JPH0398454A - 電磁駆動装置、およびこれを用いた光ディスク装置 - Google Patents

電磁駆動装置、およびこれを用いた光ディスク装置

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JPH0398454A
JPH0398454A JP4440390A JP4440390A JPH0398454A JP H0398454 A JPH0398454 A JP H0398454A JP 4440390 A JP4440390 A JP 4440390A JP 4440390 A JP4440390 A JP 4440390A JP H0398454 A JPH0398454 A JP H0398454A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電磁駆動装置、,およびこれを用いた光ディス
ク装置に関する。
(従来の技術) 現在、光ディスク装置や磁気ディスク装置など様々な分
野において、アクチュエー夕としての電磁駆動装置が用
いられている。第30図は、従來から光ディスク装置に
用いられている電磁駆動装置であり、以下、同図に基づ
いて従来技術を説明する。
同図に示すように、光ディスク101に対して光源から
の光ビームを集光・照射する対物レンズ102が、可動
体103上に搭載されている。対物レンズ102はカバ
ー104内に設けられる対物レンズ駆動系により、光デ
ィスク101の厚さ方向に微小移動可能であると共に光
ディスク101の半径方向にも微小移動が可能である。
また、対物レンズ102を光ディスク101の半径方向
に比較的長い距離だけ駆動するために設けられるトラッ
キング駆動系は、ヨーク105およびこれらヨーク10
5に固定される永久磁石106からなる一対の磁気回路
107と、可動体103に固定されるトラッキングコイ
ル108と、可動体1O3の移動方向を規制するリニア
ガイド109およびリニアガイド109に摺接し転勤可
能なガイドローラ110から構成されている。そしてト
ラッキングコイル108に流れる電流と、磁気回路10
7内に流れる磁束とにより発生するローレンツカの作用
で、可動体103を光ディスク101の半径方向へ粗動
駆動し、さらに前述した対物レンズ駆動系によって対物
レンズ102を微小駆動して、光ディスク101面の所
望の位置に光ビームのスポットを形成し、情報の記録・
再生を行うものである。
ここで用いられている磁気回路107は第31図に示す
ように、平板状のヨーク105aおよび断面コの字形の
ヨーク105bを接合してヨーク105を形成すると共
に、その中心の空間に永久磁石106が配置(ヨーク1
05aに固定)されてなるものである。
ところが、このような磁気回路107であると、第32
図(a)に示すように、永久磁石106のN極から発生
した磁束の全てがヨーク105bの長辺に向って直進せ
ず、磁束の一部はヨー,ク105bの両短辺に向って迂
回してしまうような磁路を形成してしまう。また同図(
b)に示す方向から見れば、永久磁石106の端部から
発生する磁束は空気中を通って直接ヨーク105aに戻
ってしまうような磁路を形成してしまう。従って、前記
空間内つまり磁気ギャップ内での磁束密度の分布は面方
向に一様とはならず、磁気ギャップの中心部に比べて端
部での磁束密度が小さくなってしまう。
また、こういった磁気回路107の小形化を考えた場合
、永久磁石106の磁気特性やヨーク105の磁気飽和
などの材料特性が問題になり、磁気ギャップ内での磁束
密度の分布を面方向に一様に保つのは非常に困難となっ
てヨーク105より透磁率の小さな空気中にかなりの磁
束が漏れてしまう。このような磁路が形成されてしまう
と磁気ギャップ中心付近と終端付近の磁束は大きく異な
ってしまうので、第30図の電磁駆動装置に適用した場
合、可動体103の位置により、発生する駆動力が異な
ってくるので、対物レンズ102の移動加速度が不均一
に・なって対物レンズ102の位置決め制御が不安定な
ものとなってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来は、磁気回路の形成する磁路は磁気ギ
ャップの面方向にわたって一様でなく、しかも磁気回路
の小形化を行なうと磁気ギャップ内での磁束密度の分布
を一様に保つのが非常に困難になってしまう。そしてこ
の磁気回路を用いた電磁駆動装置とすると、可動体の位
置により、発生する駆動力が異なってしまい、対物レン
ズの位置決め制御が不安定なものとなってしまう。本発
明はこういった従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、常に安定した駆動力を得
ることのできる電磁駆動装置の提供、さらには対物レン
ズの位置決め制御が確実に行われる光ディスク装置の提
供にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明においては、第1の
