JPH04101567U - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH04101567U
JPH04101567U JP484291U JP484291U JPH04101567U JP H04101567 U JPH04101567 U JP H04101567U JP 484291 U JP484291 U JP 484291U JP 484291 U JP484291 U JP 484291U JP H04101567 U JPH04101567 U JP H04101567U
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JP
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paper
transfer
guide roller
guide
photoreceptor drum
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Pending
Application number
JP484291U
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English (en)
Inventor
橋 伸 治 高
Original Assignee
村田機械株式会社
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写作用位置まで正確に用紙を案内し、感光
体ドラム上のトナー像の転写を確実に行わせると共に、
転写後の転写像に乱れを生じさせない転写装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 感光体ドラム2上のトナー像をコロナ放電に
より用紙Dに転写させる転写チャージャ60と、この転
写チャージャ60の転写作用位置より用紙搬送方向上流
に設けられ、用紙Dを感光体ドラム2に接触させるガイ
ドローラ70とを有した転写装置6において、用紙Dの
後端が前記ガイドローラ70から離れた後も、用紙Dが
感光体ドラム2近傍位置に移動するように、前記ガイド
ローラ70から前記転写作用位置まで用紙Dを下方より
連続して支持するペーパガイド板73を設けたことを特
徴とする転写装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電子写真方式のプリンタ等に装備され、感光体ドラム上のト ナー像を用紙に転写する転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のプリンタでは、記録情報を感光体ドラム上に露光して静電潜像を形成 した後、これにトナーを供給して可視像(トナー像)を得、このトナー像を感光 体ドラムに対設される転写装置で用紙に転写した後、定着して一枚のコピーを得 る。
【0003】 一般に、転写装置としてはコロナ放電を利用した転写チャージャが多く使用さ れており、タングステンワイヤをシールドケース中に張設した構造をとっている 。そして、かかるワイヤに感光体ドラム上のトナーと逆極性の高電圧(例えば+ 5000V程度)を印加することにより、シールドケースの上部開口面からプラ スのコロナイオンが空気中に放出され、感光体ドラムと転写チャージャとの間に 供給された用紙に対して該コロナイオンが照射される。ここに、用紙はプラスに 帯電され、感光体ドラム上の帯電トナー(この場合、マイナス帯電となっている )が、かかる用紙に対して静電吸着作用により転写されることになる。
【0004】 転写チャージャによる上記転写機構によれば、感光体ドラムと転写チャージャ が対向する空間において、その空間のどの位置を用紙が移動するかということが 、転写の良し悪しを決める上で特に重要なポイントとなる。ここに、感光体ドラ ムと転写チャージャの間に用紙を案内するためには、ガイド部材としてペーパガ イド板或いはガイドローラが使用されている。
【0005】 ペーパガイド板は構造が簡単であり、製作し易く安価であるため、用紙のガイ ド部材としてよく使用される。これに対しガイドローラはコスト的には不利であ るが、ローラが回転することにより走行抵抗を少なくして用紙をスムースに案内 でき、ペーパガイド板を使用する場合に比べて発生する紙粉の量も極めて少ない といった特徴がある。また、感光体ドラム上のトナー像を用紙に確実に転写する ためには、用紙を感光体ドラム表面に一旦接触させる必要があるが、ガイドロー ラを使用する場合には感光体ドラムに対して転接状態をとることが可能であるの で、その目的を十分に満足できる。これに対しペーパガイド板を使用する場合に は、ペーパガイド板そのものを感光体ドラムに直接接触させることは不可能であ るため、用紙を感光体ドラムに接触させることは困難である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、転写により良質な画像品質を得るためには、感光体ドラムと これに対設して設けられる転写チャージャに用紙を案内するためのガイド部材と して、ガイドローラを使用する方が得策であると言える。しかしながらガイドロ ーラを使用する場合においては、転写を終え、用紙の後端がガイドローラを離れ た際、用紙が下方に落下し、用紙のもつ腰の強さに起因して用紙が振動する不具 合が発生する。この場合、用紙に既に転写されたトナー像は未だ定着されていな いため、かかる振動により用紙上のトナーが移動し、結果的に画像乱れを引き起 こすことになってしまう。
