JPH04101691A - 同期電動機の磁束演算器 - Google Patents

同期電動機の磁束演算器

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JPH04101691A
JPH04101691A JP2219598A JP21959890A JPH04101691A JP H04101691 A JPH04101691 A JP H04101691A JP 2219598 A JP2219598 A JP 2219598A JP 21959890 A JP21959890 A JP 21959890A JP H04101691 A JPH04101691 A JP H04101691A
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axis
armature
magnetic flux
voltage
component
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Toshiyuki Fujii
俊行 藤井
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、同期電動機のヘクトル制御システムに用い
る同期電動機の磁束演算器に関するものである。
〔従来の技術] 従来、同期電動機のベクトル制御システムに用いる磁束
演算器には、電機子電流と界磁電流とを取込んで求める
方法を用いたものと、電機子電流と電機子電圧とから求
める方法を用いたものの2つが知られている。前者は電
流モデル、後者は電圧モデルと呼ばれる。
従来のベクトル制御システムの説明を行う前に座標系に
ついて触れる。一般にベクトル制御システムでは交流量
を回転座標に変換して、その座標上で制御を行っている
。同期電動機のベクトル制御システムでは、磁極方向を
d軸とし、d軸に対し電気磁気的に直交する方向をq軸
とする座標系を設定する。第5図は電機子の3相(u、
v、w)とaq座標(d、q)の関係を示す図である。
3相からdq座標への変換は(1)式で与えられる。
・・・・・・・・・ (1) 第6図は従来の磁束演算器に電流モデルによる磁束演算
手段を用いた場合の同期電動機のベクトル制御方式によ
る可変速制御システムの構成例である。図において、1
9は電流モデルによる磁束演算手段、36は同期電動機
、37は該同期電動機36の速度位置検出器、43.4
4は座標変換器、45は磁束ヘクトル演算器、46は磁
束指令発生器、47は速度調節器、48は磁束調節器、
49 50.51は電流調節器、52は速度指令発生器
である。
次に動作の概要について説明する。まず、同期電動機3
6の回転子速度はレゾルバの如き速度位置検出器37に
よって検出され、速度Nは速度指令発生器52の出力と
の偏差をとり、速度調節器47により該速度指令に一致
するように制御される。そして、前記速度制御ループの
内側には開示のように電流制御ループが設けられ、電機
子電流及び界磁電流が制御される。同期電動機36のベ
クトル制御では電機子鎖交磁束方向をγ軸とする直交座
標系γδ座標系を用いる。この座標系を用いることで、
電機子電流のδ軸成分iδ3はトルクに寄与する電流と
して制御でき、T軸方向の電流を零にすることで電動機
力率を1.0にすることができる。固定子、回転子及び
磁束座標の関係は第7図のように示される。
例えば、電流検出器(CT)で検出した電動機相電流1
u+  Iv、!wは回転子位置θを用いて座標変換器
42により回転子座標(dq座標)に変換される。d軸
は界磁方向になるため検出した界磁電流irはd軸方向
の電流となる。ctq座標の電流i4□ 1Qll+I
fを用いて電流モデルによる磁束演算手段19でd9座
標の磁束λdll+  Aqmを演算によって求める。
磁束ヘクトル演算器45では磁束の大きさスア、とその
ベクトルのd軸に対する角度ψを演算する。
λアーーJ2aつ”+Aq− λda 磁束方向にT軸を設定するため、磁束の大きさがT軸方
向成分となる。演算した磁束は磁束指令発生器46の出
力と偏差をとり調節器48を用いて制御される。一方、
演算した角度ψはdq座標とTδ座標との変換に用いら
れる。dq座標の電流は座標変換器44でTδ座標に変
換される。
iγ、=i f cos  ψ 変換された電流は夫々指令値との偏差をとり、調節器4
9,50.51を用いて制御される。電動機力率を1.