ヨーク材と、この第1のヨーク材にN極を固定する少な
くとも2個の永久磁石と、これら永久磁石のS極に固定
され、少なくともこれら永久磁石どうしにより挾まれる
空間内にて前記第1のヨーク材との対向面の距離を略一
定とする第2のヨーク材と、前記空間内に配置されるコ
イルとを有する電磁駆動装置とした。
また、第1のヨーク材と、この第1のヨーク材にN極を
固定する少なくとも2個の第1の永久磁石と、この永久
磁石のS極に固定され、少なくともこれら永久磁石によ
り挾まれる空間内にて第1のヨーク材との対向面の距離
を略一定とする第2のヨーク材と、前記空間の開口部付
近に配置され、前記空間の厚さ方向と異なる方向に着磁
方向を有する第2の永久磁石と、前記空間の内部に配置
されるトラッキングコイルと、前記空間の外部でかつ第
2の永久磁石の磁場内に配置されるフォーカシングコイ
ルと、フォーカシングコイルおよびトラッキングコイル
を搭載する可動体と、この可動体に搭載され、フォーカ
シングコイルおよびトラッキングコイルへの通電制御に
より、光ディスクの所定位置へ位置決め制御される光ヘ
ッドとを有する光ディスク装置とした。
(作用) 以上のような構成によれば、例えば第9図に示すような
電磁駆動装置となる。ここで磁気回路部に関しては、例
えば第2図のようになり、磁気回路内では図中矢印で示
すような磁束の流れが形成されて磁気ギャップでの磁束
漏れの少ない形状となる。ここで磁束の流れは第3図に
示すRR1′ 2に大別されることから、ヨークが磁気飽和すると磁束
はR2のルートを辿ることになり、第4図に斜線で示す
断面より内側に余分な磁束が流れてこなくなる。従って
、磁気ギャップ内での磁束密度分布は、磁気飽和の影響
を受けにくく面方向に一様かつ一定となり、常に安定し
た駆動力の得られてしかも小形化が可能な電磁駆動装置
が提供される。そして、さらには、例えば第17図に示
すように、位置決め制御の確実な光ディスク装置が提供
される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明を説明する。第1図および
第2図は本発明の第1の実施例に係る電磁駆動装置の磁
気回路の分解斜視図および斜視図である。ここで磁気回
路1は同図に示すように、形状の等しい2枚の板状のヨ
ーク2.3と、やはり形状の等しい2枚の板状の永久磁
石4,5からなる。そして永久磁石4.5の着磁の向き
をそろえて着磁された方,向からヨーク2.3にて挾み
込むように構威されている。ここでヨーク2.3の対向
面は平面となっており、しかも永久磁石4,5の着磁方
向の厚みは等しいので、ヨーク2,3の対向面の距離は
面方向にわたって一定である。
さらに、ヨーク2,3および永久磁石4,5とで囲まれ
る空間は磁気ギャップとなり、この磁気ギャップの形状
は直方体状となる。ここでは磁気ギャップの長さを広く
とるために、永久磁石4.5をヨーク2.3の側端部に
配置している。
次に、磁気回路1の磁束の流れについて説明する。第2
図に示すように、永久磁石4,,5のN極から発生した
磁束はヨーク3内を通って磁気ギャップからヨーク2に
向かい、永久磁石4.5のS極に戻る経路を辿る。この
ルートをR1とする。
第3図の磁気回路1の正面図の方向から見ると、本実施
例ではこのR1の他に、磁気ギャップを通過せず周囲の
空気中を通って戻るような磁束の流れが発生する。この
ルートをR2とする,ここでR1とR2とを比較すると
、磁気ギャップ内でヨーク2からヨーク3へ向かって磁
束が最短距離を流れるR1に対し、磁束が磁気回路1外
を円弧を描くように流れるR2は、磁束が空気中を流れ
る距離が長い。空気の透磁率はヨーク1,2の透磁率に
比べて十分小さいので、磁束は空気中を通りづらく、従
ってN極から発生したほとんどの磁束はR1のルートを
辿ってS極に戻ることになる。
また、前述したようにヨーク2,3の対向面の距離は面
方向にわたって一定であるので、磁気ギャップ内での磁
束密度の分布も面方向にわたってほぼ一様となる。
そしてこのような構或の磁気回路1にて全体を小形化し
た場合を考える。第31図の従来例に示したように従来
では磁気回路を小形化するとヨーク105が磁気飽和を
起こして磁束が流れにくくなり、磁気ギャップ内から磁
束が空気中に漏れてしまって磁気ギャップ内での磁束密
度が面方向で変化してしまう。本発明にてヨーク3が磁
気飽和を生じると、第4図に斜線で示す仮想断面より内
側に磁束が流れてこなくなり、この断面を通過するのを
避けて磁束がR2xやR 2 ,などのルートを辿るよ
うになる。(ここで添字X+Yは磁束の流れる方向を表
している。)従って、磁気ギャップ内を通過する磁束は
たとえ磁気飽和の状態であっても変化せず、磁束密度の
分布は磁気回路1を小形化してもほぼ一定に保たれる。
また、第31図の従来例では、磁気ギャップの厚さ方向
にヨーク105a,永久磁石■06.磁気ギャップ,ヨ
ーク105bが直列配置されるが、本発明では磁気ギャ
ップと永久磁石4.5とが並列配置となるため、磁気回
