JP2706265B2 - 光学ヘッド装置 - Google Patents
光学ヘッド装置Info
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- JP2706265B2 JP2706265B2 JP63186700A JP18670088A JP2706265B2 JP 2706265 B2 JP2706265 B2 JP 2706265B2 JP 63186700 A JP63186700 A JP 63186700A JP 18670088 A JP18670088 A JP 18670088A JP 2706265 B2 JP2706265 B2 JP 2706265B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光磁気タイプの光学的情報記録再生装置にお
ける光学ヘッド装置に関する。
ける光学ヘッド装置に関する。
光磁気ディスクは、ディスク面上に垂直磁化膜を形成
し、まず、この垂直磁化膜の磁化方向をあらかじめ一方
向にそろえておき、情報を記録するに当っては情報信号
によってデジタル的に変調されたレーザービームを垂直
磁化膜に照射して、垂直磁化膜の温度をキューリー点以
上にする。すると、レーザービームの照射された部分
は、直流バイアス磁界により磁化方向を周囲と逆にして
再び磁化される。こうして情報に応じた信号ピット列が
形成される。
し、まず、この垂直磁化膜の磁化方向をあらかじめ一方
向にそろえておき、情報を記録するに当っては情報信号
によってデジタル的に変調されたレーザービームを垂直
磁化膜に照射して、垂直磁化膜の温度をキューリー点以
上にする。すると、レーザービームの照射された部分
は、直流バイアス磁界により磁化方向を周囲と逆にして
再び磁化される。こうして情報に応じた信号ピット列が
形成される。
光磁気ディスク上に記録された情報を読み取るために
は、垂直磁化膜に読取用レーザービームを照射し、垂直
磁化膜の磁化方向の相異により、反射ビームの偏光面方
向が変わる磁気カー効果を利用して読み取っている。
は、垂直磁化膜に読取用レーザービームを照射し、垂直
磁化膜の磁化方向の相異により、反射ビームの偏光面方
向が変わる磁気カー効果を利用して読み取っている。
記録ピットを消去する場合には、記録ピット列上をト
ラッキングしながらレーザービームを記録ピット部分に
照射し、記録ピットと反対方向の磁化方向の直流バイア
ス磁界をかけ再び垂直磁化膜の磁化方向を揃える。
ラッキングしながらレーザービームを記録ピット部分に
照射し、記録ピットと反対方向の磁化方向の直流バイア
ス磁界をかけ再び垂直磁化膜の磁化方向を揃える。
上記の直流バイアス磁界は、記録時と消去時において
磁化方向を切り換える必要がある。一般に直流バイアス
磁界を発生させる方法としては、永久磁石を用いる方法
と電磁石を用いる方法とがあるが、永久磁石を用いる方
法では磁化を反転させる機構が必要なことと磁化を反転
させるのに時間がかかる等の欠点があるため通常は電磁
石を用いることが多い。
磁化方向を切り換える必要がある。一般に直流バイアス
磁界を発生させる方法としては、永久磁石を用いる方法
と電磁石を用いる方法とがあるが、永久磁石を用いる方
法では磁化を反転させる機構が必要なことと磁化を反転
させるのに時間がかかる等の欠点があるため通常は電磁
石を用いることが多い。
第２図は、光磁気ディスクに情報を記録（又は消去）
している場合の直流バイアス磁界発生手段の磁路を示し
た光磁気ディスク装置の従来例を示す概略断面図であ
る。
している場合の直流バイアス磁界発生手段の磁路を示し
た光磁気ディスク装置の従来例を示す概略断面図であ
る。
第２図において、１は情報記録媒体であるディスクで
ある。該ディスク１は基板1a、垂直磁化膜1b、及び裏打
ち板1cから構成されている。垂直磁化膜1bは基板1aと裏
打ち板1cとの間に設けられており、例えばGd Tb Fe,Tb
Fe Co等で構成されている。裏打ち板1cはガラス又はプ
ラスチック等から構成されている。３は対物レンズであ
り、２は該対物レンズ３を光軸方向及びこれに直交する
方向に微小駆動する対物レンズ駆動装置である。この対
物レンズ駆動装置２により対物レンズ３はフォーカシン
グ及びトラッキング制御されている。
ある。該ディスク１は基板1a、垂直磁化膜1b、及び裏打
