JPH04102868A - 画像形成装置の遠隔調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば電子複写機などの画像形成装置を遠
隔地において調整する画像形成装置の遠隔調整装置に関
する。

（従来の技術） 近年、電子機器の著しい進展、普及に伴って、これらの
保守、管理をいかに効率よく行なうかが問題となってい
る。

たとえば、電子複写機などの電子写真プロセスを利用し
た画像形成装置において、画像濃度などの画質は、設置
環境条件に大きく左右されることは周知の通りである。

そのため、どんな環境条件であっても目的の均一画質を
得られるように、たとえば、感光体を帯電させる帯電用
帯電器の出力や、露光ランプの電圧などが調整できるよ
うになっている。また、この他にもレジストローラのオ
ンのタイミングや、レンズの位置など様々なものか調整
できるようになっている。

そして、これらの調整情報は、各々の画像形成装置内の
不揮発性メモリに個有の調整値として記憶されている。

ところが、これらの調整は熟練か必要であり、たとえば
、新しい画像形成装置をセットアツプする場合、必ず熟
練した保守員が設置場所に赴いて調整しなければならな
かった。また、稼働中の画像形成装置で不具合か発生し
た場合に、前記調整値を変更するたけで解決できるもの
であっても、保守員が設置場所に赴かなければならなか
った。

（発明か解決しようとする課題） 従来は、」二連したように、新しい画像形成装置のセッ
トアツプ時には、必す熟練した保守員が設置場所の画像
形成装置まで赴かなければならなかった。また、稼働中
の画像形成装置の不具合発生で、調整情報変更のみて解
決する場合でも、保守員が設置場所に赴かなければなら
なかった。このように画像形成装置の保守、管理が非効
率的であるという問題があった。

そこで、本発明は、画像形成装置の調整を遠隔地におい
て容品に行なうことかでき、画像形成装置の効率的な保
守、管理が可能となる画像形成装置の遠隔調整装置を提
供することを目的とする。

［発明の構成］ （発明が解決するための手段） 本発明の画像形成装置の遠隔調整装置は、像担持体に画
像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を適切
に動作せしめるよう調整するための調整情報を記憶する
記憶手段と、この記憶手段内の調整情報を用いて前記画
像形成手段の画像形成動作を制御する制御手段とを有す
る画像形成装置と、この画像形成装置と通信回線を介し
て接続され、前記記憶手段に記憶された調整情報の書換
えを行なう外部装置とを具備している。

（作用） 画像形成装置の各種調整情報を遠隔地に設置された外部
装置から書換え可能にすることにより、画像形成装置の
調整を遠隔地において容易に行なうことができる。した
がって、たとえば画像形成装置のセットアツプ時、ある
いは、稼働中の不具合発生時、従来のようにその都度、
熟練した保守ｔ’ｓか現地に赴く必要はなく、画像形成
装置の保守、管理の効率的な運用が可能となる。

（実施例） 股下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第４図は、本発明か適用される画像形成装置、たとえば
電子複写機を概略的に示すものである。

すなわち、この電子複写機は、複写機本体１と、この複
写機本体１の上面に開閉自在に設けられ、原稿を自動的
に供給する自動原稿送り装置２８とから構成されている
。

複写機本体１は、複写装置３と、複写装置３の排出部か
ら排出された用紙を必要に応じて受取り、用紙に対して
多重あるいは両面複写を行なうべく、そのままの状態あ
るいは表裏反転した状態で再び複写装置３の給紙部に導
く多重両面複写ユニット２７とから成っている。

複写装置３の上面には、原稿を支承する原稿台（透明ガ
ラス）２が固定されている。そして、原稿台２を覆うよ
うにして自動原稿送り装置２８が開閉自在に設けられて
おり、この自動原稿送り装置２８によって原稿が原稿台
２上の露光位置まで自動的に搬送されるようになってい
る。