路の薄形化が実現される。
また、第9図のように磁気ギャップ内にコイル6が挿通
されるように配置して電磁駆動装置10を構成した場合
、コイル6に通電制御することによってコイル6にはど
の位置においても安定した駆動力が発生し、磁気ギャッ
プ内を滑らかに移動する。従ってコイル6を光ディスク
装置や磁気ディスク装置の記録・再生用ヘッド(対物レ
ンズや磁気ヘッドなど)に連結した場合、目的の情報に
素早く正確にアクセスすることが可能となる。
第5図は本発明の第2の実施例に係る電磁駆動装置の磁
気回路の正面図である。同図からも明らかなように、本
実施例の磁気回路11は、ヨーク12がヨーク13a,
.13bの2倍の厚さを有しており、また、永久磁石1
4a,15aと永久磁石14b,15bの着磁の向きは
逆になるように構成される。つまり、磁気回路11は、
上記磁気回路1をその着磁方向に重ねた構造をなしてい
る。
そしてここでは、4個の永久磁石14a,14b,↓5
a,15bにより肚2つの磁気ギャップが形成されてい
る。
このような構造の磁気回路l1としても2つの磁気ギャ
ップ内での磁束密度の分布は面方向にわたって一様であ
り、小形化を図ってもこの分布はほとんど変化しない。
さらに、第10図のように磁気回路11の2つの磁気ギ
ャップにわたるようにコイル16を巻装した電磁駆動装
置20とすれば、コイル16の有効巻線部は第9図の実
施例の約2倍の面積となり、コイルの利用効率が大幅に
向上して駆動力が増加する。従ってコイル16を光ディ
スク装置や磁気ディスク装置の記録・再生用ヘッド(対
物レンズや磁気ヘッドなど)に連結した場合、目的の情
報により素早くより正確にアクセスすることが可能とな
る。
第6図は本発明の第3の実施例に係る電磁駆動装置の磁
気回路の正面図である。同図からも明らかなように、本
実施例の磁気回路21は、上記磁気回路1をその着磁方
向に並列に連ねた構造をしており、永久磁石24は永久
磁石25a,25bそれぞれの2倍の大きさを有すると
共に、これら永久磁石2 4.  2 5 a,  2
 5 bにより形成される2つの磁気ギャップは同一形
状となっている。
このような構造の磁気回路21とすると、一度に2つの
磁気ギャップを利用して2つのコイル(図示せず)を駆
動することができる。この2つのコイルは1つの可動体
と連結していても、あるいは別々の可動体に連結してい
てもよい。
もちろん上記磁気回路11.21にあっては、永久磁石
の着磁方向に対して磁気回路1を何個直列配置しても、
あるいは何個並列配置してもよい。
また直列.並列を複合した配置のものであってもよい。
また、例えば第7図に示すように、第6図の磁気回路2
lを円環状に結合してなる磁気回路31としてもよい。
この場合、各磁気ギャップにコイル(図示せず)を配置
して通電制御することにより回転駆動力を得ることがで
きる。もちろんここでも、コイルは1つの可動体と連結
していても、あるいは別々の可動体と連結していてもよ
い。
第8図は本発明の第4の実施例に係る電磁駆動装置の磁
気回路の正面図である。ここでは永久磁石34a,34
b.35a,35bがそれぞれの磁気ギャップの厚みと
は異なる厚みを有し゜、ヨーク32とヨーク33a1お
よびヨーク32とヨーク33bがそれぞれ磁気ギャップ
内にて磁気ギヤップの厚さ方向にやや突出した形状をな
している。
この突出部37a,37b,37c.37dの対向面の
距離(つまり磁気ギャップ)は面方向にゎたって一定で
ある。また、永久磁石34a,34b.35a,35b
と磁気ギャップとの間には、わずかな間隙t を有して
いる。ここでは、磁気2 ギャップの厚みをt1とした時、t1≦t2が成り立っ
ように構成されている。その他の構或は第5図に示す磁
気回路11と同じである。
このような構造の磁気回路31とすると、永久磁石の厚
みが同じであっても、突出部により磁気ギャップが狭く
なるので、相対的に永久磁石の厚みを大きくすることが
でき、磁気ギャップ内での磁束密度を十分に上昇させる
ことができる。そして同様に、磁気ギャップ内に配置さ
れるコイル(図示せず)の駆動力を向上させることが可
能となる。
また、磁気回路31のように突出部を各ヨーク毎に設け
る必要はなく、例えば、ヨーク33a,33bにのみ突
出部37a,37bを設け、ヨーク32は通常の平板状
としてもよい。
第11図および第12図は本発明の第5の実施例に係る
電磁駆動装置の磁気回路の分解斜視図および正面図であ
る。本実施例の磁気回路41は、第5図の如くの積層構
造であると共に、ヨーク43bより厚みを大きくしたヨ
ーク43aの面方向の断面を略コの字形となるように構
成してその溝部に新たな板状の永久磁石48を配置する
ものである。ここで永久磁石48はS極をヨーク43a
に固定し、N極の面をヨーク43aの図面前方に一致さ
せており、永久磁石44a.44b.45a,45bの
着磁方向と永久磁石48の着磁方向は直交している。な
お、永久磁石48の着磁の向きはN極とS極とが逆とな
る構成であってもよい。
