JPH04101538U - カメラの電気回路実装構造 - Google Patents
カメラの電気回路実装構造Info
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- JPH04101538U JPH04101538U JP1145791U JP1145791U JPH04101538U JP H04101538 U JPH04101538 U JP H04101538U JP 1145791 U JP1145791 U JP 1145791U JP 1145791 U JP1145791 U JP 1145791U JP H04101538 U JPH04101538 U JP H04101538U
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Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラボディに内装される直流電圧変換部と
パワ−回路を電源近くの空スペ−スにバランスよく配置
し、結線内部抵抗損失を減少させる。 【構成】 カメラボディ1のグリップ部2には各種駆動
機構の電源となる電池の収納部9を有している。またカ
メラボディ1内のほぼ中央部にはクイックリタ−ンミラ
−を収納するミラ−ボックス12が備えられている。直
流電圧変換部であるDC−DCコンバ−タ−20は、ミ
ラ−ボックス12とグリップ部2の中間部に配置されて
おり、メインフレキシブルプリント基板の分岐基板23
aと接続されている。また、この分岐基板23aの反対
面にパワ−回路部21が配置されている。
パワ−回路を電源近くの空スペ−スにバランスよく配置
し、結線内部抵抗損失を減少させる。 【構成】 カメラボディ1のグリップ部2には各種駆動
機構の電源となる電池の収納部9を有している。またカ
メラボディ1内のほぼ中央部にはクイックリタ−ンミラ
−を収納するミラ−ボックス12が備えられている。直
流電圧変換部であるDC−DCコンバ−タ−20は、ミ
ラ−ボックス12とグリップ部2の中間部に配置されて
おり、メインフレキシブルプリント基板の分岐基板23
aと接続されている。また、この分岐基板23aの反対
面にパワ−回路部21が配置されている。
Description
【0001】
本考案は、カメラボディ内に備えられる電気回路、特に直流電圧変換部とパワ
−回路の実装構造に関するものである。
【0002】
カメラボディの内部には、オ−トフォ−カス、自動露出、自動巻き上げ等の自
動化に伴って、パワ−回路部、絞り制御部、シャッタ−制御部、DC−DCコン
バ−タ、その他の電気回路が複雑に配置されている。
【0003】
図5は、従来のカメラボディ内の各種構成部材の配置例を示したものである。
図中50はカメラボディ、51はそのカメラボディの一側部に形成されたグリッ
プ部であり、該グリッップ部51には電池収納部52、ストロボチャジ用のコン
デンサ収納部53、フィルム巻き取りリ−ル54等が配置されている。またカメ
ラボディの他側部内には、フィルムパトロ−ネ収納部63が配置されている。
【0004】
前記カメラボディ50の中央部には、クイックミラ−機構を収納するミラ−ボ
ックス55が配置されており、そのミラ−ボックス55の側面部にはミラ−ボッ
クス駆動機構部56が固定されている。またミラ−ボックス55にはグリップ部
51方向に延出したフランジ部55aが形成されており、該フランジ部55aに
絞り制御機構部57が固定されている。さらに絞り制御機構部57の近傍には、
シャッタ−58の制御部59が配置されている。なお、60はオ−トフォ−カス
駆動用モ−タである。
【0005】
一方、カメラボディ50内には前記駆動機構部や制御部の駆動源となる電池か
らの直流電流を定電圧変換するためにDC−DCコンバ−タが配置されている。
このDC−DCコンバ−タは、従来、図4に示すような位置に配置していたが、
それぞれに以下のような問題がある。
【0006】
まず図4(A)に示すようにグリップ部51の下部にDC−DCコンバ−タ6
1配置した場合、そのグリップ部下部にフィルム巻き上げ機構部等を有しており
、しかもDC−DCコンバ−タの取り付けは比較的広いスペ−スを必要とするこ
とから、組立性が悪く構成も複雑になる。また図4(B)のようにグリップ部5
1の上部の配置した場合、シャッタ−ボタンや撮影モ−ドセレクトボタン等の操
作部などの外観構成を変更しなければならない等の問題がある。さらに図4(C
)に示すように、グリップ部と反対側のフィルムパトロ−ネ収納部の下部に配置
した場合、電池との距離が遠くなるため、DC−DCコンバ−タ61の電圧変換
効率が低下するという問題がある。その他の位置ではカメラボディ外観が大きく
なりデザイン的にも好ましくない。
【0007】
なお、従来では前記フィルム駆動用モ−タ54やオ−トフォ−カス駆動用モ
−タ60を駆動制御するパワ−制御部は、DC−DCコンバ−タ61の近くに、
別のフレキシブルプリント基板を分岐させて配置されているため、配線が複雑と
なり結線内部抵抗による通電効率も低下するという問題がある。
【0008】
本考案は、カメラボディ外観、内部機構等を大きく変更することなく電源の近
傍にDC−DCコンバ−タ及びパワ−制御部をバランス良く配置し、空きスペ−
スを有効利用すると共に、これら回路部の作動効率の向上を目的とするものであ
る。
【0009】
上記課題を解決するための本考案の第1の手段は、グリップ内に電源部を有す
