JPH0397124A - 光磁気ディスク装置のシーク制御方法 - Google Patents
光磁気ディスク装置のシーク制御方法Info
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- JPH0397124A JPH0397124A JP23362589A JP23362589A JPH0397124A JP H0397124 A JPH0397124 A JP H0397124A JP 23362589 A JP23362589 A JP 23362589A JP 23362589 A JP23362589 A JP 23362589A JP H0397124 A JPH0397124 A JP H0397124A
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- track
- signal
- control
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- light spot
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 50
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Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は光磁気ディスク装置のシーク制御方法、
特にシーク終了時に安定してトラッキング制御に移行す
る方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
る方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
光磁気ディスク装置の光ヘッドは磁気ディスク装置の磁
気ヘッドに比べ非常に重く、また光磁気ディスク(光デ
ィスクとも略す)上のトラック間隔は磁気ディスクのト
ラック間隔に比べて非常に小さい。そのため光磁気ディ
スク装置は通常、光スポットを光ディスクの任意のトラ
ック上に位置決めするために、光ヘッド全体を概略位置
決めする粗アクチュエー夕と、光ヘッドの一部を動かし
光スポットを目的トラックに精密位置決めする密アクチ
ュエー夕の2つのアクチュエータを持つ。 光磁気ディスク装置は通常状態ではトラッキング制御を
行い、ディスクの偏心等の外乱に対して光スポットがト
ラックの中心にあるように粗アクチュエータおよび密ア
クチュエー夕によって追従している。 任意のトラックに光スポットを移動させるシーク動作を
行う場合は、トラッヰング制御をやめ、粗アクチュエー
タまたは密アクチュエー夕に駆動電流を与えることによ
り光スポットをトラック横断方向に移動させ、再びトラ
ッキング制御に入る.このシーク終了時にトラッキング
制御に切換えるとき光スポットのトラックに対する相対
速度が十分に小さくなければ目的トラック上で止まるこ
とができずトラックオーバしたり、場合によっては制御
不能に陥ってしまう。 シークを粗アクチュエー夕を制御して行う場合には光ス
ポットを高速で移動させることが可能であるが、光ヘッ
ドは重量が重く慣性が大きいため摩擦やディスクの偏心
等の外乱に対して十分安定な制御を行うが非常に困難で
ある。このため少なくともトラッキング制御に移る直前
には粗アクチュエー夕の制御から密アクチュエータの制
御に切換えて安定した制御を行おうとする方法がある。 密アクチュエー夕の制御は光スポットと光ディスクの相
対速度、すなわち光スポットがトラックを横切る速度を
制御する必要があるため、トラッキングエラー信号より
速度を求.める.第3図は光ディスク上の光スポットの
位置と、この光スポットの反射光等から検出されるトラ
ッキングエラー信号等の波形との関係を示す。即ち同図
において7は任意の直径を含む縦断面の一部で示される
光ディスク、SPTは図外の光ヘッドから光ディスク7
の記録面に投射される光スポット、7aはこの記録面と
なるトラック、7bはこのトラック78間の溝である。 なおこの例ではトラック7aは光ディスク7上に渦巻状
に設けられている. 1は光スポットSPTが光ディスク7上のトラック7a
