JPH04102111U - 車両用装置における呼吸構造 - Google Patents
車両用装置における呼吸構造Info
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- JPH04102111U JPH04102111U JP561291U JP561291U JPH04102111U JP H04102111 U JPH04102111 U JP H04102111U JP 561291 U JP561291 U JP 561291U JP 561291 U JP561291 U JP 561291U JP H04102111 U JPH04102111 U JP H04102111U
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 呼吸構造が簡単で、また車両用装置の厚さを
薄形にすることを目的とする。 [構成] 車両用装置本体の密閉室4内の灯室41とダ
ミー室40との間に呼吸連通部5を設けて、灯室41と
ダミー室40とを連通させる。その車両用装置本体に、
前記ダミー室40と外部とを連通させる呼吸部を設け
て、1個の呼吸部で灯室41とダミー室40との双方の
呼吸作用を同時に行なうようにする。この結果、ダミー
室40と灯室41とにそれぞれ別個に呼吸構造を設ける
車両用装置と比較してその呼吸構造が簡単である。ま
た、灯室41部分の後部に呼吸構造を設けた車両用装置
と比較して、車両用装置の厚さを薄形にすることができ
る。
薄形にすることを目的とする。 [構成] 車両用装置本体の密閉室4内の灯室41とダ
ミー室40との間に呼吸連通部5を設けて、灯室41と
ダミー室40とを連通させる。その車両用装置本体に、
前記ダミー室40と外部とを連通させる呼吸部を設け
て、1個の呼吸部で灯室41とダミー室40との双方の
呼吸作用を同時に行なうようにする。この結果、ダミー
室40と灯室41とにそれぞれ別個に呼吸構造を設ける
車両用装置と比較してその呼吸構造が簡単である。ま
た、灯室41部分の後部に呼吸構造を設けた車両用装置
と比較して、車両用装置の厚さを薄形にすることができ
る。
Description
【0001】
本考案は、例えばリヤーフィニッシャー(車両用装飾装置)などの車両用装置
の呼吸構造に係り、特に構造が簡単で、また薄形の車両用装置の呼吸構造に関す
るものである。
【0002】
従来のこの種の車両用装置の呼吸構造を、図2乃至図4を参照して説明する。
この例は、バックランプを一体に組み込んだリヤーフィニッシャーについて説明
する。
図において、Aは車両用装置で、この例ではリヤーフィニッシャーであり、こ
のリヤーフィニッシャーAはその後部の取付座やボルトやパッキングやワッシャ
など(図示せず)により車体パネル(図示せず)に取り付ける。このリヤーフィ
ニッシャーAは、後述するハウジング1とアウターレンズ2およびインナーレン
ズ3とからなる。
Bは前記リヤーフィニッシャーAの右端に組み込んだ円筒形状のキーシリンダ
で、このキーシリンダBはその底部のボルト(図示せず)などにより、車体パネ
ルに組み付ける。
Cは前記リヤーフィニッシャーAの左右側に配設したリヤーコンビネーション
ランプで、このリヤーコンビネーションランプCはその後部のボルト(図示せず
)などにより、車体パネルに組み付ける。
Dは前記リヤーフィニッシャーAの左右両端に一体に組み込んだバックランプ
である。
【0003】
前記リヤーフィニッシャーAのハウジング1は、その全周縁に接着凹部10を
設ける。このハウジング1の後述するダミー室40に対応する箇所に第1呼吸筒
11および第1呼吸孔12を設け、かつこのハウジング1の後述する灯室41に
対応する箇所に第2呼吸筒13および第2呼吸孔14を設ける。前記第1呼吸筒
11および第2呼吸筒13に、ほぼ断面U字形をなす第1グロメット15および
第2グロメット16の一端開口を嵌合すると共に、その第1グロメット15およ
び第2グロメット16の他端開口を下方に向け、かつハウジング1の背面に対向
させる。
前記リヤーフィニッシャーAのアウターレンズ2は、その全周縁に接着脚部2
0を、前記ハウジング1の接着凹部10に対応して後方に一体に設ける。このア
ウターレンズ2の後述する灯室41に対応する箇所にバックランプD用レンズ2
1を一体に成形する。
前記リヤーフィニッシャーAのインナーレンズ3は、後述する灯室41に対応
する箇所に透孔30を設ける。
前記アウターレンズ2の周縁部とインナーレンズ3の周縁部とを重ね合わせる
と共に、そのインナーレンズ3とアウターレンズ2との要所を超音波溶着などに
より溶着させる。かかるアウターレンズ2の接着脚部20を前記ハウジング1の
接着凹部10にホットメルト17などにより接着かつシールする。この結果、リ
