JPH01308615A - 自動車用装飾モールの製造方法 - Google Patents

自動車用装飾モールの製造方法

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JPH01308615A
JPH01308615A JP63140144A JP14014488A JPH01308615A JP H01308615 A JPH01308615 A JP H01308615A JP 63140144 A JP63140144 A JP 63140144A JP 14014488 A JP14014488 A JP 14014488A JP H01308615 A JPH01308615 A JP H01308615A
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JP
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synthetic resin
resin film
decorative
main body
molding
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JP63140144A
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Hirohisa Ubukawa
生川 博久
Shinichi Goto
後藤 新一
Koichi Ogiso
浩一 小木曽
Masao Kobayashi
政男 小林
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/30Extrusion nozzles or dies
    • B29C48/32Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
    • B29C48/34Cross-head annular extrusion nozzles, i.e. for simultaneously receiving moulding material and the preform to be coated
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用装飾モールの製造方法に関するもので
、特に、装飾モール本体部の意匠部の見栄えを良くした
自動車用装飾モールの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来からあるこの種の自動車用装飾モールとしては、特
公昭51−21492号公報及び特開昭60−9963
3号公報に記載の技術がある。
即ち、装飾及び外力を弾性吸収する意匠部を露出面とす
る装飾モール本体部に対してインサートを一体押出しす
る場合には、意匠部となる装飾モール本体部とインサー
トドとを別々の押出ダイの成形用オリフィスから同時押
出しし、その押出し直俊で、意匠部となる装飾モール本
体部の硬化前に、両者を接合して一体化していた。
このようにして形成した自動車用装飾モールは、意匠部
となる装飾モール本体部を形成するポリ塩化ビニル樹脂
等の樹脂が、意匠部となる装飾モール本体部の膨張収縮
のバラツキが発生するのを、ポリ塩化ビニル樹脂より膨
張収縮の小さいインサ−ト材料、例えば、アルミニュー
ム板、鋼板等で抑制し、完成品の自動車用装飾モールの
膨張収縮を小さくし、成形加工後の収縮のバラツキを少
くすると共に寸法精度を上げていた。
[発明が解決しようとする課題] このように、意匠部を有する装飾モール本体部とインサ
ートとを別々の押出ダイの成形用オリフィスから同時押
出しし、その押出し直後で、意匠部となる装飾モール本
体部の硬化前に、両者を接合して一体化する製造方法を
採用している要因の一つには、装飾及び外力を弾性吸収
する意匠部となる装飾モール本体部に対してインサート
を同時一体押出しを行なうと、その製造装置によっては
、機械、インサートの振動等により装飾モール本体部の
意匠部の表面に撮動皺(ビビリ撮動)が発生し、意匠部
の見栄えを低下させる恐れがあった。
また、娠動皺により意匠部の光沢を良くすることができ
なかったからである。
しかし、上記従来の製造方法による自動車用装飾モール
は、意匠部となる装飾モール本体部を形成するポリ塩化
ビニル樹脂とインサート材料のアルミニューム板等を一
体化するものであったから、全く異質の材料が成形後−
休止されることになる。
したがって、完成製品の品質は押出成形した意匠部を有
する装飾モール本体部の温度とインサート材料のアルミ
ニューム板の温度に依存し、高温で意匠部を有する装飾
モール本体部とインサート材料のアルミニューム板とが