【0007】 このような不具合を回避するため、ガイドローラを使用せずに、ペーパガイド 板を可能な限り用紙の搬送路に延長する試みも行われているが、上述したように 、どうしても感光体ドラムに用紙を接触させることは困難であり、しかもそのよ うな場合にはペーパガイド板そのものが、転写チャージャから照射されるコロナ イオンの障壁となるおそれがあり、用紙の帯電が不十分になってしまう。このよ うに用紙の帯電が不十分であると、トナー像の転写不良を招くことにもなる。
【0008】 本考案はかかる現状に鑑みてなされたものであり、転写作用位置まで正確に用 紙を案内し、感光体ドラム上のトナー像の転写を確実に行わせると共に、転写後 の転写像に乱れを生じさせない転写装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、感光体ドラム上のトナー像をコロナ放電により用紙に転写させる転 写チャージャと、この転写チャージャの転写作用位置より用紙搬送方向上流に設 けられ、用紙を感光体ドラムに接触させるガイドローラとを有した転写装置にお いて、用紙の後端が前記ガイドローラから離れた後も、用紙が感光体ドラム近傍 位置を移動するように、前記ガイドローラから前記転写作用位置まで用紙を下方 より連続して支持するペーパガイド板を設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、ガイドローラにより案内された用紙は、一旦感光体ドラム の表面に接触する。更に、用紙はガイドローラを離れると同時に、ペーパガイド 板により連続して裏面を支持され、感光体ドラムの近傍位置を移動するように転 写作用位置まで案内される。そしてその状態において、用紙はその下方に位置す る転写チャージャから放出されるコロナイオンの照射を受けて帯電し、その帯電 した用紙に対して、それとは逆極性に帯電した感光体ドラム上のトナー像が静電 吸着作用により転写される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を用いて具体的に説明する。図1は本考案に係る 転写装置をプリンタに適用した一例を示す側面断面図である。先ず、図面に従っ て、その概略構成を説明する。 図外のプリントスイッチをオンすると、プリンタ1の中央部に設けられた感光 体ドラム2が矢印Aで示す方向に回転し、これに伴って帯電器3が感光体ドラム 2の表面を帯電する。次に、LEDアレイからなる光書き込みユニット4が図外 のスキャナ部から与えられる画像信号に対応して発光し、感光体ドラム2の表面 を露光する。かくして、露光部に静電潜像が形成される。次いで、図中感光体ド ラム2の右上部に設置される現像器5が静電潜像にトナーを供給してトナー像( 可視像)を形成する。
【0012】 一方、かかる作像工程に同期して給紙ローラ7が給紙カセット8内に収納され た用紙(図示せず)を繰り出し、レジストローラ9に供給する。レジストローラ 9は用紙を感光体ドラム2の回転と同期をとって転写装置6に搬送する。転写装 置6は感光体ドラム2に対設して設けられ、感光体ドラム2上に形成されたトナ ー像を用紙に転写する。なお、転写装置6の詳細については後述する。トナー像 を転写された用紙は、次に定着ローラ10の位置に搬送され、ここで定着工程が 行われる。定着工程を終えた用紙は、用紙排出用のペーパガイド11及び排出ロ ーラ12によりUターン状に搬送され、本体上部に取り付けられる排紙トレイ1 3上に排出される。なお、図中一点鎖線で用紙のパスラインPを示してある。
【0013】 図2は、転写装置6を示す側面断面図である。この転写装置6は、感光体ドラ ム2に対設して設けられる転写チャージャ60と、この転写チャージャ60の転 写作用位置より用紙Dの搬送方向上流側に設けられるガイドローラ70と、ガイ ドローラ70から前記転写作用位置まで用紙Dを案内するペーパガイド板73と からなる。ここに、転写チャージャ60は電極となるワイヤ62を箱型容器の形 状に成型したシールドケース61の内部に、その長手方向に張設した構成をとる 。また、ガイドローラ70から転写作用位置まで案内するペーパガイド板73の 作用部分の長さについては、次のように決定される。即ち、用紙Dの先端が感光 体ドラム2と接触する点Bとシールドケース61の内部に設けられたワイヤ62 とを結ぶ線分をペーパガイド板73が下流側に突出しない長さとし、具体的には 図面で示すように用紙Dが感光体ドラム2から離れる位置付近まで案内すればよ い。なお、ガイドローラ70及びペーパガイド板73の詳細については後述する 。
【0014】 上記構成によれば、用紙Dはガイドローラ70に案内されて一旦感光体ドラム 2に接触した後、ガイドローラ70を離れた後もひき続きペーパガイド板73に よりその裏面を支持されつつ案内され、転写チャージャ60の転写作用位置まで 進む。更に、用紙Dは感光体ドラム2の近傍位置を移動し、矢印Xで示す方向に 進み転写工程を終える。ここに、用紙Dは転写作用位置を移動する間に下方の転 写チャージャ60からのコロナイオンの照射を受けて帯電し、同時に感光体ドラ ム2上のトナー像が用紙D上へ転写される。
【0015】 次に、図3はガイドローラ70とペーパガイド板73を示す斜視図である。図 面からも明らかなように、ガイドローラ70は回転軸71を共有し、同一ローラ 径をもつ複数個の(図では4個の)ガイドローラ72、72、72、72から構 成される。また、ペーパガイド板73は全体として櫛形形状をとり、各ガイドロ ーラ72の間隙及び両側に設けられる5個のペーパガイド片74、74、74、 74、74を櫛歯部とし、ガイドローラ70へ用紙Dを案内するペーパガイド部 75を各櫛歯の保持部とした構成をとる。
