JPH04102246A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPH04102246A
JPH04102246A JP22036190A JP22036190A JPH04102246A JP H04102246 A JPH04102246 A JP H04102246A JP 22036190 A JP22036190 A JP 22036190A JP 22036190 A JP22036190 A JP 22036190A JP H04102246 A JPH04102246 A JP H04102246A
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JP
Japan
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magnetic layer
magneto
magnetic
layer
optical recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP22036190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuko Fuchigami
淵上 靖子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH04102246A publication Critical patent/JPH04102246A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はオーバーライド(Overwrite)可能な
光磁気記録媒体に関する。
(ロ)従来の技術 従来、光変調法によりオーバーライド可能な光磁気記録
媒体については第5図ないし第7図に示すらのが提案さ
れている(特開昭62 175918号公報またはJa
panese Journal of Applied
Physics、νof、 26(1987)Supp
lement26−4. P]55−159)。
即ち、第5図に示すように光磁気記録媒体lは、レーザ
光2と磁石3.4の磁界を利用して情報を高密度に記録
又は再記録し、レーザ光2を用いてカー効果により記録
情報が読み出されるものである。この光磁気記録媒体1
は、第6図に示すように基板上に記録層5と補助層6と
からなり、両層はその保磁力をHl、H,、キュリー温
度をT、T、とするとき、H,>H,、”rl<Ttの
関係を有するしのに材料が選定される。この媒体1の温
度と磁界の強さとの関係を第7図に示す。尚、第7図中
、Trは室温であり、Hbはバイアス磁石の磁界の強さ
である。
記録層5への記録に際して、例えば、記録データ7を書
き換える場合には、バイアス磁石3とこのバイアス磁界
と逆向きの磁界を発生する初期化磁石4を設ける。この
初期化磁石4からの磁界の大きさHiniは、記録層5
の保磁力1(、より小さく、補助層6の保磁力H7より
大きい。この記録層5への記録に際して、この初期化磁
界が回転している媒体1に常に印加されているので、媒
体]が図示矢印8方向に回転するとき、初期化磁石4に
より補助層6を初期化磁石4の磁化方向、即ち図面−L
で下向きに磁化している。
オーバーライドは記録情報データ9に合わせて高パワー
と低パワーのレーザ光を照射することによって行われる
。即ち低パワーのレーザ光の照射時には、媒体1の温度
が記録層5のキュリー温度T、より高く、補助層6のキ
ュリー温度T、より低くなるように、また、高パワーの
レーザ光の照射時には補助層6のキュリー温度T、より
高くなるようにレーザ光のパワーが調整される。
したがって、低パワーの照射時には、記録層5の磁化が
ゼロになるが、補助層6の磁化が残っているので、レー
ザ光の照射を中止した後の冷却時に補助層6からの交換
結合力によって記録層5は補助層6と同じ向き(初期化
磁界と同じ向き)に磁化される。一方、高パワーの照射
時には、記録層5及び補助層6の磁化がいずれもゼロに
なるため、レーザ光照射の中止後の両層の冷却時に最初
は補助層6がバイアス磁石3がらの磁界の向きに磁化さ
れ、続いて記録層5も同じ向きに磁化される。
このように、記録層5は、低パワー照射により初期化磁
界の方向に、又高パワー照射によりバイアス磁界の方向
に磁化される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、従来の光変調法によりオーバーライド可能な光
磁気記録媒体は、記録層と補助層とよりなるものである
から、オーバーライドのときにバイアス磁石を必要とす
るものであり、記録層が複雑になる欠点がある。
本発明はかかる点に鑑み発明されたものにしてオーバー
ライドのときにバイアス磁石を必要としない光磁気記録
媒体を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 かかる課題を解決するために、本発明による光磁気記録
媒体は、基板上に、磁気光学効果を有する第1磁性層と
、垂直異方性を有する第2磁性層及び第3磁性層を積層