またここでは、永久磁石48の長さ(永久磁石44.4
5を結ぶ方向)および厚みは、ヨーク43aの溝部の長
さおよび厚みに比べてやや小さくなっているが、同じで
あってもよい。また、永久磁石48の幅(永久磁石,4
8の着磁方向)は、永久磁石48のN極がヨーク43a
の前方面に一致するように設定されているが、前方面か
らやや突出しているなどしてもよい。
このような構造の磁気回路41とすると、第15図(a
)〜(c)に示すような磁束密度分布が発生する。ここ
で同図(b)については磁気ギャップの中心面での磁束
密度分布を示しているが、同図(a),(c)について
は永久磁石48の着磁方向の磁束密度分布を示している
永久磁石48のN極から発生した磁束は、ヨーク43a
またはヨーク42を通過して永久磁石48のS極に戻る
磁路を形成する。そして、基本構成となる第1の実施例
に係る磁気回路l内の磁束の流れを妨げることなく、永
久磁石48が発生する磁束は磁気回路1の内部を無理な
く有効に流れる。
そして、磁気回路41に発生する磁束の流れを利用する
ことによって可動体を2方向に駆動することができる。
以下、この磁気回路41を用いた電磁駆動装置の応用例
として、光ディスク装置への応用例を説明する。
第17図は光ディスク装置の内部構造を示す斜視図、第
18図は可動体および磁気回路を示す斜視図、第19図
は可動体を示す斜視図、第20図は磁気回路を示す分解
斜視図、第21図は第17図中のA−A線による可動体
および磁気回路の断面図、第22図は第17図中のB−
B線による可動体および磁気回路の断面図、第23図は
第21図の要部拡大図である。
第17図に透視状態で表した回転可能な光ディスク6l
に対して情報の読み取り、あるいは書き込みを行うため
の光学ヘッド(記録・再生用光ヘッド)である対物レン
ズ62には、固定光学系74内に備えられた半導体レー
ザなどの光源から生成された光ビームがビームスプリツ
タや反射ミラーなどを介して導かれるようになっており
、この光ビームを光ディスク61のトラックに集光・照
射することにより情報の読み取り、あるいは書き込みが
行われる。対物レンズ62はレンズホルダ63に搭載さ
れ、またレンズホルダ63は一端面を2枚の板バネ64
a.64bによって弾性支持されており、対物レンズ6
2はその光軸をZ方向に向けた状態で平行移動が可能で
ある。このレンズホルダ63には、対物レンズ62を囲
むように、2方向を軸として巻装されたフォーカシング
コイル65が配置され、磁気回路41.41’  と共
にフォーカシング電磁駆動系が形成される。(第22図
参照。)なお、対物レンズ62、レンズホルダ63、フ
ォーカシングコイル65などは前記板バネ64a.64
bを介して可動体であるキャリッジ66に搭載される。
レンズホルダ63およびキャリッジ66は、例えばプラ
スチックなどの樹脂材料からなっている。
一方、キャリッジ66の両側面には、X方向を軸とする
ように巻装された1個のトラッキングコイル67が固定
されており、さらにこのトラッキングコイル670両端
面にはガイドローラ機構68a.68bが固定されてい
る。ガイドローラ機構68aは、板バネ69a,69b
により弾性支持された1組のガイドローラ70を備えて
おり、一方、ガイドローラ機構68bは板バネを介さず
に2組のガイドローラ718.7lbを備えるものであ
る。これらガイ・ドローラ?0,71a.7lbの回転
軸は、Y方向に対して45°方向に設定されており、ベ
ース72に固定されX方向に長手方向を有する断面円形
状のリニアガイド73a,73bに摺接し、その側面を
長手方向に向って転動する。従って、キャリッジ66は
リニアガイド73a,73bに両端支持されてX方向に
移動が可能である。なお、トラッキングコイル67は磁
気回路41.41’ と共にトラッキング電磁駆動系を
形成している。
磁気回路41.41“゜は第11図および第12図に示
すものと比べてヨークや永久磁石の形状が多少異なるも
のの、基本的な構造は同じである。
但し、ここではキャリッジ66の重心に対して左右対称
な位置に2つが設けられる構或となっている。
?して、キャリッジ66に固定されたトラッキングコイ
ル67は、磁気回路41.41゜が形成する計4つの磁
気ギャ■ップに挿通されるように巻装されており、ヨー
ク42.42’ .43a,43a′,43b.43b
’ に対して非接触の状態が保たれるようにリニアガイ
ド73a,73bに支持される。また、第17図の状態
ではフォーカシングコイル65と永久磁石48.48’
 は空隙を介して対向している。永久磁石48.48゜
の長さは、キャリッジ66の可動長さ全域において常に
フォーカシングコイル65と対向するだけの十分な寸法
を有している。
以上のような構造の光ディスク装置の動作について説明
する。対物レンズ62をX方向に駆動する場合、トラッ
キングコイル67に必要量の電流を通電する。この電流
の方向(Y方向)と、磁気回路41.41’の磁気ギャ
ップ内での磁束の方向(2方向)とにより、X方向にロ
