JPH0398814A - ロール包装ギャザリング装置 - Google Patents

ロール包装ギャザリング装置

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Publication number
JPH0398814A
JPH0398814A JP23661789A JP23661789A JPH0398814A JP H0398814 A JPH0398814 A JP H0398814A JP 23661789 A JP23661789 A JP 23661789A JP 23661789 A JP23661789 A JP 23661789A JP H0398814 A JPH0398814 A JP H0398814A
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JP
Japan
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cylindrical part
folding
cylindrical
original fabric
inward
Prior art date
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Application number
JP23661789A
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English (en)
Inventor
Kiyochika Itou
伊藤 精近
Sotoji Toyoshita
土用下 外司
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TOKYO WAINDAA SHOJI KK
Komatsu Giken Co Ltd
Original Assignee
TOKYO WAINDAA SHOJI KK
Komatsu Giken Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOKYO WAINDAA SHOJI KK, Komatsu Giken Co Ltd filed Critical TOKYO WAINDAA SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロール包装ギャザリング装置に係わり、特に、
折りひだ形成のための移動片の構戊に特徴を持たせたロ
ール包装ギャザリング装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば紙、フィルム等がロール状に巻き取られてなる原
反を包装紙で包装する場合、通常は、原反長さに対し十
分な幅を有した包装紙により原反をロール状に包み、そ
の後、原反両端部より筒状に突出した部分(筒状部〉を
原反の端面に沿うように折り込むこと (ギャザリング
)により仕上げる。
ところで、本出願人等は先に、小径の原反から大径の原
反のものまで、確実なるギャザリングを実現することの
できるギャザリング装置として、第18図に示す如き装
置、「ロール包装ギャザリング装置」(特願平1−29
246号,特願平l−29247号等)を発明、出願し
た。
このロール包装ギャザリング装置5の構造の詳細につい
ては、以下に述べる本発明の実施例において説明するた
めここでは概略に止どめるものとし、その機能について
簡単に説明する。
図中符号lは包装されるべき原反、2は原反1の外周部
に巻かれた包装紙、2aは原反1の端部1aより筒状に
はみ出た包装紙2の端部(筒状部)である。
図中符号13は、前記筒状部2aの外面側に放射状に複
数個配設された移動片で、これら移動片l3は、筒状部
2aの外面側から該筒状部2aのほぼ半径方向に沿って
中心部に向けて差し入れられることにより、筒状部2a
に山形の折りひだを形或するものである。そして、この
ように、これら移動片1 3. 1 3.・・・が折り
ひだを形成して端面1aの中心部に移動された状態のま
ま、原反1および移動片13,13,・・・に原反lの
軸回り方向の相対回転を与えると、形成された各折りひ
だが端面1a側に倒されて折り込まれ、第14図に示す
如きギャザリングが完戊される。
また、上記ギャザリング装置5において、前記各移動片
13はそれぞれガイドロッドl5に沿って移動するもの
となっているが、各ガイドロッドl5は、正確には原反
1の端面1aの半径方向に対して所定角度オフセットし
