JPH04101799A - 連続用紙の切断方法 - Google Patents

連続用紙の切断方法

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JPH04101799A
JPH04101799A JP21716390A JP21716390A JPH04101799A JP H04101799 A JPH04101799 A JP H04101799A JP 21716390 A JP21716390 A JP 21716390A JP 21716390 A JP21716390 A JP 21716390A JP H04101799 A JPH04101799 A JP H04101799A
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timing
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JP21716390A
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Mitsuo Suzuki
三男 鈴木
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Toshiba Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、連続帳票の如くの連続用紙を分離線に沿って
切断し、単位帳票の如くの単位用紙を得るための、連続
用紙の切断方法に関する。
(従来の技術) 従来、特開昭60−77000号公報に記載の如くの連
続用紙の切断方法が提案されている。この連続用紙の切
断方法は、連続用紙を分離線(ミシン目)に沿って単位
用紙に切断(分割)するものであり、インフィードロー
ラ対を連続用紙の搬送ラインに沿う上流位置に配置し、
アウトフィードローラ対を連続用紙の搬送ラインに沿う
下流位置に配置するとともに、アウトフィードローラ対
の周速をインフィードローラ対の周速より高速に設定し
、インフィードローラ対とアウトフィードローラ対との
間に連続用紙の一面に係合できる切断補助部材としての
切断グレードを配置するものである。
そして、両ローラ対のそれぞれにおいて、それらの上ロ
ーラは偏心軸に回転自在に支持され、偏心軸の揺動によ
り、上ローラは下ローラに対して接離動を行なう。連続
用紙の分離線に沿う切断は、このうちの接近動を利用し
て行なわれる。即ち、分離線が切断ブレードの手前位置
にきた時に、偏心軸を約90度回転させる。これにより
、上ローラは下ローラの側に揺動し、ついには上下のロ
ーラ間にて用紙を挟持する。
ところで、下流側のアウトフィードローラ対は、前述の
如く上流側のインフィードローラ対より高速(例えば1
.5倍)で回転されている。このため、各ローラ対の上
下のローラにて上述の如く用紙を挟持すると、インフィ
ードローラ対とアウトフィードローラ対との間の連続用
紙には張力が加えられる。そして、この張力と切断ブレ
ードとの協動作業により、分離線に沿う切断が行なわれ
る。
(発明か解決しようとする課H) 然るに、従来技術では、用紙の分離線が切断ブ1ノート
の手前特定位置に到達するタイミングで、十ローラの偏
心軸をその原点位置から揺動開始せしめ、その直後に該
用紙を上下のローラにて挟持せしめることとしている。
そして、偏心軸の原点位置、揺動開始タイミング、揺動
速度、揺動角度範囲を、用紙の厚みによらず常に一定と
している。
このため、従来技術による時、偏心軸の揺動開始から、
上下のローラが用紙を挟持開始するに到達するまでの時
間は、大きな厚みの用紙においてより短い。
従って、小さな厚みの用紙においては分離線と切断ブレ
ードとの距離Laが適正である時に、該用紙に張力が加
わり良好に切断できる状態に設定されていたとしても、
大きな厚みの用紙については良好な切断がなされない、
即ち、両ローラ対による用紙の挟持タイミングを、小さ
な厚みの用紙において良好な切断が行なわれるように設
定しである状態下で、大きな厚みの用紙の切断を行なう
場合には、その分離線がまた切断プレートと多くの距離
Lbをおいた状態て該用紙に張力が加わることとなり、
良好な切断がなされない。更に、用紙がノーカーボン紙
等の場合には上記距離Lbの範囲において用紙の発色可
能領域が切断ブレードに係合するに伴なって発色してし
まう等の欠点もある。
