JPH039820B2 - - Google Patents

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JPH039820B2
JPH039820B2 JP60259251A JP25925185A JPH039820B2 JP H039820 B2 JPH039820 B2 JP H039820B2 JP 60259251 A JP60259251 A JP 60259251A JP 25925185 A JP25925185 A JP 25925185A JP H039820 B2 JPH039820 B2 JP H039820B2
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JP
Japan
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product
arm
insert
fitting
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JP60259251A
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JPS62118957A (ja
Inventor
Tsuneo Ishihara
Toyoichi Tsutsumi
Shigeo Kaiho
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はダイカストマシンの金型にインサート
金具を装填し、且つ金型から製品を取出すための
金具装填及び製品取出し装置に関する。
(従来の技術) 一般にエンジンのシリンダブロツクをアルミニ
ウムでダイカストする場合、ダイカストマシンの
金型に鋳鉄製スリーブを装填した後、アルミニウ
ム合金の溶湯を鋳込む。鋳造後は製品を取出して
所定位置に払い出す。
(発明が解決しようとする問題点) そして作業を自動化するためにはスリーブのよ
うなインサート金具を金型の所定位置に供給する
装置と、鋳造した製品を取出して所定の払い出し
位置に払い出す装置とが必要となるが、その2つ
の装置を別個のロボツト等により作動させると、
作業能率が悪くなり、また設備場所も規制され、
大きな床面積を必要とし、設備も高価になつてし
まう等の問題がある。
従つて本発明の目的は、金具の装填と製品の取
出しを1つのロボツト等に集約し、各々の装置に
よる干渉をなくして作業能率を向上するととも
に、床面積の減少と設備費の低減を図るようにし
た金具装填及び製品取出し装置を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成すべく、本発明に係る金具装填
及び製品取り出し装置は、ポスト12上に水平面
内で旋回するガイドレール13を設け、このガイ
ドレール13にスライダ14を移動自在に支持
し、このスライダ14に平行リンク18を介して
昇降自在にアーム19を取り付け、このアーム1
9先端に、インサート金具を上下方向から保持す
るコレツトチヤツク25と、鋳造後の製品を左右
方向から保持するクランプアーム31とを備え
た。
(作用) 金具装填時は、ポスト12によるガイドレール
13の旋回とスライダ14による前後動、及び平
行リンク18による上下動でアーム19が自在に
移動される。アーム19上のコレツトチヤツク2
5で上下方向からインサート金具を保持し所定位
置に移動して解放する。
また、製品取り出し時は同様にして、コレツト
チヤツク25と同一のアーム19に設けられたク
ランプアーム31で左右方向から鋳造後の製品を
保持し、移動して解放する。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を詳述する。
第1図において、1は搬送ロボツトで、この搬
送ロボツト1の周囲にはインサート金具供給部
4、インサート金具加熱装置5及び縦型鋳造機6
が配設され、インサート金具供給部4と縦型鋳造
機6は対向配置される。
インサート金具供給部4のセツト治具(不図
示)上には直列4気筒エンジンの鋳鉄製シリンダ
スリーブをなす4本の筒状インサート金具S…が
セツトされ、この4本の筒状インサート金具S…
は搬送ロボツト1により保持されてインサート金
具加熱装置5へと送られる。この加熱装置5で予
熱された金具S…は再びロボツト1により保持さ
れ、次に縦型鋳造機6の第2図に示す固定金型6
1と可動金型63との間に送られ、固定金型61
上にセツトされる。更に鋳造後のシリンダブロツ
クBはロボツト1により保持されて鋳造機6から
取出され、金具供給部4の先方に配設された製品
払い出し部7上に払い出される。
搬送ロボツト1は第2図乃至第4図に示す如く
で、機台11に内蔵された駆動装置により旋回自
在なポスト12上に水平方向のガイドレール13
を固設し、ガイドレール13にはスライダ14を
水平移動自在に組込む。スライダ14は水平方向
に形成したガイド溝131に沿つてモータ15及
びラツク16、ピニオン17により移動するもの
で、このスライダ14には前後2本の平行するリ
ンク18,18を枢支し、リンク18,18には
アーム19を枢支する。更に前方のリンク18の
中間部にはガイド溝131に係合するカムローラ
181を設け、ガイド溝131の先部には下方へ
傾斜するカム溝132を設ける。このカム溝13