接合したものは、その品質が維持できるものの、押出し
直後の成形品の温度または押出し温度が変化すると、意
匠部を有する装飾モール本体部とインサート材料のアル
ミニューム板との一体化が良好に行なわれない可能性も
予測される。
また、インサートを有しない装飾モール本体部の意匠部
に、ロールによってシボを転写するとぎ、装飾モール本
体部の移送速度によってはシボパターンが流れ、意匠部
の見栄えが悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
で、装飾モール本体部の意匠部の見栄えを良くした自動
車用装飾モールの製造方法の提供を課題とするものでお
る。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる自動車用装飾モールの製造方法は、本体
部形成工程で車体側に位置する取付部及び廃車体側に位
置する意匠部を有する合成樹脂製の装飾モール本体部を
成形し、その装飾モール本体部の成形と同時またはその
後の可塑化状態のとき、フィルム貼着工程で前記意匠部
の一部または全部に剥離可能な合成樹脂フィルムを当接
させて押圧し、所定時間装飾モール本体部と合成樹脂フ
ィルムとが相対移動しないように前記合成樹脂フィルム
を貼着するものである。
[作用] 本発明にかかる自動車用装飾モールの製造方法は、本体
部形成工程で車体側に位置する取付部及び廃車体側に位
置する意匠部を有する合成樹脂製の装飾モール本体部を
成形する。そして、前記装飾モール本体部の形成と同時
またはその後に装飾モール本体部の可塑化状態で、前記
意匠部の一部または全部に剥離可能な合成樹脂フィルム
を当接させて押圧し、所定時間装飾モール本体部と合成
樹脂フィルムとが相対移動しないように前記合成樹脂フ
ィルムを貼着する。
このとぎ、剥離可能な合成樹脂フィルムが滑かな平面を
有していれば、可塑化状態でそれを当接押圧し、しかも
、所定時間装飾モール本体部と合成樹脂フィルムとを相
対移動しないように合成樹脂フィルムを貼着したもので
あるから、その転写により合成樹脂フィルムが当接押圧
された装飾モール本体部の意匠部の一部または全部は滑
かな平面とすることができる。また、剥離可能な合成樹
脂フィルムが所定のシボパターンを有していれば、その
シボパターンを転写することができる。
[実施例」 まず、この発明の実施例の自動車用装飾モールの製造方
法について説明する。
第1図は本発明の第一実施例の自動車用装飾モールの製
造方法を示す押出成形装置の押出ヘッドでの製造工程を
示す要部断面図、第2図は第1図の切断線X−Xによる
要部断面図である。第3図は本発明の自動車用装飾モー
ルの製造方法で製造された装飾モール本体部の断面図で
ある。
図において、リールスタンド等から送り出されたアルミ
ニューム薄板等のインサート2は、例えば、トリクロロ
エタン等の蒸気洗浄機等で脱脂され、デイツプ式塗布機
等で接着剤を塗布し、熱風乾燥機でそれを乾燥させる。
そして、接着剤を塗布したインサート2は、押出成形装
置に供給される。
また、同様に、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリエチ
レン樹脂(PE)等で形成された等からなる剥離可能な
合成樹脂フィルム3は、洗浄及び熱風乾燥の後、押出成
形装置に供給される。
押出成形装置の押出ヘッド10はクロスヘツド11、ト
ーピード12、アダプタ13、押出ダイ14で溶融ポリ
塩化ビニル樹脂PVCの押出流路を構成している。前記
押出ダイ14は成形用オリフィス14aを有しており、
更に、これは合成樹脂フィルム3を当接押圧させる貼着
用オリフィスとしての機能を有している。これらクロス
ヘツド11とアダプタ13、アダプタ13と押出ダイ1
4は固定ボルト15a及び固定ボルト15bでそれぞれ
螺着されている。また、トーピード12はクロスへラド
11内に装着され、そのフランジ部をバックホルダ17
で保持し、更に、前記バックホルダ17を固定ボルト1
5Gで1−一ピード12に螺着されている。前記トーピ
ード12は供給されてきたインサート2を搬送ローラ2
0を介して押出ダイ14側に送出する移送路12a、及
び供給されてきた合成樹脂フィルム3を送給ローラ21
を介して押出ダイ14側に送出するフィルム送給路12
bを有している。
したがって、押出ヘッド10に供給されたインサート2
は、バックホルダ17.1−一ピード12の移送路12
a、押出ダイ14の成形用オリフィス14aを通り、押
出ヘッド10から上部押圧ローラ22a及び下部押圧ロ
ーラ22bの対の下部押圧ローラ22b側に送出され、
更に、搬送ローラ23に送出される。
同様に、押出ヘッド10に供給されてきた合成樹脂フィ
ルム3は、バックホルダ17、トーピード12のフィル
ム送給路12b、押出ダイ14の成形用オリフィス14