を横切るときに、光スポットSPTの反射光等から後述
のように得られるトラッキングエラー信号(以下TE信
号とも略す)、2はこのTE信号1の2値化信号として
のトラッキングエラーゼロクロス信号(以下TEZC信
号とも略す)である.このTEZC信号2の周期を測定
する事で光スポットのトラック横断速度を検出し、その
検出速度と予め定められた目標速度との差にもとずき算
出した駆動電流を密アクチュエー夕に流すことによりシ
ーク制御を行う。 このようなシーク制御により、目的トラック上に光スポ
ットが来たとき、光スポットの移動速度は十分遅くなっ
ているのでトラック7aの中心でシーク制御からトラッ
キング制御に移行する。ここでトランク7aの中心はT
EZC信号2によって得られる。シー夕方向に応じてT
EZC信号2の立上りがトラックの中央であるか、立上
りがトラックの中央であるかが変わる。 第4図はシー夕方向別のTE信号1およびTEZC信号
2の例を示す。即ち光ディスク7の外周方向にシークす
る場合、第4図(a)のような信号1.2が得られ、こ
の場合TEZC信号2の立下りがトラック7aの中央と
なる。他方、光ディスク7の内周方向にシークする場合
、第4図(ロ)のような信号1,2が得られ、この場合
TEZC信号2の立上りがトラック7aの中央となる。 そこでソフトウェアの共通化を計るために、シー夕方向
に無関係に立上りがトラック7aの中央となるようにT
EZC信号2を変換すること一とし、第5図のような回
路を用いる。即ち方向信号DiRをシーク開始前に、例
えば外方向シークでHレベル,内方向シークでLレベル
にセットし、EXORゲートG1を介して、TEZC信
号2と前記方向信号DiRとの排他的オア条件を求め、
変換されたTEZC信号2Aを得る。このようにすれば
新たなTEZC信号2Aの立上りが常にトラック中心を
示し、またこのTEZC信号2Aの立上りをカウントす
ることにより、移動済トラック数が得られる。
気ヘッドに比べ非常に重く、また光磁気ディスク(光デ
ィスクとも略す)上のトラック間隔は磁気ディスクのト
ラック間隔に比べて非常に小さい。そのため光磁気ディ
スク装置は通常、光スポットを光ディスクの任意のトラ
ック上に位置決めするために、光ヘッド全体を概略位置
決めする粗アクチュエー夕と、光ヘッドの一部を動かし
光スポットを目的トラックに精密位置決めする密アクチ
ュエー夕の2つのアクチュエータを持つ。 光磁気ディスク装置は通常状態ではトラッキング制御を
行い、ディスクの偏心等の外乱に対して光スポットがト
ラックの中心にあるように粗アクチュエータおよび密ア
クチュエー夕によって追従している。 任意のトラックに光スポットを移動させるシーク動作を
行う場合は、トラッヰング制御をやめ、粗アクチュエー
タまたは密アクチュエー夕に駆動電流を与えることによ
り光スポットをトラック横断方向に移動させ、再びトラ
ッキング制御に入る.このシーク終了時にトラッキング
制御に切換えるとき光スポットのトラックに対する相対
速度が十分に小さくなければ目的トラック上で止まるこ
とができずトラックオーバしたり、場合によっては制御
不能に陥ってしまう。 シークを粗アクチュエー夕を制御して行う場合には光ス
ポットを高速で移動させることが可能であるが、光ヘッ
ドは重量が重く慣性が大きいため摩擦やディスクの偏心
等の外乱に対して十分安定な制御を行うが非常に困難で
ある。このため少なくともトラッキング制御に移る直前
には粗アクチュエー夕の制御から密アクチュエータの制
御に切換えて安定した制御を行おうとする方法がある。 密アクチュエー夕の制御は光スポットと光ディスクの相
対速度、すなわち光スポットがトラックを横切る速度を
制御する必要があるため、トラッキングエラー信号より
速度を求.める.第3図は光ディスク上の光スポットの
位置と、この光スポットの反射光等から検出されるトラ
ッキングエラー信号等の波形との関係を示す。即ち同図
において7は任意の直径を含む縦断面の一部で示される
光ディスク、SPTは図外の光ヘッドから光ディスク7
の記録面に投射される光スポット、7aはこの記録面と
なるトラック、7bはこのトラック78間の溝である。 なおこの例ではトラック7aは光ディスク7上に渦巻状
に設けられている. 1は光スポットSPTが光ディスク7上のトラック7a