形成し、それらの磁性層は室温での保磁力をそれぞれH
c +、Hc、、Hc。
とし、キュリー温度をTc、、丁C2、Tc、とすると
き、Hc、<Hc、、Hc t < Hc s、Tc<
 T c 、< T c 1の関係にあることを特徴と
するものである。
(ホ)作用 オーバーライドのときには、レーザ光と初期化磁石を使
用する。初期化磁石からの磁界は室温において第1及び
第3磁性層の保磁力より小さく、第2磁性層の保磁力よ
り大きい。また、レーザ光は記録情報データに合わせて
高パワーと低パワーにパワーが調整されて使用される。
この低パワーの照射は第1磁性層のキュリー温度より高
いが、第2磁性層のキュリー温度より低い温度に光磁気
記録媒体を加熱し、また、高パワーの照射は第2磁性層
のキュリー温度より高いが、第3磁性層のキュリー温度
より低い温度に光磁気記録媒体を加熱するように、それ
ぞれのパワーが調整される。
このようなレーザ光と初期化磁石を使用することにより
、オーバーライドのときに初期化磁石からの磁界により
第2磁性層の磁化の向きを初期化磁界の方向にし、低パ
ワーのレーザ光の照射によって、第1磁性層をそのキュ
リー温度以上に加熱して第1磁性層の磁化をゼロとし、
その冷却時に第2磁性層との交換結合力により第1磁性
層は第2磁性層と同じ向き、即ち初期化磁界の向きに磁
化される。高パワーのレーザ光の照射時には、第1及び
第2磁性層をそれぞれのキュリー温度以」−に加熱する
から、この両層の磁化をゼロとし、その冷却時に第3磁
性層との交換結合力により第2磁性層は第3磁性層と同
じ向きに磁化され、続いて第1磁性層は第2磁性層と同
じ向き、即ち第3磁性層と同じ向きに磁化される。従っ
て、オーバーライドのときに、従来では必要であったバ
イアス磁石を必要としない。
(へ)実施例 本発明の一実施例を図面に基ずいて説明する。
第1図は本発明による光磁気記録媒体の模式断面図であ
り、オーバーライド時を概念的に示している。    
                通用この図面におい
て、光磁気記録媒体lOは、基へ 板11上に磁気光学効果を有する第1磁性層12と、垂
直異方性を有する第2磁性層13及び第3磁性層14を
積層して構成される。これらの磁性層はその室温での保
磁力をそれぞれHc、、Hc、、Hc、とし、キュリー
温度をTc、、Tc+、TClとするとき、HC!<H
CI、Hcr<Hc、、Tc+<Tc、<Tc、になる
ものが選択される。
具体的には、基@IIとして厚さ1.2mmのガラス板
又はポリカーボネート樹脂が使用され、各磁性層として
は、希土類元素(Gd、Tb等)と遷移金属元素(Fe
、 Co等)よりなるアモルファス材料を使用し、各磁
性層はその材料をスパッターすることにより形成される
。この実施例では第1磁性層12としてGdFeを使用
し、第2磁性層13及び第3磁性層14としてGdFe
Coを使用した。この場合にGdの組成比を26〜27
2石にすることにより保磁力を高めることができ、この
範囲からずらすことにより保磁力を低くすることができ
る。また、COのわ1成比を高めることによりキュリー
温度を高めることができる。さらに、第1磁性層12の
厚みとして5C)0〜10(10人、第3磁性層1.1
の厚みとしてl0QQ〜2000人、第2磁性層]3の
厚みとじてその中間の800〜1500人とすることが
できる。
実施例においては、第1磁性層12ヒしては、Gd+J
f−zを厚み700人に形成して、保磁力Hc +が1
5kA、/m、キュリー温度Tc、が130℃であった
。第2磁性層13としては、Gd+tFessCO+。
を厚み1000人に形成して、保磁力Hc 、が2kA
/m、キュリー温度Tc、が200℃てあった。
第2磁性層13としては、Gd1JeisCO+3を厚
み1OUU人に形成して、保磁力Hcsが8 k A/
m、キュリー温度Tc、が300℃であった。
これらの磁性層の温度と磁界の強さとの関係を第2図に
示す。
オーバーライドのときには、レーザ光15と初期化磁石
16を使用する。切部化磁石16からの磁界の強さI(
i旧は室温Trにおいて第1及び第3磁性層12.14
の保磁力f(C+、Hc3より小さく、第2磁性層13
の保磁力Hc tより大きい。また、レーザ光15は記
録情報データに合わせて高パワーと低パワーに調整され
て使用される。この低パワーの照射は第1磁性層12の
キュノー温度Tc、より高いが、第2磁性層13のキュ
リー温度Tc、より低い温度に光磁気記録媒t*lOを
加熱する。これに対し、高パワーの照射は第2磁性層1
3のキュリー温度T c tより高いが、第3磁性層1
4のキュリー温度Tc、より低い温度に光磁気記録媒体
10を加熱する。
オーバーライドの場合に、レーザ光のパワーが高いとき
と低いときに分けて第3図及び第4図に基ずいて説明す
る。
第3図Aは低パワーのレーザ光照射時の媒体の模式断面
図、同図Bはその冷却時の同断面図である。
第3図Aにおいて、オーバーライドに際して初期化磁石
I6からの磁界により第2磁性層13はその磁界の向き
に磁化されている。この状態で記録情報データに応じて
低パワーのレーザ光を媒体10に照射すると、媒体10
の温度は、第2磁性層13のキュリー温度Tcyより低
