JPH04103351U - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JPH04103351U
JPH04103351U JP163891U JP163891U JPH04103351U JP H04103351 U JPH04103351 U JP H04103351U JP 163891 U JP163891 U JP 163891U JP 163891 U JP163891 U JP 163891U JP H04103351 U JPH04103351 U JP H04103351U
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disc
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JP163891U
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克浩 坂主
弘一 竹野
博 高橋
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ミツミ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間での装置の立ち上げが可能なディスク
装置を提供することを目的とする。 【構成】 回転速度検出手段によりモータの回転速度を
検出し、判別手段によりモータ起動時から一定時間経過
後のモータの回転速度を回転速検出手段から取り込み、
そのときの回転速度に応じてディスクの径の判別を行な
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はディスク装置に係り、特に径の異なるディスクの使用が可能なディス ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトディスクには12cmのものと8cmのものとが用いられている。 これらのコンパクトディスクの再生装置には12cm及び8cmのコンパクトデ ィスクを共に再生できるものがある。
【0003】 12cm及び8cmのコンパクトディスクを共に再生できる再生装置ではその 処理及び制御上に装着されたディスクがいずれのディスクかを判別する必要があ る。12cmのディスクと8cmのディスクを判別するために従来は、ピックア ップを8cmのコンパクトディスクの外周に相当する部分に移動させて、動作さ せ、フォーカスサーボがかかれば12cm又は8cmのいずれかのディスクが装 着されているものと判断し、フォーカスサーボがかかれば、ディスクが装着され ていないものと判断していた。次に、ピックアップを12cmのディスクの外周 に相当する部分に移動させて、動作させ、フォーカスサーボがかかれば12cm のディスクが装着されているものと判断し、フォーカスサーボがかからなければ 8cmのディスクが装着されているものと判断していた。
【0004】 このように従来はピックアップを移動させ、フォーカスサーボをかけてディス クの判断を行なっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来のディスク装置ではピックアップを所定の位置まで移動させ、 フォーカスサーボがかかるか否かによりディスクの径を判別していたため、ディ スクを回転させるモータの起動後に、ディスクを判別するためにピックアップを 移動させる必要があり、装置の立ち上げまでに長時間を要する等の問題点があっ た。 本考案は上記の点に鑑みなされたもので、短時間で装置の立ち上げが行なえる ディスク装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために径の異なる複数種類のディスクを同一のモ ータで回転させ、ディスクの種類に応じた動作を行なうディスク装置において、 前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記モータの起動から一 定時間経過後の検出回転速度を前記回転速度検出手段より入力し、前記検出回転 速度より前記ディスクの種類を判別する判別手段とを具備してなる。
【0007】
【作用】
ディスクの径が異なるとディスクを回転させるモータにかかる負荷が異なるた めモータの起動時、から一定時間経過後の回転速度が異なってくる。本考案はこ のことを利用してディスクの径の判別を行なおうとするもので、回転速度検出手 段によりモータの回転速度を検出し、判別手段によりモータ起動から一定時間経 過後のモータの回転速度よりディスクの種類を判別する。
【0008】 したがって、モータの起動と同時にディスクの種類の判別が行なえるため、装 置の立ち上げ時間を短縮できる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の実施例のブロック図を示す。本実施例はディスク装置としてコ ンパクトディスクプレーヤについて説明する。同図中、1a,1bは光ディスク で、1aは直径が12cmの光ディスク、1bは直径が8cmの光ディスクを示 す。 2はディスク1a,1bを回転させるためのスピンドルモータて、その回転軸 3の先端にはディスクを装着させるディスク装着部4が固定されている。ディス ク装着部4は光ディスク1a,1bの中心孔と嵌合し、光ディスク1a,1bの 位置決めが行なわれる。
【0010】 スピンドルモータ2はモータ駆動回路5に接続されていてモータ駆動回路5か ら供給される駆動信号により駆動される。モータ駆動回路5は制御回路6に接続 され、制御回路6からの制御信号に応じて駆動信号を生成する。
【0011】 スピンドルモータ2にはその回転制御を行なうための回転速度検出手段が設け られている。
【0012】 スピンドルモータ2の回転速度検出手段としてはスピンドルモータ2のサーボ 系を構成するFG(Freguency Generator)センサが用いられている。FGセンサ はスピンドルモータ2のロータに図3に示すように光を反射する部分と光を吸収 する部分とが交互に形成されたFGパターン12が設けられ、これに対向して、 発光体13及び受光体14が配設されてなり、発光体13から発光し、FGパタ ーン13で反射した光を受光体14で受光することによりFG信号を生成する。 FG信号はスピンドルモータ2の回転周波数に応じた周波数の信号となる。