aを通り、上部押圧ローラ22a及び下部押圧ローラ2
2bの対の上部押圧ローラ22a側に送出され、更に、
搬送ローラ23に送出される。
前記押出ダイ14の成形用オリフィス14aを通過する
インサート2は、クロスへラド11、トーピード12、
アダプタ13及び押出ダイ14で形成された押出流路を
流れる溶融ポリ塩化ビニル樹脂PVCに包まれるように
埋設される。このとき、ポリ塩化ビニル樹脂PVCの表
面は、可塑化状態にあるので、前記押出ダイ14の成形
用オリフィス14aによって当接押圧された剥離可能な
合成樹脂フィルム3が密着されている。したがつて、第
3図に示すように、その上面に剥離可能な合成樹脂フィ
ルム3を一体化し、インサート2を埋設して、車体の表
面に装着されて装飾及び外力を弾性吸収する装飾モール
本体部1を成形することができる。
なお、押出ダイ14の成形用オリフィス14aで成形さ
れた装飾モール本体部1は、その形状を維持したまま、
上部押圧ローラ22aと下部押圧ローラ22bとによっ
て挟圧整形され、更に、搬送ローラ23によって図示し
ない冷却水槽に送出されて硬化される。
このとき、前記上部押圧ローラ22a及び下部押圧ロー
ラ22bで挟圧され送出されている間は、装飾モール本
体部1と合成樹脂フィルム3とは相対移動せず、そのま
ま表面の可塑化状態が硬化される。したがって、自動車
用装飾モールは、その断面を第3図に示すように、イン
サート2の周囲に装飾モール本体部1が包囲し、更に、
剥離可能な合成樹脂フィルム3が装飾モール本体部1の
上面の意匠部に貼着したもの、正確には、押出ダイ14
の成形用オリフィス14aを通過する際に、剥離可能な
合成樹脂フィルム3が当接押圧され、更に、押圧ローラ
22a、22bによって装飾モール本体部1の上面の意
匠部を形成して、合成樹脂フィルム3が意匠部に貼着し
た状態となっている。
そして、剥離可能な合成樹脂フィルム3と一体化された
装飾モール本体部1は、その下面に両面接着テープ5が
接着され、使用に応じた長さの所定長で切断される。
本発明の実施例の自動車用装飾モールの製造方法で形成
された自動車用装飾モールは、次のように使用される。
まず、@4図の本発明の実施例の製造方法で製造された
合成樹脂フィルム3を剥離した自動車用装飾モールの断
面図に示すように、装飾モール本体部]の上面の合成樹
脂フィルム3を剥離し、次に、両面接着テープ5の剥離
紙5aを剥離し、接着テープ本体5bのみとする。そし
て、接着テープ本体5bの接着面を車体に接着する。ま
たは、合成樹脂フィルム3の剥離が車体との接合に影響
を与えない場合には、先に、両面接着テープ5の剥離紙
5aを剥離し、接着テープ本体5bの接着面を車体に接
着した後、装飾モール本体部1の上面の合成樹脂フィル
ム3を剥離してもよい。または、合成樹脂フィルム3を
ユーザー先で除去するようにしてもよい。
上記のように、本発明の実施例の自動車用装飾モールの
製造方法は、車体側に位置する取付部及び原車体側に位
置する意匠部を有する合成樹脂製の装飾モール本体部1
を成形する本体部形成工程と、装飾モール本体部1の可
塑化状態で、前記意匠部の全部に剥離可能な合成樹脂フ
ィルム3を当接押圧して、所定時間前記装飾モール本体
部と前記合成樹脂フィルムとが相対移動しないように前
記合成樹脂フィルムを貼着するフィルム貼着工程と、前
記本体部形成工程とフィルム貼着工程とを同時に行なっ
たものである。
ここで製造された自動車用装飾モールは、インサート2
の周囲を装飾モール本体部1で包囲し、剥離可能な合成
樹脂フィルム3で装飾モール本体部1の上面の意匠部を
形成したものであるから、押出成形した意匠部を有する
装飾モール本体部1とインサート2の材料とが一体に接
合でき、押出し直後の成形品の温度または押出し温度が
変化しても、意匠部を有する装飾モール本体部1とイン
サート材料とが分離したり、相互間の接続部に歪みが発
生しない。
また、この実施例の製造方法において、インサート2を
有しない装飾モール本体部1の意匠部にシボを転写した
い場合には、装飾モール本体部1の意匠部に所定時間当
接押圧する剥離可能な合成樹脂フィルム3にシボパター
ンを付しておけばよく、その合成樹脂フィルム3を剥離
すればシボパターンが流れることなくシボを付すことが
でき、意匠部の見栄えがよくなる。
また、剥離可能な合成樹脂フィルム3を転写紙として使
用した場合には、フィルム押圧工程時に〜 意匠部へ特
定の印刷を転写することもできる。
そして、本実施例で製造された自動車用装飾モールは、
インサー1〜2の周囲を装飾モール本体部1で包囲し、
剥離可能な合成樹脂フィルム3で装飾モール本体部1の
上面の意匠部を形成したものであるから、自動車用装飾
モールを車体に取付けるまで、または自動車をユーザー
先に納入するまで合成樹脂フィルム3を剥離しなければ
