装飾モール本体部1とインサート材
料とが分離したり、相互間の接続部に歪みが発生するこ
とがない。
の周囲を装飾モール本体部1で包囲し、剥離フィルム3
A及び光輝フィルム3Bからなる合成樹脂フィルム3で
装飾モール本体部1−の上面の意匠部を形成したもので
あるから、押出成形した意匠部Aを有する装飾モール本
体部1とインサ2 一ト2の材料とが意匠部Aに無関係に一体に接合でき、
押出し直後の成形品の温度または押出し温度が変化して
も、意匠部を有する装飾モール本体部1とインサート材
料とが分離したり、相互間の接続部に歪みが発生するこ
とがない。
そして、本実施例で製造された自動車用装飾モールは、
インサート2の周囲を装飾モール本体部1で包囲し、合
成樹脂フィルム3で装飾モール本体部1の」二面の意匠
部を形成したものであるから、自動車用装飾モールを車
体に取付けるまで、または自動車をユーザー先に納入す
るまで剥離フィルム3Aを剥離しなければ、剥離フィル
ム3Aを自動車用装飾モールの意匠部の保護として使用
することもできる。
インサート2の周囲を装飾モール本体部1で包囲し、合
成樹脂フィルム3で装飾モール本体部1の」二面の意匠
部を形成したものであるから、自動車用装飾モールを車
体に取付けるまで、または自動車をユーザー先に納入す
るまで剥離フィルム3Aを剥離しなければ、剥離フィル
ム3Aを自動車用装飾モールの意匠部の保護として使用
することもできる。
更に、合成樹脂フィルム3を装飾モール本体部1に接合
するフィルム貼着工程は、前記装飾モール本体部1が可
塑化の状態、即ち、ポリ塩化ビニル樹脂20が軟化して
いる状態下で合成樹脂フィルム3を所定時間相対移動し
ないように押圧すればよいことから、連続して多量生産
でき、自動車用装飾モールを廉価とすることができる。
するフィルム貼着工程は、前記装飾モール本体部1が可
塑化の状態、即ち、ポリ塩化ビニル樹脂20が軟化して
いる状態下で合成樹脂フィルム3を所定時間相対移動し
ないように押圧すればよいことから、連続して多量生産
でき、自動車用装飾モールを廉価とすることができる。
更にまた、インサート2は従来と同様にアルミニューム
薄板、鋼薄板、ステンレス薄板等を用いることができ、
温度変化による装飾モール本体部1−の変化を抑制し、
完成品の自動車用装飾モールの膨張収縮を小さくし、成
形後の収縮のバラツキを少くすると共に寸法精度を上げ
ることができる。
薄板、鋼薄板、ステンレス薄板等を用いることができ、
温度変化による装飾モール本体部1−の変化を抑制し、
完成品の自動車用装飾モールの膨張収縮を小さくし、成
形後の収縮のバラツキを少くすると共に寸法精度を上げ
ることができる。
なお、装飾モール本体部1は合成樹脂フィルム3が成形
用オリフィス14aによって接合され、更に、抑圧ロー
ラ22aによって抑圧されるので、機械、インサート2
の振動等により発生していた装飾モール本体部1の意匠
部の表面の振動皺(ビビリ振動)が発生することがない
。
用オリフィス14aによって接合され、更に、抑圧ロー
ラ22aによって抑圧されるので、機械、インサート2
の振動等により発生していた装飾モール本体部1の意匠
部の表面の振動皺(ビビリ振動)が発生することがない
。
ところで、上記実施例の自動車用装飾モールの合成樹脂
フィルムは、前記装飾モール本体部の意匠部側に接合さ
れる光輝フィルム、及び前記光輝フィルムの露出面側に
貼着された剥離可能な10ミリメートル程度以下の幅の
剥離フィルムからなるとしているが、本発明を実施する
場合には、これに限定されるものではなく、光輝フィル
ムとしては金属の他に着色した光輝フィルムとすること
ができる。また、剥離フィルムの幅は10ミリメートル
より広くまたは狭くすることができる。しかし、光輝フ
ィルムの接合後の仕」ミリの見栄えは、10ミリメート
ル程度以下とすることが望ましく、当然、光輝フィルム
の幅もその程度が望ましいが光輝フィルムの両サイドに
埋込みしろを得る場合には、10ミリメートル程度以」
二に幅広にし、堅固に光輝フィルムの固定を行なうこと
ができる。
フィルムは、前記装飾モール本体部の意匠部側に接合さ
れる光輝フィルム、及び前記光輝フィルムの露出面側に
貼着された剥離可能な10ミリメートル程度以下の幅の
剥離フィルムからなるとしているが、本発明を実施する
場合には、これに限定されるものではなく、光輝フィル
ムとしては金属の他に着色した光輝フィルムとすること
ができる。また、剥離フィルムの幅は10ミリメートル
より広くまたは狭くすることができる。しかし、光輝フ
ィルムの接合後の仕」ミリの見栄えは、10ミリメート
ル程度以下とすることが望ましく、当然、光輝フィルム
の幅もその程度が望ましいが光輝フィルムの両サイドに
埋込みしろを得る場合には、10ミリメートル程度以」
二に幅広にし、堅固に光輝フィルムの固定を行なうこと
ができる。
[発明の効果コ
以1−のように、本発明の自動車用装飾モールは、車体
側に位置する取付部及び反車体側に位置する意匠部を有
する合成樹脂製の装飾モール本体部と、前記装飾モール
本体部の意匠部側に接合される光輝フィルム、及び前記
光輝フィルムの露出面側に貼着された剥離可能な意匠に
応じた幅の剥離フィルムからなる長尺の合成樹脂フィル
ムとを具備するものである。
側に位置する取付部及び反車体側に位置する意匠部を有
する合成樹脂製の装飾モール本体部と、前記装飾モール
本体部の意匠部側に接合される光輝フィルム、及び前記
光輝フィルムの露出面側に貼着された剥離可能な意匠に
応じた幅の剥離フィルムからなる長尺の合成樹脂フィル
ムとを具備するものである。
したがって、装飾モール本体部の意匠部に光輝フィルム