0に制御する場合ira”=o  iδtは速度調節器
47の出力、iγどは磁束調節器48の出力となる。電
流調節器49,50.51の出力は座標変換器43で座
標変換器44の出力を逆変換し、dq座標の電圧指令■
。+”QAvf″を得る。電機子側の電圧指令vda 
+  vQ□は座標変換器41で逆変換されて3相交流
電圧指令vu”  vv” 、v、”となりサイクロコ
ンバータの如く電力変換装置38に入力され、該電力変
換装置38は同期電動f136の界磁に電圧を印加する
界磁電圧指令はサイリスクコンバータの如く電力変換装
置39に入力され、電力変換装置39は同期電動機36
の界磁に電圧を印加する。ベクトル制御方式では以上の
ように可変速制御されるが、一般には座標変換の精度が
制御性能に大きく影響する。3相からdq座標への変換
、またはその逆変換は検出した位置を用いるため正確で
あるが、dq座標からTδ座標への変換、または逆変換
は検出値ではなく、演算した磁束を用いるので、演算磁
束の精度に依存する。このため、従来の電流モデルを用
いた方式では精度が悪く、制御軸の軸ずれが生じ、トル
ク制御精度の劣化や電動機力率の低下を招いた。
第8図は、前記第6図で示した電流モデルによる磁束演
算手段19の実施例を示すプロ・ンク線図である。第8
図において、1は電機子電流のd軸成分ida、2はそ
の9軸成分i、a、3は界磁電流i、、4.5は電機子
漏れインダクタンスら、6は算出された電機子鎖交磁束
のd軸成分λ4a、7はそのq軸成分ハ1.8.9は電
動機定数を含む1次進み遅れである。
一方、電圧モデルによる電圧演算手段20の実施例のブ
ロック線図を第9図に示す。図において、10は検出し
た電機子電圧のd軸成分Vda、11はそのq軸成分V
Q&、12.13は電機子抵抗r、、14.15は積分
器、16.17は乗算器、18は検出した回転子の速度
である。
次に電流モデルによる磁束演算手段19の細部動作につ
いて説明する。同期電動機36において、d軸、q軸相
互インダクタンスをMd、M、とじ、回転子にダンパ巻
線がない場合には(2)式の関係が存在する。
第8図において、1次進み遅れ8,9とd軸q軸相互イ
ンダクタンスとの関係はG a (s) = M aG
、(s)−MQとなる。ダンパ巻線がある場合はG 、
 (s) 、G 、 (s)はダンパ回路を模擬した1
次進み遅れとなり、電機子鎖交磁束を演算することがで
きる。電流モデルでは、電動機の運転状態(正常な状態
)によらず磁束を演算することが可能である°。
次に、第9図の電圧モデルによる電圧演算手段20につ
いて説明する。同期電動機36の電圧の方程式は(3)
式で与えられる。
ここで、Sは時間微分を表わし、基本的に電圧を積分す
ることで磁束を演算する。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の同期電動機の磁束演算器における電流モデルは相
互インダクタンス等の電動機定数を用いているため、定
数の誤差が直接磁束の演算誤差となって表われ制御軸の
ずれが生し、トルク制御精度の劣化や電動機力率の低下
を招く等の課題があった。また定数を全ての動作点で正
確に測定することは事実上困難である。
一方、電圧モデルは、電動機定数として電機子抵抗のr
aだけであり、電動機定数の影響は小さい。しかし、誘
起電圧が発生しない停止時には演算することはできない
。また、電圧モデルそのものが振動系のため、演算した
磁束にリップルが含まれて精度が悪くなる等の課題があ
った。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、誘起電圧が発生している場合には電圧モデルの
関係を満足するように電流モデルの算出した磁束を補正
して電動機定数の影響を小さ(抑え、電動機が停止して
いる場合にも電流モデルにより磁束を演算することがで
きる同期電動機の磁束演算器を得ることを目的とする。
なお、近似技術として、例えば特公昭591073号「
同期電動機の磁束演算器jに記載されたものがある。
〔課題を解決するための手段〕
特許請求項(1)記載の発明に係る同期電動機の磁束演