ち板1cから構成されている。垂直磁化膜1bは基板1aと裏
打ち板1cとの間に設けられており、例えばGd Tb Fe,Tb
Fe Co等で構成されている。裏打ち板1cはガラス又はプ
ラスチック等から構成されている。３は対物レンズであ
り、２は該対物レンズ３を光軸方向及びこれに直交する
方向に微小駆動する対物レンズ駆動装置である。この対
物レンズ駆動装置２により対物レンズ３はフォーカシン
グ及びトラッキング制御されている。
対物レンズ駆動装置２は図示する様に外枠４で覆われ
ており、外部からレンズ３にホコリ等が付着するのを防
いでいる。５はＥ型の形状を有し且つ磁性材料からなる
ヨークであり、該ヨークの中央の突出部5aにはバイアス
磁石を形成するためにコイル６が巻回されている。
ており、外部からレンズ３にホコリ等が付着するのを防
いでいる。５はＥ型の形状を有し且つ磁性材料からなる
ヨークであり、該ヨークの中央の突出部5aにはバイアス
磁石を形成するためにコイル６が巻回されている。
例えば垂直磁化膜1bに下向きに磁化ピットを形成する
ときには、図に示すような磁力線が生じるような方向に
コイル６に電流を流せばよい。
ときには、図に示すような磁力線が生じるような方向に
コイル６に電流を流せばよい。
しかし以上に説明した構成においては、ヨーク５の中
央突出部5aから出た磁力線は空気中を通って両側突出部
5b,5cに入るため、バイアス磁石によって生じる磁束の
ほんのわずかしか記録すべきピットには集中せず、必要
な磁場の強さを得るために、大きな電流を流したり、コ
イルのターン数を非常に多くする必要があった。しか
し、大きな電流を流すためには、大型で大容量の電源が
必要であり、また温度上昇も無視出来なくなる。また、
巻き数を増やす場合には、バイアス磁石の大型化は避け
られず、さらに巻き数に応じてコイルのリアクタンスも
増加し、記録から消去、又はその逆の切り換えのための
時間が長くなる等の欠点があった。
央突出部5aから出た磁力線は空気中を通って両側突出部
5b,5cに入るため、バイアス磁石によって生じる磁束の
ほんのわずかしか記録すべきピットには集中せず、必要
な磁場の強さを得るために、大きな電流を流したり、コ
イルのターン数を非常に多くする必要があった。しか
し、大きな電流を流すためには、大型で大容量の電源が
必要であり、また温度上昇も無視出来なくなる。また、
巻き数を増やす場合には、バイアス磁石の大型化は避け
られず、さらに巻き数に応じてコイルのリアクタンスも
増加し、記録から消去、又はその逆の切り換えのための
時間が長くなる等の欠点があった。
このため最近では第３図に示す様な従来例が考えられ
ている。
ている。
第３図は光磁気ディスクに情報を記録（又は消去）し
ている場合の直流バイアス磁界発生手段の磁路を示した
光磁気ディスク装置の従来例を示す概略断面図である。
ている場合の直流バイアス磁界発生手段の磁路を示した
光磁気ディスク装置の従来例を示す概略断面図である。
ここで外枠４が強磁性体材料からなることを除いて
は、第２図の従来例と同一であるため、説明は省略す
る。
は、第２図の従来例と同一であるため、説明は省略す
る。
図の様に外枠４を強磁性体材料で構成することによ
り、外枠４はヨーク５とコイル６で構成されるバイアス
磁石の対向磁極となり、ヨーク５の中央突出部5aから発
生した磁力線の大部分がこの外枠４を通ってヨーク５の
両側突出部5b,5cに入るため、記録すべきピット上での
磁束は外枠４が非磁性体材料からなる場合に比べ集中す
る。
り、外枠４はヨーク５とコイル６で構成されるバイアス
磁石の対向磁極となり、ヨーク５の中央突出部5aから発
生した磁力線の大部分がこの外枠４を通ってヨーク５の
両側突出部5b,5cに入るため、記録すべきピット上での
磁束は外枠４が非磁性体材料からなる場合に比べ集中す
る。
ところで、前述した情報の記録，再生及び消去に従来
から用いられている光学ヘッド装置は、第４図に示され
るように、半導体レーザ、集光レンズ、ビームスプリッ
タ、光検出器等の光学部材（図示省略）を内蔵した光学
部材支持部７と、対物レンズ３をフォーカス方向及びト
ラッキング方向に駆動する対物レンズ駆動装置２とを有
し、該対物レンズ駆動装置は外枠４により保護されてい
る。そして、光学ヘッド装置全体は軸受９を介して摺動
軸10によりＤ方向に摺動移動可能に支持されている。