を横切るときに、光スポットSPTの反射光等から後述
のように得られるトラッキングエラー信号(以下TE信
号とも略す)、2はこのTE信号1の2値化信号として
のトラッキングエラーゼロクロス信号(以下TEZC信
号とも略す)である.このTEZC信号2の周期を測定
する事で光スポットのトラック横断速度を検出し、その
検出速度と予め定められた目標速度との差にもとずき算
出した駆動電流を密アクチュエー夕に流すことによりシ
ーク制御を行う。 このようなシーク制御により、目的トラック上に光スポ
ットが来たとき、光スポットの移動速度は十分遅くなっ
ているのでトラック7aの中心でシーク制御からトラッ
キング制御に移行する。ここでトランク7aの中心はT
EZC信号2によって得られる。シー夕方向に応じてT
EZC信号2の立上りがトラックの中央であるか、立上
りがトラックの中央であるかが変わる。 第4図はシー夕方向別のTE信号1およびTEZC信号
2の例を示す。即ち光ディスク7の外周方向にシークす
る場合、第4図(a)のような信号1.2が得られ、こ
の場合TEZC信号2の立下りがトラック7aの中央と
なる。他方、光ディスク7の内周方向にシークする場合
、第4図(ロ)のような信号1,2が得られ、この場合
TEZC信号2の立上りがトラック7aの中央となる。 そこでソフトウェアの共通化を計るために、シー夕方向
に無関係に立上りがトラック7aの中央となるようにT
EZC信号2を変換すること一とし、第5図のような回
路を用いる。即ち方向信号DiRをシーク開始前に、例
えば外方向シークでHレベル,内方向シークでLレベル
にセットし、EXORゲートG1を介して、TEZC信
号2と前記方向信号DiRとの排他的オア条件を求め、
変換されたTEZC信号2Aを得る。このようにすれば
新たなTEZC信号2Aの立上りが常にトラック中心を
示し、またこのTEZC信号2Aの立上りをカウントす
ることにより、移動済トラック数が得られる。
ところで密アクチュエー夕に与える駆動電流は、光スポ
ットの目標速度と検出速度の差より算出されている。検
出速度は光スポットとディスクとの相対速度として検出
されるが、検出時と制御時とで時間的な遅れがあり、光
ヘッドの移動速度やディスクの偏心速度が変化してしま
い、その変化分が誤差になってしまう。そのため、目的
トランク上で必ずしも目標速度通りになっているとは限
らない。従ってトラッキング制御に切換えるときの光ス
ポットの移動速度が速すぎることがある。一方、目的ト
ラックより手前で速度が遅くなりすぎ、光スポットとト
ラックとの相対速度がゼロになり、さらに光スポットの
移動方向が逆になってしまう場合もある.いずれの場合
であっても光スポットを目的トラック上でトラック追従
させることができず、オーバトラックや制御不能状態に
陥る。 特に光スポットの移動方向が逆になった場合には、TE
ZC信号2Aからは逆転を検知することができず、減速
のつもりで電流を与える程、光スポットは逆方向に加速
してしまう上、方向信号DiRがそのままのため、TE
ZC信号2Aの立上りがトラック中心でなく、2つのト
ラック間の溝の中心になってしまうため暴走してしまう
危険性が高い。 そこで本発明は前記の問題を解消し得る光磁気ディスク
装置のシーク制御方法を提供することを課題とする。
ットの目標速度と検出速度の差より算出されている。検
出速度は光スポットとディスクとの相対速度として検出
されるが、検出時と制御時とで時間的な遅れがあり、光
ヘッドの移動速度やディスクの偏心速度が変化してしま
い、その変化分が誤差になってしまう。そのため、目的
トランク上で必ずしも目標速度通りになっているとは限
らない。従ってトラッキング制御に切換えるときの光ス
ポットの移動速度が速すぎることがある。一方、目的ト
ラックより手前で速度が遅くなりすぎ、光スポットとト
ラックとの相対速度がゼロになり、さらに光スポットの
移動方向が逆になってしまう場合もある.いずれの場合
であっても光スポットを目的トラック上でトラック追従
させることができず、オーバトラックや制御不能状態に
陥る。 特に光スポットの移動方向が逆になった場合には、TE
ZC信号2Aからは逆転を検知することができず、減速
のつもりで電流を与える程、光スポットは逆方向に加速