2にカムローラ181が係合している状態ではス
ライダ14に対し平行リンク18,18を介して
アーム19が昇降動する。
そして斯かる搬送ロボツト1のアーム19には
金具把持機構2と製品挟持機構3を設けて金具装
填及び製品取出し装置を構成する。
即ち第5図及び第6にも示すようにアーム19
の先部に垂直方向のガイドレール21を固設し、
ガイドレール21にはインサートヘツド22を昇
降自在に組込む。インサートヘツド22はシリン
ダピストン装置23により昇降動するもので、第
8図に示すようにその長手方向に沿つて4本のコ
レツトチヤツク保持体24…を直列に吊下支持し
ている。この保持体24の下部には筒状インサー
ト金具Sの内周面をクランプするコレツトチヤツ
ク25が備えられ、コレツトチヤツク25は第7
図に示すように保持体24に内蔵されたシリンダ
ピストン装置26のピストンロツド27下部との
テーパ係合部28により作動する。更に保持体2
4の軸芯をなすピストンロツド27下端にはイン
サート金具供給部4のセツト治具及びインサート
金具加熱装置5のセツト治具51…並びに固定金
型61上に設けられた位置決めピン52…,62
…に係合するガイド部29を形成する。
斯くしてインサートヘツド22に直列に4本備
えられたコレツトチヤツク保持体24…の両側方
に製品であるシリンダブロツクBの両側面をクラ
ンプする左右のクランプアーム31,31を配設
し、両クランプアーム31,31を前記アーム1
9の先部に枢支する。この一対のクランプアーム
31,31はシリンダピストン装置32により作
動する。
製品挟持機構3の詳細は第9図乃至第11図に
示す如くで、シリンダピストン装置32のピスト
ンロツド33にピン34,34にて左右のリンク
35,35を枢着し、リンク35,35にはピン
36,36にて左右のクランプアーム31,31
の後端を枢着する。そして両クランプアーム3
1,32の後部をピン37,37にて搬送ロボツ
ト1のアーム19の先部左右に枢着し、各クラン
プアーム31,31の内側にはシリンダブロツク
Bの両側面をクランプするチヤツク部38…を設
ける。
更に各コレツトチヤツク保持体24…をその支
持体であるインサートヘツド22に対しフローチ
ング支持する。
即ち第7図に示すようにインサートヘツド22
に設けた挿通孔221内にクリアランスCを形成
してコレツトチヤツク保持体24を挿入するとと
もに、ヘツド22内に臨む保持体24の外周に設
けたフランジ241の上下面をそれぞれリテーナ
242,242にて支持されたボール243…,
243…を介装してヘツド22内に組込む。これ
によりヘツド22に対し保持体24は全周のクリ
アランスCによつて水平移動自在で、且つボール
243…,243…によつて傾斜動自在となる。
このように支持体24をフローチング支持すれ
ば、供給部4からの引き上げ、加熱装置5への装
填及び引き上げ、金型61への装填に際し、位置
決めピン62とガイド部29との係合に追従して
コレツトチヤツク保持体24がインサートヘツド
22に対し揺動し、即ち保持体24の姿勢を位置
決めピン62と同芯をもつて維持できる。
従つて金型の熱膨張等により金具装填位置と保
持体24…との位置に若干のズレが生じたとして
も、それに保持体24…を追従させて筒状インサ
ート金具S…の装填及び引き上げを正確に行うこ
とができる。またフローチング支持するだけの簡
単な構造なので、コンパクトな構造をもつて以上
のように機能し、コスト的にも有利である。
そして斯かる金具把持機構2を備えた搬送ロボ
ツト1のアーム19には更に製品挟持機構3を備
え、シリンダブロツクBの両側面を左右のクラン
プアーム31,31で挟持するようにしたため、
金具把持機構2の各コレツトチヤツク25…を拡
開作動することなく、これをガイドとして製品内
に挿入して製品挟持機構3によりシリンダブロツ
クBを確実に把持することができる。
従つてコレツトチヤツク25…には製品を支持
するための大きな保持力を備える必要がなくなる
とともに、シリンダブロツクBをその鋳込まれた
シリンダスリーブS…内に各コレツトチヤツク2
5…を嵌合させてクランプした場合のように製品
払い出し時において、製品の傾きによるクランプ
解除時の不都合を解消でき、クランプアーム3
1,31の拡開動によりシリンダブロツクBを確
実に払い出すことができる。特にシリンダブロツ
クBをクランプアーム31,31で挟持するの
で、製品の着脱が容易となる。
以上の鋳造装置による鋳造システムについて以
下に説明する。
先ず搬送ロボツト1のガイドレール13を旋回
させて金具把持機構2を供給部4上に臨ませ、イ
ンサートヘツド22を下降して金具S…内にコレ
ツトチヤツク25…を入れ、金具S…の内周面を
それぞれクランプして再びヘツド22を上昇す
る。
そしてガイドレール13を第1図中右廻りに旋
回させて金具把持機構2を加熱装置5上に臨ま
せ、加熱装置5内で金具S…を所定時間加熱した
後、再び金具S…を金具把持機構2に保持して上
昇させ、更に右廻りに旋回して鋳造機6側に金具
把持機構2を臨ませる。
而してスライダ14を前進して金具把持機構2
を型開き状態の金型61,63間に前進させると
ともに、下降させて金型61内に金具S…をセツ
トした後、金具把持機構2を後退させ、型閉めし
て鋳造を開始する。
斯かる鋳造状態において、今度はガイドレール