【0016】 更に、櫛歯部となる5個のペーパガイド片74は側面視山形の形状をとり、そ の頂点部740をガイドローラ72の上面位置よりも若干低めに設定し、その先 端部741をガイドローラ72より若干はみ出した位置(図2参照)に設定する 。頂点部740の位置設定については、ガイドローラ72による用紙Dの案内作 用に対し、ペーパガイド板73が支障を来さないようにするためであり、先端部 741の位置設定については、ガイドローラ72を離れた用紙Dの落下を防止し 、用紙Dを転写作用位置まで案内するためである。
【0017】 なお、ガイドローラ72の個数及び各ガイドローラ72の間隙に設けられるペ ーパガイド片74の個数については、特に限定されるものではないが、使用され る用紙Dの幅方向を支持できるように適当に決定される。また、ガイドローラ7 2とペーパガイド板73は共に転写チャージャ60からのコロナイオンの照射の 影響を受けないように絶縁性材料で形成される。
【0018】 図4は、ガイドローラ70から転写作用位置まで用紙Dを案内するペーパガイ ド板の他の実施例を示す側面断面図である。図面からも明らかなように、このペ ーパガイド板76はガイドローラ70から離れた用紙Dを引き続き転写作用位置 まで案内するために、ガイドローラ70に近接して設けられる案内板部760と 、この案内板部760に連続した状態で、転写チャージャ60からのコロナイオ ンがガイドローラ70に直接照射されることを防護するために、転写チャージャ 60の上方に設けられる側面視L字形の防護壁部761と、更にこの防護壁部7 61に連続した状態で、シールドケース61の上流側外側壁600に取り付けら れる取り付け板部762とからなる。ここに、ペーパガイド板76の長手方向長 さは、ガイドローラ70の長手方向長さと略同一とし、取り付け板部762は例 えば接着剤にてシールドケース61の外側壁600に取り付けられる。
【0019】 上記構成によれば、案内板部760がガイドローラ70を離れた用紙Dを下方 より連続して支持し、用紙Dを落下させることなく転写作用位置まで案内し、用 紙Dは矢印X方向に移動する。また、防護壁部761は転写工程中、ガイドロー ラ70に転写チャージャ60からのコロナイオンが直接照射されることを防護す る。なお、この場合においては、ガイドローラ70は図3で示したように複数設 ける必要はないが、案内板部760を櫛歯状にして図3のガイドローラ72、7 2、72、72間に下流側より介挿するようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上の本考案によれば、ガイドローラとこれに連続されるペーパガイド板によ り、用紙は感光体ドラムに対してその最適な転写位置を走行することができる。 このため、感光体ドラム上のトナー像を確実に用紙上に転写することができる。 また、用紙の後端がガイドローラから離れた後も、ペーパガイド板により用紙 裏面が支持されるため、用紙がガイドローラから落下し、更に振動するといった 不具合が確実に防止される。このため、用紙上に転写された未定着状態の転写像 が振動によって動き、乱れを生じるようなことはない。従って、本考案により格 段の画像品質の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る転写装置をプリンタに適用した一
例を示す側面断面図である。
【図2】本考案に係る転写装置を示す側面断面図であ
る。
【図3】ガイドローラとペーパガイド板を示す斜視図で
ある。
【図4】ペーパガイド板の他の実施例を示す側面断面図
である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 感光体ドラム 6 転写装置 60 転写チャージャ 70 ガイドローラ 73 ペーパガイド板 D 用紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラム上のトナー像をコロナ放電
    により用紙に転写させる転写チャージャと、この転写チ
    ャージャの転写作用位置より用紙搬送方向上流に設けら
    れ、用紙を感光体ドラムに接触させるガイドローラとを
    有した転写装置において、用紙の後端が前記ガイドロー
    ラから離れた後も、用紙が感光体ドラム近傍位置を移動
    するように、前記ガイドローラから前記転写作用位置ま
    で用紙を下方より連続して支持するペーパガイド板を設
    けたことを特徴とする転写装置。
JP484291U 1991-02-08 1991-02-08 転写装置 Pending JPH04101567U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP484291U JPH04101567U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP484291U JPH04101567U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 転写装置

Publications (1)

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JPH04101567U true JPH04101567U (ja) 1992-09-02

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ID=31734960

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP484291U Pending JPH04101567U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 転写装置

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