JPH039902A - 耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法 - Google Patents

耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法

Info

Publication number
JPH039902A
JPH039902A JP14387789A JP14387789A JPH039902A JP H039902 A JPH039902 A JP H039902A JP 14387789 A JP14387789 A JP 14387789A JP 14387789 A JP14387789 A JP 14387789A JP H039902 A JPH039902 A JP H039902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
acrylonitrile
ion
cuprous
emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14387789A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nishino
西野 明男
Takeshi Miura
岳 三浦
Toshihiro Yamamoto
俊博 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP14387789A priority Critical patent/JPH039902A/ja
Publication of JPH039902A publication Critical patent/JPH039902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は重合体中のニトリル基に第1銅イオンを配位結
合せしめることによる、耐熱性の優れたアクリロニトリ
ル系重合体の製造方法に関するものである。
(従来技術) 第I1オンはニトリル基との間に錯イオンを形成し、第
口1オン1個は4個のニトリル基と結合する。従来、ア
クリロニトリルを重合した重合体を第1銅イオンで処理
すると、ニトリル基と第一銅イオンとの間で配位結合を
形成することはよく知られている。そこでこれら配位結
合を利用して、耐熱性を向上する製造方法が提案されて
いる。このようなニトリル基と第一銅イオンとの配位結
合を形成する方法には、■繊維にて処理する方法、■高
分子成形品にて処理する方法、■ポリマー粉末にて処理
する方法等がある。
しかしながらいづれの方法においても、処理時間が非常
に長く、また処理後の均一性が十分でなく、むらになる
欠点を有する問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、ニトリル基に第1w4イオンを配位結
合させる際、処理時間を短縮しかつ均一でむらのない処
理が可能である、耐熱性の優れたアクリロニトリル系重
合体の製造方法を提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは上記問題点を解決するため鋭意検討した結
果、アクリロニトリル系重合体のエマルシヨンまたは分
散液と第1銅イオンを含む水溶液とを混合することで、
処理時間が大巾に短縮でき、また均一でむらのない処理
が可能であり、耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合
体が得られることを見いだし、本発明に到達した。
即ち本発明は、アクリロニトリル20〜100重量%、
これと共重合可能なエチレン系不飽和単量体0〜80重
量%からなるアクリロニトリル系重合体のエマルシヨン
又は分散液と第1tRイオンを含む水溶液とを混合し、
重合体中のニトリル基に第1mイオンを配位結合せしめ
ることを特徴とするアクリロニトリル系重合体の製造方
法である。
本発明において用いるアクリロニトリルと共重合可能な
エチレン系不飽和単量体としては、該アクリロニトリル
と共重合し得る公知の不飽和単量体、例えばアクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸エチル、メタ
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル等のアクリル酸およびメタクリル酸のエステル類
、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエス
テル類、スチレン、α−メチルスチレン、クロルスチレ
ン等のスチレン類、アクリル酸、メタクリル酸、イタコ
ン酸、無水マレイン酸、α−シアノアクリル酸等の不飽
和カルボンHM、およびこれらの塩類、アクリルアミド
、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド等の不
飽和アミド。
メチルビニルケトン、フェニルビニルケトン等の不飽和
ケトン類、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、
フン化ビニル、フン化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
およびハロゲン化ビニリデン。
ビニルピリジン、ジメチルアミノエチルメタクリレート
等の塩基性ビニル等の単量体を少なくとも1種用いるこ
とができる。好ましいエチレン系不飽和単量体としては
アクリル酸メチル又はスチレンである。
本発明のアクリロニトリル系重合体は、アクリロニトリ
ル20〜100重量%、好ましくは50〜100重量%
と、上記少なくとも一種のエチレン系不飽和単量体O〜
80!II%、好ましくは0〜50重量%とよりなる単
量体から重合する。アクリロニトリルが20重量%未満
では、第1mイオンとニトリル基との配位結合が十分で
なく、耐熱性の向上が少ない。
上記組成のアクリロニトリル系重合体のエマルジ碧ン又
は分散液は乳化重合又は懸濁重合等によって得られたエ
マルシヨン又は分散液を使用する。
これらエマルシヨン又は分散液中のポリマー粒子は微小
であることが好ましく、粒径は例えば0.01〜lOμ
mがよ(、その為処理される表面積が極めて大きく、第
1銅イオンの配位結合処理速度が大きい、また処理の均
一性に関しても有効である。処理後のポリマー粒子は凝
集粒子として得られることがポリマー回収工程で好まし
い。
本発明の実施に用いられる第1w4イオンを含む水溶液
は、塩化第1銅、臭化第1銅、ヨウ化第1銅1等の第1
銅塩が使用できるが、第1銅イオン塩は一般にill溶
性で酸化されやすいので、通常塩化第1w4のアンモニ
ア錯塩等の錯塩の水溶液で用いられる。また硫酸第2銅
、塩化第2IJ4.硝酸第2!ji、酢酸第2銅等の第
2w4塩を水に溶解し、還元剤で1価の銅イオンに還元
する方法もあげられる。還元剤としては硫化ナトリウム
、亜硫酸、亜硫酸水素ナトリウム、亜二チオン酸、チオ
硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ロンガッリソ
ト、ヒドロキシルアミン及びその塩、フルフラール、グ
ルコース、金属銅、硫酸第1鉄2次亜リン酸ナトリウム
、バチジン酸アンモニウム等があげられる0本発明で好
ましい第目1オンを含む水溶液は、第2w4イオンと該
銅イオンを第目1オンに還元し得る還元剤との組み合せ
がよい。
アクリロニトリル系重合体のエマルシラン又は分散液と
第1銅イオンを含む水溶液とを混合すると、銅イオンに
よりエマルシラン又は分散液の安定性が不安定となり凝
固する。好ましい凝固の方法は、撹拌しながらまず初め
に50℃以下の温度で弱い凝固を行い、さらに処理液の
温度を80〜100℃まで昇温しで第1w4イオンを配
位結合せしめる方法である。
ニトリル基に第1M4イオンを配位結合したアクリロニ
トリル系重合体の耐熱性はDSCによるガラス転移温度
Tgの測定で評価でき、未処理のアクリロニトリル系重
合体のガラス転移温度Tgに対して第1w4イオンを配
位結合後は0.2〜10℃上昇する0本発明に係る耐熱
性を有するアクリロニトリル系重合体を得るためには第
1銅イオンの配位結合量は第1w4イオン処理後でアク
リロニトリル系重合体粒子に対して通常0.1〜101
量%5好ましくは0.5〜5重量%導入することが好ま
しい、即ち、該結合量が0.1重量%に満たない場合は
、耐熱性付与が効果的になされず、一方10重量%を越
える場合は、耐熱性付与はある水準に確保されるもの銅
が処理液中に析出することが起こり、好ましくない場合
がある。
(発明の効果) 本発明のアクリロニトリル系重合体の製造方法は第1銅
イオンの配位結合速度が速く処理時間が短縮でき、均一
でむらのない処理が可能となると共に、得られた本発明
のアクリロニトリル系重合体は耐熱性に優れている。
該重合体は例えば溶液にしてフィルム状又は繊維状に加
工することができ、更に耐炎性、炭素化。
導電性、抗菌性等の材料に加工することもできる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 撹拌機、温度計、還流コンデンサーおよび窒素導入管を
備えたlIlの四つロセパラプルガラスフラスコに下記
組成の混合物を入れ、窒素雰囲気下に70℃で6時間重
合を行った。
アクリロニトリル       75重1部アクリル酸
メチル       25 ラウリル硫酸ナトリウム    0.8〃過硫酸カリウ
ム        O,Q10−ドデシルメルカプタン
   −1,5#デモールN(注1)       0
.6  #蒸留水           200 〃(
注1)花王アトラス社製:芳香族スルホン酸ホルマリン
縮合物 得られたアクリロニトリル系重合体エマルジョンを水で
希釈し減圧蒸留にて七ツマ−を除去した。
エマルシランのポリマーの平均粒径は0.19μm。
ポリマー濃度は28.9%であった。
次に、0.2重量%の硫酸第2銅と0.2重量%の亜硫
酸水素ナトリウムを含有する水溶液を撹拌しながら、上
記エマルシランI Q Omlを徐々に滴下した。エマ
ルシランは弱い凝集を生じスラリー状となった。さらに
95℃に昇温し20分間保持し、第1M4イオンの配位
結合処理を行った。その後、水洗、脱水及び乾燥を行い
平均粒径0.5 m mで粒径のほぼそろったうぐいす
色の重合体粒子を得た。ポリマーのガラス転移温度Tg
は87.1 ℃であり、銅の含有量は1.1重量%であ
った。
(比較例1) 実施例1のモノマー除去後のエマルジョンを、0、2重
量%の硫酸アルミニウム水溶液11を使用し実施例1と
同様にエマルシランの塩析凝固、水洗、脱水及び乾燥を
行い、平均粒径0.5 m mで粒径のほぼそろった白
色の重合体粒子を得た。ポリマーのガラス転移温度Tg
は83.0℃で、実施例1のポリマーのTgより4.1
℃低いものであった。
(比較例2) 比較例1の重合体粒子30gを使用し、実施例1と同様
、0.2重量%の硫酸第2w4及び0.2%の亜硫酸水
素ナトリウムを含有する水溶液にて95℃、20分間の
第1w4の配位結合処理を行い、その後水洗、脱水及び
乾燥を行った。得られた重合体粒子は粒子がゆ着した大
きな粒子を多く含み、その粒子の内部は未処理のままで
白色であり、処理状態は不均一であった。またポリマー
のガラス転移温度Tgは83.2℃であり、銅の含有量
は0.3重Nにと第1w4の配位結合処理は不十分であ
った。
(実施例2) ポリマー組成以外実施例1と同様にして、アクリロニト
リル90重量%、アクリル酸メチル10重量%の共重合
体エマルジョンを重合し、水で希釈し減圧蒸留にてモノ
マーを除去した。エマルジョンのポリマーの平均粒径は
0.21μm、ポリマー濃度は2り、3%であった。
このエマルジョンを用いて、実施例1と同様、0.4重
量%硫酸第2w4及び0.4重量%ヒドロキシルアミン
硫酸塩を含存する水溶液を用いて第1w4イオン配位結
合処理を行い、水洗、脱水及び乾燥を行い平均粒径0.
25mmの粒径のほぼそろったうぐいす色の重合体粒子
を得た。ポリマーのガラス転移温度Tgは95.1℃で
あり、第1Rイオン配位結合処理を行っていないポリマ
ーと比較して6.2℃高く、また銅の含有量は3.2%
であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリロニトリル20〜100重量%、これと共
    重合可能なエチレン系不飽和単量体0〜80重量%から
    なるアクリロニトリル系重合体のエマルジョンまたは分
    散液と第1銅イオンを含む水溶液とを混合し、重合体中
    のニトリル基に第1銅イオンを配位結合せしめることを
    特徴とするアクリロニトリル系重合体の製造方法。
  2. (2)エマルジョンまたは分散液中のアクリロニトリル
    系重合体の粒子径が0.01〜10μmである特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)第1銅イオンを含む水溶液が第2銅イオンと該銅
    イオンを第1銅イオンに還元し得る還元剤とを含む水溶
    液である特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP14387789A 1989-06-06 1989-06-06 耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法 Pending JPH039902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14387789A JPH039902A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14387789A JPH039902A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH039902A true JPH039902A (ja) 1991-01-17