を接合するために、装飾モール本体部を成形する際に、
押出ダイか光輝フィルムを直接傷付けることがなくなり
、また、装飾モール本体部を車体に取付ける際にも、移
送中及び/または作業者が傷付けることがないから、そ
の意匠性を低下させることがない。そして、装飾モール
本体部の取付部側を車体に取付けた後、剥離フィルムを
光輝フィルムから離す方向に外力を付与することにより
、剥離フィルムは光輝フィルムから剥離でき、容易に光
輝フィルムを露出させることができる。
を接合するために、装飾モール本体部を成形する際に、
押出ダイか光輝フィルムを直接傷付けることがなくなり
、また、装飾モール本体部を車体に取付ける際にも、移
送中及び/または作業者が傷付けることがないから、そ
の意匠性を低下させることがない。そして、装飾モール
本体部の取付部側を車体に取付けた後、剥離フィルムを
光輝フィルムから離す方向に外力を付与することにより
、剥離フィルムは光輝フィルムから剥離でき、容易に光
輝フィルムを露出させることができる。
更に、剥離フィルム及び光輝フィルムからなる合成樹脂
フィルムは、長尺状のテープとして製造することができ
、それを装飾モール本体部の押出成形時に接合し、また
は装飾モール本体部の押出成形後に接合すればよいこと
から、自動車用装飾モールが廉価に製造可能となる。
フィルムは、長尺状のテープとして製造することができ
、それを装飾モール本体部の押出成形時に接合し、また
は装飾モール本体部の押出成形後に接合すればよいこと
から、自動車用装飾モールが廉価に製造可能となる。
第1図は第2図に示す本発明の第一実施例の自 5
6
動車用装飾モールの切断線X−Xによる拡大断面図、第
2図は本発明の第一実施例の自動車用装飾モールを示す
押出成形装置の押出ヘッドでの製造工程を示す要部断面
図、第3図は第2図に示す自動車用装飾モールに使用し
た合成樹脂フィルムを示す要部断面図である。 図において、 1:装飾モール本体部 3:合成樹脂フィルム 3A:剥離フィルム 3B:光輝フィルム である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 1:装飾モール本体部
2図は本発明の第一実施例の自動車用装飾モールを示す
押出成形装置の押出ヘッドでの製造工程を示す要部断面
図、第3図は第2図に示す自動車用装飾モールに使用し
た合成樹脂フィルムを示す要部断面図である。 図において、 1:装飾モール本体部 3:合成樹脂フィルム 3A:剥離フィルム 3B:光輝フィルム である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 1:装飾モール本体部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体側に位置する取付部及び反車体側に位置する意匠部
を有する合成樹脂製の装飾モール本体部と、 前記装飾モール本体部の意匠部側に接合される光輝フィ
ルム、及び前記光輝フィルムの露出面側に貼着された剥
離可能な意匠に応じた幅の剥離フィルムからなる長尺の
合成樹脂フィルムと を具備することを特徴とする自動車用装飾モール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34119189A JPH03204355A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 自動車用装飾モール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34119189A JPH03204355A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 自動車用装飾モール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204355A true JPH03204355A (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=18344071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34119189A Pending JPH03204355A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 自動車用装飾モール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03204355A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62101634A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-12 | Hashimoto Forming Co Ltd | 装飾用モールディングの製造方法 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34119189A patent/JPH03204355A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62101634A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-12 | Hashimoto Forming Co Ltd | 装飾用モールディングの製造方法 |
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