ーレンッ力つまり駆動力が働く。磁気ギャップ内での磁
束密度は一定であるので、トラッキングコイル67に通
電する電流の制御により駆動量,駆動方向および駆動速
度が決定される。キャリッジ66はトラッキングコイル
67の受ける駆動力に従い、X方向に長手方向を有する
リニアガイド7 3 a,  7 3 b上をガイドロ
ーラ70,71a,71bが転勤しながら移動を行う。
そして対物レンズ62は光ディスク61半径方向の所定
の位置に粗動,微小位置決めされる。
対物レンズ62をZ方向に駆動する場合、フォーカシン
グコイル65に必要量の電流を通電すれば、この電流の
方向(X方向)と、永久磁石48.48゜の磁束の方向
(Y方向)とによりZ方向に駆動力が働く。そして同様
に、フォーカシングコイル65に通電する電流の制御に
より駆動量,駆動方向および駆動速度が決定される。レ
ンズホルダ63はフォーカシングコイル65の受ける駆
動力に従い、2枚の板バネ64a.64bの等しい湾L
ll+動作を伴いながら移動を行う。そして対物レンズ
62が形成する光ビームのスポットは、光ディスク61
の所定の位置にて微小位置決めされ、正確に焦束される
なお、フォーカシングコイル65に与える電流は板バネ
64a,64bを介して供給されるようになっており、
板バネ64a,64bの他端(キャリッジ側)に設けら
れキャリッジ66から突出する端子(図示せず)が電源
に接続している。
このような光ディスク装置とすると、対物レンズ62の
X方向への駆動の際、磁気ギャップ内では磁束密度の分
布が面方向にわたって一様であるため、磁気ギャップ内
で一定の駆動力を得ることができる。従来の磁気回路で
は磁気ギャップの両端付近で磁束密度が大きく低下する
が、本発明の磁気回路41.41゜ とするとその心配
はなくなり、磁気ギャップの中央付近でも両端付近でも
安定した駆動力が得られる。そのため、キャリッジ66
がどの位置にあってもトラッキングコイル67への通電
制御を変化させる必要がなく、制御が非常に簡単になる
。また磁気回路41.41’ 全体を小形化(厚さ、幅
、長さ方向)したり、あるいは永久磁石の起磁力を大き
くしたりすることにより、ヨークの飽和磁束密度がオー
バーしてもトラッキングコイル67に加わる磁束密度は
磁気ギャップの面方向にわたってほぼ一様で、キャリッ
ジ66がどの位置にあっても発生する駆動力はほぼ一定
となる。
また、第17図のA−A線断面の要部拡大図である第2
3図に示すように、フォーカシングコイル65に磁力を
与えるために取り付けた永久磁石48は、トラッキング
フイル67に対しても磁束を与えることになる。そして
同図(a)のように磁気ギャップ内での磁束の流れと同
じ向きとなるように永久磁石48を取り付けると、同図
(b)の■に示すような磁束密度分布となり、キャリッ
ジ66の中心部付近にまで駆動力の発生が及ぶ。
従って、キャリッジ66全体の重量が比較的中心部付近
に集中しているようなものにあっては、■の磁束密度分
布とすると有効である。また、永久磁石48の着磁の向
きを同図(a)の向きと逆になるように固定すれば、磁
気ギャップ内での磁束密度分布が上昇し、同図(b)の
■に示すような磁束密度分布となる。従って、キャリッ
ジ66全体の重量が比較的終端部付近(ガイドローラ7
3a,73bの近房)に集中しているようなものにあっ
ては、■の磁束密度分布とすると有効である。
第13図および第14図は本発明の第6の実施例に係る
電磁駆動装置の・磁気回路の分解斜視図および正面図で
ある。本実施例の磁気回路51は、上述した第5の実施
例に用いた永久磁石48の代わりに、永久磁石58をヨ
ーク52に固定するものである。そしてここでは、永久
磁石58の長さ(永久磁石54.55を結ぶ方向)はヨ
ーク52の溝部の長さに比べてやや小さく、また永久磁
石58の厚みはヨーク52の厚みに等しく設定されてい
るが、もちろん必ずしもこうである必要はないものであ
る。
このような構造の磁気回路51とすると、第16図(a
)〜(c)に示すような磁束密度分布が発生する。ここ
で同図(b)については磁気ギャップの中心面での磁束
密度分布を示しているが、同図(a),(c)について
は永久磁石58の着磁方向の磁束密度分布を示している
永久磁石58のN極から発生する磁束は上下のヨーク5
 3 a,  5 3 bに戻るので磁気抵抗が小さく
なり、磁極端面の磁束密度をさらに上げることができる
この磁気回路51か.らなる電磁駆動装置を上記の光デ
ィスク装置に適用した場合、磁気回路51とキャリッジ
66との位置関係は第24図、第25図に示すようにな
る。ここで第24図は、第17図に示す前述の実施例に
おけるB−B線による断面図と同一の部位を示すもので
あり、第25図は、キャリッジ66の中心を通るxZ平
面による断面図である。また、第26図はキャリッジ6
6の側面図である。なお、・ここでは永久磁石58,5
8”から発生する磁束を有効に利用する目的で、キャリ
ッジ66側の永・久磁石58.58’  と対向する位
置に、Y方向を軸とするように巻装された計4個の偏平