ヤーフィニッシャーAが構成されると共に、このリヤーフィニッシャーAのハウ
ジング1およびアウターレンズ2およびインナーレンズ3よりなる本体内に密閉
室4が形成される。なお、上述のリヤーフィニッシャーAのハウジング1とアウ
ターレンズ2とは、上述の接着シールの他に、嵌合凸部と嵌合凹部との嵌合や機
械的締結手段の締結などを付加しても良い。
図において、40および41は前記リヤーフィニッシャーAの本体の密閉室4
内を分割してなるダミー室およびバックランプD用の灯室である。このダミー室
40および灯室41は、バックランプD用のリフレクタ42により、水密かつ気
密にそれぞれ独立して画成されている。この灯室41内に光源バルブ43を配設
する。上述のバックランプD用レンズ21およびリフレクタ42および灯室41
および光源バルブ43により、リヤーフィニッシャーAに一体に組み込まれたバ
ックランプDが構成される。なお、図中44は前記リフレクタ4に前記第2呼吸
孔14と連通するように設けた透孔である。
【0004】
かかるリヤーフィニッシャーAの密閉室4内を分割したダミー室40内および
灯室41内においては、第1呼吸孔12,第1グロメット15および第2呼吸孔
14,第2グロメット16を介して、外部と呼吸作用をそれぞれ別個に行なって
いる。
【0005】
ところが、上述の従来の車両用装置の呼吸構造は、リヤーフィニッシャーAの
密閉室4内を分割したダミー室40と灯室41とに、第1呼吸筒11,第1呼吸
孔12,第1グロメット15からなる第1呼吸構造と第2呼吸筒13,第2呼吸
孔14,第2グロメット16からなる第2呼吸構造とを、それぞれ別個に設けた
ものであるから、呼吸構造が複雑になるなどの問題がある。また、リヤーフィニ
ッシャーA全体と比較して、バックランプD部分が後方に大きく突出しているの
で、そのバックランプD部分の後部に第2呼吸構造を設けると、その分後方に突
出する寸法が大となり、リヤーフィニッシャーA全体の厚さが大となるなどの問
題がある。
【0006】
本考案の目的は、構造が簡単で、また薄形の車両用装置の呼吸構造を提供する
ことにある。
【0007】
本考案は、車両用装置本体の密閉室内の灯室とダミー室との間に呼吸連通部を
設け、その車両用装置本体に、前記ダミー室と外部とを連通させる呼吸部を設け
たことを特徴とする。
【0008】
本考案は、上記の構成により、ダミー室内と外部とは呼吸部を介して呼吸作用
を行なうことができ、また灯室内と外部とは呼吸連通部およびダミー室および呼
吸部を介して呼吸作用を行なうことができる。すなわち、灯室とダミー室との間
の呼吸連通部を介して、1個の呼吸部で灯室とダミー室との双方の呼吸作用を同
時に行なうことができる。この結果、ダミー室と灯室とにそれぞれ別個に呼吸構
造を設け、その2個の呼吸構造でダミー室と灯室との呼吸作用をそれぞれ別個に
行なう従来の車両用装置の呼吸構造と比較してその構造が簡単である。
また、車両用装置のうち後方に大きく突出している灯室部分の後部に呼吸構造
を設ける必要がないので、灯室部分の後部に呼吸構造を設けた従来の車両用装置
と比較して、車両用装置の厚さを薄形にすることができる。
【0009】
以下、本考案の車両用装置の呼吸構造の一実施例を図1を参照して説明する。
この例は、車両用装飾装置としてのリヤーフィニッシャーについて説明する。
図中、図2乃至図4と同符号は同一のものを示す。
図において、5はリヤーフィニッシャーA本体の密閉室内をダミー室40と灯
室41とに分割するリフレクタ42に設けた呼吸連通部としての呼吸連通孔で、
この呼吸連通孔5は前記ダミー室40内と灯室41内とを連通するものである。
前記ダミー室40と外部とを連通する呼吸部を設ける。この呼吸部は、上述の
図3中に示す第1呼吸構造、すなわち第1呼吸筒11,第1呼吸孔12,第1グ
ロメット15とからなる。なお、図4中に示す灯室41と外部とを連通する第2
呼吸構造は設けない。
【0010】
この実施例における本考案の車両用装置の呼吸構造は、以上の如き構成からな
るので、ダミー室40内と外部とは、第1呼吸筒11,第1呼吸孔12,第1グ
ロメット15とからなる呼吸部を介して、呼吸作用を行なうことができる。また
、灯室41内と外部とは、呼吸連通孔5およびダミー室40および呼吸部の第1
呼吸筒11,第1呼吸孔12,第1グロメット15を介して、呼吸作用を行なう
ことができる。すなわち、灯室41とダミー室40との間の呼吸連通孔5を介し
て、1個の呼吸部(第1呼吸筒11,第1呼吸孔12,第1グロメット15)で
灯室41とダミー室40との双方の呼吸作用を同時に行なうことができる。
この結果、ダミー室40と灯室41とに第1呼吸構造と第2呼吸構造とをそれ
ぞれ別個に設け、その2個の呼吸構造でダミー室と灯室との呼吸作用をそれぞれ
別個に行なう従来の車両用装置の呼吸構造と比較してその構造が簡単である。