してしまう上、方向信号DiRがそのままのため、TE
ZC信号2Aの立上りがトラック中心でなく、2つのト
ラック間の溝の中心になってしまうため暴走してしまう
危険性が高い。 そこで本発明は前記の問題を解消し得る光磁気ディスク
装置のシーク制御方法を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために本発明の方法は、r光磁気
ディスク (7などの)上のトラック(7aなど)を光
スポット(SFTなど)が横切るトラック横断速度が所
定速度以下となったことを検出する速度低下検出手段(
光ヘッド5,プリアンプ8.2値化回路10.周期カウ
ンタ15. レジスタ16,デコーダ17.制御マイ
コン12など)と、前記光スポットが前記トラック上に
あることを検出(してオントラック信号4を出力)する
オントラック検出手段(光ヘッド5,プリアンプ8,2
値化回路9など)と、を備え、 シーク制御中、前記速度低下検出手段の検出が行われた
後は(シーク指令23,スイッチS2などを介し〉 シ
ーク制御を止め、前記オントラック検出手段の検出が行
われている間は(フリップフロップ18,ANDゲート
19,ORゲート20.スイッチ31などを介し)トラ
ッキング制御を行うと共に、該検出の無い間は無制御と
し、 且つ(ANDゲート出力信号19a.制御マイコン12
などを介し)前記オントラック検出手段の検出の1回分
の持続時間が所定時間を越えた(ことを判別した)のち
は(トラッキング指令22などを介し)常時、トラッキ
ング制御を行うように』するものとする。
ディスク (7などの)上のトラック(7aなど)を光
スポット(SFTなど)が横切るトラック横断速度が所
定速度以下となったことを検出する速度低下検出手段(
光ヘッド5,プリアンプ8.2値化回路10.周期カウ
ンタ15. レジスタ16,デコーダ17.制御マイ
コン12など)と、前記光スポットが前記トラック上に
あることを検出(してオントラック信号4を出力)する
オントラック検出手段(光ヘッド5,プリアンプ8,2
値化回路9など)と、を備え、 シーク制御中、前記速度低下検出手段の検出が行われた
後は(シーク指令23,スイッチS2などを介し〉 シ
ーク制御を止め、前記オントラック検出手段の検出が行
われている間は(フリップフロップ18,ANDゲート
19,ORゲート20.スイッチ31などを介し)トラ
ッキング制御を行うと共に、該検出の無い間は無制御と
し、 且つ(ANDゲート出力信号19a.制御マイコン12
などを介し)前記オントラック検出手段の検出の1回分
の持続時間が所定時間を越えた(ことを判別した)のち
は(トラッキング指令22などを介し)常時、トラッキ
ング制御を行うように』するものとする。
シーク制御からトラッキング制御に切換える際には、光
スポットのトラックに対する相対速度が十分遅いことと
、切換え時の光スポットの位置がトラックの中心に十分
近く、少なくともトラッキングエラー信号(TE信号)
1の有効範囲内であることが必要である。ここでトラッ
キングエラー信号1の有効範囲内とは第3図に示すよう
に、光スポットSPTがトラック7a上にあり、かっこ
の光スポットSPTのトラック横断方向の位置変動に対
してリニアな信号変化が得られる部分である。 ところで本発明ではシーク制御において光スポットが目
標トラック上、または目標トラックの附近に到達し、そ
のトラック横断速度が規定速度以下となった時点でシー
ク制御を停止したうえ、後述のような方法でトラッキン
グ制御を行う。 従って光スポットの速度が目標速度通りに制御された場
合には、目的トラック上で速度が規定速度以下になった
ことが検出され、シーク制御を停止し、後述のようにト
ラッキング制御へ切換える。 一方、光スポットの速度が目標速度通りに制御できなか
った場合でも、目的トラックとは関係なく、光スポット
のトラック横断速度が規定速度以下となったトラックで
、シーク制御を停止し、後述のようにトラッキング制御
へ切換える。ただしこの場合、目的トラックに到達して
いないため、こののち再度シーク動作を行い目的トラッ
クに光スポットを移動させる必要がある。 なおここでトラッキング制御に入る条件としては、光ス
ポットSPTがトラック7a上のTE信号1の有効範囲