自動原稿送り装置２８は、原稿がセットされる原稿給紙
台２８１、この原稿給紙台２８１にセットされた原稿を
１枚ずつ取出すとともに、原稿を裏返す反転搬送部が設
けられた給紙部２８２、取出された原稿を原稿台２に搬
送する原稿台カバーとしての搬送部２８３、この搬送部
２８３に設けられ、複写が終了した原稿が排出される排
紙トレイ２８，１によって構成されている。

給紙部２８２の内部には、原稿給紙台２８１にセットさ
れた原稿を取出す取出しローラ２８ａ１取出された用紙
を搬送部２８３に搬送する搬送ローラ対２８ｂ、２８ｃ
、２８ｄ、および原稿台２にセットされ、一方面の複写
が終了した原稿が導かれる反転搬送部としての反転搬送
路２８ｅ１この反転搬送路２８ｅに沿って配置された搬
送ローラ２８ｆ、２８ｇ、２８ｈが設けられている。

また、搬送部２８３には、給紙部２８２から供給される
原稿を原稿台２のセット位置（露光位置）に搬送するベ
ルト２８１が設けられている。このベルト２８ｉは、ロ
ーラ２８ｊ、２８ｋに掛渡されている。そして、ベルト
２８ｉは、複写が終了した原稿を排紙トレイ２８４に排
出するとともに、原稿の一方面の複写が終了した状態に
おいて、原稿を給紙部２８２の反転搬送路２８ｅに搬送
し、この反転搬送路２８ｅによって反転された原稿を再
び原稿台２のセット位置まで搬送するよう、動作される
ようになっている。

自動原稿送り装置２８またはオペレータによって原稿台
２に載置された原稿は、露光ランプ４、ミラー５，６．
７からなる光学系が原稿台２の下面に沿って移動するこ
とにより、露光走査されるようになっている。この場合
、ミラー６．７は光路長を一定に保持するようにミラー
５の１／２の速度にて移動する。上記光学系の走査によ
る原稿からの反射光、つまり露光ランプ４の光照射によ
る原稿からの反射光は上記ミラー５，６．７によって反
射された後、変倍用レンズブロック８を通り、さらにミ
ラー９□、９２＋９３によって反射されて像担持体とし
ての感光体ドラム１０に導かれ、原稿画像が感光体ドラ
ム１０の表面に結像されるようになっている。

感光体ドラム］Ｏは、図示矢印Ｃ方向に回転され、まず
帯電用帯電器１１によって表面が帯電され、この後、原
稿画像がスリット露光されることにより、表面に静電潜
像が形成される。この静電占像は、現像器１２ａ、１２
ｂによってトナーが付着されることにより−ｉＪ　ｒＵ
像化される。現像器１．２ａ、１２ｂは、それぞれ上記
潜像をたとえば黒色トナーまたは赤色Ｉ・ナーにより現
像するものであり、図示しない操作パネルにより選択さ
れるようになっている。

一方、用紙は、操作パネルにより選択された上段給紙カ
セット１３１、下段給紙カセット１３２、大容量給紙カ
セット１３３、あるいは上段給紙カセット１３１に設け
られた手差し給紙部１３ａから、送出ローラ１４．．１
４２，１４３，１４４およびローラ対１５］、１５２，
１５３それぞれによって１枚ずつ取出され、用紙案内路
１６．。

１６２．１６３を通ってレジストローラ対１７へ案内さ
れ、このレジストローラ対１７によって転写部へ供給さ
れるようになっている。

転写部に送られた用紙は、転写用帯電器１８の部分で感
光体ドラム１０の表面と密着することにより、帯電器１
８の作用で感光体ドラム１０上のトナー像が転写される
。この転写された用紙は、剥離用帯電器１９の作用によ
り感光体ドラム１０から静電的に剥離され、搬送ベルト
２０により搬送されて、その終端部に設けられた定着器
としての定着ローラ２１へ送られる。そして、ここを通
過することにより転写像が定着される。この定着後の用
紙は、送出ローラ対２２．２３によって本体１外のトレ
イ２４に排出される。