また、リヤーフィニッシャーAのうち後方に大きく突出しているバックランプD
部分の後部に呼吸構造を設ける必要がないので、バックランプD部分の後部に呼
吸構造を設けた従来の車両用装置と比較して、車両用装置の厚さを薄形にするこ
とができる。
【0011】
なお、上述の実施例においては、車両用装飾装置としてのリヤーフィニッシャ
ーAについて説明したが、本考案はその他の車両用装置にも使用することができ
る。
【0012】
以上から明らかなように、本考案の車両用装置の呼吸構造は、車両用装置本体
の密閉室内の灯室とダミー室との間に呼吸連通部を設け、その車両用装置本体に
、前記ダミー室と外部とを連通させる呼吸部を設けたものであるから、ダミー室
内と外部とは呼吸部を介して呼吸作用を行なうことができ、また灯室内と外部と
は呼吸連通部およびダミー室および呼吸部を介して呼吸作用を行なうことができ
る。すなわち、灯室とダミー室との間の呼吸連通部を介して、1個の呼吸部で灯
室とダミー室との双方の呼吸作用を同時に行なうことができる。この結果、ダミ
ー室と灯室とにそれぞれ別個に呼吸構造を設け、その2個の呼吸構造でダミー室
と灯室との呼吸作用をそれぞれ別個に行なう従来の車両用装置の呼吸構造と比較
してその構造が簡単である。
また、車両用装置のうち後方に大きく突出している灯室部分の後部に呼吸構造
を設ける必要がないので、灯室部分の後部に呼吸構造を設けた従来の車両用装置
と比較して、車両用装置の厚さを薄形にすることができる。
【図1】本考案の車両用装置の呼吸構造の一実施例を示
した断面図である。
した断面図である。
【図2】従来の車両用装置の呼吸構造などを使用した車
両用装飾装置としてのリヤーフィニッシャーの正面図で
ある。
両用装飾装置としてのリヤーフィニッシャーの正面図で
ある。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線断面図である。
1 ハウジング
12 第1呼吸孔
15 第1グロメット
2 アウターレンズ
3 インナーレンズ
4 密閉室
40 ダミー室
41 灯室
42 リフレクタ
43 光源バルブ
5 呼吸連通孔(呼吸連通部)
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用装置本体の密閉室内を、光源バル
ブを備える灯室と、ダミー室とに、分割してなる車両用
装置において、前記灯室とダミー室との間に呼吸連通部
を設け、前記車両用装置本体に、前記ダミー室と外部と
を連通させる呼吸部を設けたことを特徴とする車両用装
置における呼吸構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP561291U JPH04102111U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 車両用装置における呼吸構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP561291U JPH04102111U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 車両用装置における呼吸構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102111U true JPH04102111U (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=31736285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP561291U Pending JPH04102111U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 車両用装置における呼吸構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04102111U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234725U (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-06 |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP561291U patent/JPH04102111U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234725U (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-06 |
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