JPH04103321U - 浮上型磁気ヘツド - Google Patents

浮上型磁気ヘツド

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JPH04103321U
JPH04103321U JP67591U JP67591U JPH04103321U JP H04103321 U JPH04103321 U JP H04103321U JP 67591 U JP67591 U JP 67591U JP 67591 U JP67591 U JP 67591U JP H04103321 U JPH04103321 U JP H04103321U
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magnetic head
magneto
optical disk
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slider
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Application number
JP67591U
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Inventor
茂樹 堀
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光磁気ディスク装置の空気浮上型の磁界変調
用磁気ヘッドのコイル部にフレキシブルプリント基板製
の薄型積層励磁コイルを適用することにより、磁気ヘッ
ドの軽量化、簡素化を図ったもの。 【構成】 光磁気ディスク装置に使用される空気浮上型
の磁界変調用磁気ヘッドにおいて、磁気ヘッドを浮上さ
せるスライダ(2−3)とスライダの支持機構である支
持バネ(2−1)とに兼用させているフレキシブルプリ
ント基板を更に磁気ヘッドのコイル部の一部に使用し、
薄型積層励磁コイル(23)をフレキシブルプリント基
板のコイル部に積層して形成した浮上型磁気ヘッド。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光ビ−ムを用いて情報の記録再生を行う光磁気ディスク記録再生装置 における浮上型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
光磁気記録媒体における記録では、図4に示す如く磁気記録膜7にレーザ光L Bを照射して加熱し、これによって膜の保磁力を減少させ、この状態で外部から 磁場を加えることにより磁気記録膜7の磁化の向きを変えて情報の消去及び書き 込みを行っている。前記外部磁場を与える手段として、例えば壷型磁気ヘッド4 を用いることにより、壷型磁気ヘッド4のコイルに流れる電流の向きで与える磁 場の向きを容易にかえ、これにより光磁気記録媒体への情報の重ね書きができる 。しかしながら壷型磁気ヘッド4を用いる場合には壷型磁気ヘッド4からのもれ 磁束が磁気記録膜7上で加熱時の磁気記録膜7の磁界Hc以上になる必要がある ため、できるだけ壷型磁気ヘッド4を光磁気ディスク3に近付けて浮上させる必 要がある。しかし従来の光磁気ディスク記録装置においては、壷型磁気ヘッド4 は光磁気ディスク3の面振れに追従しなく、光磁気ディスク3の面振れ1mm+ a(aは例えば0.1mm)の距離に置かれている。以上のように光磁気ディス ク3と壷型磁気ヘッド4との距離が大きいため、磁界を大きくしなくてはならな かった。
【0003】 この問題は磁気ヘッドを光磁気ディスクの面振れに追従させて、磁気ヘッドと 光磁気ディスク面とを常に所定の距離に保つ様にすれば解決できる。磁気ヘッド を光磁気ディスクの面振れに追従させる方法として、浮上型磁気ヘッドを用いる 方法がある。浮上型磁気ヘッドの浮上原理は、磁気ヘッドと記録媒体とが高速で 相対的に移動する時、空気の粘性によって発生する動圧を利用し、磁気ヘッドと 記録媒体との間に微小な隙間を保持する気体潤滑軸受けを利用したものである。
【0004】 図5に示すのは壷型磁気ヘッド4を備えたフレキシブルプリント基板(以後F PCと表現する)浮上用スライダ2−3の浮上前の様子である。FPC浮上用スラ イダ2−3はFPC支持バネ2−1により数十〜百数十mNの力で押圧される。この 状態において光磁気ディスク3をA方向に回転すると、上記浮上原理によりFP C浮上用スライダ2−3に空気膜浮上力が加わり浮上する。上記機構はFPC浮上 用スライダ2−3を光磁気ディスクに軽荷重で接触させる、いわゆるコンタクト・ スタ−ト・ストップ方式である。またFPC支持バネ2−1は位置制御ア−ム1に 取り付けられ、該位置制御ア−ム1によりトラック方向の位置制御が行われ、一 方壷型磁気ヘッドはFPC浮上用スライダ2−3の先端部に接着して取り付けられ 、コイル引き出し線はFPCリード線2−2に接続されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この浮上型磁気ヘッド機構に従来から用いられている壷型形状をした磁気ヘッ ドを用いたとすると、この磁気ヘッドは大型である為、磁気ヘッドの重量が大き く、空気の粘性によって発生する動圧と釣り合わせるには、支持バネのバネ定数 を小さくしなければならない。しかしバネ定数を小さくすると、動作時に、支持 バネにねじれが生じ易くなり、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの接触等の可能性 が大きくなる。またディスクの面振れ等の動特性も悪くなる。本考案はこの問題 を解決できる磁気ヘッドを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題に鑑み、本考案は浮上用スライダ、該浮上用スライダの支持機構バネ 、磁気ヘッドのコイルの一部、駆動用リ−ド線の4つの役割を1つのFPCで兼 ねた一体型にし、FPC等の薄型積層励磁コイルを磁気ヘッドに適用する。
【0007】
【作用】