算器は、磁極方向をd軸とし、そのd軸と電気磁気的に
直交する方向をq軸とした座標系を設定してヘクトル制
御を行い、前記同期電動機の電機子電流のd構成分、q
構成分と界磁電流とから電機子鎖交磁束のd構成分とq
構成分を算出する電流モデルによる磁束演算手段と、前
記電機子電流のd構成分、q構成分と前記電機子鎖交磁
束のd構成分、q構成分と回転子回転速度から電機子電
圧の推定値のd構成分とq構成分を算出する電圧モデル
による電圧演算手段と、前記電機子電圧の推定値のd構
成分、q構成分と電機子電圧のd構成分、q構成分との
偏差及び回転子回転速度を入力して前記電流モデル磁束
演算の入力に加算する補正量のd構成分、q構成分を出
力する調節器とを設けたものである。
また特許請求項(2)記載の発明に係る同期電動機の磁
束演算器は、磁極方向をd軸とし、そのd軸と電気磁気
的に直交する方向をq軸とした座標系を設定してヘクト
ル制御を行い、前記同期電動機の電機子電流のd構成分
とq構成分と界磁電流とから電機子鎖交磁束のd構成分
と9構成分を算出する電流モデルによる磁束演算手段と
、前記電機子電流のd構成分、q構成分と前記電機子鎖
交磁束のd構成分、9構成分と回転子回転速度とから電
機子電圧の推定値のd構成分とq構成分を算出する電圧
モデルによる電圧演算手段と、前記電機子電圧の推定値
のd構成分、q構成分との偏差と回転子回転速度、及び
前記電機子電圧の推定値のd構成分、q構成分とを入力
して前記電流モデルによる磁束演算手段の入力に加算す
る補正量のd構成分、q構成分を出力する調節器とを設
けたものである。
〔作 用] 請求項(1)記載の発明における同期電動機の磁束演算
器は、電機子鎖交磁束のd構成分、9構成分と電機子電
流のd構成分、q構成分、回転子回転速度及び電機子抵
抗とを用いた電圧モデルによる電圧演算手段により演算
した磁束に関係した電機子電圧推定値のd構成分、q構
成分を求める。
また調節器の補償器は前記電圧モデルによる電圧演算手
段の出力電圧が電機子電圧のd構成分、q構成分に一致
するように回転子回転速度を取り込み補正量のd構成分
、q構成分を出力し、電流モデルによる磁束演算手段を
補正する。このため電流モデルによる磁束演算手段の誤
差が補正され電機子鎖交磁束のd構成分、q構成分の精
度が向上する。
また、請求項(2)記載の発明における同期電動機の磁
束演算器は、電機子鎖交磁束のd軸成分q軸成分と、電
機子電流のd構成分、q構成分、回転子回転速度及び電
機子抵抗とを用いた電圧モデルによる電圧演算手段によ
り演算磁束に関係した電機子電圧推定値のd構成分、9
構成分を求める。調節器の補償器は前記電圧モデルによ
る電圧演算手段の出力電圧が電機子電圧のd構成分、q
構成分に一致するように電機子鎖交磁束のd構成分、q
構成分と電機子回転速度とを取り込み補正量のd構成分
、q構成分を出力し電流モデルによる磁束演算手段を補
正する。このため電流モデルによる磁束演算手段は補正
され、一方向運転または低速領域での検出電圧が低く、
電流モデルだけで演算するような時に有効となる。
〔発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を回について説明する。第1
図はこの発明を用いた同期電動機可変速システムの構成
例である。図中、第6図と同一の部分は同一の符号をも
って開示した第1図において、従来の電流モデルを用い
た磁束演算器と異なる点は、磁束演算手段19等におい
て電機子電圧Vda 10 、  Vqa 11と回転
子回転速度ω、18を用いていることである。電機子電
圧Vda 10 + Vq++11はパルストランスの
如く検出器で検出し、電機子電流と同様にdq座標に変
換する。検出した速度は速度変換器53で係数を掛け、
回転子回転速度18を得る。検出速度がrpm単位とす
れば同期電動機36の極対数をnとして係数2πn/6
0を乗算する。
第2図はこの発明の一実施例による同期電動機の磁束演
算器のブロック線図である。図において、19は電流モ
デルによる磁束演算手段、20は電圧モデルによる電圧
演算手段、21は調節器、22.23は電圧モデルが算