から用いられている光学ヘッド装置は、第４図に示され
るように、半導体レーザ、集光レンズ、ビームスプリッ
タ、光検出器等の光学部材（図示省略）を内蔵した光学
部材支持部７と、対物レンズ３をフォーカス方向及びト
ラッキング方向に駆動する対物レンズ駆動装置２とを有
し、該対物レンズ駆動装置は外枠４により保護されてい
る。そして、光学ヘッド装置全体は軸受９を介して摺動
軸10によりＤ方向に摺動移動可能に支持されている。
この様な従来の光学ヘッド装置では、強磁性体からな
る外枠４は光学部材支持部７に対し、１つ以上のツメ11
により係止されるか又は接着剤等の手段により接着され
て、固定されていた。
る外枠４は光学部材支持部７に対し、１つ以上のツメ11
により係止されるか又は接着剤等の手段により接着され
て、固定されていた。
しかしながら上記のツメを係止させる方法では、第４
図に示すＡ方向や、Ｂ方向に外枠４がずれてしまい、ま
た上下方向のＣ方向にも位置決めが困難であり、このた
め対物レンズに対応して外枠４に設けた光路確保のため
の穴4aの位置もずれたり傾いたりすることがあった。こ
の結果、バイアス磁石によって生じる磁束の集中を良好
に行なうことができず、記録したピット形状や磁化方向
が乱れるといった欠点がある。
図に示すＡ方向や、Ｂ方向に外枠４がずれてしまい、ま
た上下方向のＣ方向にも位置決めが困難であり、このた
め対物レンズに対応して外枠４に設けた光路確保のため
の穴4aの位置もずれたり傾いたりすることがあった。こ
の結果、バイアス磁石によって生じる磁束の集中を良好
に行なうことができず、記録したピット形状や磁化方向
が乱れるといった欠点がある。
一方、外枠４を接着して固着してしまう方法である
と、あとのメンテナンスができないという欠点がある。
と、あとのメンテナンスができないという欠点がある。
本発明は上述従来技術の問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的は磁気シールドカバーと対物光学系駆動
装置とを簡単且つ精確に固定することを可能にして、バ
イアス磁石より発生した磁束が所望位置によく集中し、
ピット形状や磁化方向の乱れ等の発生を防止することの
可能な光学ヘッド装置を提供することにある。
あり、その目的は磁気シールドカバーと対物光学系駆動
装置とを簡単且つ精確に固定することを可能にして、バ
イアス磁石より発生した磁束が所望位置によく集中し、
ピット形状や磁化方向の乱れ等の発生を防止することの
可能な光学ヘッド装置を提供することにある。
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとし
て、 光磁気記録媒体に対する情報の記録或は消去を行うた
めに、前記光磁気記録媒体のバイアス磁界印可部に対物
レンズを介してレーザビームを照射する光学ヘッド装置
において、 基台と、 該基台に対して前記対物レンズを移動可能に支持する
対物レンズ保持体と、 該対物レンズ保持体を移動させるための、前記対物レ
ンズ保持体に取付けられたコイル及び前記基台に固定さ
れたヨークと、 前記対物レンズ保持体、コイル及びヨークをカバーす
る、光透過部を有するシールドカバー部材と、 該シールドカバー部材の前記光透過部近傍に固定され
た、前記バイアス磁界の磁束路の一部を形成する強磁性
部材と、 前記シールドカバー部材に設けられた位置決め用の穴
部または凸部と、 前記シールドカバー部材の穴部または凸部と係合し、
前記シールドカバー部材の位置決めを行うための前記ヨ
ークの上面に設けられた凸部または穴部と を備えていることを特徴とする光学ヘッド装置、 が提供される。
て、 光磁気記録媒体に対する情報の記録或は消去を行うた
めに、前記光磁気記録媒体のバイアス磁界印可部に対物
レンズを介してレーザビームを照射する光学ヘッド装置
において、 基台と、 該基台に対して前記対物レンズを移動可能に支持する
対物レンズ保持体と、 該対物レンズ保持体を移動させるための、前記対物レ
ンズ保持体に取付けられたコイル及び前記基台に固定さ
れたヨークと、 前記対物レンズ保持体、コイル及びヨークをカバーす
る、光透過部を有するシールドカバー部材と、 該シールドカバー部材の前記光透過部近傍に固定され
た、前記バイアス磁界の磁束路の一部を形成する強磁性
部材と、 前記シールドカバー部材に設けられた位置決め用の穴