内あるか、または入った場合とし、そうでない場合はこ
の条件となるまでシーク制御を停止したまま、無制御状
態を保つ。 このためには第3図のように光スポットSPTがトラッ
ク7a上にあるか、溝7bにあるかを検出し得る信号と
してのオントラック信号4を利用する。 ところで第6図はこのオントラック信号4の検出原理の
説明図である。同図(a)のように光ヘッド内のLD(
レーザダイオード)により発光したレーザ光は対物レン
ズより光スポッ}SPTの形で光ディスク7上に出射さ
れる。光ディスク7に当ったレーザ光は第6図(ロ)の
ようにトラック(データ記録部)7aからは反射し、溝
7bによっては回折する。従って対物レンズに戻って来
るレーザ光は第6図(C)のようにトラック7aによる
反射光Lrと溝7bによる回折光Li,Loとがあるが
、レンズの開口部は第6図(C)の破線の円部であるの
で、その外側の光はヘッド内に戻らない。光スポットS
PTが例えばトラック7aの中心からディスク内周方向
にずれたとすると内周側回折光Liの光量が増し、反射
光Lrおよび外周側回折光Loの光量が減少する。その
ため、先ヘッド内に戻るレーザ光の光量と光スポットS
PTの中心がトラック7aの中心と一致しているとき最
も多くなり、光スポットSPTの中心が溝7bの中心と
一致しているとき最も少なくな−る。従って光ヘッド内
の図外のPD(フォトダイオード)で得られた信号の総
和信号としての後述の戻り光光量信号3を適当なレベル
で二値化することにより第3図にようなオントラック信
号4が得られる。 なお外周側回折光LOの光量と内周側回折光Liの光量
との差からは第3図のTE信号1が得られる。 さてこのオントラック信号4がHレベルであるとき光ス
ポットSPTがトラック7a上にあることを示すものと
すると、この信号4がHのときはトラッキングエラー信
号(TE信号)1が有効範囲内であるので、このオント
ラック信号4がHの場合のみトラッキング制御を行うこ
とにより、溝7b上でトラッキング制御に移ってしまう
ことがない。 しかし光磁気ディスクにおいてはセクタの先頭部分にあ
るiDデータとしてのトラック番号,セクタ番号が書か
れているiDjrl域では、このiDデータは通常は光
磁気による記録ではなく、ディスク作成時にスタンバを
介してピット(穴)により記録されている。ピットの部
分では溝と同様の理由により、光ヘッドに戻るレーザ光
の光量が少なくなってしまうため、このiD領域ではオ
ントラック信号4がLレベルになってしまうことがある
。またディスクに傷がある場合や、ほこりが付着してい
る場合にも、光スポットSPTがトラック7a上にある
にもかかわらずオントラック信号4がLレベルになって
しまうことがある。 従って正常なトラック追従中に、オントラック信号4が
Lレベルとなったとき、トラッキング制御をやめ無制御
状態にすると、光ディスク7の偏心によりトラッキング
制御をやめている間に別のトラック7aに光スポットS
PTが移動してしまう。 そのためシーク終了時、トラッキング制御に切換える際
には、オントラック信号4を利用し、オントラック信号
4が一定時間連続してHレベルならば安定したトラック
追従動作に入ったものと判断し、それ以降はオントラッ
ク信号4に関係なくトラッキング制御を行うように.す
る。
スポットのトラックに対する相対速度が十分遅いことと
、切換え時の光スポットの位置がトラックの中心に十分
近く、少なくともトラッキングエラー信号(TE信号)
1の有効範囲内であることが必要である。ここでトラッ
キングエラー信号1の有効範囲内とは第3図に示すよう
に、光スポットSPTがトラック7a上にあり、かっこ
の光スポットSPTのトラック横断方向の位置変動に対
してリニアな信号変化が得られる部分である。 ところで本発明ではシーク制御において光スポットが目
標トラック上、または目標トラックの附近に到達し、そ
のトラック横断速度が規定速度以下となった時点でシー
ク制御を停止したうえ、後述のような方法でトラッキン
グ制御を行う。 従って光スポットの速度が目標速度通りに制御された場
合には、目的トラック上で速度が規定速度以下になった
ことが検出され、シーク制御を停止し、後述のようにト