、合成樹脂フィルム3を自動車用装飾モールの意匠部の
保護として使用することもできる。
そして、フィルム貼着工程は、前記装飾モール本体部1
が可塑化の状態、即ち、ポリ塩化ビニル樹脂PvCが軟
化している状態下で合成樹脂フィルム3を所定時間相対
移動しないように当接押圧すればよいことから、連続し
て多量生産でき、自動車用装飾モールを廉価とすること
ができる。
また、インサート2は従来と同様にアルミニューム薄板
、鋼薄板、ステンレス薄板等を用いることができ、温度
変化による装飾モール本体部1の変化を抑制し、完成品
の自動車用装飾モールの膨張収縮を小さくし、成形後の
収縮のバラツキを少くすると共に寸法精度を上げること
ができる。
なお、装飾モール本体部1は合成樹脂フィルム3が当接
され、成形用オリフィス14aによって貼着され、押圧
ローラ22aによって押圧されるので、機械、インサー
ト2の振動等により発生していた装飾モール本体部1の
意匠部の表面の(辰動皺(ビビリ撮動)が発生すること
がない。
上記実施例の自動車用装飾モールの製造方法では、押出
ダイ14の成形用オリフィス14a・で装飾モール本体
部1の成形と同時に剥離可能な合成樹脂フィルム3を当
接押圧させ、所定時間、相対位動をしないようにして、
モール本体部1を硬化させるので、車体側に位置する取
付部及び反車体側に位置する意匠部を有する合成樹脂製
の装飾モール本体部1を成形する本体部形成工程と、装
飾モール本体部1の可塑化状態で、前記意匠部の全部に
剥離可能な合成樹脂フィルム3を当接押圧して貼着する
フィルム貼着工程とを同時に行なうものである。
しかし、本発明を実施する場合には、車体側に位置する
取付部及び反車体側に位置する意匠部を有する合成樹脂
製の装飾モール本体部1を成形する本体部形成工程の後
に、装飾モール本体部1の可塑化状態で、前記意匠部の
全部に剥離可能な合成樹脂フィルム3を当接押圧して貼
着するフィルム貼着工程を行なうこともできる。第5図
及び第6図はその例である。
第5図は本発明の第二実施例の自動車用装飾モールの製
造方法を示し、装飾モール本体部1の成形後の合成樹脂
フィルム3の貼着工程を示す要部断面図である。また、
第6図は本発明の第三実施例の自動車用装飾モールの製
造方法を示し、装飾モール本体部1の成形後の合成樹脂
フィルム3の貼着工程を示す要部断面図である。なお、
図中、第一実施例と同−符号及び同一記号は同一または
相当部分を示すものであるから、それらの重複した説明
を省略する。
第5図において、貼着手段16aの下端は装飾モール本
体部1の意匠部の上面の断面形状の上面の形状にほぼ一
致させたもので、前記貼着手段16aは装飾モール本体
部1の可塑化状態のとき、剥離可能な合成樹脂フィルム
3を当接させ、基準ローラ16bとともに、装飾モール
本体部1に押圧して意匠部を形成させるものである。し
たがって、貼着手段16a及び基準ローラ16bと、押
出ダイ14から送出された装飾モール本体部1の状態に
より、押出ダイ14が送出した装飾モール本体部1の可
塑化状態で、前記意匠部の一部または全部に剥離可能な
合成樹脂フィルム3を当接押圧して貼着するフィルム貼
着工程が構成できる。
なお、この実施例では、剥離可能な合成樹脂フィルム3
の供給方向が貼着手段16aの形状に拘束される。
また、第6図に示す回転貼着手段17a及び基準ローラ
17bは、第5図の貼着手段16aをこの回転貼着手段
17aに置換したものである。前記回転貼着手段17a
及び基準ロー517bは、第1図及び第2図に示し、ま
た、第6図に示した上部押圧ローラ22a及び下部押圧
ローラ22bと同一形状を有している。
この実施例では、回転貼着手段17aに供給する剥離可
能な合成樹脂フィルム3の供給方向の自由度が広くなる
。また、当接押圧されて貼着される合成樹脂フィルム3
が装飾モール本体部1の意匠部の形状に拘束され難く、
装飾モール本体部1の意匠部の形状選択自由度が高くな
る。
なお、上記第5図及び第6図に示した実施例においても
、結果的に、第一実施例と同様な効果を奏することがで
きる。例えば、装飾モール本体部1が合成樹脂フィルム
3に当接押圧されて覆われるから、譬え、機械、インサ
ート2の振動等により装飾モール本体部1の意匠部の表
面に撮動皺が発生しようとしても、剥離可能な合成樹脂
フィルム3が可塑化状態で所定時間当接押圧されるから
、それによって装飾モール本体部1の意匠部の表面が修
正され、意匠部の表面に振動皺が発生しない。
そして、合成樹脂フィルム3を剥離する際には、意匠部
の表面に合成樹脂フィルム3の表面が転写される。
ところで、上記実施例の自動車用装飾モールの製造方法
は、車体側に位置する取付部及び反車体側に位置する意
匠部を有する合成樹脂製の装飾モール本体部を成形する
本体部形成工程と、装飾モール本体部の可塑化状態で、