本発明は、連続用紙が厚み変化する場合においても、そ
れら連続用紙の分離線を切断補助部材に対する適正な切
断位置に設定し、連続用紙を常に良好に切断することを
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、インフィードローラ対を連続用紙の搬送ライ
ンに沿う上流位置に配置し、アウトフィ・−トローラ対
を連続用紙の搬送ラインに沿う下流位置に配置するとと
もに、アウトフィードローラ対の周速をインフィードロ
ーラ対の周速より高速に設定し、インフィードローラ対
とアウトフィードローラ対との間に連続用紙の一面に係
合できる切断補助部材を配置し、各ローラ対のそれぞれ
にて連続用紙を挟持し、かつ切断補助部材を連続用紙の
一面に係合させることにより、該連続用紙に張力を加え
、インフィードローラ対とアウトフィードローラ対との
間で連続用紙の分離線に沿って該連続用紙を切断して単
位用紙を得る連続用紙の切断方法において、単位用紙の
尾端又は始端通過タイミングを検出する検出器を切断補
助部材の搬送ラインに沿う下流側に配置するとともに、
標準連続用紙の分離線が搬送ライン上に定めた送り原点
を通過してからの標準送り量(N)の達成タイミングを
両ローラ対における標準挟持動作開始タイミングとした
時に前記標準連続用紙の分離線が切断補助部材による適
正な切断位置にて切断されるような前記標準送り量(N
)と、前記標準挟持動作開始タイミングで両ローラ対の
作動を開始させて標準単位用紙を得た後、前記検出器か
標準単位用紙の尾端又は始端通過を検出したタイミング
にて後続する標準連続用紙の始端が位置すべき標準始端
位置と、を予め定めておき、先行切断対象としての連続
用紙から先行して切断した単位用紙の尾端又は始端通過
を前記検出器か検出したタイミングにて後続する連続用
紙の始端が標準始端位置に対してなす始端ずれ量(ΔX
n)を推定し、後続連続用紙の分離線が送り原点を通過
してからの送り量(Nn÷1)を、標準送り量(N)を
上記切断ずれ量(Xn)を用いて補正した送り量とし、
この送り量の達成タイミンクを後続連続用紙のための両
ローラ対における挟持動作開始タイミングとするように
したものである。
(作用) 本発明にあっては、検出器が単位用紙の尾端又は始端を
検出した時の、後続連続用紙の始端位置が後続標準連続
用紙の始端位置より先後いずれにあるか(Δxnの有無
)を知ることにより、連続用紙の切断位置が標準切断位
置より先後いずれにあるか(xnの有無)を知ることか
でき、ひいてはこのxnを後続する切断時に補正するこ
とができるのである。即ち、先行切断対象としての連続
用紙について、例えば、先行する切断データに基づき、
後続する切断時の両ローラ対による挟持タイミングを自
動的に補正し、連続用紙の分離線が切断補助部材による
適正切断位置に到達したタイミングを両ローラ対による
挟持タイミングとすることとなる。これにより、連続用
紙が厚み変化する場合においても、それら連続用紙の分
離線を切断補助部材に対する適正な切断位置に設定し、
連続用紙を常に良好に切断することができる。
(実施例) 先ず、本発明の切断原理を一実施例である第3図(A)
、(B)を用いて説明する。
第3図(A)は標準連続用紙1の分離線IAが切断補助
部材3による適正切断位置(B点)にて切断される理想
的な挟持タイミングと、標準連続用紙1から切断されて
アウトフィートされる標準単位用紙2の尾端2Aが尾端
検出器4にて検出されるタイミングとを示す模式図であ
る。また、第3図CB)はn回目の切断時、連続用紙1
1の分離線11Aが切断補助部材3による適正切断位置
から切断ずれ量xnだけずれた挟持タイミングと、連続
用紙11から切断されてアウトフィートされる単位用紙
12の尾端12Aが尾端検出器4にて検出されるタイミ
ングを示す模式図である。
ここで、第3図(A)の理想的な挟持タイミングは、イ
ンフィードされる標準連続用紙1の分離線IAが上記切
断補助部材3による適正切断位置(B点)に到達したタ
イミングとし、このタイミングは、上記分離線IAが搬
送ライン上に定めた送り原点(A点)を通過後、標準送
り量Nたけ送られたタイミングを標準挟持動作開始タイ
ミングとすることで得られるものとする。そして、この
標準送り量Nの達成タイミングを標準連続用紙1のため
の標準挟持動作開始タイミングとして標準単位用紙2を
得た後、尾端検出器4が標準単位用紙2の尾端2A通過