出した電機子電圧推定値のd軸、q軸成分、24.25
は微分器、26.27は電流モデルヘフィードハックす
る補正量(電流)のd軸、q軸成分、28は補正量のd
軸成分26を発生する補償器、29は補正量のq軸成分
を発生する補償器、30.31は乗算器、32は回転子
回転速度18の速度極性、33は回転子回転速度18の
極性を算出する速度の極性の演算手段である。
次に動作について説明する。まず、電機子電流のd軸、
q軸成分1.2と界磁電流3とより電流モデルによる磁
束演算手段19を用いて電機子鎖交磁束のd軸、q軸成
分6,7を算出する。算出した電機子鎖交磁束を用い電
圧モデルによる電圧演算手段20において(4)式を演
算し、電機子電圧推定のd軸成分、q軸成分22.23
を算出する。
・・・・・・ (4) 実際には(3)式の関係があるので、電機子推定値のd
軸成分、9構成分22.23と検出した電機子電圧のd
軸成分、q軸成分10.11との偏差は(5)式のよう
になる。
・・・・・ (5) ここで、回転子回転速度18が十分大きいとすると電圧
の偏差は磁束の偏差に対応する。従って、電圧の偏差を
電流モデルの入力ヘフィードハックすることにより、定
常的に電圧の偏差が零になり、その時、磁束の偏差が零
となって電流モデルが算出する磁束が実際の磁束と一致
する。電圧の偏差は磁束の偏差に速度を掛けたものにな
っているため、第2図の例では補償器28.29に入力
する前に速度の極性32を掛けている。補償器28゜2
9は比例、積分動作に1次遅れのフィルタを加えたもの
を考えると、補正量のd軸、9構成分26.27を電流
モデルによる磁束演算手段19の1次進み遅れ8.9に
入力することにより、電機子電圧のd軸、q軸成分10
.11から電圧モデルによる電圧演算手段20が算出す
る電機子電圧推定値のd軸、q軸成分22.23までの
伝達関数は1次遅れにすることができる。従って、電機
子鎖交磁束のd軸、q軸成分6.7は指数関数的に実際
の磁束に収束する。ここで用いた電圧モデルは電圧から
磁束を求めるのではなく、磁束から電圧を求めるので、
従来のようなリップルはない。同期電動機26が停止し
た場合は補正ループのゲインが零になるため電流モデル
による磁束演算手段19だけの演算となる。このとき補
償器28.29に含まれる積分器は零にクリアする。
また、他の発明として第3図に示すように補償器28.
29に含まれる積分器を独立させ、微分器24.25を
使用しないようにしてもよい。この場合の電圧モデルは
(6)式となる。
Vqm=r a I Qll+ω、λd、+sλq、l
J・・・・・・ (6) 、従って、乗算器16と電機子抵抗13の加算及び乗算
器17と電機子抵抗12の加算は、となる。第3図は回
転子回転速度18が一方向である場合には第2図と等価
となる。第2回の補償器28.29に積分器が含まれる
ものとするとその積分器の出力は、 ・・・・・・ (8) S9□(ωr)は速度の極性の演算手段33の出力であ
る速度の極性32、ここで、λQ!1  )+qaを無
視すると、 f1ω、l(λa−L−>at となる。第3図では乗算器30の出力を考えると、s9
.、(ω、)[fωr(J da  A aa)dt+
 (λ9a  A qa)]同様にλaa  Jqaを
無視すると、5911(ωr)fω、(λaa  A 
aa)  dt    −−(9)となるので速度が反
転すると出力が反転するために応答の遅れが生しる可能
性がある。この例は一方運転、または速度が低い領域で
の検出電圧精度が悪い場合に電流モデルだけに演算する
ような時に有効である。
第4図は他の実施例である。この場合、速度起電力に関
しては第2図と等しいが微分項の方は速度反転時に誤差
が大きくなる。この場合も一方向運転、低速域は電流モ
デルだけの運転の時に有効である。
なお、第2図の実施例では、補償器28.29に比例、
積分動作、更にフィルタを加えたものを示したが、比例
動作だけ、もしくは積分動作だけでもよく、また、フィ
ルタを加えない比例積分動作でもよい。更に、補償器2
8.29のゲインを回転子回転速度18に反比例するよ
うに変化させてもよい。補正量のd軸、q軸成分26.
