JPH0398477A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH0398477A
JPH0398477A JP1235429A JP23542989A JPH0398477A JP H0398477 A JPH0398477 A JP H0398477A JP 1235429 A JP1235429 A JP 1235429A JP 23542989 A JP23542989 A JP 23542989A JP H0398477 A JPH0398477 A JP H0398477A
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JP
Japan
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rotor
stator
discs
stopper
ultrasonic motor
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JP1235429A
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Kichiju Ichinose
一瀬 吉十
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Fukoku KK
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Fukoku KK
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、ステータに貼り付けた圧電素子の振動によっ
て、ステータの表面に進行波を生じさせ,その進行波に
よりロータを回転駆動させるようにした超音波モータに
関し、特に超音波モータの回転始動を円滑にさせたもの
である。
[従来の技術] 超音波モータは、ステータに生じる進行波によって、ロ
ータを回転させるちのである。ステータに進行波を発生
させるため、ステータの一方の面に圧電素子が貼り付け
られており、この圧電素子は、隣合うとうしが逆の電極
になるように厚み方向に分極されている。更に、圧電素
子は適当な電極間ギャップをあけて2組に区分されてお
り、これら2組に区分された電極には、90゜位相差の
ある高周波電圧を印加させる構造になっている。
さらに、第4図に示すように、超音波モータは、十分な
高トルクを出力軸2lから得るために、皿バネ22など
の弾性材でロータ23をステータ24に強く圧接させて
、ステータ22に生じる進行波を有効に受けるようにし
ている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の技術で述べた超音波モータでは、出力軸から十分
な高トルクを得るために、常時皿バネなどの弾性材でロ
ータをステータに強く圧接している。このため超音波モ
ータを長時間駆動させないでおくと、ロータがステータ
に張り付いてしまう問題があった。また始動開始する前
からロータがステータに強く圧接されているので、ロー
タとステータとの間に生じる摩擦力による大きな負荷に
よって、ロータが円滑に始動できないという問題があっ
た。
そこで本発明は、これらの問題を解決するために、停止
時には必要とする最低の圧接力がロータとステータとの
間に作用するようにし、さらに始動の際は、徐々に強く
ロータをステータに圧接できるようにさせた超音波モー
タを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の超音波モータは、ステータに生じる進行波を受
けて回転するロータ面上に摩擦材を介して平行に2枚の
円板を設け、両円板間の対向面の一方にストッパを取付
けるとともに、他方の円板面上に前記ストッパに対向さ
せて揺動レバーを揺動可能に取付けてある。そしてロー
タ始動時に、ストツパに押された揺動レバーに円板間を
押し拡げる力が作用して、ロー夕をステータに徐々に強
く圧接させ、超音波モータの始動性を向上させたもので
ある。
さらに、円板間を滑らかに押し拡げるためには揺動レバ
ーに、ロータ側の円板と接する当接部が設けられている
また、超音波モータの正逆転両方の始動性をよくするた
めには、揺動レバーは正逆回転用の一対を同軸に保持さ
せたものを設ければ良い。
[作用] 上記手段の超音波モータの始動は、ステータに生じる進
行波を受けてロータが回転を始めるとともに、ロータ面
上の摩擦材を介して平行に設けられた2枚の円板のロー
タ側の円板が回転を始める。そして、一方の円板に振動
可能に取付けられた揺動レバーと、他方の円板に取付け
られたストッパとが接して回転方向の力が作用する。こ
の回転方向の力は、揺動レバーの形状から2つの円板間
を押し拡げる分力となる。2つの円板間を押し拡げる分
力は、始動の際に徐々に強くなるので、ロタ例の円板を
摩擦材を介し、ロー夕に徐々に強く圧接し、ロータとス
テータとの圧接力もこれに伴って強くなる。
よって、超音波モータの始動開始時は、ロータとステー
タとの圧接力が小さく、ロータは大きな負荷を伴わない
で円滑に回転を始めることができる。そして始動後は、
ロータとステータとの圧接力が大きくなり、所定のトル
クでロータは回転する。
超音波モータが停止すると、円板間に回転力が作用しな
いのでストツパと揺動レバーとの間に働いていた力がな
くなり、揺動レバーは始動前の状態にもどる。よって停
止時は、ロータとステータとの間の圧接力が駆動時より
小さくなり、長時間駆動させないでおいても、ロータが
ステータに張り付かない。
[実施例1 本発明の実施例を第1図〜第3図により説明する。
円盤状のステータlは、その一方面の外周部に沿って、
隣り合う領域で逆向きに分極された圧電素子2が貼り付
けられている。圧電素子2は、適当な間隔をあけて2つ