て配設されたものとなっている。したがって、折りひだ
は端面1aの半径方向から多少斜めにずれて形成される
こととなり、これによって第l4図に示す如く、折りひ
だが折り込まれた時にその折り線Cが端面1aの半径方
向により近付いた奇麗なギャザリングがなされるものと
なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記ギャザリング装置5は上記の如く優れた
効果を奏することができるものであるが、さらなる鋭意
研究の結果、移動片l3における包装紙2との当接部の
形状を工夫することで、より一層の効果を奏し得るとの
知見を得ることができた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、原反端部の
ギャザリングを、原反径に拘わらず、かつ包装紙および
原反の性状に拘わらず確実にかつ極めて端整に仕上げる
ことができるロール包装ギャザリング装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の請求項lに係る発明は、原反にロール状に巻か
れた包装紙の前記原反の両端部から突出した筒状部の外
面側に位置され、該筒状部のほぼ中心部に向けて差し入
れられることにより該筒状部に山形の折りひだを形成す
る複数個の移動片を有してなるロール包装ギャザリング
装置において、前記各移動片を、前記筒状部のほぼ軸方
向に延出して該移動片が筒状部中心部方向に差し入れら
れた時に筒状部を内側に倒し込む折込み面と、前記原反
の端面と平行となる端面押え面とを有した構成とし、し
かも、前記折込み面を筒状部の先端部に向かうに従って
内方に向かう如く筒状部の軸方向に対し傾けて形成した
ことを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明は、同じく筒状部に差し入れ
られる移動片を有してなるロール包装ギャザリング装置
において、前記各移動片を、前記筒状部のほぼ軸方向に
延出して該移動片が筒状部中心部方向に差し入れられた
時に筒状部を内側に倒し込む折込み面と、前記原反の端
面と平行となる端面押え面とを有した構戊とし、しかも
、前記端面押え面における前記折込み面側の端部を、折
込み面と緩やかにつながる傾斜面または曲面に形成した
ことを特徴とするものである。
さらに、請求項3に係る発明は、同じく筒状部に差し入
れられる移動片を有してなるロール包装ギャザリング装
置において、前記各移動片を、前記筒状部のほぼ軸方向
に延出して該移動片が筒状部中心部方向に差し入れられ
た時に筒状部を内側に倒し込む折込み面と、前記原反の
端面と平行となる端面押え面とを有した構成とし、しか
も、前記折込み面を筒状部の先端部に向かうに従って内
方に向かう如く筒状部の軸方向に対し傾けて形成すると
ともに、前記端面押え面における前記折込み面側の端部
を、折込み面と緩やかにつながる傾斜面または曲面に形
成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
移動片の折込み面を、筒状部の端部に向かうに従って内
方に向かう如く筒状部の軸方向に対し傾けて形成すれば
、移動片が筒状部に外面側から差し入れられる際、筒状
部の先端側から先に内側に折り込まれる状態となり、折
りひだの成形が極めてスムーズとなる。
また、端面押え面の折込み面側端部を傾斜面または曲面
とすれば、移動片を筒状部に差し入れる際、移動片(の
端面押え面)を原反の端面に強く押し付けた状態で差し
入れても筒状部の包装紙あるいは原反端面自身を傷める
おそれがなく、外観を傷めることなく極めてタイトなギ
ャザリングを行うことができる。
さらに、前記折込み面を筒状部の端部に向かうに従って
内方に向かう如く斜めに形成し、かつ端面押え面の折込
み面側端部を傾斜面または曲面に形或すれば、上記2つ
の作用の相乗効果により極めて美麗なるギャザリングが
なされる。
〔実施例〕
以下、本発明の第一実施例を第1図ないし第14図を参
照しながら説明する。
第1図において全体として符号lOで示すものが本発明
に係るロール包装ギャザリング装置(以下、“ギャザリ
ング装置”と略称する)である。
図中符号l1で示されるものは、原反lの端面laに対
し平行かつ同心的に設けられ、後述する移動片、および
その移動片の駆動部等を支持するための円盤状の支持板
である。該支持板11は例えばフレーム12により支持
されており、本実施例では直径約1鵬のものとなってい
る。この支持板11の一方側の面、すなわち原反1の端
面1aと対向する面には、複数個の移動片13,13.