ラッキング制御へ切換える。 一方、光スポットの速度が目標速度通りに制御できなか
った場合でも、目的トラックとは関係なく、光スポット
のトラック横断速度が規定速度以下となったトラックで
、シーク制御を停止し、後述のようにトラッキング制御
へ切換える。ただしこの場合、目的トラックに到達して
いないため、こののち再度シーク動作を行い目的トラッ
クに光スポットを移動させる必要がある。 なおここでトラッキング制御に入る条件としては、光ス
ポットSPTがトラック7a上のTE信号1の有効範囲
内あるか、または入った場合とし、そうでない場合はこ
の条件となるまでシーク制御を停止したまま、無制御状
態を保つ。 このためには第3図のように光スポットSPTがトラッ
ク7a上にあるか、溝7bにあるかを検出し得る信号と
してのオントラック信号4を利用する。 ところで第6図はこのオントラック信号4の検出原理の
説明図である。同図(a)のように光ヘッド内のLD(
レーザダイオード)により発光したレーザ光は対物レン
ズより光スポッ}SPTの形で光ディスク7上に出射さ
れる。光ディスク7に当ったレーザ光は第6図(ロ)の
ようにトラック(データ記録部)7aからは反射し、溝
7bによっては回折する。従って対物レンズに戻って来
るレーザ光は第6図(C)のようにトラック7aによる
反射光Lrと溝7bによる回折光Li,Loとがあるが
、レンズの開口部は第6図(C)の破線の円部であるの
で、その外側の光はヘッド内に戻らない。光スポットS
PTが例えばトラック7aの中心からディスク内周方向
にずれたとすると内周側回折光Liの光量が増し、反射
光Lrおよび外周側回折光Loの光量が減少する。その
ため、先ヘッド内に戻るレーザ光の光量と光スポットS
PTの中心がトラック7aの中心と一致しているとき最
も多くなり、光スポットSPTの中心が溝7bの中心と
一致しているとき最も少なくな−る。従って光ヘッド内
の図外のPD(フォトダイオード)で得られた信号の総
和信号としての後述の戻り光光量信号3を適当なレベル
で二値化することにより第3図にようなオントラック信
号4が得られる。 なお外周側回折光LOの光量と内周側回折光Liの光量
との差からは第3図のTE信号1が得られる。 さてこのオントラック信号4がHレベルであるとき光ス
ポットSPTがトラック7a上にあることを示すものと
すると、この信号4がHのときはトラッキングエラー信
号(TE信号)1が有効範囲内であるので、このオント
ラック信号4がHの場合のみトラッキング制御を行うこ
とにより、溝7b上でトラッキング制御に移ってしまう
ことがない。 しかし光磁気ディスクにおいてはセクタの先頭部分にあ
るiDデータとしてのトラック番号,セクタ番号が書か
れているiDjrl域では、このiDデータは通常は光
磁気による記録ではなく、ディスク作成時にスタンバを
介してピット(穴)により記録されている。ピットの部
分では溝と同様の理由により、光ヘッドに戻るレーザ光
の光量が少なくなってしまうため、このiD領域ではオ
ントラック信号4がLレベルになってしまうことがある
。またディスクに傷がある場合や、ほこりが付着してい
る場合にも、光スポットSPTがトラック7a上にある
にもかかわらずオントラック信号4がLレベルになって
しまうことがある。 従って正常なトラック追従中に、オントラック信号4が
Lレベルとなったとき、トラッキング制御をやめ無制御
状態にすると、光ディスク7の偏心によりトラッキング
制御をやめている間に別のトラック7aに光スポットS
PTが移動してしまう。 そのためシーク終了時、トラッキング制御に切換える際
には、オントラック信号4を利用し、オントラック信号
4が一定時間連続してHレベルならば安定したトラック
追従動作に入ったものと判断し、それ以降はオントラッ
ク信号4に関係なくトラッキング制御を行うように.す
る。
以下第1図および第2図に基づいて本発明の実施例を説
明する。第1図は本発明の一実施例としての構成を示す
ブロック回路図である。この図においては密アクチュエ
ータの制御のための回路のみ示しているが、粗アクチュ
エー夕は光ヘッド5内にある図外の対物レンズ位置セン
サの出力に従い、密アクチュエー夕の動きに追従して密
アクチュエー夕が基準位置に戻るように制御されている
。 プリアンプ8は光ヘッド5内の図外のPD(フォトダイ