また、転写後の感光体ドラム１０は、クリーナ２５で表
面の残留トナーが除去され、初期状態に戻るようになっ
ている。

なお、両面複゛写または多重複写を行なう場合には、転
写後の用紙が振分はゲート２６によって多重両面複写ユ
ニット２７に導かれることになる。

多重両面複写ユニット２７は、１枚の用紙に両面複写し
たり、１枚の用紙の同一面に多重複写を行なうことを可
能とするものであり、大容量給紙カセット１３３は、こ
の多重両面複写ユニット２７に設けられている。

多重両面複写ユニット２７には、前述した振分はゲート
２６によって取込まれた用紙を集積部２７ａへ導く搬送
路２７ｂが設けられ、この搬送路２７ｂには、所定間隔
離間して複数の搬送ローラ対２７ｃ、２７ｄ、２７ｅ、
２７ｆが設けられている。

また、集積部２７ａには、ここに収容された用紙を取出
す取出しローラ２７ｇが設けられている。

この取出しローラ２７ｇは、収納された用紙の厚み（枚
数）に応じて図示矢印方向に移動可能とされている。さ
らに、集積部２７ａには、長さガイド５１が収容された
用紙の長さ（搬送方向に対するサイズ）に応じて移動自
在に設けられているとともに、収容された用紙を幅ガイ
ド５２に押当てることにより、用紙の整位を行うサイド
・アライニングローラ５Ｂ、５Ｂが設けられている。

−１０＝ 取出しローラ２７ｇによって集積部２７ａより取出され
た用紙は、用紙を１枚ずつ分離して送出する分離ローラ
対２７ｈを介して制御ゲート２７ｉに案内される。この
制御ゲート２７１は、多重複写を行う場合には図示矢印
Ｍ方向に回動され、用紙を搬送ローラ対２７ｊおよび搬
送路２７ｋを介してレジストローラ対１７へそのままの
状態で案内するようになっている。また、両面複写を行
なう場合は、まず図示の状態とされ、用紙を搬送ローラ
対２７Ωを介して反転部２７ｍへ案内するようになって
いる。用紙か反転部２７ｍに収納されると、制御ケート
２７　ｉはさらに図示矢印Ｔ方向に回動され、搬送ロー
ラ対２７Ωで送られる用紙を搬送ローラ対２７ｊおよび
搬送路２７ｋを介してレジストローラ対１７へ表裏を反
転した状態で案内するようになっている。

なお、”＞５−、″・・・は用紙の通過を検知する通過
検知スイッチぞあり、これら各通過検知スイ・ソチ５５
、・・によって用紙の紙詰まり（用紙ジャム）検知か行
なわれるようになっている。また、各所には、通過検知
スイッチ５５．・・・の他、それぞれ前記光学系の初期
位置を検知するリミットスイッチ、およびメインモータ
の動作異常を検知するスイッチ（いずれも図示していな
い）なとか設けられている。

第１図および第２図は、本発明に係る画像形成装置の遠
隔調整装置を概略的に示すものである。

すなわち、複写機本体］の主制御部６０は全体的な動作
を制御するものであり、この主制御部６０には、メモリ
６１および人出力インターフエイス６２などが接続され
ている。主制御部６０は、主としてマイクロコンピュー
タとその周辺回路により構成され、メモリ６１に記憶さ
れているプログラムに従って動作する。

メモリ６１は、たとえばＲＯＭ６１１および記憶手段と
しての不揮発性ＲＡ　Ｍ　６１２により構成される。Ｒ
ＯＭ　６　］−１には、上記マイクロコンピュータを動
作させるためのプログラムや各種処理に必要なデータな
どが記憶されているが、プログラム変更などに対処する
ため、通常、第３図（Ａ）に示すように、取り外し交換
が容易なようＩＣソケット６３を介して主制御用プリン
ト配線板６４に装着されている。