・・・がそれぞれ送り機構14,14,・・を介して取
り付けられている。本実施例のものはこれら移動片l3
をl2個設けた構成となっている。
前記送り機構l4は第1図に示されるように、ガイドロ
ッド15、このガイドロッドl5と平行に設けられたボ
ールネジl6、これらガイドロッド15およびボールネ
ジl6の両端部を支持する支持部材17.17等を有し
て構戊される。前記ガイドロッドl5およびボールネジ
l6は、前記支持板11の外周部よりほぼ半径方向に延
びて支持板1lの中心近傍にまで延出するもので、12
本が互いに等間隔で設けられている。すなわち互いに3
0°の開度をもって放射状に設けられているわけである
。ただし本実施例では、これらガイドロッド15(ボー
ルネジ16)における個々の設置角度は、支持板1lの
半径方向と全く一致するものではなく、第3図に示す如
く半径方向に対し若干の角度α (実施例のものは10
’)を介して傾けて設けられたものとなっている。前記
ボールネジ16の一端、つまり支持板l1の外周部側に
位置する一端には、タイミングプーリーl8が設けられ
ている。一方、支持板llの他方の面(裏面)の外周部
近傍には、前記ガイドロッドl5等と対応して等間隔に
12個のサーボモーター19,19,・・・が設けられ
ており、これらのサーボモーター19の出力軸が備える
タイミングプーリ−20と、前記ボールネジl6に設け
られたタイミングブーリー18とが、タイミングベルト
2lを介して接続されている。そして、前記ガイドロッ
ドl5およびボールネジ16には、移動片l3を保持す
るための移動台座22が、ボールネジ16と螺合して、
かつガイドロッド15に対し摺動自在となるように設け
られている。
移動片13は前記移動台座22に取り付けられたもので
、本実施例においてこの移動片13は、その主体をなす
移動片本体23と、該移動片本体23の前端縁(反支持
板側)に設けられた2本の跳ね出し部材24.24  
(第2図)とで構戊されたものとなっている。移動片本
体23の内端面は、該移動片13を筒状部2aに差し入
れる際に筒状部2aの外周面に当接して筒状2aに折り
ひだを形成していくもので、従って、この移動片本体2
3の内端面が本発明に係る移動片13の折込み面13a
を構成するものとなっている。一方、跳ね出し部材24
.24  は、該移動片13を筒状部2aに差し入れた
ときに原反1の端面1a側に圧接されるもので、従って
この場合、この跳ね出し部材24.24  の前端面が
本実施例に係る移動片13の端面押え面13bの一部を
構或している。
そして、ここにおいて、前記折込み面13aは、筒状部
2aの端部に向かうに従って内側に入り込むように傾斜
して形成されている。さらに、本実施例のものでは図示
されるように、前記端面押え面13bにおける折込み面
13a側の端部は、折込み面13aと緩やかにつながる
曲面13cに形成されたものとなっている。
前記2本の跳ね出し部材24は前記ガイドロッド15等
と平行に設けられたもので、支持板l1の内側に向いた
それらの一端を、支持板11に対し垂直に設けられたピ
ン25によりピン結合されている。そして、この跳ね出
し部材24.24  は第4図に示すエアーシリンダー
31の伸縮ロッド31aを伸縮させることにより開閉機
構36を介して前記ピン25を中心として第5図に示す
如くV字状に開閉できるものとなっている。開閉機構3
6に付いて説明すれば、第4図中符号30は軸受32に
支持され、前記伸縮ロッド31aに接続された連結ロッ
ド、27は連結ロッド30の先端部に設けられ、ガイド
ロッド26に沿って摺動する摺動ブロ・ノク、33は摺
動ブロック27に突設されたビン、34.34はそれぞ
れ一端を前記ピン33に回動自在に取り付けられ、他端
を跳ね出し部材24.24  から突設されたピン35
.35に回動自在に取り付けられたリンク部材である。
次に、上記の如く構成されたギャザリング装置10の作
用について説明する。
本実施例における原反lは、直径約500mmのもので
、原反1には既に包装紙2がロール状に巻かれているも
のとする。
まず、ギャザリングを実施すべき原反1を、その端面1
aが本ギャザリング装置10の支持板11に平行に対向
するように、かつ該支持板l1に対し同心となるように
セットする。このとき、前記12個の移動片13,13
,・・・を第6図に示すように、全て支持板l1の外周
部側に位置させておくことにより、原反1の端面1aか
ら突出する包装紙2の筒状部2aが、円形配置されたそ
れら移動片1 3. 1 3,・・・の内側に挿入され
るような状態とする。原反1の軸方向に係るセット位置
は、その端面1aが移動片13の前端面すなわち端面押
え面13bに至る僅かに手前とする (第1図鎖線位置
参照)。
上記の如く原反lがセットされたならば、前記12個の
サーボモーター19,19,・・・を作動させる。これ
により、タイミングプーリーI8、タイミングベルト2
1、タイミングブーリー20を介してボールネジl6が
回転する。ボールネジl6にはガイドロツドl5に案内
される移動台座22が螺合しているから、このボールネ
ジ16の回転により移動台座22がガイドロッドl5に
沿って移動し、これによって12個の移動片l3は第7
図の如く一斉にガイドロッド15 (ボールネジ16)
の軸方向に沿って支持板11内方へ移動するものとなる
このような移動片l3の支持板l1内方への移動により
、包装紙2の筒状部2aは、それら移動片13の折込み
面13aが当接された部分が内側に押し込まれて行き、
これにより筒状部2aには、第8図に示す如くそれら移
動片13.13,・・・によって内方に押し込まれたで
きた谷部Aと、各移動片13の間の部分すなわち円筒形
状を保持しようとする山部Bとが形威され、折りひだ6
が形或される。
ここで、本発明では、上記のように移動片13.13.
