JPH0399429A - イオン注入法 - Google Patents

イオン注入法

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JPH0399429A
JPH0399429A JP23593889A JP23593889A JPH0399429A JP H0399429 A JPH0399429 A JP H0399429A JP 23593889 A JP23593889 A JP 23593889A JP 23593889 A JP23593889 A JP 23593889A JP H0399429 A JPH0399429 A JP H0399429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
wafer
implanted
silicon wafer
retainer
Prior art date
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Pending
Application number
JP23593889A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Tabuchi
田淵 修司
Shiyuuma Eifuku
栄福 秀馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Kyushu Fujitsu Electronics Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
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Publication of JPH0399429A publication Critical patent/JPH0399429A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 半導体装置のウェハープロセスなどに用いられるイオン
注入法の改善に関し、 チャンネリングを防止し、且つ、シャドウ現象を解消さ
せて、精密に精度良く注入することを目的とし、 半導体ウェハーに選択的に不純物イオンを注入するイオ
ン注入法において、 前記半導体ウェハーをイオン照射方向に垂直な面に対し
て所定角度傾斜させてイオン注入し、次いで、前記半導
体ウェハーを180°回転して静止させた後、該半導体
ウェハーを同じくイオン照射方向に垂直な面に対して前
記傾斜させた方向と同一方向に同一角度傾斜させてイオ
ン注入するようにしたことを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置のウェハープロセスなどに用いられ
るイオン注入法の改善に関する。
半導体装置を製造する際、不純物領域を形成する方法と
してイオン注入法があり、これは熱拡散法に比べて不純
物量が高精度に制御できて、精度良く不純物領域が形成
され、ICの性能向上に役立つからである。
このようなイオン注入法においては、更にICなどの半
導体装置を微細化するために、−層のイオン注入精度の
向上が望まれている。
〔従来の技術〕
第3図はイオン注入装置の要部概略図を示しており、記
号lはイオンビーム、2はイオン源、3は引出電極、4
は質量マグネット、5は加速管。
6はレンズ、7はビームゲート、8はY偏光板。
9はX偏光板、10はターゲットである。イオン注入法
の概要を説明すると、イオン源2で生成されたイオンソ
ースが引出電極3との間に形成された電界によって引き
出されてイオンビーム1 (点線で示している)になり
、そのイオンビーム1は扇形の質量マグネット4によっ
て分析されて所要イオンのみが取り出され、加速管5で
必要なエネルギーが与えられて、レンズ6(静電形四重
極レンズ)で収束される。続いて、Y偏光板8.X偏光
板9によってビームスキャンニング(ビーム走査)され
てターゲラ目O(例えば、シリコンウェハー)に所要イ
オンを注入する。なお、ビームゲート7はターゲット1
0からイオンビームを外らすためのものである。なお、
イオン注入装置には中電流形や大電流形など種々の形式
のものが市販されているが、要部はほぼ同じで大差はな
い。
さて、イオン注入装置によるイオン注入方法において、
(100)面をもつシリコンウェハーをターゲットlO
とする場合、一般にはイオン照射方向に垂直な面に対し
てウェハー面の注入角度を6〜7°程度傾斜させてイオ
ン注入している。それは、この6〜7°程度傾斜させた
注入角度が注入面に対してシリコン原子が平均的に配置
された結晶格子となっており、注入イオンが平均してシ
リコン原子に衝突して−様な平均した深さに形成され易
いためで、従って、不均一な注入深さになる、所謂、チ
ャンネリング(channeling)が起こりにくい
からである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、そのように、注入角度を傾斜させるとシャドウ
(shadow)現象が起こって、パターンの微細化を
害するという問題が生じる。
第4図(a)〜(C)はその従来の問題点を説明する図
で、同図(alはシリコンウェハー11の側面図、同図
Tb)はシリコンウェハー11の正面図であり、同図(
a)に示す−がイオン注入方向で、図示のようにシリコ
ンウェハー11をイオン照射方向に垂直な面より適当な
角度傾斜させて配置し、傾斜方向からイオン注入してチ
ャンネリングを防いでいる。
ところが、第4図(C)に示す部分拡大図のように、シ
リコンウェハー11に選択的にイオン注入する目的で選
択的にレジス目2を形成すると、イオン照射方向が−で
示す斜め方向からのイオン注入になるためにレジスト1
2の影部分ができ、所定領域に正確にイオン注入されず
、イオン注入領域にずれが生じる。これをシャドウ現象
と呼び、Sで示す部分がそのレジスト12の影のために
イオン注入されなかったシャドウ部分である。
このようなシャドウ現象は従前から知られており、また
、前記のビームスキャンニング方法にアンギュラスキャ
ンニング方式とパラレルスキャンニング方式との2種類
があって、パラレルスキャンニング方式の方はすべての
面に垂直にイオンが注入される方式であるからシャドウ
現象が少ないとされている。しかし、上記した7°の傾
斜角度を与えて、チャンネリングを防止する注入方法で
はパラレルスキャンニング方式を用いてもシャドウ現象
を解消させることはできない。
また、他のチャンネリング防止方法として、シリコンウ
ェハーの表面に酸化シリコン(SiOz)膜を形成し、
このSi0g膜を透過してイオン注入する方法(スルー
酸化方式)が知られている。この方法を採ると、比較的
にチャンネリングが減少でき、それは表面にSin、分
子が不規則に並んでいて、それに衝突して注入されるか
らである。しかし、このSiO□膜を透過させる方式は
ある程度のチャンネリングを減少できるが、十分という
わけにはいか・ない。
本発明はこのような問題点を解決して、チャンネリング
を防止し、且つ、シャドウ現象を解消させて、精密に精
度良く注入することを目的としたイオン注入法を提案す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
その課題は、半導体ウェハーに選択的に不純物イオンを
注入するイオン注入法において、前記半導体ウェハーを
イオン照射方向に垂直な面に対して所定角度傾斜させて
イオン注入し、次いで、前記半導体ウェハーを180°
回転して静止させた後、該半導体ウェハーを同じくイオ
ン照射方向に垂直な面に対して前記傾斜させた方向と同
一方向に同一角度傾斜させてイオン注入するようにした
イオン注入法によって解決される。
〔作 用〕
即ち、本発明はチャンネリングを防止するために、シリ
コンウェハーにイオン照射方向に垂直な面より所定角度
傾斜させてイオン注入し、次いで、シャドウ現象を解消
させるために、シリコンウェハーを180°回転して、
同じく同一方向に同一角度傾斜させてイオン注入する。
そうすれば、シリコンウェハー面の選択的な領域に対し
て正確に注入することができる。
〔実 施 例〕
以下に図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明にかかるイオン注入法を
説明する図で、記号11はシリコンウェハー、20はウ
ェハー保持板、−はイオン照射方向である。図には示し
ていないが、シリコンウェハー11は周囲部分を止め枠
によってウェハー保持板20に固定されており、また、
ウェハー保持板20のシリコンウェハー11を固定させ
た側は高真空であり、ウェハー保持板20の裏面は冷却
するためにガスが還流されている。第1図(a)は側面
図、同図(blはその正面図で、まず、−で示すイオン
照射方向に対して第1図(a)、 (b)に示す位置関
係、即ち、イオン照射方向に垂直な面より7°傾斜させ
てシリコンウェハーを配置し6た位置関係にしてイオン
注入する。そうすれば、チャンネリングが防止できる。
第2図(a)は第1図(a)、 (blの場合の部分拡
大図であるが、その部分拡大図に示すように、シャドウ
現象が発生して、Sで示すシャドウ部分ができている。
従って、第1図において、次にシリコンウェハー11を
固定しているウェハー保持板20を180°回転させる
。そうすると、−で示すイオン照射方向に対して第1図
(C)に示す側面図、同図(d>に示す正面図の位置関
係、即ち、180°回転して送置し、同じくイオン照射
方向に垂直な面より7°傾斜させてシリコンウェハーを
配置した位置関係にして、その位置関係でイオン注入す
る。そうすれば、第1図(a)、 (blに示す位置関
係で発生したシャドウ現象によるシャドウ部分Sが消滅
して、且つ、チャンネリングが防止できる。
第2図(b)は第1図(C)の側面図、同図(d)の正
面図の場合の部分拡大図を示しており、シャドウ現象に
よるシャドウ部分Sが消滅していることを示している。
第2図に示す13はイオン注入領域である。
このように、シリコンウェハーを180゛回転させ、2
回に分けてイオン注入すれば、ドーズ量を半分に分ける
等の処置が必要であるが、チャンネリングが防止できて
、且つ、シャドウ現象が消滅し、所要領域に対して精密
に高精度に注入することができる。例えば、nチャネル
MO3ICにおけるソース・ドレイン領域は、幅1〜’
lメtm、深さ2000〜3000人のn型領域であり
、これをイオン注入によって作製し、砒素イオン(As
’ )を注入しているが、このn型領域を高精度に精密
に画定することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によればイオン
注入領域を一層精密に高精度に形成することができて、
ICの高集積化、微細化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は・本発明にかかるイオン注入法を説明する図、 第2図は第1図の部分拡大図、 第3図はイオン注入装置の要部概略図、第4図は従来の
問題点を説明する図である図において、 IIはシリコンウェハー 12はレジスト、 13はイオン注入領域、 20はウェハー保持板、 Sはシャドウ部分 を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 半導体ウェハーに選択的に不純物イオンを注入するイオ
    ン注入法において、 前記半導体ウェハーをイオン照射方向に垂直な面に対し
    て所定角度傾斜させてイオン注入し、次いで、前記半導
    体ウェハーを180゜回転して静止させた後、該半導体
    ウェハーを同じくイオン照射方向に垂直な面に対して前
    記傾斜させた方向と同一方向に同一角度傾斜させてイオ
    ン注入するようにしたことを特徴とするイオン注入法。
JP23593889A 1989-09-12 1989-09-12 イオン注入法 Pending JPH0399429A (ja)

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JP23593889A JPH0399429A (ja) 1989-09-12 1989-09-12 イオン注入法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060073A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61208738A (ja) * 1985-03-11 1986-09-17 Sharp Corp イオン注入装置
JPS61216320A (ja) * 1985-03-20 1986-09-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体装置の製法
JPH01200619A (ja) * 1988-02-05 1989-08-11 Yamaha Corp 集積回路装置の製法

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