部または凸部と、 前記シールドカバー部材の穴部または凸部と係合し、
前記シールドカバー部材の位置決めを行うための前記ヨ
ークの上面に設けられた凸部または穴部と を備えていることを特徴とする光学ヘッド装置、 が提供される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的且つ詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図は本発明の光学ヘッド装置を示す分解斜視図で
ある。
ある。
第１図に示す様に、円筒形状を有する対物レンズ保持
体12は軸受13を介して支持軸14により上下方向に摺動可
能且つ上下方向のまわりに回動可能に支持されている。
前記軸受13の近傍には対物レンズ15及び重量バランスを
保つために該対物レンズ15とほぼ同等の重量の重り16が
取り付けられておりさらに下部には上下方向の重量バラ
ンスを保つ重り（不図示）が取り付けられている。対物
レンズ保持体12の下部外周部にはフォーカス用コイル17
が巻回されており、その上に略矩形のトラッキング用コ
イル18a〜18d（不図示18b〜18d）が取り付けられてい
る。
体12は軸受13を介して支持軸14により上下方向に摺動可
能且つ上下方向のまわりに回動可能に支持されている。
前記軸受13の近傍には対物レンズ15及び重量バランスを
保つために該対物レンズ15とほぼ同等の重量の重り16が
取り付けられておりさらに下部には上下方向の重量バラ
ンスを保つ重り（不図示）が取り付けられている。対物
レンズ保持体12の下部外周部にはフォーカス用コイル17
が巻回されており、その上に略矩形のトラッキング用コ
イル18a〜18d（不図示18b〜18d）が取り付けられてい
る。
支持軸14は強磁性体からなるヨーク19に直接圧入等で
固着されている。またヨーク19にはトラッキング用コイ
ル18a〜18d（不図示18b〜18d）に対向するように、対物
レンズ保持体12の外周部近傍にトラッキング用永久磁石
20aと20b,20cと20dがそれぞれ固着されている。
固着されている。またヨーク19にはトラッキング用コイ
ル18a〜18d（不図示18b〜18d）に対向するように、対物
レンズ保持体12の外周部近傍にトラッキング用永久磁石
20aと20b,20cと20dがそれぞれ固着されている。
トラッキング用永久磁石20a〜20dの下にはフォーカス
用永久磁石21a,21bがフォーカス用コイル17に対向する
ように固着されている。トラッキング用永久磁石20a〜2
0d及びフォーカス用永久磁石21a,21bの対向磁極として
上下方向に延びている内ヨーク22a,22bが、対物レンズ
保持体12の内周部の近傍で且つ内周部と対向するように
設けられている。フォーカス用コイル17とトラッキング
用コイル18a〜18dとは異なる位置に取り付けられている
ので、フォーカス用永久磁石21a,21b及びトラッキング
用永久磁石20a〜20dと内ヨーク22a,22bとの間隔は狭く
できコイル位置での大きな磁束密度が可能である。フォ
ーカス用永久磁石21a,21b、トラッキング用永久磁石20a
〜20dは直接ヨーク19に接着剤等で取り付けられてい
る。
用永久磁石21a,21bがフォーカス用コイル17に対向する
ように固着されている。トラッキング用永久磁石20a〜2
0d及びフォーカス用永久磁石21a,21bの対向磁極として
上下方向に延びている内ヨーク22a,22bが、対物レンズ
保持体12の内周部の近傍で且つ内周部と対向するように
設けられている。フォーカス用コイル17とトラッキング
用コイル18a〜18dとは異なる位置に取り付けられている
ので、フォーカス用永久磁石21a,21b及びトラッキング
用永久磁石20a〜20dと内ヨーク22a,22bとの間隔は狭く
できコイル位置での大きな磁束密度が可能である。フォ
ーカス用永久磁石21a,21b、トラッキング用永久磁石20a
〜20dは直接ヨーク19に接着剤等で取り付けられてい
る。
内ヨーク22a,22bの上部にはカバー23と強磁性体から
なるカバー板24の位置決めのためのピン25a,25bが設け
てある。カバー板24は強磁性体からなり、上記ピン25a,
25bに対応する位置にヨークとの位置決め用の穴25が設
けられている。該カバー板24は樹脂たとえばポリカーボ