前記意匠部の一部または全部に剥離可能な合成樹脂フィ
ルムを当接押圧して貼着するフィルム貼着工程からなる
ものでおり、上記実施例では、意匠部の全面に剥離可能
な合成樹脂フィルムを当接押圧して貼着するフィルム貼
着工程の例を示したが、本発明を実施する場合、美観に
影響のない箇所の意匠部または貼着困難な意匠部には、
その貼着を避けることができる。
また、上記実施例では、装飾モール本体部の押出時の可
塑状態を利用して、意匠部の一部または全部に剥離可能
な合成樹脂フィルムを当接押圧して貼着するフィルム貼
着工程を説明したが、装飾モール本体部の再加熱の後に
、装飾モール本体部の意匠部の一部または全部に剥離可
能な合成樹脂フィルムを当接押圧して所定時間貼着させ
るようにしてもよい。
更に、この発明を実施する場合の剥離可能な合成)が1
脂フイルムは、後述する装飾モール本体部との相対関係
で決定されるものであるから、その材料は主として、装
飾モール本体部との相対関係で決定される。
[発明の効果] 以上のように、本発明の自動車用装飾モールの製造方法
は、車体側に位置する取付部及び廃車体側に位置する意
匠部を有する合成樹脂製の装飾モール本体部を成形する
本体部形成工程と、装飾モール本体部の可塑化状態で、
前記意匠部の一部または全部に剥離可能な合成樹脂フィ
ルムを当接押圧して所定時間前記装飾モール本体部と前
記合成樹脂フィルムとが相対移動しないように前記合成
樹脂フィルムを貼着するフィルム貼着工程からなるもの
でおり、剥離可能な合成樹脂フィルムを当接押圧させて
装飾モール本体部の意匠部を形成するものであるから、
合成樹脂フィルムの表面を意匠部に転写でき、装飾モー
ル本体部のインサートの有る無しに関係なく、見栄えの
よい意匠部を形成することができる。
また、剥離可能な合成樹脂フィルムは装飾モール本体部
の意匠部を覆っているので、自動車用装飾モールを車体
に取付けるまで、または自動車をユーザー先に納入する
まで合成樹脂フィルムを剥離しなければ、合成樹脂フィ
ルムで自動車用装飾モールの意匠部を保護することもで
き、意匠部の見栄えを低下させない。
そして、装飾モール本体部の可塑化状態で、意匠部のニ
部または全部に剥離可能な合成樹脂フィルムを当接押圧
して貼着するものであるから、例えば、押出成形等の成
形時の形状を修正することができ、機械、インサートの
撮動等により装飾モール本体部の意匠部の表面に振vJ
皺(ビビリ振動)が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の自動車用装飾モールの製
造方法を示す押出成形装置の押出ヘッドでの製造工程を
示す要部断面図、第2図は第1図の切断線X−Xによる
要部断面図、第3図は本発明の自動車用装飾モールの製
造方法で製造された装飾モール本体部の断面図、第4図
は本発明の実施例の製造方法で製造された合成樹脂フィ
ルムを剥離した自動車用装飾モールの断面図、第5図は
本発明の第二実施例の自動車用装飾モールの製造方法を
示す装飾モール本体部の成形1変の合成樹脂フィルムの
貼着工程を示す要部断面図、第6図は本発明の第三実施
例の自動車用装飾モールの製造方法を示す装飾モール本
体部の成形後の合成樹脂フィルムの貼着工程を示す要部
断面図である。 図において、 1:装飾モール本体部、 2二合成樹脂フィルム、10
:押出ヘッド、   16a:貼着手段、17:回転貼
着手段、 pvc:溶融ポリ塩化ビニル樹脂、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 第4図 \                 zZb14  
  17b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車体側に位置する取付部及び反車体側に位置する意匠部
    を有する合成樹脂製の装飾モール本体部を成形する本体
    部形成工程と、 装飾モール本体部の可塑化状態で、前記意匠部の一部ま
    たは全部に剥離可能な合成樹脂フィルムを当接押圧して
    所定時間前記装飾モール本体部と前記合成樹脂フィルム
    とが相対移動しないように前記合成樹脂フィルムを貼着
    するフィルム貼着工程と、 を具備することを特徴とする自動車用装飾モールの製造
    方法。
JP63140144A 1988-06-07 1988-06-07 自動車用装飾モールの製造方法 Pending JPH01308615A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63140144A JPH01308615A (ja) 1988-06-07 1988-06-07 自動車用装飾モールの製造方法

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