状のフォーカシングコイル65a,65a’ ,65b
,65b’ が、キャリッジ66の両側面に2個づつ固
定されている。また、2枚の板バネ64a.64bは、
ここではトラッキングコイル67を゛挟み込むように等
距離の位置に配置されてレンズホルダ63を弾性支持し
ている。
(その他の構成は、前述の光ディスク装置と同一である
。)もちろん本実施例においても、対物レンズ62のX
方向への駆動の際、磁気ギャップ内では磁束密度の分布
が面方向にわたって一様であるため、磁気ギャップ内で
一定の駆動力を得ることができる。
また、本実施例でもやはり第23図に示すように、永一
久磁石58の磁極の向きが逆となるように固定すれば、
トラッキングコイル67に与える磁力の大きさを変化さ
せることができる。
なお、第5および第6の実施例においては、磁気回路4
1.51にさらに新たな永久磁石を取り付けるなどして
磁束の流れや分布を調節することもできる。また第1か
ら第4の実施例に係る磁気回路1,11,21.31に
新たな永久磁石を取り付けても同様の効果を得ることが
できる。
また、ここでは説明を省略するが、第1から第4の実施
例の磁気回路1.11.21.31を用いて光学ヘッド
などを駆動するように構成することもできる。
続いて、第27図から第29図に基づいて本発明の磁気
回路が光ディスクに与える磁界の影響を説明する。なお
、以下の実施例においては、光ディスク61(正確には
光磁気ディスク)を挾んで磁気回路と対向する側には補
助磁界発生装置81が設けられ、光ディスク61に近接
するように配置されている。
第27図は、磁気回路41を用いた場合の光ディスクへ
の磁界の影響を示す断面図である。一般に光ディスク装
置で情報の記録と再生の両方を行う場合には、光ディス
クに照射される光ビームの強度を一定として光ディスク
記録面内の磁気モーメントを一方向にそろえる必要があ
り、これには光ディスク面にバイアス磁界を付与する必
要がある。ここで、磁気モーメントを一定にするために
は情報の記録時と情報の再生時とでは互いに逆向きのバ
イアス磁界が必要であり、この磁極の反転制御を行うた
めに電磁石である補助磁界発生装置818が設けられる
。補助磁界発生装置81aはヨーク82aおよびコイル
83aを有し、例えば図中、矢印で示されるような磁束
の流れを形威して情報の記録を行い、一方、コイル83
aへ通電する電流の向きを反転して図示したのとは逆向
きの磁束の流れを形成することによって情報の再生を行
うものである。
このように構成した場合、永久磁石48からの磁束の流
れは光ディスク61面に到達し、Z方向への磁界が供給
されるので、永久磁石48の磁束は■フォ一カシングコ
イル駆動、■トラッキングコイル駆動、■光ディスク面
への磁界供給に寄与することになる。モして■の効果に
よって、光ディスク61への情報の記録時もしくは再生
時に、補助磁界発生装置81aの発生する磁力(つまり
コイル83aへ通電する電流の量)を少なく抑えること
ができる,ようになる。
第28図は、磁気回路51を用いた場合の光ディスクへ
の磁界の影響を示す断面図である。なお、その他の構成
としては第24図、第25図に示すものを採用している
。本実施例の場合、永久磁石58からの磁束のほとんど
はヨーク53a.53bに吸収されるので、光ディスク
61面に到達する磁束はほとんどない。従って、記録.
再生,消去を光ディスク61記録面上の補助磁界強度の
変調によって実現する場゛合、アクチュエータ駆動用の
磁気回路の影響がない。その結果、補助磁界発生装置8
lbのコイル83bに流す電流量に対応したバイアス磁
界を発生できる。
また、第29図に示すように、補助磁界発生装置8lb
が発生する磁束は、磁気回路51のヨーク53a内を流
れるような効果的な磁路を形成する。そのため、光ディ
スク61の記録面をZ方向に向かいヨーク53aを通過
した後にヨーク81bに戻る磁束の量が増加する。従っ
て、コイル83bへ通電する電流の量に対する光ディス
ク61記録面の通過磁束密度はさらに増加し、空気中へ
漏洩してしまう無駄な磁束の置を少なく抑えることがで
きる。
なお、コイル83bへ通電する電流の向きを反転した場
合、補゛助磁界発生装置8lbから発生してヨーク53
aを通過する磁束は、フォーカシングコイル65a,6
5a’ を駆動する磁束に変動を与えることになる。”
しかし、一般に磁気回路51が発生する磁束の量に対し
て補助磁界発生装置8lbが発生する磁束の量は少ない
(光ディスク記録面に供給すべき磁束の量は、フォーカ
ス駆動用の磁束の量より小さい)。そのため、例えば、
第29図に実線で示すような磁束密度分布曲線に対し、
補助磁界発生装置81bの磁束の向きを反転した場合に
は、破線に示すようなわずかな磁束密度分布の変化とし
かならず、駆動力が大きく変化することはない。従って
、フォーカシングコイル65a’ ,65b・゜に付与
される磁束密度分布は、磁束の向きが反転してもほとん
ど磁束変動がなく、フォーカシングコイル65a’ .