に区分され,それぞれの圧電素子2に電極が取付けられ
ている。2つに区分された圧電素子2の電極には、それ
ぞれ90゜位相差のある高周波電圧を印加して、圧電素
子2を振動させ、ステータ1の表面に進行波を生じさせ
るようになっている。またステータlの外周部には、放
射状の多数の切り溝が設けられ、各切り満間の突条3に
よって振幅の大きい進行波が生じるようになっている。
ステータlとは反対側のロータ4の面上には、摩擦材5
を介して2枚の円板6a, 6bが間隔をあけて平行に
設けられている。この円板間の対向面の一方の円板面上
、本実施例ではロータ側の円板6aに扇形金具のストツ
パ7を設け、他方の円板6bの面上には揺動レバー8を
取付けた。ストッパ7は揺動レバー8に対向して配置さ
れる。円板6aが回転すると、ストッパ7と揺動レバー
8とが当接し、揺動レバー8に円板間を押し拡げる力が
働き、ロータ側の円板6aと摩擦材5とを介してロータ
4をステータlの放射状突条3に徐々に強く圧接させる
仕組みになっている。
さらに、本実施例では、ロータ4の正逆回転に対応でき
るように、扇形金具の両端に当面7゛を有するストッパ
ー7と、一対のへの字形揺動レバー8を揺動可能に軸止
したものとを、それぞれ円板面上に等間隔に3ヶ取付け
た。
なお、ストッパ7の材質は金属だけに限定するものでは
なく、プラスチック等を使用しても良い。また形状も扇
形に限定するものではなく、揺動レバー8の揺動を止め
れば良いので、例えばL字金具を揺動レバー8と当接す
るように円板面上に固定させても良い。
へ字形をした揺動レバー8は、先端の止・め部8aと、
円板6aと接する当接部8bとを有し、当接部8bの形
状に丸みがあるので、2枚の・円板間が滑らかに押し拡
げられる。この揺動レバー8は止め部8aが外側に向く
ように八字状に一対にして設けられ、これら揺動レバー
8の頭部を揺動可能にビン9で軸止し、レバーケースl
Oを介して円板面上に取付けられる。なお、本実施例で
は、円板6bに差し込み穴を設け、レバーケースlOを
差し込めて嵌合させた。
レバーケースlOには、ガード板が設けられており、揺
動レバー8の横振れは防止される。円板6aが回転を始
めると、揺動レバー8の止め部8aとストッパ7の当面
7゜とが当接し、回転方向の力が作用する。そのため回
転方向の力は、揺動レバー8の形状から2つの円板間を
押し拡げる分力となり、この力の作用が結果としてロー
タ4をステータlに強く圧接する。
なお、これら扇形金具のストッパ7と揺動レバー8とは
、円板6a, 6bどうしが対向する面上なら互いに逆
側に取付けても良い。
ステータlと、ロータ4と、摩擦材5、そして2つの円
板6a, 6bとの中央部には、貫通孔が設けられてお
り、これらの貫通孔に出力軸11が通される。さらに、
2枚の円板6a, 6bの中央部に設けられた貫通孔と
同径で適当な長さの筒状スリーブl2を両円板間の内周
面に設けることにより、円板間を所定の間隔に保持する
ようなっている。
皿バネl3は、中央部に貫通孔を設け、外周側を開口と
した3つの切欠きを放射状に設けたものである。この皿
バネl3の貫通孔に出力軸11を通し、切欠きを、円板
6aから突出したレバーケースlOの突部に係合させて
取付ける。そして、円板側とは反対の皿バネl3の端部
は出力軸11の鍔部l4に圧接して、ロータ4と2枚の
円板6a, 6bと出力軸llとが一体に回転するよう
になっている。
出力軸11は、ケーシングl5に固定された軸受l6,
17により保持されて、皿バネl3とともに軸方向に位
置規制されており、前記揺動レバー8が2つの円板6a
, 6bの間隔を押し拡げようと作用したとき、ロータ
4をステータlに強く圧接させるようになっている。
[発明の効果] 本発明の超音波モータでは、ロータの上面に2枚の円板
が摩擦材を介して設けられ、この2枚の円板間にストッ
パと揺動レバーが設けられているので、ロータを始動さ
せると、ストツパと揺動レバーとが当接し、2枚の円板
も回転する。このとき、揺動レバーには円板間を押し広
げようとする力が作用する。
よって、始動時は、ロータがステータに圧接される力が
弱いため円滑に始動でき、その後、ステータとロー夕と
の圧接力が徐々に大きくなるので所定のトルクを出力す
る。
また停止時は、ロータとステータとの圧接力が弱くなっ
ているので、ロータがステータに張り付くようなことが
なく、次の始動性を悪くさせない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超音波モータの半断面図、第2図は超
音波モータの要部断面図、第3図はロ夕とステータとを
分解した状態の斜視図、第4図は従来の超音波モータの
断面図である。 l:ステータ2;圧電素子  4;ロータ6a,6b;
円板  7;ストツパ  8;揺動レバー9;ピン  
lO; レバーケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステータの一方面に圧電素子を設け、他方面にロ
    ータを圧接させ、ステータに生じさせた進行波により、
    ロータを回転させる超音波モータにおいて、ステータと
    は反対側のロータ面上に摩擦材を介して平行に2枚の円
    板を設け、両円板間の対向面の一方にストッパを取付け
    るとともに、他方の円板面上に前記ストッパに対向させ
    て揺動レバーを揺動可能に取付け、ロータ始動時にスト
    ッパに押された揺動レバーに円板間を押し拡げる力が作
    用して、ロータをステータに徐々に強く圧接させること
    を特徴とする超音波モータ。
  2. (2)揺動レバーは円板と接する当接部を有する請求項
    1に記載の超音波モータ。
  3. (3)揺動レバーは正逆回転用の一対を同軸に保持させ
    た請求項1に記載の超音波モータ。
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