JPH04101767U - キヤツチヤー付き運搬車のキヤツチアーム構造 - Google Patents

キヤツチヤー付き運搬車のキヤツチアーム構造

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JPH04101767U
JPH04101767U JP1215291U JP1215291U JPH04101767U JP H04101767 U JPH04101767 U JP H04101767U JP 1215291 U JP1215291 U JP 1215291U JP 1215291 U JP1215291 U JP 1215291U JP H04101767 U JPH04101767 U JP H04101767U
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JP
Japan
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catch arm
catcher
arm
catch
transport vehicle
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Pending
Application number
JP1215291U
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English (en)
Inventor
東一 木科
幹夫 松井
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
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Publication of JPH04101767U publication Critical patent/JPH04101767U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕 把持する荷物の径の大小にかかわらず、キャ
ッチアームを最適な状態で締め付ける。 〔構成〕 キャッチアーム36の中に、中に収容される
のと内方に張出する二つの姿勢に切換可能な副キャッチ
アーム54を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、キャッチャー付き運搬車のキャッチアーム構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
キャッチャーを構成するキャッチアームは開閉して荷物を締弛するが、従来の キャッチアームにおいては、荷物の径変化に対してはキャッチアームの開閉スト ローク内で調整していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の運搬車におけるキャッチアームはあまり大きな開閉ストロー クはとれないから、締弛できる荷物の径の大小範囲も自ずと限られる。また、径 があまり違うものを締め付けると、キャッチアームの圧接点位置が変わって最適 域から外れるようなことがある。 この考案は、このような課題を解決するものであって、要するに、荷物の大き な径変化にも対処できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題の下に、この考案は、キャッチアームに、中に収容されるのと 内方に張出する二つの姿勢に切換可能な副キャッチアームを取り付けたことを特 徴とするものである。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより,大きな径の荷物に対してキャッチアームを、小 さな径の荷物には副キャッチアームをそれぞれ使用すれば、キャッチアームの開 閉ストロークも大きなものは必要なく、また、圧接点位置もあまり変わらない。
【0006】
【実施例】
図2はキャッチャー付き運搬車の側面図、図3は平面図であるが,運搬車は車 体10とその前部に取り付けられるキャッチャー12からなる。
【0007】 車体10はエンジン14やミッション16を載架した車台フレーム18を前輪 20および後輪22で支持したものである。車台フレーム18の上部には荷台フ レーム24が前下がりの傾斜状に架設され、その後部がハンドル26に形成され ている。
【0008】 キャッチャー12は車台フレーム18との間に介設される油圧シリンダ(チル トシリンダ)28の伸縮によって前輪軸30を中心に起立姿勢と荷台フレーム2 4上に沿う傾斜姿勢との範囲で傾起する二本の縦フレーム32を有し、この縦フ レーム32の上下二個所に、縦フレーム32を中心に回動して円筒形の荷物34 を締弛するキャッチアーム36を有するものである。また、キャッチアーム36 の下方には縦フレーム32が傾斜姿勢に変更するときに荷物34の底面下方に入 り込んで荷物を下から支える支持アーム38が設けられている。
【0009】 図4はキャッチアーム36および支持アーム38の開閉機構を示す要部平面図 であるが、まず、キャッチアーム36は、そのテール36aを前車軸30側に延 ばし,このテール36aを手元操作レバー40で作動するカム42で前車軸30 に嵌合されるスライダ44を動かして開閉する。すなわち、カム42を時計方向 に回してスライダ44を外方へ押しやると、キャッチアーム36は閉側に回動し て荷物34を締め付ける。