・・・が筒状部2aの外周部より内部に向かって差し込
まれる際、折込み面13aを上述の如く傾斜して形成し
てあるため、第9図に示すように筒状部2aの先端部か
ら先に内側に倒し込まれるものとなり、これによって上
記折りひだ6,6,・・・がスムーズにしかも端整に形
成される。すなわち、筒状部2aについて言えば、原反
端面1aに近い基端部よりも先端側はどコシ(剛性)が
弱く、このコシの弱い部分が先に折り込まれるようにな
ることから、前記谷部Aおよび山部Bがスムーズに形成
され易くなるためである。
さらに、上述の如く移動片13の端面押え面13bにお
ける折込み面13a側端部を折込み面13aと緩やかに
つながる曲面13cに形成したから、第lO図の如く移
動片13を筒状部2aに差し入れる際、この端面押え面
13bの先端部が原反1の端面1aおよび筒状部2aを
構成する包装紙2を傷めたり破損させたりするおそれが
なく、その結果、移動片l3の端面押え面13bと原反
端面1aとの間のクリアランスを小さく設定することが
でき、以てタイトで端整なギャザリングを行うことがで
きる。しかも、この曲面13cにより、包装紙2のコシ
が強い場合でもスムーズな折りひだ6の形成がなされ、
逆に包装紙2が極めて薄くコシか弱い場合には、移動片
13が差し入れられる際の応力を分散して破損を防止で
きるといったように、包装紙2のコシの強さに関係なく
何れの場合にも有利に作用するものとなる。
上記第8図の如き状態となったならば、第11図に示す
如く2本の跳ね出し部材24.24  をV字状に開く
。それには、図示されない圧縮空気調整装置を作動させ
て、各移動片1 3. 1 3,・・・の備える前記エ
アシリンダー3 1.3 1.・・・に圧縮空気を供給
すればよい。エアシリンダー31は圧縮空気の供給を受
けると、そのロッド31aが短縮され、前記開閉機構3
6を介して跳ね出し部材24,24が開かれる。このと
き双方の眺ね出し部材24,24が形或する開度は30
°としてある。そして、このように12個の移動片13
が備える各跳ね出し部材24.24が全てV字状に開か
れることにより、第1l図に示すように、隣合う移動片
13の一方の跳ね出し部材24どうしが平行にかつほぼ
近接した状態となる。各移動片l3間には三角形の折り
ひだ6が形成されているから、上記操作によりこの折り
ひだ6は、開かれた隣どうしの跳ね出し部材24間に挾
まれ、三角形のものがつぶされてぴったりと折り目を付
けられた薄片状のものとなる(第12図,第13図参照
)。ただし、先に述べたように各移動片13は、支持板
l1の半径方向に対し所定の角度α (実施例は10°
)ずれた斜め方向に移動するものであるため、ここに形
成される薄片状の折りひだ6も、第l2図に示されるよ
うに端面1aの半径方向に対し傾いて形成されたものと
なる。
上記状態となったならば、後は、それら移動片l3を上
記状態としたまま原反1を、第12図における矢印の方
向に回転させればよい。原反lが回転されると、回転に
伴い、12個形成された折りひだ6は移動片13(跳ね
出し部材24)により原反1の端面1aの内方に倒され
て行き、第l4図に示す如くギャザリングが完戊される
。このときの原反lの回転方向は、形成された折りひだ
6のオフセット方向に鑑みてなされ、それら折りひだ6
が端面1a側に折り込まれた時に形成される折り線Cが
半径方向を向くような方向に回転させる。つまり折りひ
だ6が端面1aの内方側に倒れるように回転させればよ
いわけである。また、実施例では移動片13に対して原
反1を回転させるものとしているが、移動片1 3, 
1 3,・・・側を回転させる構或としても勿論よい。
ギャザリング終了後は、サーボモーター19.19,・
・・を逆転させることにより全移動片l3を端面1aの