るカメラにおいて、直流電圧変換部をカメラボディ内のミラ−ボックス部とグリ
ップ部の間に配置したことを特徴とするものである。
また本考案の第2の手段は、前記直流電圧変換部をメインフレキシブルプリン
ト基板に接続し、該直流電圧変換部と対応するメインフレキシブルプリント基板
の反対面にパワ−回路部を配置したことを特徴とするものである。
【0010】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3に従って説明する。図中1はカメラボデ
ィであり、その一側部には図1及び図3に示すように前方に膨出したグリップ部
2が形成されている。該グリップ部2の上面部には、シャッタ−ボタン3(図3
参照)、各種撮影モ−ドのセレクトボタン等が設けられている。また図示しない
が、カメラボディ1の上面部にはグラフィックガイドパネル、電源スイッチ、モ
−ド切り替え用のモ−ドスイッチ等が設けられており、ファインダ−部11上部
にはストロボが内蔵されている。なお、カメラボディ1の前面部にはレンズマウ
ントを有しており、該レンズマウントに交換レンズを着脱できるようになってい
る。
【0011】
前記カメラボディ1内のグリップ背面部には、図1に示すようにフィルム巻き
取り部4が設けられ、カメラボディ内の他端部にはフィルムパトロ−ネ収納部5
が設けられている。また前記フィルム巻き取り部4には駆動モ−タを内蔵したフ
ィルム巻き取りリ−ル7が備えられており、該リ−ル7の下部には、図示しない
スプロケットを回転させる歯車群等から構成されるフィルム巻き取り機構部8が
配置されている。これにより、前記フィルムパトロ−ネ収納部5に収納されたフ
ィルムは、フィルム走行部6を通って前記リ−ル7に自動的に巻き取られるよう
になっている。
【0012】
前記グリップ部2の膨出部には電池収納部9を有しており、その近傍にはスト
ロボチャ−ジ用のコンデンサ収納部10を有している。またカメラボディ1内の
中央部には、図1に示すようにミラ−ボックス12が配置されており、該ミラ−
ボックス12には、撮影レンズ通った光をペンタプリズム13(図2参照)に導
くためのクイックリタ−ンミラ−(図示せず)が装着されている。なお、ミラ−
ボックス12の前端両側部にはフランジ部12a,12bが形成されているが、
グリップ部側のフランジ部12aは、わずかに突出しているだけであり、本実施
例では、従来(図5)のようにグリップ部2に至る中間胴部15までは達してい
ない。
【0013】
前記ミラ−ボックス12のグリップ方向の側面にはミラ−を上下動させるため
のミラ−ボックス駆動機構部13が配置され、その下方には該駆動機構部13の
駆動モ−タ−14が配置されている。またミラ−ボックス駆動機構部13の側面
部には絞り制御機構部22が配置されている。該絞り制御機構部22は、図示し
ない露光検出部からの信号により、プログラム自動露出、シャッタ−速度優先自
動露出、等の撮影モ−ドに応じて適正露出を算出するものであり、その信号をカ
メラボディ1と交換レンズ側の接点部を介して交換レンズ側の絞り調整機構に伝
達するようになっている。
【0014】
前記ミラ−ボックス12の後面部には、スクエア型フォ−カルプレインシャッ
タ−16が備えられている。このシャッタ−16は上下方向に走行する先幕と後
幕を有しており、各幕を構成する複数枚のシャッタ−羽根は、シャッタ−枠16
a(図2参照)の側部に有するシャッタ−制御部17によって駆動制御されてい
る。
【0015】
また前記ミラ−ボックス12の下方にはオ−トフォ−カス駆動用モ−タ−18
が配置されている。このモ−タ−18の回転軸には減速ギヤを介してカプラ−が
連結されており、このカプラ−と、交換レンズ側の撮影レンズ移動用のカプラ−
が接続するようになっている(図示せず)。
【0016】
さらに、前記ミラ−ボックス12の下方には、複数のギャで構成されたフィル
ム巻き戻し機構部19(図2及び図3参照)が備えられている。このフィルム巻
き戻し機構部19は、複数の歯車等から構成されており、設定枚数の撮影を終了
したとき、前記リ−ル7が逆転し、該フィルム巻き戻し機構部19を介してフィ
ルムパトロ−ネ収納室5に備えられたフィルム巻き取り用のカップリングを逆転
させるようになっている。
【0017】
前述したミラ−ボックス駆動用モ−タ−14は、カメラボディ1内におけるミ
ラ−ボックス12とグリップ部2の中間胴部15内の下部に配置されており、前
記シャッタ−制御部17は、同じく中間胴部15内の背面部近くに配置されてい
る。
【0018】
また前記中間胴部15におけるシャッタ−制御部17の前方部には、直流電圧
変換部であるDC−DCコンバ−タ−20とパワ−回路部21が配置されている
。前記DC−DCコンバ−タ−20は、電池からの直流電流を所定電圧に変換制
御する回路であり、パワ−回路部21は上記各駆動モ−タ7,14,18への出
力電流を制御する回路である。なお、前記DC−DCコンバ−タ−20はカメラ
ボディ内の壁面、例えばグリップ部の隔壁等に固定されている。
【0019】
一方、前記カメラボディ内部の上方には図2及び図3に示すごとくメインフレ
キシブルプリント基板23が配置されており、該基板23に上記各制御部等が接
続されている。即ち、前記シャッタ−制御部17には基板23の分岐基板23a
が接続されており、前記DC−DCコンバ−タ20には分岐基板23bが接続さ
れている。さらにこの分岐基板23bの反対面にはDC−DCコンバ−タ20と
対応して前記パワ−回路部21が配置されており、分岐基板23bにDC−DC