また、ＲＡ　Ｍ　６１２には、たとえば最大複写枚数値
、露光ランプ４の露光電圧値、高圧電源の出力値、レジ
ストローラ対１７のオンタイミング値、用紙の搬送速度
値、光学系の移動速度値や位置データなどの各種調整値
および電子複写機内部で発生したエラー情報などが記憶
されており、これらは当該電子複写機独自のデータであ
る。そのため、ＲＡＭ６１．２が装着されているプリン
ト配線板（図示しない）が故障して、プリント配線板ご
と交換する場合、そのＲＡＭ６１゜を故障プリント配線
板から外して、新しいプリント配線板に装着する必要が
ある。従って、ＲＡ　Ｍ　６１２も、ＲＯＭ　６１１と
同様、交換が容易なよう図示しないＩＣソケットにより
プリント配線板に装着されている。

入出力インターフェイス６２には、通過検知スイッチ５
５．・・・などの各種検知スイッチ類７０゜−１３＝ 複写枚数をカウントするカウンタ７１．感光体ドラム１
０などの駆動源たるメインモータ７２を制御する駆動制
御部７３．露光ランプ４の露光制御を行なう露光制御部
７４および操作パネル７５なとか接続されている。

なお、メモリ６１と入出力インターフェイス６２のアド
レス指定およびデータ入出カラインは、共通のパスライ
ンを使用している。

一方、通信ユニット（送信手段）８０の通信制御部８］
は、第３図（Ｂ）に示すように、ＲＯＭ６１】を装着す
るためのＩＣソケット６３を介して複写機本体１と電気
的に接続されている。すなわち、ＩＣソケット６３には
、通信制御部８］か接続された接続端子６５が装着され
るとともに、この接続端子６５を介してＲＯＭ　６１　
、か装着されている。これにより、通信制御部８１は、
接続端子６５およびＩＣソケット６３を介して複写機本
体］の主制御部６０に接続されるとともに、ＲＯＭ　６
１１は接続端子６５がない場合（第３図Ａの場合）と全
く同じ機能、動作を行なうことが出来るようになってい
る。また、通信制御部８１には、タイマ８２、パターン
ジェネレータ８３および通信用インターフェイス８４な
どが接続されている。なお、通信ユニット８０は、第２
図に示すように複写機本体１に対して着脱自在な構成と
なっている。

ところで、前記のように、ＩＣソケット６３の各ピンに
はパスラインが接続されているので、通信制御部８１は
、たとえば、複写枚数や、紙詰まりなどのエラーが発生
した時の各検知スイッチの信号や、各種調整情報などを
、不揮発性ＲＡＭ６１２や、入出力インターフェイス６
２を介して読込むことができる。

通信用インターフェイス８４には、変復調器８５が接続
されている。変復調器８５は、通信用インターフェイス
８４から送られてくる各種データやその他の情報を転送
に適したデータ形式の音声信号に変調し、更に送信フォ
ーマットに従って網制御部８６を介して回線（公衆回線
）９０に送り出すとともに、回線９０から網制御部８６
を介して受取ったデータを復調して、通信用インターフ
ェイス８４を介して通信制御部８１に送出するものであ
る。ここに、網制御部８６は、回線を電話通話に使用す
る場合と、データ通信に使用する場合との切換や、着信
信号の検出、自動ダイヤルなどを行なうためのものであ
る。

タイマ８２は、通信制御部８１が行なう各種処理に必要
な計時を行なうほか、時計機能を有するもので、セット
された時間、たとえば、回線を電話通話に使用しない真
夜中に、各種データや情報の送信を行なう処理などに供
されるものである。

パターンジェネレータ８３は、通信制御部８１からコー
ドデータを受取り、これを対応する画像データであるキ
ャラクタパターンに変換して通信用インターフェイス８
４に出力するものである。