いが第1磁性層12のキュリー温度Tc+り高くなるの
で、第1磁性層12の磁化がゼロとなる。ここでレーザ
光]5の照射を中止して第1磁性層12を冷却すると、
第1磁性層12は第3図B中の矢印17で承すように第
2磁性層13からの交換結合力によって第2磁性層13
の磁化の向きと同じ向きに磁化される。
次に、第4図Aは高パワーのレーザ光照射時の媒体の模
式断面図、同図B及びCはその冷却時の同断面図である
これらの図面において、第2磁性層】3が切間化磁界の
向きに磁化されている状態で、第4図Aに示すように高
パワーのレーザ光を媒体10に照射すると、媒体10の
温度は、第2磁性層13のキュリー温度Tc+より高い
が、第3磁性層14のキュリー温度Tc、より低い温度
に加熱されるから、第1及び第2磁性層】2.13の磁
化がゼロになる。ここでレーザ光15の照射を中止して
媒体10を冷却すると、まず第2磁性層13は同図B中
の矢印18で示すように第3磁性層14がらの交換結合
力によって第3磁性層の磁化の向きと同じ向きに磁化さ
れる。続いて媒体10の温度の低下により第1磁性層1
2は同図C中の矢印19で示すように第2磁性層】3か
らの交換結合力によって第2磁性層の磁化の向きと同じ
向きに磁化される。
このようにレーザ光のパワーが記録情報データに応じて
高低に調整され、第1磁性層12の磁化の方向を記録情
報データに応じたものにすることができる。
(ト)発明の効果 本発明は基板上に、磁気光学効果を有する第1磁性層と
、垂直異方性を有する第2磁性層及び第3磁性層を積層
形成し、それらの磁性層は室温での保磁力をそれぞれH
c+、Hc、、Hc、とし、キュリー温度をTc+、T
c+、Tc、とするとき、Hc、<Hc、、Hc r 
< Hc s、T c 、< T c +< T c 
hの関係にあることを特徴とするものであるから、第3
磁性層が従来のバイアス磁石の機能を果たすことになり
、オーバーライドに際してバイアス磁石を必要としない
光磁気記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は本発明による光磁気記録媒体の模式断面図、第2図は
媒体の各磁性層の温度と磁界の強さとの関係説明図、第
3図Aは低パワーのレーザ光照射時の媒体の模式断面図
、同図Bはその冷却時の同断面図、第4図Aは高パワー
のレーザ光照射時の媒体の模式断面図、同図B及びCは
その冷却時の同断面図である。第5図は従来の光磁気記
録媒体の斜視図、第6図はその媒体の模式断面図、第7
図は媒体の各磁性層の温度と磁界の強さとの関係説明図
である。 10−−−−−−−一光磁気記録媒体、11−−−−−
−−一基板、12−一−−−−−第】磁性層、] ]3
−−−−−−−第2磁性層] 4−−−−−−第3磁性
層、+ 5−−−−−−−−レーザ光、16−−−−−
−−一初期化磁石。 出頼人 三洋電機株式会社 代理人 弁理士 西野卓嗣(外2名) 第1図 r Tc+ Tc2 Tc3 i!L廣

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に、磁気光学効果を有する第1磁性層と、
    垂直異方性を有する第2磁性層及び第3磁性層を積層形
    成し、それらの磁性層は室温での保磁力をそれぞれHc
    _1、Hc_2、Hc_3とし、キュリー温度をTc_
    1、Tc_2、Tc_3とするとHc_2<Hc_1、
    Hc_2<Hc_3、Tc_1<Tc_2<Tc_3 の関係にあることを特徴とする光磁気記録媒体。
JP22036190A 1990-08-21 1990-08-21 光磁気記録媒体 Pending JPH04102246A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22036190A JPH04102246A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 光磁気記録媒体

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JP22036190A JPH04102246A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 光磁気記録媒体

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63205835A (ja) * 1987-02-23 1988-08-25 Canon Inc 光磁気記録媒体及び光磁気記録方法
JPS63249951A (ja) * 1987-04-03 1988-10-17 Mitsubishi Electric Corp 光磁気記録情報担体
JPS63291237A (ja) * 1987-05-21 1988-11-29 Mitsubishi Electric Corp 光磁気記録再生用情報担体装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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