中心部から外周部に退去させる。そして、その状態でギ
ャザリングの中心部7に例えばラベルシールを貼着する
ことなどによりギャザリング部を封止した後、移動片1
3を初期位置に退去させ、かつ跳ね出し部材24を閉じ
ればよい。
このように、上記ギャザリング装置10によれば、移動
片1 3, 1 3,・・・が筒状部2aの外周部より
内部に向かって差し込まれる際、折込み面l3aを傾斜
して形成してあるため筒状部2aの先端部から先に内側
に倒し込まれるものとなり、これによって上記折りひだ
6,6,・・・がスムーズにしかも端整に形成される。
さらに、移動片l3の端面押え面13bにおける折込み
面13a側端部を折込み面13aと緩やかにつながる曲
面13cに形或したから、移動片l3を筒状部2aに差
し入れる際、この端面押え面13bの先端部が原反1の
端面1aおよび筒状部2aを構成する包装紙2を傷めた
り破損させたりするおそれがなく、その結果、移動片1
3の端面押え面13bと原反端面1aとの間のクリアラ
ンスを小さく設定することができ、以てタイトで端整な
ギャザリングを行うことができる。しかも、この曲面1
3cは包装紙2のコシが強弱何れの場合にも有利に作用
するから、包装紙を選ぶことなくスムーズかつ確実に折
りひだ6を形成することができる。
加えて、特に本実施例におけるギャザリング装置10で
は、跳ね出し部材24.24  を備え、これにより折
りひだ6を挾み、それら三角形の折りひだ6を予め薄く
羽根状に形成するので、原反と折りひだとの相対回転に
より折りひだ6を端面1aに折り込む際に、山部Bが乱
れることなく極めて整った状態で折り込むことができる
さらに実施例のものでは、移動片l3を上記の如く筒状
部2aの半径方向に対し所定角度傾けて設けたので、折
りひだ6が端面1aの半径方向に対し斜めに形成され、
これにより、折りひだ6を内側に折り込んだときに端面
1aに現れる折り線Cが端面1aの中心方向に向いた状
態で形成されるものとなる。したがって、従来のギャザ
リングに比して外観的に優れたものとなり、また、ギャ
ザリングの中心部7における各折りひだ6の重なり部の
ずれも少なくなることから、そこに貼付するラベルシー
ル等も小さいものとすることができる。
次に、第15図は、本発明の第二実施例を示すもので、
移動片13の折込み面13aにおける端面押え面13b
側の端部を傾斜面13dに形成したものである。また、
端面押え面13bを筒状部2aの軸方向に対して傾斜さ
せた点は上記実施例と同様である。
本実施例のものも、上記実施例と同様、移動片l3を筒
状部2aに差し込む際に原反lの端面laおよび該端面
1aに折り込まれる筒状部2a(包装紙2)を損傷する
おそれがなく、よりタイトで端整なギャザリングを行う
ことができる。また、折込み面13aを傾斜させたこと
により折りひだ6を確実かつスムーズに形或し、以て美
麗なギャザリングがなされることも上記実施例と同じで
ある。
また、第l6図は前記曲面13cに溝40,40,・・
・を形成したもの、第17図は前記傾斜面l3dに突条
4 1,4 1,・・・をそれぞれ形成したものである
。このように本発明に係る曲面13cまたは傾斜面13
dは平滑面に限定されるものではなく、図示例の如き加
工を施したものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり請求項1に係る発明によれば、移動
片の折込み面を傾斜して形成したので、移動片が筒状部
の外周部より内部に向かって差し込まれる際、筒状部の
先端部から先に内側に倒し込まれるものとなり、これに
よって折りひだをスムーズにしかも端整に形成すること
ができ、各折りひた形状が整った美麗なるギャザリング