オード)で検出された信号を処理し、データ信号やサー
ボ用の信号を得るための回路である。ここではプリアン
プ8の出力信号として、本発明の説明に必要なトラッキ
ングエラー(TE)信号lと、戻り光光量信号3のみ図
示している。 前述のように戻り光光量信号3を二値化回路9により二
値化することより、オントラック信号4が得られる。 また通常のトラック追従時にはTE信号1が、サーボ回
路l1のための位置誤差信号として用いられ、シーク動
作時にはTB信号1を二値化回路10を介して二値化し
、第5図の回路で変換したトラッキングエラーゼロクロ
ス(TEZC)信号2Aが、速度検出および位置(移動
済トラック数)検出のために用いられる。 トラッキング制御時には制御用マイコン12はトラッキ
ング指令22をオンすることにより、ORゲート20を
介しスイッチS1を閉じることで、サーボループを閉じ
、フィードバック制御が行われるようにする. シーク時には制御マイコン12はトラッキング指令22
をオフし、フリップフロップ18へのクリア信号30を
オンする.これによりORゲート20の出力はLレベル
になり、スイッチSlが開かれることでトラッキング制
御のサーボループが切られる。 そして制御マイコンl2はシーク指令23をオンしてス
イッチS2を閉じ、D/A変換器21に密アクチュエー
タ6に対する駆動電流の指令値を設定することにより密
アクチュエータ6を制御する。 このシーク制御は目標速度と検出速度の速度差にもとづ
いて行われる。目標速度は目的トラックからの距離の関
数,すなわち残りトラック数の関数である。制御マイコ
ン12は内部にこの関数のテーブルを持っており、残り
トラック数が得られれば、このテーブルの参照により目
標速度を得ることができる。 残りトラック数は移動済トラック数から得る。 このためシーク開始後、制御マイコン12は内部のカウ
ンタでTEZC信号2Aの立上りエッジでカウントアッ
プすることにより、シーク開始から移動したトラックの
数、すなわち移動済トラック数を測定している。目的ト
ラック番号とシーク開始前に光スポットが位置していた
トラックの番号との差がシークトラック数であるが、残
りトラック数は(シークトラック数)一(移動済トラッ
ク数)によって得られる。以上のようにして各制御時点
で目標速度が得られる. 一方、実際の光スポットの移動速度の検出の検出はTE
ZC信号2Aの周期を測定することにより行われる.こ
のためTEZC信号2Aの立上りエッジのタイミングで
パルス生戒回路13により周期カウンタl5へのクリア
信号13aがつくられ、周期カウンタ15の出力がゼロ
にクリアされる。前記クリア信号13aが無くなると周
期カウンタ15はクロック発振回路14からのクロック
信号14aのカウントアップを開始する。次のTEZC
信号2Aの立上りで周期カウンタl5の値がレジスタ1
6にロードされる。そしてその直後、再びクリア信号1
3aにより周期カウンタ15がクリアされる。制御マイ
コン12はTEZC信号2Aの立上り後、レジスタ16
の値をリードすることにより周朋カウンタ15のカウン
ト数を得ることができ、周期カウンタl5が計数するク
ロック信号14aのクロフク周波数および光ディスクの
トラック間隔は定まっているため、光スポットが1トラ
ック移動したときの速度を算出することができる。これ
を検出速度とし先述した目標速度との差に応じて制御マ
イコン12は密アクチュエータ6に与えるべき駆動電流
を算出することができる. 制御マイコン12は以上のよう.に算出した駆動電流値
をD/A変換器21に出力する。これを光スポットがI
トラック移動するごとに繰返して制御を行う. 光スポットが目的トラックに近づいていくと光スポット
の移動速度は減速される。移動速度が規定速度以下にな
ると周期カウンタl5の値をデコーダl7でデコードし
た結果としての速度低下信号25がHになるように、デ
コーダ17が構成されている。 制111マイコン12はレジスタ16の出力をリードし
た結果、速度が遅い場合にはシーク指令23をオフして
スイッチS2を開きシーク制御をやめる。フリップフロ
ップ1日へのクリア信号30はシーク開始時にオンされ
たが、光スポットが数トラック、例えば2トラック移動
した後、制御マイコン12によりオフされているので、