これにより、データの転送先が、たとえばファクシミリ
装置のように画像データを扱う機器である場合にも対応
できるようになっている。

外部装置（受信装置）９］は、通信ユニット８０からの
データを受信して管理するものである。

−］６− この外部装置９１は、基本的には網制御部９２、変復調
器９３および処理装置９４により構成されている。

変復調器９３は、網制御部９２を介して、回線９０から
受取ったデータを復調して処理装置９４に出力するとと
もに、処理装置９４からのデータを音用信号に変調し、
網制御部９２を介して回線９０に出力するものである。

処理装置９４は、変復調器９３から受取ったデータを制
御装置９４１を介して、たとえばＣＲＴデイスプレィな
どの表示装置９４２に表示したり、プリンタなどの印刷
装置９４３により印刷したり、あるいはフロッピーディ
スクなどの記憶装置９４４に記憶させたりするものであ
る。また、処理装置９４は、キーボードなどの人力装置
９４５を備えており、たとえば、外部装置９］側から通
信ユニット８０に対して各種データの転送を要求できた
り、複写機本体］内の制御情報、すなわち不揮発性ＲＡ
　Ｍ　６１２の内容、たとえば露光ランプ４の露光電圧
の調整情報の変更などを行なうこともできるようになっ
ている。不揮発性ＲＡ　Ｍ　６１２内の調整情報には、
このほかに前述したように最大複写枚数値、高圧電源の
出力電圧値および出力電流値、レジストローラ対］７の
オンのタイミング値、用紙の搬送速度値、光学系の移動
速度値や位置データなどがある。

このように、電子複写機の制御情報である各種調整情報
を、遠隔地に設置された外部装置９〕から容易に書換え
ることができるので、新しく電子複写機をセットアツプ
する場合、そこの設置環境などをたとえば電話などによ
って聞いて、外部装置９］からその埋填条件に適した調
整を行なうことにより、熟練した保守員が設置場所に赴
く必要がなくなる。また、稼働中の電子複写機に不具合
が発生した場合でも、その使用状況や故障の状態なとの
把握、および調整情報の変更を外部装置９１側から行な
えるので、不具合内容によっては保守員が設置場所に赴
く必要はなくなる。

この他にもユーザからの要望、たとえば「コピー濃度を
もっと淡めにしてほしい」なとという要望に対しても、
外部装置９１側から即座に対応することかでき、サービ
ス性の向上も図れる。

更に、外部装置９１が設置される場所をセンタとして複
数の電子複写機を管理するようにすれば、更に効率的な
運用か可能となる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、画像形成装置の各
種調整情報を遠隔地に設置された外部装置から書換え可
能にすることにより、画像形成装置の調整を遠隔地にお
いて容易に行なうことができ、したがって、たとえば画
像形成装置のセットアツプ時、あるいは、稼働中の画像
形成装置の不具合発生時、従来のようにその都度、熟練
した保守員が設置場所へ赴く必要はなく、画像形成装置
の効率的な保守、管理が可能となる画像形成装置の遠隔
調整装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体的な
構成を概略的に示すブロック図、第２図は概略構成図、
第３図は通信ユニットを電子複写機の主制御用プリント
配線板に接続する手段を説明する斜視図、第４図は電子
複写機の構成を概略的に示す側断面図である。 ］・・・複写機本体、６０・・・主制御部、６］・・・
メモリ部、６１１・・・ＲＯＭ、６］２・・・不揮発性
ＲＡＭ（記憶手段）、６２・・・入出力インターフェイ
ス、６３・・・ＩＣソケット、６４・・・主制御用プリ
ント配線板、８０・・・通信ユニット、８］・・通信制
御部、９１・・外部装置、９４・・・処理装置。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 像担持体に画像を形成する画像形成手段と、この画像形
   成手段を適切に動作せしめるよう調整するための調整情
   報を記憶する記憶手段と、この記憶手段内の調整情報を
   用いて前記画像形成手段の画像形成動作を制御する制御
   手段とを有する画像形成装置と、 この画像形成装置と通信回線を介して接続され、前記記
   憶手段に記憶された調整情報の書換えを行なう外部装置
   と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置の遠隔調整装
   置。