27は電機子電流のd軸、q軸成分1,2にフィードバ
ックしてもよい。
〔発明の効果] 以上のように、請求項(1)記載の発明によれば、電流
モデルによる磁束演算手段により演算した磁束を用いて
電圧モデルによる電圧演算手段で電機子電圧を算出し、
検出した電機子電圧との偏差を調節器を介して前記電流
モデルによる磁束演算手段にフィードバックしたので、
電流モデルの誤差が補正されて電機子鎖交磁束のd軸成
分、q軸成分の精度が向上し、機能の高いヘクトル制御
方弐による可変速制御が行える効果がある。
また、請求項(2)記載の発明によれば、電流モデルに
よる磁束演算手段により演算した磁束を用いて電圧モデ
ルによる電圧演算手段で電機子電圧を算出し、検出した
電機子電圧との偏差及び該偏差と電機子鎖交磁束との偏
差を求め、調節器を介して前記電流モデルによる磁束演
算手段にフィードバックしたので、電流モデルの誤差が
補正されて電機子鎖交磁束のd軸成分、q軸成分の精度
が向上し、一方向運転または低速域での電機子電圧の検
出精度が悪く電流モデルのみによる可変速運転時などに
特に高精度な可変速運転が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1回はこの発明の一実施例による同期電動機可変速制
御システムのブロック構成図、第2図はこの発明の一実
施例による同期電動機の磁束演算器のブロック図、第3
図及び第4図は他の発明の一実施例による同ブロック図
、第5図は3相の座標とd9座標の相互関係を示す説明
図、第6図は従来の同期電動機可変速制御システムのブ
ロック構成図、第7図は固定子座標、回転子座標及び磁
束座標の関係を示す説明図、第8図は従来の電流モデル
による磁束演算器のブロック図、第9図は従来の電圧モ
デルによる磁束演算器のブロック図である。 図において、19は電流モデルによる磁束演算手段、2
0は電圧モデルによる電圧演算手段、21は調節器、3
6は同月電動機でる。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁極方向をd軸とし、そのd軸と電気磁気的に直
    交する方向をq軸とした座標系を設定し、ベクトル制御
    を行う同期電動機の磁束演算器において、前記同期電動
    機の電機子電流のd軸成分とq軸成分と界磁電流とから
    電機子鎖交磁束のd軸成分とq軸成分を算出する電流モ
    デルによる磁束演算手段と、前記電機子電流のd軸成分
    、q軸成分と前記電機子鎖交磁束のd軸成分、q軸成分
    と回転子回転速度から電機子電圧の推定値のd軸成分と
    q軸成分を算出する電圧モデルによる電圧演算手段と、
    前記電機子電圧の推定値のd軸成分、q軸成分と電機子
    電圧のd軸成分、q軸成分との偏差及び回転子回転速度
    を入力して前記電流モデルによる磁束演算手段の入力に
    加算する補正量のd軸成分、q軸成分を出力する調節器
    とを備えたことを特徴とする同期電動機の磁束演算器。
  2. (2)磁極方向をd軸とし、そのd軸と電気磁気的に直
    交する方向をq軸とした座標系を設定し、ベクトル制御
    を行う同期電動機の磁束演算器において、前記同期電動
    機の電機子電流のd軸成分とq軸成分と界磁電流とから
    電機子鎖交磁束のd軸成分とq軸成分を算出する電流モ
    デルによる磁束演算手段と、前記電機子電流のd軸成分
    、q軸成分と前記電機子鎖交磁束のd軸成分、q軸成分
    と回転子回転速度から電機子電圧の推定値のd軸成分と
    q軸成分を算出する電圧モデルによる電圧演算手段と、
    前記電機子電圧の推定値のd軸成分、q軸成分と電機子
    電圧のd軸成分、q軸成分との偏差と、回転子回転速度
    及び前記電機子電圧の推定値のd軸成分、q軸成分とを
    入力して前記電流モデルによる磁束演算手段の入力に加
    算する補正量のd軸成分、q軸成分を出力する調節器と
    を備えたことを特徴とする同期電動機の磁束演算器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010109528A1 (ja) * 2009-03-26 2010-09-30 三菱電機株式会社 交流回転機の制御装置
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