JPH04101389U - スリツプリング装置 - Google Patents

スリツプリング装置

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JPH04101389U
JPH04101389U JP1430791U JP1430791U JPH04101389U JP H04101389 U JPH04101389 U JP H04101389U JP 1430791 U JP1430791 U JP 1430791U JP 1430791 U JP1430791 U JP 1430791U JP H04101389 U JPH04101389 U JP H04101389U
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movable contact
contact
molded part
terminal
slip ring
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健司 奥原
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ナイルス部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 従来のスリップリング装置から可動プリント
基板を削減する。 【構成】 可動接点１は、分岐した複数の導電路１ａの
各一端部１ｂに接点２を有し、かつ各他端部１ｃにター
ミナル３を固着する。該可動接点１は、成形部４にイン
サート成形する。プロテクタ５は、前記成形部４を支持
するとともに、コネクタケースを一体的に有し、該コネ
クタケースに前記ターミナル３を貫設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のステアリングパッド部に設けたリモートコントロール装 置と車体側に設けた制御装置との接続等に使用するスリップリング装置の改良に 関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のスリップリング装置は実公平２―３６２２６号公報に開示され ているごとく、複数の固定接点を形成した固定プリント基板と、コネクタケース を有するプロテクタと、上記固定プリント基板の固定接点に摺接する複数の可動 接点と、該可動接点を樹脂により一体化したコンタクトコンプリートと、該コン タクトコンプリートの可動接点を複数の導電体に接続した可動プリント基板とを 具備していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のスリップリング装置は、可動プリント基板を必 要とし、その為、コスト低減の障害と成っていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記した課題に対処するもので、従来のスリップリング装置から 可動プリント基板を削減することを目的とする。 そして、該目的を達成すべく、分岐した複数の導電路の各一端部に接点を有し かつ各他端部にターミナルを固着した可動接点と、該可動接点をインサート成形 した成形部と、該成形部を支持するとともに一体的に有したコネクタケースに前 記可動接点のターミナルを貫設したプロテクタと、を具備したスリップリング装 置を提供する。
【０００５】
【実施例】 図１はこの考案の好適な実施例を示す正面図、及び図２は図１の矢視Ａ方向の 側面図である。 同図に於いて、１は可動接点である。該可動接点１は、分岐した複数の導電路 １ａを有する。該導電路１ａは、一端部１ｂに接点２を有し、他端部１ｃにター ミナル３を固着している。 該可動接点１は、後述する成形部４にインサート成形するまで図１に示す橋絡 部Ｂ，Ｃ及びＤで互いに橋絡されており、該橋絡部Ｂ，Ｃ及びＤは成形部４の成 形とともに金型で切断される。
【０００６】 また４は成形部である。該成形部４は、上記可動接点１をインサート成形した ものであり、後述するプロテクタ５に対して成形部４を支持するための弾性嵌合 孔４ａと、可動接点１のターミナル３に対する接続部分を露呈した接続孔４ｂを 有する。
【０００７】 また５はプロテクタである。該プロテクタ５は、前記成形部４を支持すべく成 形部４の弾性嵌合孔４ａに嵌合する爪５ａと、一体的に形成したコネクタケース ５ｂとを有する。該コネクタケース５ｂは、前記ターミナル３を貫通して設けて いる。
【０００８】
【考案の効果】
叙上のごとく、この考案に係るスリップリング装置は、分岐した複数の導電路 の各一端部に接点を有しかつ各他端部にターミナルを固着した可動接点と、該可 動接点をインサート成形した成形部と、該成形部を支持するとともに一体的に有 したコネクタケースに前記可動接点のターミナルを貫設したプロテクタとを具備 するので、従来のスリップリング装置から可動プリント基板を削減することがで き、コスト低減を行なうことができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の好適な実施例を示す正面図である。
【図２】図１に示すものの左側面図である。
【符号の説明】
１ 可動接点 １ａ 導電路 ２ 接点 ３ ターミナル ４ 成形部 ５ プロテクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 分岐した複数の導電路の各一端部に接点
    を有しかつ各他端部にターミナルを固着した可動接点
    と、該可動接点をインサート成形した成形部と、該成形
    部を支持するとともに一体的に有したコネクタケースに
    前記可動接点のターミナルを貫設したプロテクタと、を
    具備したことを特徴とするスリップリング装置。
JP1991014307U 1991-02-20 1991-02-20 スリップリング装置 Expired - Lifetime JP2593181Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59106105A (ja) * 1982-12-10 1984-06-19 アルプス電気株式会社 摺動子の形成方法
JPH0236226U (ja) * 1988-08-31 1990-03-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59106105A (ja) * 1982-12-10 1984-06-19 アルプス電気株式会社 摺動子の形成方法
JPH0236226U (ja) * 1988-08-31 1990-03-08

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