JPH04100952U - ブスバーの補強構造 - Google Patents

ブスバーの補強構造

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JPH04100952U
JPH04100952U JP1114591U JP1114591U JPH04100952U JP H04100952 U JPH04100952 U JP H04100952U JP 1114591 U JP1114591 U JP 1114591U JP 1114591 U JP1114591 U JP 1114591U JP H04100952 U JPH04100952 U JP H04100952U
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JP
Japan
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wire
bus bar
reinforcing
reinforcing wire
glass
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Withdrawn
Application number
JP1114591U
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English (en)
Inventor
純 長谷川
徹雄 笹島
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 編み銅線等を補強線としてハンダ付けするこ
とで通電の際の発熱からブスバーを保護する。 【構成】 リヤウインドガラス1の室内側面にはブスバ
ー2が形成され、このブスバー2には幅が3mm程度の
補強線5をハンダ付けし、この補強線5の両端とブスバ
ー2との間に直径が5〜10mmで厚みが0.2〜0.
5mmの円形補強板6を介在せしめている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のリヤウインドガラス等に形成したブスバーの補強構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来から図4に示すように自動車のリヤウインドガラス10には除曇及び除霜 用のヒータ線11、このヒータ線11に給電するためのブスバー12がプリント され、ブスバー12にハンダ付けした端子からの電流をヒータ線11に通電し、 発生するジュール熱により除曇及び除霜を行っている。
【0003】 そして、ブスバー12には電流が集合するため、必要以上に発熱してウインド ガラスを変形させたり、ブスバー12の剥離を生じることがある。このため、ブ スバー12の表面に銅箔、ハンダメッキ細線或いは編み銅線等を補強線13とし てハンダ付けし、ブスバー12の電気抵抗を小さくして発熱量を抑えるようにし た先行技術もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ブスバー12の表面に補強線13をハンダ付けするとき、ガラスと 補強線との熱収縮率の差によって補強線13の端部のガラスに引張り応力が発生 する。図5はこの引張り応力の補強線13の幅方向における分布を示したもので ある。この図からも分るように、引張り応力は補強線13の幅方向端で鋭いピー クとなって現れ、ハンダ付けの際や窓枠に取付ける際にガラスがこの部分で割れ ることがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、ウインドガラスに形成した給電用ブスバー表 面に放熱用の補強線をハンダ付けし、この補強線の端部に補強線よりも幅広の補 強板を設けた。
【0006】
【作用】
補強線の端部にはこれよりも幅広の補強板が設けられているため、ハンダ付け の際のガラスとの熱収縮差に起因して発生する引張り応力の分布がなだらかにな る。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。ここで、図1は本考案に 係るブスバーの補強構造を適用した自動車のリヤウインドガラスの全体図、図2 は同リヤウインドガラスの補強線端部の部分の拡大断面図である。
【0008】 自動車用リヤウインドガラス1の室内側面の両サイドにはブスバー2,2が形 成され、これらブスバー2,2間にヒータ線3…が形成され、更にウインドガラ ス1の周囲にはセラミックカラー4が形成されている。尚、ブスバー2、ヒータ 線3は銀ペーストを焼成し、セラミックカラー4はセラミックペーストを焼成す ることで得る。また焼成は例えばウインドガラス1を曲げ成形する際の温度を利 用して行う。
【0009】 またブスバー2には幅が3mm程度の補強線5をハンダ付けし、この補強線5 の両端とブスバー2との間に直径が5〜10mmで厚みが0.2〜0.5mmの 円形補強板6を介在せしめている。
【0010】 ここで、補強線5は銅箔、ハンダメッキ細線或いは編み銅線等にて構成され、 また補強板6は銅板等にて構成される。そして補強板6については予め補強線5 の先端にハンダ付けしておくか、ブスバー2の表面にハンダ付けしておく。
【0011】 また補強板6は補強線5の端部のガラスに発生する引張り応力を縮小する目的 で設けたものであるから、補強線5よりも幅広にしてハンダ付けの際の熱をでき るだけ広い範囲でガラスに伝えればよいのであるが、発生する引張り応力を均一 に分散するには補強板6の形状は円形或いはこれに近い形状、即ち角のない形状 が好ましい。
【0012】
【考案の効果】
図3は補強線の端部にこれよりも幅広で円形の補強板を設けた場合のガラスに 発生する引張り応力の分布を示したものである。この図からも明らかなように本 考案によれば補強線の端部のガラスに発生する引張り応力がD2/D1(D1は 補強板の径、D2は補強線の幅)に減少し、しかも引張り応力の分布が連続的で 緩やかに変化するため、ガラスに無理な力が作用せずクラックや割れが生じにく い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブスバーの補強構造を適用した自
動車のリヤウインドガラスの全体図
【図2】同リヤウインドガラスの補強線端部の部分の拡
大断面図
【図3】本考案に係るブスバーの補強構造を適用した場
合の引張り応力の分布図
【図4】従来の自動車のリヤウインドガラスの全体図
【図5】従来の引張り応力の分布図
【符号の説明】
1…リヤウインドガラス、2…ブスバー、3…ヒータ
線、5…補強線、6…補強板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラスに形成したヒータ線への
    給電用ブスバーを補強する構造において、前記ブスバー
    の表面には発熱防止用の補強線がハンダ付けされ、更に
    この補強線の端部には補強線よりも幅広の補強板が取り
    付けられていることを特徴とするブスバーの補強構造。
JP1114591U 1991-02-07 1991-02-07 ブスバーの補強構造 Withdrawn JPH04100952U (ja)

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