65b“は常に安定した駆動力を供給する。
[発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、常に安定した駆動力
の得られてしかも小形化が可能な電磁駆動装置、および
位置決め制御の確実な光ディスク装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明に係る磁気回路を示す図、第
5図乃至第8図は本発明に係る磁気回路のその他の実施
例を示す図、第9図および第10図は本発明の電磁駆動
装置を示す図、第11図乃至第16図は本発明に係る磁
気回路の更なる実施例を示す図、第17図乃至第26図
は本発明の電磁駆動装置を用いた光ディスク装置を示す
図、第27図乃至第29図は本発明に係る磁気回路と光
ディスクとの磁束の関係を示す図、第30図乃至第32
図は従来の磁気回路および光ディスク装置を示す図であ
る。 1.  11,  21,  31.  41.  5
1・・・磁気回路 2,  3.  12.  13a.  13b,2 
 2,  2 3,  3 2.  3 3  a, 
 3  3 b,42.  42’  .  43a.
  43a’43b.  43b’  .  52. 
 53a,  53b・・・ヨーク 4,  5,  14.a. 2  4.  2  5  a, 35al  35b, 44b.  44b’ 45b.  45b’ 55a.  55b. 10.20 1 4 b,  1  5 a,  1 5 b,25
b.  34a.  34b, 44a,  44a’ 4 5 a,  4 5 a’ 4  8.  5 4  a,  5  4 b,58
   ・・・永久磁石 ・・・電磁駆動装置 16.  65,  65a.  65a’65b.6
5b’ .67   ・・・コイル8 1 a, 8lb ・・・補助磁界発生装置 2 第 3 図 1 / 1 第 4 図 デ2図 第 5 図 21 第 9 図 第 10 図 第 7 図 第 11 図 41 第 12 図 第 l3 図 第 14 図 弱諌兄戊 (C) 第 16 図 第 15 図 第 21 図 第 23 図 第 25 図 第 26 図 64b 65a 62 65a 第 24 図 第 30 図 第 31 図 9i 32 図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材にN極を固定する少なくとも2個の
    永久磁石と、 前記永久磁石のS極に固定され、少なくとも前記永久磁
    石どうしにより挾まれる空間内にて前記第1のヨーク材
    との対向面の距離を略一定とする第2のヨーク材と、 前記空間の内部に配置されるコイルとを有することを特
    徴とする電磁駆動装置。
  2. (2)前記空間の開口部どうしの対向距離が略一定であ
    ることを特徴とする請求項1記載の電磁駆動装置。
  3. (3)前記空間は略直方体に形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の電磁駆動装置。
  4. (4)前記ヨークおよび前記永久磁石からなる磁気回路
    を複数結合してなることを特徴とする請求項1乃至3記
    載の電磁駆動装置。
  5. (5)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材に一方の磁極を固定する少なくとも
    2個の第1の永久磁石と、 前記第1のヨーク材に前記第1の永久磁石と同一の磁極
    を固定する少なくとも2個の第2の永久磁石と、 前記第1の永久磁石の他方の磁極に固定され、少なくと
    も前記第1の永久磁石どうしにより挟まれる第1の空間
    内にて前記第1のヨーク材との対向面の距離を略一定と
    する第2のヨーク材と、前記第2の永久磁石の他方の磁
    極に固定され、少なくとも前記第2の永久磁石どうしに
    より挾まれる第2の空間内にて前記第1のヨーク材との
    対向面の距離を略一定とする第3のヨーク材と、前記第
    1および第2の空間の内部に配置されるコイルと、 を有することを特徴とする電磁駆動装置。
  6. (6)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材にN極を固定する少なくとも2個の
    第1の永久磁石と、 前記永久磁石のS極に固定され、少なくとも前記永久磁
    石どうしにより挾まれる空間内にて前記第1のヨーク材
    との対向面の距離を略一定とする第2のヨーク材と、 前記空間の開口部付近に配置され、前記空間の厚さ方向
    と異なる方向に着磁方向を有する第2の永久磁石と、 前記空間の内部に配置される第1のコイルと、前記空間
    の外部でかつ前記第2の永久磁石の磁場内に配置される
    第2のコイルと、 を有することを特徴とする電磁駆動装置。
  7. (7)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材に一方の磁極を固定する少なくとも
    2個の第1の永久磁石と、 前記第1のヨーク材に前記第1の永久磁石と同一の磁極
    を固定する少なくとも2個の第2の永久磁石と、 前記第1の永久磁石の他方の磁極に固定され、少なくと
    も前記第1の永久磁石どうしにより挾まれる第1の空間
    内にて前記第1のヨーク材との対向面の距離を略一定と
    する第2のヨーク材と、前記第2の永久磁石の他方の磁
    極に固定され、少なくとも前記第2の永久磁石どうしに
    より挾まれる第2の空間内にて前記第1のヨーク材との
    対向面の距離を略一定とする第3のヨーク材と、前記空
    間の開口部付近に配置され、前記空間の厚さ方向と異な
    る方向に着磁方向を有する第3の永久磁石と、 前記第1および第2の空間の内部に配置される第1のコ
    イルと、 前記第1および第2の空間の外部でかつ前記第3の永久