を検出したタイミングにて後続する標準連続用紙1の始
端が位置すべき標準始端位置をD点として予め定めてお
くものとする。
尚、第3図(A)において、Rは切断補助部材3による
適正切断位置(B点)から尾端検出器4(0点)までの
距離、rは切断補助部材3による適正切断位置(B点)
に対し標準始端位置(D点)がなす距離である。
第3図(B)において、連続用紙11の分離線11Aは
B点から切断ずれ量xnだけ送られた位置にある。即ち
、n回目の切断時に連続用紙11に対する挟持タイミン
グがXn遅れたことを意味する。従って、n+1回目の
切断時に、連続用紙11の分離線11AをB点に合致さ
せて理想的な挟持タイミングを確保するために、挟持動
作開始タイミングを、下記(1)式の如くの送り量N 
n+1の達成タイミングとする必要がある。
Nn÷1 =N−xn          ・・・(1
)即ち、上記xnが挟持タイミングを理想化するための
補正量である。
以下、xnの決定についてその算出例を説明する。
先ず、インフィードローラ対の送り速度V1、アウトフ
ィートリーラ対の送り速度vOは予め設定されている定
数であり、VO>Vlの関係があり、その速度比を下記
(2)式のようにkとすると、このkは定数となる。
また、第3図(A)において、標準連続用紙1が切断さ
れてから、標準単位用紙2の尾端2Aが尾端検出器4を
通過するまでの時間なtとすると、下記(3)式か成立
する。
VOVl ここて、第3図(B)において、連続用紙11が切断さ
れてから、単位用紙12の尾端12Aが尾端検出器4を
通過するまでの時間なΔt、Δtの間における後続連続
用紙11の送り量をΔr、単位用紙12の送り量をΔR
とすると下記(4)式が成立する。
VOVl 但し、ΔR1Δrは下記(5) 、(6)式の如くであ
る。
ΔR=R−xn               、、・
(5)Δr=r−xn+Δxn         ”1
6)ここで、Δxnは、連続用紙11から切断した単位
用紙12の尾端12Aを尾端検出器4が検出したタイミ
ングにて、後続する連続用紙11の始端が標準始端位置
り点に対してなす始端ずれ量である。よって、前述(4
)〜(6)式より下記(7)〜(lO)式が成立する。
R−xn       VO (13)において、Δxnは、第3図(A)における切
断により生成せしめられた後続標準連続用紙1の始端が
送り原点値!(A点)に対してなすこととなる距離PO
と、第3図(B)における切断により生成せしめられた
後続連続用紙11の始端が送り原点位置くA点)に対し
てなすこととなる距離Pnとの差であり、下記(14)
の如くである。
Δx n =P n−PO”114) また、(13)式において、kは定数であるから、(1
5)式が成立する。
R−xn=  (r−xn+Δxn)k  −(9)(
1−k)xn =R−(r+Δx n ) k ・・・
(10)ここで、(2) 、(3)式より、下記(11
)〜(13)式が成立する。
R=rk                 =(11
)(1−k)xn=rk−rk−にΔx n−(12)
従って、前述(13)式は下記(16)式の如くになる
xn= (Pn−PG)k2     −−−(16)
よって、n+1回目の切断時における挟持動作開始タイ
ミングは、前述(1)式、上述(16)式により下記(
17)式の如くの送り量N n+1の達成タイミングと
すれば良いことになる。
Nn+l =N −(P n−P O) k2   ・
・・(17)以上のように、第3図の例においては、尾
端検出器4が単位用紙12の尾端を検出した時の、後続
連続用紙11の始端位置Pnが後続標準連続用紙1の始
端位2poより先後いずれにあるか(Δxnの有無)を
知ることにより、連続用紙11の切断位置が標準切断位
置(B点)より先後いずれにあるか(xnの有無)を知
ることができ、ひいてはこのxnを後続する切断時に補
正することができるのである。即ち、先行切断対象とし
ての連続用紙11について、例えば、先行する切断デー
タに基づき、後続する切断時の両ローラ対による挟持タ
イミングを自動的に補正し、連続用紙11の分離線が切
断補助部材3による適正切断位置に到達したタイミング
を両ローラ対による次回挟持タイミングとすることとな
る。
次に、本発明の適用例について説明する。
第1図は本発明の実施に用いられる切断装置の一例を示
す模式図、第2図(A)は切断装置の用紙挟持前状態を
示す模式図、第2図(B)は切断装置の用紙挟持状態を