【0010】 一方、支持アーム38は、縦フレーム32から延設される水平ブラケット46 に縦軸48を装設し、この縦軸48に水平ピン50によって回動可能に取り付け られているものである。したがって、支持アーム38は縦軸48と水平ピン50 の回りにそれぞれ回動できることになる。なお、キャッチアーム36のテール3 6aと支持アーム38の水平ピン50とはスプリング52で互いに引っ張られて おり、キャッチアーム36は外方へ、支持アーム38は内方に付勢されている。 これにより、カム42を回動させて荷物34に対してキャッチアーム36を締め 付けると、スプリング52によって支持アーム38を内方に引っ張り(ただし、 支持アーム38の内方には荷物34が存在しているから、支持アーム38は荷物 34の外周に当たり、それ以上内方には動かない)、縦フレーム32の回動に伴 って荷物34が上方移動して支持アーム38から外れると、支持アーム38は荷 物34の底面下方に入り込み、これを下から支持することになる。
【0011】 図1はキャッチアーム36の一部断面平面図であるが、この考案では、キャッ チアーム36に、中に収容されるのと内方に張出する二つの姿勢に切換可能な副 キャッチアーム54を取り付けるのである。具体的には、キャッチアーム36を 垂直壁が外方に向く断面コ形に形成し、この中に立てられた中心軸56の回りに 副キャッチアーム54を回動できるようにしておき、(a)の位置を張出位置、 (b)の位置を収納位置とする。そして、中心軸56の外側に内方に湾曲した板 バネ58を設け、副キャッチアーム54に付設されたピン60が(a)位置と( b)位置とでともに支点越えして位置決めできるようにしたものである。もちろ ん、副キャッチアーム54の先端はキャッチアーム36の先端よりも後方にあり 、しかも、(a)位置ではキャッチアーム36より内方に張出しているから、こ の副キャッチアーム54は小径の荷物34aを締め付けるためのものということ になる。なお、副キャッチアーム54を(a)位置にして荷物34aを締め付け たとき、これが外方に開かないような作用をするストッパー62をキャッチアー ム36の外壁等に設けておく。また、副キャッチアーム54を(b)位置にした ときには、これがキャッチアーム36の中に完全に隠れるようにしてキャッチア ーム36が大径の荷物34bを閉めたときの邪魔にならないようにしておく。
【0012】
【考案の効果】
以上、この考案は前記したものであるから、大径の荷物のときにはキャッチア ームを、小径の荷物のときには副キャッチアームをそれぞれ選択すればよいので 、キャッチアーム自体の開閉ストロークはそれほど大きくなくてもよい。また、 こうすることにより、キャッチアーム、副キャッチアームとも、荷物に対する最 適な力関係位置で締め付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャッチアームの一部断面平面図である。
【図2】キャッチャー付き運搬車の側面図である。
【図3】キャッチャー付き運搬車の平面図である。
【図4】キャッチアームおよび支持アームの要部平面図
である。
【符号の説明】
10 車体 12 キャッチャー 36 キャッチアーム 54 副キャッチアーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(10)の前部に傾起可能に設けら
    れるキャッチャー(12)を構成する開閉して荷物を締
    弛するキャッチアーム(36)に、中に収容されるのと
    内方に張出する二つの姿勢に切換可能な副キャッチアー
    ム(54)を取り付けたキャッチャー付き運搬車のキャ
    ッチアーム構造。
JP1215291U 1991-02-12 1991-02-12 キヤツチヤー付き運搬車のキヤツチアーム構造 Pending JPH04101767U (ja)

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JP1215291U JPH04101767U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 キヤツチヤー付き運搬車のキヤツチアーム構造

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JPH04101767U true JPH04101767U (ja) 1992-09-02

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ID=31745933

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JP1215291U Pending JPH04101767U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 キヤツチヤー付き運搬車のキヤツチアーム構造

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JP (1) JPH04101767U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6066248B1 (ja) * 2016-07-11 2017-01-25 旭エンジニアリング株式会社 ロール反転機構を備えた運搬車
JP2020034049A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 三惠工業株式会社 ボンベ運搬アシスト器具

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JP6066248B1 (ja) * 2016-07-11 2017-01-25 旭エンジニアリング株式会社 ロール反転機構を備えた運搬車
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