    磁石の磁場内に配置される第2のコイルと、 を有することを特徴とする電磁駆動装置。
  8. (8)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材にN極を固定する少なくとも2個の
    第1の永久磁石と、 前記永久磁石のS極に固定され、少なくとも前記永久磁
    石により挾まれる空間内にて前記第1のヨーク材との対
    向面の距離を略一定とする第2のヨーク材と、 前記空間の開口部付近に配置され、前記空間の厚さ方向
    と異なる方向に着磁方向を有する第2の永久磁石と、 前記空間の内部に配置されるトラッキングコイルと、 前記空間の外部でかつ前記第2の永久磁石の磁場内に配
    置されるフォーカシングコイルと、前記フォーカシング
    コイルおよび前記トラッキングコイルを搭載する可動体
    と、 前記可動体に搭載され、前記フォーカシングコイルおよ
    び前記トラッキングコイルへの通電制御により、光ディ
    スクの所定位置へ位置決め制御される光ヘッドと、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
  9. (9)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材に一方の磁極を固定する少なくとも
    2個の第1の永久磁石と、 前記第1のヨーク材に前記第1の永久磁石と同一の磁極
    を固定する少なくとも2個の第2の永久磁石と、 前記第1の永久磁石の他方の磁極に固定され、少なくと
    も前記前記第1の永久磁石どうしにより挾まれる第1の
    空間内にて前記第1のヨーク材との対向面の距離を略一
    定とする第2のヨーク材と、前記第2の永久磁石の他方
    の磁極に固定され、少なくとも前記前記第2の永久磁石
    どうしにより挾まれる第2の空間内にて前記第1のヨー
    ク材との対向面の距離を略一定とする第3のヨーク材と
    、前記空間の開口部付近に配置され、前記空間の厚さ方
    向と異なる方向に着磁方向を有する第3の永久磁石と、 前記第1および第2の空間の内部に配置されるトラッキ
    ングコイルと、 前記第1および第2の空間の外部でかつ前記第3の永久
    磁石の磁場内に配置されるフォーカシングコイルと、 前記フォーカシングコイルおよび前記トラッキングコイ
    ルを搭載する可動体と、 前記可動体に搭載され、前記フォーカシングコイルおよ
    び前記トラッキングコイルへの通電制御により、光ディ
    スクの所定位置へ位置決め制御される光ヘッドと、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
  10. (10)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材にN極を固定する少なくとも2個の
    第1の永久磁石と、 前記永久磁石のS極に固定され、少なくとも前記永久磁
    石により挾まれる空間内にて前記第1のヨーク材との対
    向面の距離を略一定とする第2のヨーク材と、 前記空間の開口部付近に配置され、前記空間の厚さ方向
    と異なる方向に着磁方向を有する第2の永久磁石とから
    なる磁気回路を複数配置するとともに、 前記空間の内部に配置されるトラッキングコイルと、 前記空間の外部でかつ前記第2の永久磁石の磁場内に配
    置されるフォーカシングコイルと、前記フォーカシング
    コイルおよび前記トラッキングコイルを搭載する可動体
    と、 前記可動体に搭載され、前記フォーカシングコイルおよ
    び前記トラッキングコイルへの通電制御により、光ディ
    スクの所定位置へ位置決め制御される光ヘッドと、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
  11. (11)第1のヨーク材と、 前記第1のヨーク材に一方の磁極を固定する少なくとも
    2個の第1の永久磁石と、 前記第1のヨーク材に前記第1の永久磁石と同一の磁極
    を固定する少なくとも2個の第2の永久磁石と、 前記第1の永久磁石の他方の磁極に固定され、少なくと
    も前記前記第1の永久磁石どうしにより挾まれる第1の
    空間内にて前記第1のヨーク材との対向面の距離を略一
    定とする第2のヨーク材と、前記第2の永久磁石の他方
    の磁極に固定され、少なくとも前記前記第2の永久磁石
    どうしにより挾まれる第2の空間内にて前記第1のヨー
    ク材との対向面の距離を略一定とする第3のヨーク材と
    からなる磁気回路を複数配置するとともに、前記第1お
    よび第2の空間の内部に配置されるトラッキングコイル
    と、 前記第1および第2の空間の外部でかつ前記第3の永久
    磁石の磁場内に配置されるフォーカシングコイルと、 前記フォーカシングコイルおよび前記トラッキングコイ
    ルを搭載する可動体と、 前記可動体に搭載され、前記フォーカシングコイルおよ
    び前記トラッキングコイルへの通電制御により、光ディ
    スクの所定位置へ位置決め制御される光ヘッドと、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
JP4440390A 1989-06-13 1990-02-27 電磁駆動装置、およびこれを用いた光ディスク装置 Expired - Fee Related JP2931021B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069373U (ja) * 1992-06-30 1994-02-04 株式会社ユニシアジェックス リニアモータ

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