コンバ−タ20とパワ−回路部21の両回路部が表裏の関係で配置されている。
なお、絞り制御部22やその他の機構部も前記プリント基板23と直接に又はリ
−ド線等を介して結線されている。
【0020】
前記各機構部や回路部は、カメラボディに外装カバ−を取り付ける前、カメラ
背面部に配置する構成部材から順次組み込まれることになる。前記DC−DCコ
ンバ−タ20とパワ−回路部21は、シャッタ−制御部17を有するシャッタ−
16と、ミラ−ボックス12が固定された後、所定位置に組み付けられることに
なる。
【0021】
上記した実施例は本考案の一例であり、絞り制御部22、シャッタ−制御部1
7は別の位置に配置してもよい。また各駆動機構部や回路部の構成も上述した実
施例に限定されるものではなく任意である。さらに上述の実施例は一眼レフカメ
ラを例にとっているが、グリップ部に電源を収納するカメラであればコンパクト
カメラ等にも応用することもできる。
【0022】
以上説明したように、本考案によれば、グリップ内に電源部を有するカメラに
おいて、直流電圧変換部をカメラボディ内のミラ−ボックス部とグリップ部の間
に配置したことにより、カメラボディの外観構成に変更を加えることなく、空ス
ペ−スを有効利用して直流電圧変換部を電源部近くに配置することができ、電圧
変換効率が改善される。またパワ−回路部も電源部と直流電圧変換部に近接して
配置されるため、結線内部抵抗損失が減少し作動効率が向上することになる。
【図1】本考案の実施例を示すカメラ内部構成の上面概
略図である。
略図である。
【図2】本考案の実施例を示すカメラ内部構成の正面概
略図である。
略図である。
【図3】本考案の実施例を示すカメラ内部構成の側面概
略図である。
略図である。
【図4】(A)(B)(C)いずれも本考案の従来例を
示す正面概略である。
示す正面概略である。
【図5】本考案の従来例を示すカメラ内部構成の上面概
略図である。
略図である。
1 カメラボディ
2 グリップ部
8 フィルム巻き取り機構部
9 電池収納部
10 コンデンサ収納部
12 ミラ−ボックス
14 ミラ−ボックス駆動用モ−タ−
15 中間胴部
16 シャッタ−
17 シャッタ−制御部
18 オ−トフォ−カス駆動用モ−タ−
19 フィルム巻き戻し機構部
20 DC−DCコンバ−タ−
21 パワ−回路部
22 絞り制御機構部
Claims (2)
- 【請求項1】 グリップ内に電源部を有するカメラにお
いて、直流電圧変換部をカメラボディ内のミラ−ボック
ス部とグリップ部の間に配置したことを特徴とするカメ
ラの電気回路実装構造。 - 【請求項2】 前記直流電圧変換部をメインフレキシブ
ルプリント基板に接続し、該直流電圧変換部と対応する
メインフレキシブルプリント基板の反対面にパワ−回路
部を配置したことを特徴とする請求項1に記載のカメラ
の電気回路実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011457U JP2542152Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | カメラの電気回路実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011457U JP2542152Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | カメラの電気回路実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101538U true JPH04101538U (ja) | 1992-09-02 |
JP2542152Y2 JP2542152Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=31744905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991011457U Expired - Fee Related JP2542152Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | カメラの電気回路実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542152Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01287546A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-20 | Minolta Camera Co Ltd | カメラにおける電気回路実装構造 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP1991011457U patent/JP2542152Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01287546A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-20 | Minolta Camera Co Ltd | カメラにおける電気回路実装構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2542152Y2 (ja) | 1997-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |