JPH0399041A - ジアルキルカルボネートの連続的製法 - Google Patents

ジアルキルカルボネートの連続的製法

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JPH0399041A
JPH0399041A JP2211749A JP21174990A JPH0399041A JP H0399041 A JPH0399041 A JP H0399041A JP 2211749 A JP2211749 A JP 2211749A JP 21174990 A JP21174990 A JP 21174990A JP H0399041 A JPH0399041 A JP H0399041A
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    • C07C68/01Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from carbon monoxide and oxygen

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般式I: 0 直 R−0−C−0−R              I[
式中RはC1〜C4−アルキル基である]のジアルキル
カルボネートを、C1〜C4−アルカノールを、一酸化
炭素および酸素と反応溶媒中に溶解または懸濁された、
銅含有触媒の存在で、高められた温度および高められた
圧力で反応させることにより、連続的に製造する方法に
j 関する。
従来の技術 ジアルキルカルポネートはとりわけ特別の七ノマーの製
造ならびに高度に精製された有機中間生成物のカルポニ
ル化およびアルキル化のために使用する。たとえばジメ
チルカルボネートはポリカルボネートの出発物質として
、セルロース誘導体の作用中間生戊物および溶剤として
使用する。
出発生或物アルカノール、一酸化炭素および酸素の触媒
反応によるジアルキルカルボネートの製造のために過去
に一連の方法が開発された特公昭45−11129号公
報によれば二価の銅塩、殊に塩化銅(II)を触媒とし
て使用する。収量はこの方法の際非常にわずかでありか
つメタノールの大部分は強酸性反応溶液中でー銅塩は水
と強酸性陽イオン酸を形成する一塩化メチルおよびジメ
チルエーテルのような所望でない副生成物に変換する。
この方法は従って工業的には実施されない。
西ドイツ国特許出願公開第2110194号明細書では
銅が有機錯形戊剤を用いて錯化された、銅触媒を使用す
る。銅イオンは反応の際進行するレドックス反応にもと
づき、同時に原子価lおよび2で存在する。この方法は
実験室試験で良好な収率を生じるが、この錯触媒が非常
に高価であり、かつ水および二酸化炭素の作用に対して
感性であり、それにより分解および炭酸銅の沈殿に至る
という欠点を有する。
さらに反応生戊物の後処理は、この方法が同様に工業的
規準での製造のために適していないので特に困難である
この理由から西ドイツ国特許出願公開第2743690
号明細書では銅錯化合物の代わりに1価の銅の単純塩を
触媒として使用′する。この方法でもジアルキルカルボ
ネートの良好な収率が生じるが、しかし再び工業的規準
での反応生戒物の後処理は大きな問題を引きおこす。
反応生戊物からの触媒の分離は上記の特許の教示により
、懸濁された触媒の場合濾別または遠心分離によりまた
は溶解された触媒の際精留および結晶により達戊される
。触媒含有反応溶液が高腐蝕性であるので、反応生成物
および触媒の後処理は高い装置上の出費を必要とする:
そこで触媒含有溶液と接触する、全ての装置の部分一釜
、管状導管、蒸留一、結晶−および濾過装置のようなー
が工業セラミック、エナメルテフロンまたはタンタルの
ような腐蝕安定材料で覆われねばならず、かつそれ自体
、それでもなおポンプおよび弁で生じる腐蝕問題を解決
しなければならない。それにより方法は不経済になる。
同じ後処理問題は、前記特許文献とは合戊ガスの使用に
よってのみ区別される、西ドイツ国特許出願公開第30
45767号明細書の方法も経済的に魅力のないものに
する。銅触媒により惹起されl:腐蝕問題はヨーロッパ
特許出願公開第217651号明細書(窒素含有共溶媒
の共使用下の銅(メトキシ)クロリド触媒)、米国特許
第4638076号明細書(銅触媒用共溶媒としてリン
アミド)、同第4636576号明細書(共溶媒として
環状アミド)、同第4604242号明細書(触媒とし
て銅一ペンタンジオネートー錯体)、同第437027
5号明細書(窒素塩基との銅錯体)および西ドイツ国特
許出願公開第2334736号明細書(有機リン化合物
との銅錯体)の方法の転用も工業的規準で不経済にする
触媒循環中での触媒の分離のための方法技術的二者択一
はヨーロッパ特許出願公開第134668号明細書で教
示される。その際反応器中に製造すべきジアルキルカル
ポネートを触媒と一緒に装入しかつこの懸濁液中へ一酸
化炭素、酸素および不活性ガスならびに反応すべきアル
カノールから或るガス流を連続的に導入する。
反応の際生じる水をジアルキルカルボネートを用いて連
続的に共沸留去し、この共沸物から水を分離する。ジア
ルキルカルポネートー水一共沸物の形或のために反応の
際形戊されるより多くのジアルキルカルポネートが必要
とされるので、共沸蒸留されたジアルキルカルボネート
の一部は再び反応器中に戻されなければならない。水分
離のできるかぎり効果的な実現のために、即ちまた大量
のジアルキルカルポネートの、エネルギー消費性循環内
導入を避けるためにも、反応混合物中のアルカノール濃
度ができるかぎり低い、特に5重量%より下であること
が必要である。反応媒体中の反応体アルカノールの低い
濃度は結果として空一時収率の強い減少を生じた。そこ
で1 59 / (Q−h)のわずかな空一時一収率の
みが達戒される。米国特許第4360477号明細書が
実際に同じ後処理方法で作業するので、この方法の経済
性に関し同じことが言える。
発明が解決しようとする問題点 そこで、殊に高い空一時一収率を可能にしかつ腐蝕性触
媒の循環導入なしに連続的に大工業的規準で実施できる
、ジアルキルカルポネートの経済的製造を許す、アルカ
ノール、一酸化炭素および酸素からジアルキルカルボネ
ートを製造する方法を見出すという課題が生じた。
それに相当して一般式工: O I R−0−C  − ○ − R           
   I[式中RはC1〜C4−アルキル基である1の
ジアルキルカルポネートを、CI ”””C4−アルカ
ノールの、一酸化炭素および酸素との、反応媒体中に溶
解または懸濁された、銅含有触媒の存在で高められた温
度および高められた圧力での反応により製造する方法が
見出され、これはa) 一酸化炭素および酸素を含有す
るガス流を反応器中に銅触媒として存在する銅9当り1
−100NQ/hの量で、反応器中に存在するアルカノ
ールー触媒一混合物を通して導き、その際このガス流の
一部がアルカノールを用いてジアルキルカルポネートお
よび水に反応しかつ残りの未反応の一酸化炭素/酸素一
ガス流を用いて、形或されたジアルキルカルボネートお
よび水がアルカノールと一緒に流れながら、ガス状で反
応混合物から排出し、引続き b) 得られたガス状混合物を分離装置中ガス状および
液状相に分解し、ガス状層を所望により再び反応器中に
導き戻しかつ C) 主にジアルキルカルポネート、水およびアルカノ
ールから成る液状相をその戊分に分離し、ジアルキルカ
ルボネートを単離し、アルカノールを所望により再び反
応器中に導き戻しかd) 反応器中の液量を新たなまた
は導き戻されたアルカノールの導入によりアルカノール
消費および排出の割り合いにより補充することを特徴と
する。
ジアルキルカルポネート(■)は図式(1)により、ア
ルカノールROHの、一酸化炭素および酸素との、特に
銅触媒の存在での反応により形成する(サエグサその他
: J. Org. Chem.,35.2976 (
1970午)参照)。
[Cu一触媒] 4ROH   +   2CO   +  02  −
−−−一−−−−−→○ 直 2R−0−C−0−R  +  2H20    (1
)(1) 本発明による方法では反応すべきアルカノールを反応器
中で触媒と共に装入し、反応ガス酸素および一酸化炭素
を所望により不活性ガスと一緒に、この反応混合物を通
して導く。反応の際形或されたジアルキルカルポネート
および水を完全に反応されていない一酸化炭素および酸
素から成るガス流により反応溶液から排出する。液状反
応媒体は主に反応すべきアルカノールから成る。一般に
アルカノール含量に対し1規定にされたモル比アルカノ
ール/ジアルキルカルポネート/触媒(反応混合物中の
Cuとして計算)は反応媒体中および反応の間1/(0
.03〜1)/ (0.0 1〜0.33)、有利に1
/(0.05〜0.5) / (0.0 1〜0.1)
および特に有利に1/(0.1〜0.2)/(0.01
〜0.05)である。
反応混合物のより低い触媒含量で、反応はよりわずかな
空一時一収率であっても同様に実施でき、一方より高い
触媒濃度で経済性は触媒のより高い消費にもかかわらず
もはやさらに改良されない。
反応混合物のジアルキルカルポネート含量に関し、有利
にその後ジアルキルカルボネートが形或するやいなや反
応水と一緒に反応混合物から排出することが企図され、
即ち一般に反応器中での低い固定ジアルキルカルポネー
ト濃度が得ようと努められる。
より高い固定したジアルキルカルポネート濃度で、反応
は、いずれにせよ生成物分離の際のより高い消費でおよ
び減少された空一時一収率を受け入れてのみ、しかしま
た実施できる。
高い空一時一収率を伴って現われる、反応混合物中のこ
の種の低い固定ジアルキルカルポネート濃度は、本発明
により一酸化炭素および酸素を含有する反応ガスが有利
に、1時間当りおよび銅触媒として反応器中に存在する
銅9当りl−100、有利に10〜50および殊に20
〜30NQの量で反応混合物を通して導かれることによ
り達戊される。反応条件下にほぼもっハラ反応ガスの一
部およびアルカノールからジアルキルカルポネートおよ
び水が形或し、方反応ガスの残りの部分は、形成された
ジアルキルカルポネートを反応水および共沸物の形戊の
ために必要な量のアルカノールと一緒に反応混合物から
ストリップするために使用する。これは02−およびC
〇一含有反応ガスの量を、ジアルキルカルポネートおよ
び反応水が、低沸点の、三戊分共沸物の、ジアルキルカ
ルポネート、水およびアルカノールからの形或を可能に
するような量で形戒されるように配分することにより可
能になる。
この処理方法は方法生戒物ジアルキルカルポネートの単
離を容易にするだけでなく、これはまた反応均衡の有利
な移行により反応の生産性に有利に作用する。これはそ
の他に反応混合物中の反応水の低い固定した濃度を結果
として生じる。これは一般に反応混合物に対し5重量%
より下、有利に1重量%より下である。その結果二酸化
炭素の形戊および炭酸銅の形戒下の銅触媒の順次の不活
性化のような副反応が抑圧される。
これはおのずから、その他に不活性ガスも混合添加して
含有できる、反応ガスの供給を表わし、また三或分共沸
物の形或のI;めに必要とされるよりも多くのアルカノ
ールが反応混合物から排出されるように制御する。この
処理方法はしかし結果としてよ゛り高いエネルギー出費
を生じる。
アルカノールとの反応ガスの反応は大気圧でま!:は高
められた圧力下に実施される。一般に1〜50、有利に
15〜30バールの圧力および80〜200℃、有利に
90−130℃の温度で作業する。圧力は有利に反応ガ
スの圧縮により調節される。
反応ガス中の一酸化炭素/酸素一モル比は広い境界内で
変化できるが、しかし有利に1/0.01−1/0.5
の一酸化炭素/酸素一モル比を適用する。このモル比で
一方で酸素一部分圧は経済的な空一時一収率を達戒する
ために十分大きくかつ他方低い酸素含量に基づき爆発可
能な一酸化炭素/酸素−ガス混合物は形戒されない。
反応ガス一一酸化炭素および酸素一はまたなお不活性ガ
スの添加物を添加混合して含有するこれは殊に他の、爆
発可能な一酸化炭素一酸素−ガス混合物で作業すべき場
合に有利である。不活性ガスの好適な量の添加によりこ
の混合物の爆発が妨げられる。
触媒として本発明による方法では銅(I) 一および/
または銅(II)一塩を主体とする銅触媒を使用する。
式(1)による反応がレドツクス反応であるので、双方
の銅イオン種は同時に反応混合物中に存在する。銅塩触
媒としてノ\ロゲン化銅(I)および/または(■)、
硫酸銅(Iまたは■)、銅(メトキシ)クロリド、銅(
エトキシ)クロリド、銅(ブトキシ)クロリドまたは銅
(メトキシ)ブロミドのような銅(I[)(Ct〜C4
−)(アルコキシ)ハロゲニドのような単純なまたは混
合された銅塩を使用する。触媒としての銅(アルコキシ
)ノ\ロゲニドの使用の際、他の場合には混合されたジ
アルキルカルボネートが形或され、これは一般に所望で
ないので、アルコキシ或分は反応すべきアルカノールに
相当する。特に有利に本発明による方法ではハロゲン化
銅(I)、殊に塩化銅(I)および/または反応すべき
アルカノールに相当する銅(アルコキシ)ハロゲニドを
使用する。銅触媒として一般に0.1〜10,有利に0
.3〜3、殊に0.3〜1.5モル/Qの量でアルカノ
ールを使用する。触媒活性銅塩がアルカノール中に中程
度にのみ溶性であるので、ここで挙げられた触媒濃度は
しばしば触媒懸濁の形戒に導く。
たとえば上記の反応条件下に50Nrt Co/ 0 
2−ガス混合物の供給の際、たとえばジメチルカルポネ
ートの製造で、空一時一収率は1時問およびこれから排
出されかつ単離される反応混合物IQ当り20〜75、
有利に40〜60gである。メタノールに対する選択性
はその際98〜100%である。
本発明による方法はジメチルカルボネート、ジエチルカ
ルポネート、ジーn−プロビルカルポネート、ジーイソ
プ口ピルカルポネートおよびジブチルカルボネートのよ
うなCl −c4 一ジアルキルカルポネートの製造の
ために好適である。特に有利にこれはジエチルカルポネ
ートおよび殊にジメチルカルポネートの製造のために使
用する。
次に図面を用いて本発明による方法を詳述する: 反応はたとえば加熱ジャケット2を用いて外部から反応
温度に加熱されかつ供給導管3(アルカノール用)およ
び4(Co/02一含有反応ガス)ならびにガス状反応
排出物用排出導管5を装えている、反応器l中で行う。
反応器中の液体面6はアルカノール供給導管の上または
下にあるように調節され;特にアルカノール(ROM)
は液体面の下で導入される。触媒は充填ノズル7を介し
て反応器中にもたらされかつ触媒含有反応媒体は所望に
より排出ノズル8を介して排出される。
反応のために触媒含有アルカノールが装入されかつ反応
温度に加熱された反応器中へ、反応器の床に取りつけら
れた導入管4を介してCO/ 0 2一含有反応ガスが
導入される。液状反応媒体中でのガスのより良い分散の
ためにこれは有利にそらせ板またはノズルその他のよう
な常用の分散装置を用いて行う(西ドイツ国特許第19
06448号明細書; Nagelその他: Chem
.− Ing.  Techn−.  4 2 . 4
 7 4 ( 1 9 7 0年) ; Zehner
: Chem. − 1ng. −Techn−  4
 7 ,209 (1975年)参照)。反応器は気泡
反応器のように操作される。所望によりこれは反応ガス
、反応媒体および触媒のより良い接触のためになお付加
的に撹拌装置、ポンプ循環装置またはそのようなものを
装えていてよい。
反応の際形戊されt;ジアルキルカルポネート(DAC
)は一酸化炭素および酸素を含有する反応ガスを用いて
反応水と一緒におよび三戊分共沸混合物の形或のために
必要な量のアルカノールと一緒に排出導管5を介して分
離装置9に供給される。圧力一定冷却器である、この分
離装置9中でガス状反応排出物は圧力下、有利に反応圧
下に、そのより低い温度で液状のおよびガス状の戊分に
分離される。
分離装置9中の圧力は一般に反応容器1中の圧力の5〜
125%であり、有利に分離は反応の際と同じ圧力下に
実施する。分離はたとえばまた大気圧下に実施する;こ
れはいずれにせよ経済的でない。分離は有利に40〜−
2080、特に25〜−15℃、有利にlO〜−10°
Cで実施する。
ガス状成分を排出導管10を介して分離装置の頂部で除
去しかつ所望により取り入れ口4を介して反応へ戻す。
この場合有利に一酸化炭素一および酸素含量は消費の割
合により新たな一酸化炭素ないし酸素の供給により補わ
れる。圧力はこの循環ガス案内の際圧力調節弁11を介
して調節される。残ガスの導き戻しが所望でない場合、
これは排出口l6を介して装置から排出される。
主にジアルキルカルポネート、水( H 20 )およ
びアルカノールから或る、分離装置9中で得られる液体
混合物は分離装置から排出口l2を介して除去され、圧
力調節弁l5を用いて放圧されかつその個々の戒分への
分離のために蒸留装置l3中で蒸留される。適用される
蒸留方法の種類は本発明の対象ではない。これはいずれ
にせよ従来技術の常用の蒸留方法により、たとえば高め
られた圧力または大気圧下の蒸留により実施される。有
利に得られた混合物は米国特許第4162200号明細
書に記載された抽出蒸留の方法により分離され、その際
抽出剤として特にシクロヘキサンまたはクロルベンゾー
ルを使用する。
蒸留の際単離されたジアルキルカルポネートは一般にそ
の使用目的の大部分に直接供給されるのに十分な純度で
ある。回収されI;アルカノールは所望により再び完全
に導管l4および取り入れ口3を介して反応器中へ戻さ
れる。反応器中の液体量はアルカノール消費および一排
出の割り合いにより新たなまたは導き戻されたアルカノ
ールの案内により補われる。有利に反応器中の液体量は
この方法でほぼ一定に保たれ、液体量の変動はしかし可
能でありかつ結果はあまり変化しない。
既に挙げられた、改良された空一時一収率と同時に、本
発明による方法6は強い腐蝕性でかつ部分的tこのみア
ルカノール中に溶解された触媒が連続反応の間反応器中
に残留するという特別な利点を有する。それにより分離
装置での腐蝕、特別材料での封止困難性、浸食、閉塞そ
の他のような、特別の触媒循環を伴う作業の際克服しな
ければならなかった、全ての問題がなくなる。本発明に
よる方法では従って反応器だけが工業セラミック、エナ
メル、テフロンまたはガラスのような特別材料を装えて
いなければならない。それによりこの方法のコストは従
来公知の方法と比較して明らかに減少される。
実施例 例  l ジメチルカルポネートの製造 図面に相当する装置中でメタノールを25バールおよび
120゜Cで一酸化炭素および酸素と反応させた。触媒
として銅(メトキシ)クロリドを0.7モル/Qメタノ
ールの量で使用した。
反応器として撹拌装置を有する圧力安定ガラスから或る
気泡反応器(容量0.13ff)を使用した。反応器は
缶出作業方法で作業しかつ反応ガスの流により動かされ
た。
6012  Co  +  312  02/h8よび
a反応混合物のco7o2一貫流の際25〜32gジメ
チルカルポネート/(h−12)の空−・時一収率が達
戊された。100作業時間後触媒ではなお活性損失は観
察されなかった。
形或されたジメチルカルポネートは未反応の反応ガスの
流により反応水および三成分共沸物の発生のために必要
な量のメタノールと一緒にガス状で、反応混合物から排
出された。このガス流は分離装置中5゜Cで液状および
ガス状戊分に分解された。液状反応排出物はジメチルカ
ルポネート(17重量%)、水(3〜5t量%)および
メタノール(78〜80重量%)ならびに痕跡量(<0
.2重量%)のホルムアルデヒドジメチルアセタールを
含有した。メタノールは13%の変換率、98〜100
%の選択性でジメチルカルポネートに反応された。分離
装置の塔頂部を介して除去された一酸化炭素/酸素一混
合物(60〜65(2/h)は020.4〜3%および
C○20.05%より少なく、を含有した。残りはCO
であった。
例  2 例1と同様に作業し、Co/02一貫流はいずれにせよ
11(l  Co  + 2612  02/hおよび
Q反応混合物に調節した。この条件下に54gジメチル
カルポネート/(h・0の空一時一収率が得られた。1
6〜17%のメタノール変換率でジメチルカルポネート
の選択性は実際定量的であった。凝縮の際残留した廃ガ
スはGo(97.6〜99.6容量%)および02  
(0.4〜2.4容量%)を含有しかつ再び戻された。
二酸化炭素、塩化メチルまたはジメチルエーテルのよう
な副生戊物の形戊は観察されなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法を実施するための装置の一実
施例である。 l・・・反応器、2・・・加熱ジャケット、3.4・・
・供給導管、5・・・排出導管、9・・・分離装置、l
3・・・蒸留装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中RはC_1〜C_4−アルキル基である]のジア
    ルキルカルボネートを、C_1〜C_4−アルカノール
    を一酸化炭素及び酸素と反応媒体中に溶解または懸濁さ
    れた、銅含有触媒の存在で高められた温度および高めら
    れた圧力で反応させることにより、連続的に製造する方
    法において、 a)一酸化炭素−および酸素含有ガス流を 反応器中に銅触媒として存在する銅g当り 1〜100Nl/hの量で反応器中に存在するアルカノ
    ール−触媒−混合物を通して導き、その際このガス流の
    一部がアルカノールを用いてジアルキルカルボネートお
    よび水に反応されかつ残りの未反応の一酸化炭素/酸素
    −ガス流を用いて、形成されたジアルキルカルボネート
    および水がアルカノールと一緒に流れながら、ガス状で
    反応混合物から排出され、引続き b)得られた、ガス状混合物が分離装置中 でガス状および液状相に分解され、ガス状相は再び反応
    器中に戻されてよくかつ c)主にジアルキルカルボネート、水およ びアルカノールから成る液状相をその成分に分離し、ジ
    アルキルカルボネートを単離し、アルカノールを再び反
    応器中に戻してよくかつ d)液量は反応器中新たなまたは戻された アルカノールの導入によりアルカノール消費および排出
    の割り合いに応じて補われることを特徴とする、ジアル
    キルカルボネートの連続的製法。
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