を行うことができる。
また、請求項2に係る発明によれば、移動片の折込み面
と端面押え面との交わり部を曲面または傾斜面に形威し
たから、移動片を筒状部に差し入れる際、原反の端面あ
るいはギャザリング角部を傷めたり破損させたりするお
それがなく、そのため移動片の端面押え面と原反端面と
の間のクリアランスを小さく設定してタイトで端整なギ
ャザリングを行うことができるばかりでなく、包装紙の
コシの強弱に拘わらず、すなわち包装紙を選ぶことなく
折りひだをスムーズに形成することができるものとなる
そして、請求項3に係る発明によれば、上記2つの効果
の相乗作用により、原反の性状および包装紙の種類を全
く選ぶことなく端整な折りひだを確実に形成することが
でき、しかも全体としてタイトな極めて美麗なギャザリ
ングかを実現することができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)原反にロール状に巻かれた包装紙の前記原反の両端
    部から突出した筒状部の外面側に位置され、該筒状部の
    ほぼ中心部に向けて差し入れられることにより該筒状部
    に山形の折りひだを形成する複数個の移動片を有してな
    るロール包装ギャザリング装置において、 前記各移動片は、前記筒状部のほぼ軸方向に延出して該
    移動片が筒状部中心部方向に差し入れられた時に筒状部
    を内側に倒し込む折込み面と、前記原反の端面と平行と
    なる端面押え面とを有し、しかも、前記折込み面は筒状
    部の先端部に向かうに従って内方に向かう如く筒状部の
    軸方向に対し傾いて形成されていることを特徴とするロ
    ール包装ギャザリング装置。 2)原反にロール状に巻かれた包装紙の前記原反の両端
    部から突出した筒状部の外面側に位置され、該筒状部の
    ほぼ中心部に向けて差し入れられることにより該筒状部
    に山形の折りひだを形成する複数個の移動片を有してな
    るロール包装ギャザリング装置において、 前記各移動片は、前記筒状部のほぼ軸方向に延出して該
    移動片が筒状部中心部方向に差し入れられた時に筒状部
    を内側に倒し込む折込み面と、前記原反の端面と平行と
    なる端面押え面とを有し、しかも、前記端面押え面にお
    ける前記折込み面側の端部は、折込み面と緩やかにつな
    がる傾斜面または曲面に形成されていることを特徴とす
    るロール包装ギャザリング装置。 3)原反にロール状に巻かれた包装紙の前記原反の両端
    部から突出した筒状部の外面側に位置され、該筒状部の
    ほぼ中心部に向けて差し入れられることにより該筒状部
    に山形の折りひだを形成する複数個の移動片を有してな
    るロール包装ギャザリング装置において、 前記各移動片は、前記筒状部のほぼ軸方向に延出して該
    移動片が筒状部中心部方向に差し入れられた時に筒状部
    を内側に倒し込む折込み面と、前記原反の端面と平行と
    なる端面押え面とを有し、しかも、前記折込み面は筒状
    部の先端部に向かうに従って内方に向かう如く筒状部の
    軸方向に対し傾いて形成されているとともに、前記端面
    押え面における前記折込み面側の端部は、折込み面と緩
    やかにつながる傾斜面または曲面に形成されていること
    を特徴とするロール包装ギャザリング装置。
JP23661789A 1989-09-12 1989-09-12 ロール包装ギャザリング装置 Pending JPH0398814A (ja)

Priority Applications (1)

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