13を前記とは逆に第1図中左廻りに旋回させて
再び供給部4上に金具把持機構2を臨ませ、前記
と同様にして金具S…を保持した後、反対の右廻
りに旋回させて加熱装置5に金具S…を投入し、
再び金具把持機構2を鋳造機6側に待機させてお
く。
鋳造が完了して型開きすると、アーム19を前
進させ、シリンダブロツクBを製品挟持機構3に
て保持し、ガイドレール13を右廻りに旋回させ
て払い出し部7上に臨ませ、シリンダブロツクB
を払い出す。
次にアーム19を後退させて更にガイドレール
13を右廻りに旋回し、加熱装置5上に金具把持
機構2を臨ませ、予熱された金具S…を再び保持
し、前記と同様にして金型61内に金具S…をセ
ツトし、鋳造を行う。
尚、搬送装置としてロボツトを例示したが、こ
れに限られるものではない。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、上下方向動作の
コレツトチヤツクと左右方向動作のクランプアー
ムとを、移動自在なアーム上に集約した構成によ
つて、金具装置や製品取り出し等の作業を、一つ
のアームを移動させることによつて行なうことが
できる。
従つて、本発明は、金具装填用の装置と製品取
り出し用の装置とを個々に設置した場合に比較し
て、それぞれの装置の干渉の虞をなくして作業能
率を向上し、かつ、設置面積の削減及び設備費の
低減とを達成するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋳造装置全体の概略平面図、第2図は
鋳造機と搬送ロボツトの側面図、第3図及び第4
図は搬送ロボツトの一部破断側面図、第5図は金
型への金具装填及び製品取出しを示す側面図、第
6図は搬送ロボツトのアーム周りの平面図、第7
図及び第8図は金具把持機構の縦断面図とその全
体側面図、第9図は製品挟持機構の平面図、第1
0図及び第11図は第9図−線と−
線の各断面図である。 尚、図面中1は搬送ロボツト、12はポスト、
13はガイドレール、14はスライダ、18は平
行リンク、19はアーム、2は金具把持機構、2
2はインサートヘツド、24は保持体、25はコ
レツトチヤツク、26はシリンダピストン装置、
29はガイド部、3は製品挟持機構、31はクラ
ンプアーム、32はシリンダピストン装置、35
はリンク、4は金具供給部、61,63は金型、
62は位置決めピン、7は製品払い出し部、Bは
シリンダブロツク、Cはクリアランス、Sは筒状
インサート金具である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インサート金具を鋳造機の金型内に装填する
    とともにインサート金具を鋳包んだ製品を鋳造機
    から取り出す金具装填及び製品取り出し装置にお
    いて、 この装置は、ポスト12上に水平面内で旋回す
    るガイドレール13を設け、 このガイドレール13にスライダ14を移動自
    在に支持し、 このスライダ14に平行リンク18を介して昇
    降自在にアーム19を取り付け、 このアーム19先端に、インサート金具を上下
    方向から保持するコレツトチヤツク25と、鋳造
    後の製品を左右方向から保持するクランプアーム
    31とを備えたことを特徴とする金具装填及び製
    品取り出し装置。
JP25925185A 1985-11-18 1985-11-18 金具装填及び製品取出し装置 Granted JPS62118957A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25925185A JPS62118957A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 金具装填及び製品取出し装置

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JP25925185A JPS62118957A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 金具装填及び製品取出し装置

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JPS62118957A JPS62118957A (ja) 1987-05-30
JPH039820B2 true JPH039820B2 (ja) 1991-02-12

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JP25925185A Granted JPS62118957A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 金具装填及び製品取出し装置

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JP2007111751A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Ahresty Corp インサート金具用の装着装置
JP7363561B2 (ja) * 2020-02-19 2023-10-18 トヨタ自動車株式会社 インサートの配置方法

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