ネートやABS等でできたカバー23と接着又はインサート
モールド法により一体成形されている。これらカバー板
24とカバー23とにより磁気シールドカバー26が形成され
ている。カバー23には、係止部材28が１ケ所以上（図で
は、不図示の１ケ所を合わせて３ケ所）設けられてい
る。
なるカバー板24の位置決めのためのピン25a,25bが設け
てある。カバー板24は強磁性体からなり、上記ピン25a,
25bに対応する位置にヨークとの位置決め用の穴25が設
けられている。該カバー板24は樹脂たとえばポリカーボ
ネートやABS等でできたカバー23と接着又はインサート
モールド法により一体成形されている。これらカバー板
24とカバー23とにより磁気シールドカバー26が形成され
ている。カバー23には、係止部材28が１ケ所以上（図で
は、不図示の１ケ所を合わせて３ケ所）設けられてい
る。
この磁気シールドカバー26を同図上方からヨーク19に
固定させるが、この際、内ヨーク22a,22bのピン25a,25b
と磁気シールドカバー26の位置決め用穴25とを確実に嵌
着させることで、磁気シールドカバー26のカバー板24は
同図のＡ方向及びＢ方向に位置決めされる。上下方向の
Ｃ方向には内ヨーク22a,22bの上端面であるカバー位置
決め面27にカバー板24をつき当てることで位置決めされ
る。この位置決め状態を保持するために、前記のカバー
23に設けられた係止部材28をヨーク19の下面に係止す
る。
固定させるが、この際、内ヨーク22a,22bのピン25a,25b
と磁気シールドカバー26の位置決め用穴25とを確実に嵌
着させることで、磁気シールドカバー26のカバー板24は
同図のＡ方向及びＢ方向に位置決めされる。上下方向の
Ｃ方向には内ヨーク22a,22bの上端面であるカバー位置
決め面27にカバー板24をつき当てることで位置決めされ
る。この位置決め状態を保持するために、前記のカバー
23に設けられた係止部材28をヨーク19の下面に係止す
る。
尚、上記の実施例では対物レンズを移動可能に支持す
るために支持軸と軸受という軸受手段を用いて上下摺動
及び左右回動させる支持方式をとっているが、本発明は
これに限定されるものではなくたとえば少なくとも１個
以上の板バネ又はワイヤー等による支持方式や、ヒンジ
による支持方式の場合などでも良く対物レンズの支持方
式には特に限定されない。
るために支持軸と軸受という軸受手段を用いて上下摺動
及び左右回動させる支持方式をとっているが、本発明は
これに限定されるものではなくたとえば少なくとも１個
以上の板バネ又はワイヤー等による支持方式や、ヒンジ
による支持方式の場合などでも良く対物レンズの支持方
式には特に限定されない。
又、上述の実施例では、磁気シールドカバー側に位置
決め用の凹部又は穴部を設け、強磁性体ヨーク側に凸部
を設けているが、凹部又は穴部と凸部を逆側に設けても
よい。
決め用の凹部又は穴部を設け、強磁性体ヨーク側に凸部
を設けているが、凹部又は穴部と凸部を逆側に設けても
よい。
又、上述の実施例では、強磁性体からなるカバー板を
樹脂のカバーに固着してあるが、カバーは金属たとえば
強磁性体又は非磁性体でも、セラミクス等でもよい。
又、磁気シールドカバー全体を強磁性体から構成しても
よい。
樹脂のカバーに固着してあるが、カバーは金属たとえば
強磁性体又は非磁性体でも、セラミクス等でもよい。
又、磁気シールドカバー全体を強磁性体から構成しても
よい。
本実施例では、カバー板の上下方向の位置決めを内ヨ
ーク上部につき当てて行なっているが、これに限定され
ず、たとえばカバーに精度の良いつき当て面をヨークと
対する側に形成し、その部分と内ヨーク又は外ヨークの
上部とをつき当てても良い。但し、この際、カバーとカ
バー板は精度良く位置決め固着されていなければならな
い。
ーク上部につき当てて行なっているが、これに限定され
ず、たとえばカバーに精度の良いつき当て面をヨークと
対する側に形成し、その部分と内ヨーク又は外ヨークの
上部とをつき当てても良い。但し、この際、カバーとカ
バー板は精度良く位置決め固着されていなければならな
い。
以上説明した様に、本発明によれば、磁気シールドカ
バーを光学系駆動装置の基部に対し直接位置決め固定し
たので、バイアス磁石と磁気シールドカバーとの配置精
度を容易に向上させることができ、このためバイアス磁