示す模式図である。
切断装置10は、インフィードローラ対21(上ローラ
21Aと下ローラ21B)を連続用紙11の搬送ライン
に沿う上流位置に配置し、アウトフィードローラ対22
(上ローラ22Aと下ローラ22B)を連続用紙11の
搬送ラインに沿う下流位置に配置する。
各ローラ対21.22は、ステッピングモータ100に
より、切断の前後を含んで常に回転駆動せしめられ、ア
ウトフィードローラ対22の周速をインフィードローラ
対21の周速より高速に設定されている。
切断装置f10は、第1図に示す如く、各ローラ対21
.22において、それらの上ローラ21A、22Aを、
不図示の輪受を介して、偏心軸24に回転自在に支持し
ている。上ローラ21A、22Aの回転中心CIに対す
る偏心軸24の軸心C2がなす偏心量はeである。そし
て、各上ローラ21A、22Aの各偏心軸24は回転角
度位置を制御できるステッピングモータ25にてV方向
に揺動可能とされている。モータ25の出力は、歯付ベ
ルト26を介して、各偏心軸24に設けた各歯付プーリ
27に伝えられる。
即ち、切断装置10にあっては、制御器28によりモー
タドライブ回路29を介してモータ25を制御し、偏心
軸24を適宜揺動せしめる。そして、第1と第2の各ロ
ーラ対21.22において、それらローラ対21.22
の上ローラ21A、22Aを下ローラ21B、22Bに
対して、一定の原点位置(0)から制御器28にて制御
せしめられる揺動開始タイミングで一定の揺動速度(V
)にて揺動開始せしめ、各上ローラ21A、22Aを各
下ローラ21B、22Bに接近動せしめることにて、両
ローラ21A、21Bの間、及び両ローラ22A、22
Bの間に連続用紙11を挟持することとしている。
第2図(A)は各上ローラ21A、22Aが原点位置に
設定されて各下ローラ21B、22Bとの間にギャップ
gを形成している状態を示し、第2図(B)は各上ロー
ラ21A、22Aが揺動しテ各下ローラ21B、22B
との間に連続用紙11を挟持した状態を示す。
切断装置10は、第1図、第2図に示す如く、インフィ
ードローラ対21とアウトフィードリーラ対22との間
に、連続用紙11の一面に係合できる切断ブレード31
を配置しである。尚、切断ブレード31は、両対四−ラ
21.22の下ローラ21Bと22Bとが形成する連続
用紙11の搬送レベル面より下方に突出する如くに固定
配置されている。
尚、切断装置10は、第1図、第2図に示す如く、イン
フィードローラ対21の入側には連続用紙11のマージ
ナルパンチに係入するピンを備えたビントラクタ32を
配置し、アウトフィードローラ対22の出側にはピンチ
ローラ33を配置しである。ビントラクタ32とピンチ
ローラ33は、それぞれ前述のモータ100にて駆動さ
れ、連続用紙11を一定の送り速度で搬送せしめる。
然るに、切断装置10の制御器28にあっては、後述す
る制御手順により連続用紙11の分離線11Aが切断ブ
レード31による適正切断位置に到達するタイミングで
、インフィードローラ対21の上下ローラ21A、21
B、及びアウトフィードローラ対22の上下ローラ22
A、22Bにて訊連続用紙11を挟持せしめるように、
モータドライブ回路29を介してモータ25を制御し、
偏心軸24を揺動開始せしめる。尚、切断ブレード31
による適正切断位置は、切断ブレード31の真上又は近
傍の特定位置に必ず定められ得る。この時、下流側のア
ウトフィードローラ対22は、前述の如く、上流側のイ
ンフィードローラ対21より高速で回転されている。こ
のため、各ローラ対21..22の上下ローラ21A、
21Bの間、及び22A、22Bの間に連続用紙11を
挟持すると、インフィードローラ対21とアウトフィー
ドローラ対22との間の連続用紙11に張力か加えられ
る。そして、この張力と切断ブレート31との協働作用
により、分離a11Aに沿う切断が行なわれ、単位用紙
12を得ることになる。
ここで、切断装置10は、インフィードローラ対21の
入側に定めた送り原点位置に原点検出器41を配置し、
切断ブレード31の下流側に定めた尾端検出位置に尾端
検出器42を配置しである。原点検出器41は、切断装
置10に連続用紙11をセットしてからの搬送開始後、
この連続用紙11の始端が送り原点位置を通過するタイ
ミングを検出する1尾端検出器42は単位用紙12の尾
端12Aが尾端検出位置を通過するタイミングを検出す
る。各検出器41.42は、例えば、透過型又は反射型