Family

ID=15349090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14387789A Pending JPH039902A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH039902A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5925267A (en) * 1995-07-12 1999-07-20 Komatsu Ltd. Plasma torch having a bypass unit
US6736007B2 (en) 2000-10-31 2004-05-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Assembling method for tire wheel assembly and assembling line for tire wheel assembly, and wheel and production method for wheel
JP2008070188A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Miura Co Ltd 鉄の定量方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5925267A (en) * 1995-07-12 1999-07-20 Komatsu Ltd. Plasma torch having a bypass unit
US6736007B2 (en) 2000-10-31 2004-05-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Assembling method for tire wheel assembly and assembling line for tire wheel assembly, and wheel and production method for wheel
JP2008070188A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Miura Co Ltd 鉄の定量方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2620324A (en) Polymerization of acrylonitrile in the presence of amide polymers
JP6812957B2 (ja) 炭素材料前駆体及びそれを用いた炭素材料の製造方法
JP2002179719A (ja) 水性エマルジョンポリマーの調製方法
TW201000500A (en) Acrylonitrile-based copolymer, production method thereof, acrylonitrile-based copolymer solution, and polyacrylonitrile precursor for carbon fiber and production method thereof
CN115160484A (zh) 一种阳离子型聚丙烯酸酯抗菌乳液及其制备方法
US2776271A (en) Mixtures comprising acrylonitrile polymers containing alkenyl carbonamides and polyacrylonitrile
JPH039902A (ja) 耐熱性の優れたアクリロニトリル系重合体の製造方法
JPH0469601B2 (ja)
GB1362529A (en) Cross-linked acrylonitrile polymer fibres
US2701242A (en) Low temperature polymerization process and composition
JPS60192718A (ja) 水性樹脂分散体の製造方法
US4013608A (en) Method of producing polymer solutions of polymers or copolymers of vinyl chloride series
JPH0827620A (ja) アクリル系合成繊維の製造方法
JPH0432841B2 (ja)
US6613828B1 (en) Antibacterial acrylonitrile fiber having photocatalytic activity
CN100425628C (zh) 一种共聚组成均匀的耐热改性剂的制备方法
US3003993A (en) Process for color stabilizing acrylonitrile polymers by washing with ethylene diamine tetraacetic acid
JPS5971314A (ja) アニオン性ポリマ−の存在下で第四級アンモニウムモノマ−を反応させる方法
JP2624605B2 (ja) 繊維加工用合成樹脂エマルジョンの製造法
JPH03210309A (ja) 高分子量アクリロニトリル系重合体の製造方法
JPH0742436B2 (ja) 水性塗膜の製造方法
US3961890A (en) Method for washing acrylic filaments
JP3386937B2 (ja) 繊維材料およびその製法
JP3778529B2 (ja) 帯電防止性アクリル系合成繊維及びその製造法
JPH0952907A (ja) 難燃性アクリル系繊維製造用紡糸原液の製造法