【0013】 FG信号はF−V(周波数−電圧)変換器7により周波数に応じて電圧レベル が変化する信号に変換され、A/D(アナログ/ディジタル)変換器8に供給さ れる。A/D変換器8は図4に示すように2つのコンパレータ15a,15b及 び電源16,抵抗R1 ,R2 よりなる基準電源回路17よりなり、F−V変換器 7の出力電圧レベルに応じたパルス信号を得、カウンタ等によりこのパルス信号 をカウントして出力電圧レベルに応じたディジタルデータを得、制御回路6に供 給する。
【0014】 制御回路6はマイクロコンピュータ等より構成され、各種制御信号を生成し、 モータ駆動回路5,9、ピックアップ10等に供給する。また、FGセンサの出 力信号は通常スピンドルモータ2の回転を制御するために用いられる。
【0015】 次に装置の動作について図2と共に説明する。まず、制御回路6からの指令に よりスピンドルモータ2に一定電圧を印加し、スピンドルモータ2を起動する( ステップS1)。次にスピンドルモータ2の起動時により、時間Tを計測して、 時間T経過後のスピンドルモータ2のFG周波数に応じたディジタルデータを検 出する(ステップS2,S3)。
【0016】 スピンドルモータ2は負荷に応じて起動時から一定時間経過後の回転速度が異 なってくる。スピンドルモータ2の負荷はディスクの径により異なってくる。し たがってスピンドルモータ2の起動後の経過時間に対するFG周波数の特性筈5 に示すように起動時から一定時間経過後のスピンドルモータ2の回転速度(FG 周波数)よりディスクの径を求めることができる。したがって、FG周波数より 装着されたディスクの径を判別する(ステップS4)。
【0017】 制御回路6は判別したディスクの径が12cmのディスク1aであれば制御回 路6により制御されるピックアップ11の駆動様モータ10,ピックアップ11 等を12cmディスク1aに対応した動作が行なえるように制御する(ステップ S5,S6)。また、判別したディスクの径が8cmのディスク1bであれば、 制御回路6により制御されるピックアップ11,ピックアップ駆動モータ10等 を8cmディスク1bに対応した動作が行なえるように制御する(ステップS7 ,S8)。また、ディスクが装着されてないと判断すればディスクが装着されて いないことを知らせる処理等を行なう。
【0018】 このように、スピンドルモータ2の起動時より一定時間T経過後の回転速度に よりスピンドルモータ2にかかる負荷を求め、スピンドルモータ2にかかる負荷 よりディスクの径を判別することにより、スピンドルモータ2の起動時にディス クの径の判別が行なえるため、ディスクの径の判別に時間を要さず、装置の立ち 上げ時間を短縮できる。
【0019】 なお、本実施例ではスピンドルモータ2の回転速度検出にモータのサーボ制御 用のFGセンサを用いたがこれに限ることはなく、ホールセンサ等で構成しても よくさらに別に回転速度検出用のセンサを設ける構成としてもよい。
【0020】 また、ディスク装置としてはCDプレーヤに限ることはなく、径の異なるディ スクを同一のモータで駆動する構成のディスク装置であればよい。
【0021】
【考案の効果】
上述の如く、本考案によれば、ディスク回転モータの起動時に装着されたディ スクの種類の判別が行なえるため、ディスクの種類の判別のための特別な動作が 不要になり装置の立ち上げ時間を短縮することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図である。
【図2】本考案の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図3】本考案の一実施例の回転速度検出手段の構成を
説明するための斜視図である。
【図4】本考案の一実施例の要部の回路図である。
【図5】本考案の一実施例のスピンドルモータの起動時
からの経過時間に対するFG周波数の特性図である。
【符号の説明】
1a 12cmディスク 1b 8cmディスク 2 スピンドルモータ 6 制御回路 7 F−V変換器 8 A/D変換器 10 ピックアップ 14 受光体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の異なる複数種類のディスクを同一の
    モータで回転させ、前記ディスクの種類に応じた動作を
    行なうディスク装置において、前記モータの回転速度を
    検出する回転速度検出手段と、前記モータの起動から一
    定時間経過後の検出回転速度を前記回転速度検出手段よ
    り入力し、前記回転速度より前記ディスクの種類を判別
    する判別手段とを具備し、前記判別手段の判別結果に応
    じた動作を行なう構成としてなるディスク装置。
JP1991001638U 1991-01-23 1991-01-23 ディスク装置 Expired - Lifetime JP2527718Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH04103351U true JPH04103351U (ja) 1992-09-07
JP2527718Y2 JP2527718Y2 (ja) 1997-03-05

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ID=31729121

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60195770A (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 Pioneer Electronic Corp デイスクサイズ検出回路
JPS6334768A (ja) * 1986-07-30 1988-02-15 Hitachi Ltd デイスクサイズ検出装置
JPH02216663A (ja) * 1989-02-15 1990-08-29 Sony Corp 光デイスク装置

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Publication number Publication date
JP2527718Y2 (ja) 1997-03-05

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