の光センサにて構成できる。また、ローラ対21.22
、ビントラクタ32、及びピンチローラ33を駆動する
、連続用紙11、及び単位用紙12の送り装置としての
前述モータ100は、送り量検出器としてのパルスカウ
ンタ43を備えている。然るに、制御器28は、検出器
41.42、及びパルスカウンタ43の検出結果を得て
、下記■、■の如くにより、モータ25を制御し、結果
として、両ローラ対21.22による連続用紙11の挟
持タイミングを制御する。
■第3図(A)に示す如く、標準連続用紙1の分離線I
Aが送り原点位W(A点)を通過してから標準送り量N
の達成タイミングを、両ローラ対21.22における揺
動開始タイミングとして設定する。ここで、標準送り量
Nとは、上記揺動開始タイミングで両ローラ対21.2
2を揺動開始せしめた時、上記分離線IAが切断ブレー
ド3(31)による適正切断位置に到達したタイミング
が挟持タイミングとなるような値であり、実際には実験
等から得られる。また、分離線IAが送り原点位置を通
過するタイミングは、例えば次のようにして得ることが
できる。即ち、先ず標準連続用紙1をセットしてから送
りを開始させる。そして、原点検出器41が標準連続用
紙1の始端を検知した後、パルスカウンタ43によりカ
ウントを開始させる。カウント値は標準連続用紙1の送
り量に対応することとなるから、その始端の位置は、パ
ルスカウンタ43のカウント値から検出できる。そして
、始端と分離線IAとの距離、分離線IA間の距離は共
に天地長さに等しいことから、パルスカウンタ43のカ
ウント値に基づき、分離線IAの位置も同様に検知する
ことができることとなる。尚、本実施例の場合、原点検
出器41が始端を検知後、標準連続用紙1が天地長さ分
搬送される毎に、分離線IAは送り原点位置(A点)を
通過することとなる。
そして、上述の標準送り量Nの達成タイミングを標準連
続用紙1のための両ローラ対21.22における標準揺
動開始タイミングとして標準単位用紙2を得た後、尾端
検出器42が標準単位用紙2の尾端2A通過を検出した
タイミングにて後続する標準連続用紙1の始端が位置す
べき標準始端位置(D点)を予め定めておく、尚、この
D点は、例えば、送り原点位置(A点)から距離POを
なす位置として予め定められる。
■第3図(B)に示す如く、今回切断対象としての連続
用紙11から今回切断した単位用紙の12の尾端12A
の通過を尾端検出器42が検出したタイミングにて後続
する連続用紙11の始端が上述の標準始端位置(D点)
に対してなす始端ずれ量(Δxn)に基づき、上記単位
用紙12の今回切断位置が切断ブレード31に対してな
していた切断ずれ量(xn)を推定する。xnは、前述
(13)式にて推定できる。Δxnは、前述の如く、第
3図(A)における切断により生成せしめられた後続標
準連続用紙1の始端が送り原点位置(A点)に対してな
すこととなる距離POと、第3図(B)における切断に
より生成せしめられた後続連続用紙11の始端が送り原
点位置(A点)に対してなすこととなる距離Pnとの差
であり、前述(14)にて求められる。
そして、後続連続用紙11の次回分離線11Aが原点位
置(A点)を通過してからの次回送り量(Nn+1)を
、標準送り量(N)を上記切断ずれ量(xn )にて補
正した送り量として前述(1)式ひいては(17)式に
て定め、この次回送り量(Nn+1)の達成タイミング
を後続連続用紙11のための両ローラ対21.22にお
ける次回揺動開始タイミングとする。
上記実施例によれば、尾端検出器42が単位用紙12の
尾端を検出した時の、後続連続用紙11の始端位置Pn
が後続標準連続用紙1の始端位置POより先後いずれに
あるか(Δxnの有無)を知ることにより、今回連続用
紙11の切断位置が標準切断位置(B点)より先後いず
れにあるか(xnの有無)を知ることができ、ひいては
このxnを次回切断時に補正することができるのである
。即ち、今回切断対象としての連続用紙11について、
今回(n回目)切断データに基づき、次回(n+1回目
)切断時の両ローラ対21.22における揺動開始タイ
ミング、そして最終的な挟持タイミングを自動的に補正
し、連続用紙11の次回分離線11Aが切断ブレード3
1に到達したタイミングを両ローラ対21.22による
次回挟持タイミングとすることとなる。これにより、連
続用紙11が厚み変化する場合においても、それら連続
用紙11の分離線11Aを切断ブレード31に対する適