石により生ぜしめられる磁束を所望の位置に良好且つ安
定に集中させることができ、記録される情報ピットの形
状や磁化方向の乱れを著しく少なくすることが可能とな
る。
バーを光学系駆動装置の基部に対し直接位置決め固定し
たので、バイアス磁石と磁気シールドカバーとの配置精
度を容易に向上させることができ、このためバイアス磁
石により生ぜしめられる磁束を所望の位置に良好且つ安
定に集中させることができ、記録される情報ピットの形
状や磁化方向の乱れを著しく少なくすることが可能とな
る。
更に、磁気シールドカバーの光の通過部における漏れ
磁束も一様且つ安定となり、該磁束を利用して制御を行
なう場合にも該制御を良好に行なうことが可能である。
磁束も一様且つ安定となり、該磁束を利用して制御を行
なう場合にも該制御を良好に行なうことが可能である。
第１図は本発明の光学ヘッド装置を示す分解斜視図、第
２図及び第３図は光磁気ディスク装置の従来例を示す概
略断面図、第４図は従来の光学ヘッド装置を示す斜視図
である。 19,22a,22b:ヨーク、23:カバー、24:カバー板、25:位置
決め用穴、25a,25b:ピン、26:磁気シールドカバー。
２図及び第３図は光磁気ディスク装置の従来例を示す概
略断面図、第４図は従来の光学ヘッド装置を示す斜視図
である。 19,22a,22b:ヨーク、23:カバー、24:カバー板、25:位置
決め用穴、25a,25b:ピン、26:磁気シールドカバー。
Claims (1)
- 【請求項１】光磁気記録媒体に対する情報の記録或は消
去を行うために、前記光磁気記録媒体のバイアス磁界印
可部に対物レンズを介してレーザビームを照射する光学
ヘッド装置において、 基台と、 該基台に対して前記対物レンズを移動可能に支持する対
物レンズ保持体と、 該対物レンズ保持体を移動させるための、前記対物レン
ズ保持体に取付けられたコイル及び前記基台に固定され
たヨークと、 前記対物レンズ保持体、コイル及びヨークをカバーす
る、上部に光透過部を有するシールドカバー部材と、 該シールドカバー部材の前記光透過部近傍に固定され
た、前記バイアス磁界の磁束路の一部を形成する強磁性
部材と、 前記シールドカバー部材の上部に設けられた位置決め用
の穴部または凸部と、 前記シールドカバー部材の穴部または凸部と係合し、前
記シールドカバー部材の位置決めを行うための前記ヨー
クの上面に設けられた凸部または穴部と を備えていることを特徴とする光学ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63186700A JP2706265B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 光学ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63186700A JP2706265B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 光学ヘッド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0237550A JPH0237550A (ja) | 1990-02-07 |
| JP2706265B2 true JP2706265B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16193103
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP2706265B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6218637A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光磁気記録再生装置 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP63186700A patent/JP2706265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237550A (ja) | 1990-02-07 |
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