浮上用スライダと磁気ヘッドのコイルの一部とをFPCで兼用し、更にFPC 製等の薄型積層励磁コイルで磁気ヘッドを形成することにより、浮上型磁気ヘッ ド機構全体の小型、軽量、簡素化をはかることができる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図1と共に説明する。記録媒体としての光磁気ディスク3 は、アクリル樹脂等からなるディスク基板6、磁気記録層7および保護膜8とか らなる。光磁気ディスク3の下方には光学ヘッド9が配置されている。光学ヘッ ド9内の半導体レーザ10は連続発振してほぼ一定強度の直流的なレ−ザ光LBを 出力し、このレ−ザ光LBはビ−ムスプリッタ12で光路を曲げられてから対物レ ンズ11によって、光磁気ディスク3の磁気記録層7の記録位置付近に集光し、光 磁気記録用の加熱に供される。また磁気記録層7のカー回転角の違いを読み取っ た光磁気ディスク3からの反射光R-LBは対物レンズ11、ビ−ムスプリッタ12、偏 光子13を通って光センサ14に入射し、フォ−カスサ−ボ、トラッキングサ−ボ及 び光磁気信号に供される。一方光磁気ディスク3の上方には磁気ヘッド20が配置 されている。この磁気ヘッド20は軟磁性のコアに励磁コイルを巻装して作られて おり、励磁コイルには記録情報に応じて変調された電流が供給され、これにより 記録情報に応じて変調された高周波の磁界が生成される。磁界をN極、S極と印 加することによってレ−ザ光照射位置が発生磁界により磁化されて記録が行われ る。
【0009】 次に本考案の浮上型磁界変調用磁気ヘッド及び支持機構について図1と共に説 明する。位置制御ア−ム1に固定されたFPC支持バネ2−1は延長されてFPC 浮上用スライダ2−3と磁気ヘッド20を形成している。FPC浮上用スライダ2−3 はFPC支持バネ2−1のバネ力により、光磁気ディスク3に対して押圧力をかけ る状態で接触している。光磁気ディスク3が矢印方向Aに回転すると空気の粘性 によって発生した動圧により、FPC支持バネ2−1の力に抗して浮上する。
【0010】 次に本考案の磁気ヘッドコイルと浮上用スライダの一体部の一実施例を図2、 図3と共に説明する。21は軟磁性コア、22は保護膜、23薄型積層励磁コイル、24 は励磁コイル用基材、2−2はFPCリード線、2−1はFPC支持バネ、2−3はF PC浮上用スライダである。磁気ヘッド20は軟磁性コア21と薄型積層励磁コイル 23,23,23,23から成り、薄型積層励磁コイル23は図2に示す通り、励磁方向が 同一になる様に巻かれており、最終端27に達し、FPCリード線2−2に至る。又 各薄型積層励磁コイル23は保護膜22により絶縁されている。この方式によると磁 気ヘッド20が薄型になり、従来使用していた壷型磁気ヘッドを浮上用スライダに 取り付ける壷型磁気ヘッドのコア及びコア外周部の部分の重量が軽減される。又 FPC浮上用スライダ2−3自身が薄型積層励磁コイル23の役目を兼ねているので 、磁気ヘッド20と光磁気ディスク3間の距離がFPCスライダ2−3の厚み分だけ 小さくなり、磁界がその分だけ有効利用できる。更に従来行っていた軟磁性コア に対する巻き線工程がなくなり、磁気ヘッドの製造工程も減少する。尚本考案の 実施例では光磁気ディスク3と接触するFPC浮上型スライダ2−3の面が保護膜 22であるが、該保護膜22とそれに続く薄型積層励磁コイル23を除去し、FPCの 基材自身が浮上用スライダの役目を果たす様にするのも可能である。
【0011】
【考案の効果】
上記の様に本考案によれば、浮上型磁気ヘッド機構の軽量化、簡素化を図るこ とができ、磁気ヘッドの支持機構のバネ定数を小さくしなくてよく、ねじれ防止 ができる。その結果安定したスライダの浮上を得ることができ、光磁気ディスク の面振れに対するスライダの動特性の向上及びアクセス・サーチ時の光磁気ディ スクのスライダとの接触防止が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の光磁気ディスク装置の一実施例
を示す概念図である。
【図2】図2は本考案の磁気ヘッドの構造を示す概念図
である。
【図3】図3は本考案の磁気ヘッドコイルの構造を示す
斜視図である。
【図4】図4は従来の光磁気ディスク装置を示す概念図
である。
【図5】図5は従来の他の光磁気ディスク装置を示す概
念図である。
【符号の説明】
2−1 FPC支持バネ 2−2 FPCリード線 2−3 FPC浮上用スライダ 3 光磁気ディスク 20 磁気ヘッド 23 薄型積層励磁コイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスク装置に使用される空気浮
    上型の磁界変調用磁気ヘッドを浮上させるフレキシブル
    プリント基板製浮上用スライダと、該浮上用スライダの
    支持機構であるフレキシブルプリント基板製支持バネ
    と、前記磁気ヘッドのコイル部にフレキシブルプリント
    基板を使用した薄型積層励磁コイルとからなる浮上型磁
    気ヘッド。
JP67591U 1991-01-14 1991-01-14 浮上型磁気ヘツド Pending JPH04103321U (ja)

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JP67591U JPH04103321U (ja) 1991-01-14 1991-01-14 浮上型磁気ヘツド

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569576B2 (ja) * 1977-09-02 1981-03-03
JPH01173403A (ja) * 1987-12-28 1989-07-10 Mitsubishi Electric Corp 光磁気記録用励磁素子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569576B2 (ja) * 1977-09-02 1981-03-03
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