正な切断位置に設定し、連続用紙11を常に良好に切断
することができる。
尚、本発明の実施において、両ローラ対21.22にお
ける揺動開始タイミングを、尾端検出器42が単位用紙
2.12の尾端を検出したタイミングにおける後続連続
用紙1.11の始端位置のずれ量に基づいて補正するよ
うにしたが、単位用紙の始端を検出し、この検出タイミ
ングにおける後続連続用紙の始端位置のずれ量に基づい
て補正するようにしても良い。
また、次回揺動開始タイミングを今回のずれ量だけでな
く、例えば過去10回のずれ量平均値に基づいて補正す
るようにしても良い。
更に、本発明の実施において、両肘ローラにて連続用紙
を挟持するための動作は、それらの構成ローラを揺動す
るものに限らず、直線動するものであワても良い。
また、本発明の実施において、切断補助部材は固定配置
のものに限らず、所定の周期、例えば四−ラ対による連
続用紙の挟持タイミング等に同期して旋回するものであ
っても良い。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、連続用紙が厚み変化する
場合においても、それら連続用紙の分離線を切断補助部
材に対する適正な切断位置に設定し、連続用紙を常に良
好に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いられる切断装置の一例を示
す模式図、第2図(A)は切断装置の用紙挟持前状態を
示す模式図、第2図(B)は切断装置の用紙挟持状態を
示す模式図、第3図(A)、(B)は本発明の切断原理
を示す模式図ある。 10・・・切断装置、 11・・・連続用紙、 11 A−・・分離線、 12−・・単位用紙、 21−・・インフィードローラ対、 21 A−・・上ローラ、 21B・・・下ローラ、 22・・・アウトフィードローラ対、 22A・・・上ローラ、 22 B−・・下ローラ、 28−・・制御器、 31・・・切断ブレード、 41・・・原点検出器、 42・・・尾端検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インフィードローラ対を連続用紙の搬送ラインに
    沿う上流位置に配置し、アウトフィードローラ対を連続
    用紙の搬送ラインに沿う下流位置に配置するとともに、
    アウトフィードローラ対の周速をインフィードローラ対
    の周速より高速に設定し、インフィードローラ対とアウ
    トフィードローラ対との間に連続用紙の一面に係合でき
    る切断補助部材を配置し、各ローラ対のそれぞれにて連
    続用紙を挟持し、かつ切断補助部材を連続用紙の一面に
    係合させることにより、該連続用紙に張力を加え、イン
    フィードローラ対とアウトフィードローラ対との間で連
    続用紙の分離線に沿って該連続用紙を切断して単位用紙
    を得る連続用紙の切断方法において、単位用紙の尾端又
    は始端通過タイミングを検出する検出器を切断補助部材
    の搬送ラインに沿う下流側に配置するとともに、標準連
    続用紙の分離線が搬送ライン上に定めた送り原点を通過
    してからの標準送り量(N)の達成タイミングを両ロー
    ラ対における標準挟持動作開始タイミングとした時に前
    記標準連続用紙の分離線が切断補助部材による適正な切
    断位置にて切断されるような前記標準送り量(N)と、
    前記標準挟持動作開始タイミングで両ローラ対の作動を
    開始させて標準単位用紙を得た後、前記検出器が標準単
    位用紙の尾端又は始端通過を検出したタイミングにて後
    続する標準連続用紙の始端が位置すべき標準始端位置と
    、を予め定めておき、先行切断対象としての連続用紙か
    ら先行して切断した単位用紙の尾端又は始端通過を前記
    検出器が検出したタイミングにて後続する連続用紙の始
    端が標準始端位置に対してなす始端ずれ量(ΔXn)を
    推定し、後続連続用紙の分離線が送り原点を通過してか
    らの送り量(Nn+1)を、標準送り量(N)を上記切
    断ずれ量(Xn)を用いて補正した送り量とし、この送
    り量の達成タイミングを後続連続用紙のための両ローラ
    対における挟持動作開始タイミングとすることを特徴と
    する連続用紙の切断方法。
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