デコーダ出力(速度低下信号)25がHになることによ
り、フリップフロップl8の出力がHとなる。このとき
オントラック信号4がHならばANDゲー目9.ORゲ
ー}20の出力がHとなり、スイッチs1が閉じられて
トラッキング制御が行われる。ここで例えば第2図(a
)のようにiD領域の影響でHのオントラック信号4力
咄なかった場合、トラッキング制御に切換える位置が悪
いため、トラック追従に失敗することが多い。すなわち
ここでトラッキング制御に入った場合、TE信号lの有
効検出範囲を外れる惧れがある。トラッキング制御は線
形制御論理により設計されており、TE信号lが非線形
となった場合、制御がうまく行かず暴走してしまうこと
が多い。 しかし本発明では光スポットSPTがトラック7aから
外れたとき、すなわちTE信号Iの有効検出範囲を外れ
たときには、オントラック信号4がLになり、ANDゲ
−ト19,ORゲート20(7)出力がLとなり、スイ
ッチS1が開かれてトラッキング制御が行われず、一旦
、無制御状態となる。そして再び光スポットSPTがト
ラック7a上に来たときトラッキング制御が行われる。 また減速が強すぎたり、偏心の影響を受けたりした場合
に、光スポットの移動速度がゼロになり、さらに逆方向
に進んでしまうことがある。この場合、従来の方法では
逆転前はT.EZC信号2Aの立上りがトラック中心で
あったのに、逆転後はTEZC信号2Aの立上りが溝の
中心になってしまい、溝の中心でトラッキング制御に移
行するため、暴走してしまう。本発明においては、オン
トラック信号4は光スポットの移動方向に無関係である
ため、第2図(b)のように方向が逆転した場合でも逆
転しなかった場合と同様にトラッキング制御に移行する
ことができる。 しかし前述したようにオントラック信号4がHの間だけ
トラッキング制御を行っていたのでは、トラッキング追
従に失敗しトラックずれを起こしてしまうため、トラッ
ク追従動作に入った後は制御マイコン12によりトラッ
キング指令22をHにして、オントラック信号4に無関
係に常にトラッキング制御を行うようにする。トラッキ
ング制御移行に威功したかどうかは、制御マイコンl2
がANDゲートl9の出力信号19aを介しオントラッ
ク信号4を監視して、一定時間以上Hレベルであったな
らば、トラック追従に或功しているものと判断する。 しかしもし、一定時間経過しないうちに、オントラック
信号4が再びLになった場合は、一旦無制御状態に戻り
、その後再びオントラック信号4がHになり、一定時間
連続してHとなるのを待つ。
明する。第1図は本発明の一実施例としての構成を示す
ブロック回路図である。この図においては密アクチュエ
ータの制御のための回路のみ示しているが、粗アクチュ
エー夕は光ヘッド5内にある図外の対物レンズ位置セン
サの出力に従い、密アクチュエー夕の動きに追従して密
アクチュエー夕が基準位置に戻るように制御されている
。 プリアンプ8は光ヘッド5内の図外のPD(フォトダイ
オード)で検出された信号を処理し、データ信号やサー
ボ用の信号を得るための回路である。ここではプリアン
プ8の出力信号として、本発明の説明に必要なトラッキ
ングエラー(TE)信号lと、戻り光光量信号3のみ図
示している。 前述のように戻り光光量信号3を二値化回路9により二
値化することより、オントラック信号4が得られる。 また通常のトラック追従時にはTE信号1が、サーボ回
路l1のための位置誤差信号として用いられ、シーク動
作時にはTB信号1を二値化回路10を介して二値化し
、第5図の回路で変換したトラッキングエラーゼロクロ
ス(TEZC)信号2Aが、速度検出および位置(移動
済トラック数)検出のために用いられる。 トラッキング制御時には制御用マイコン12はトラッキ
ング指令22をオンすることにより、ORゲート20を
介しスイッチS1を閉じることで、サーボループを閉じ
、フィードバック制御が行われるようにする. シーク時には制御マイコン12はトラッキング指令22
をオフし、フリップフロップ18へのクリア信号30を
オンする.これによりORゲート20の出力はLレベル
になり、スイッチSlが開かれることでトラッキング制
御のサーボループが切られる。 そして制御マイコンl2はシーク指令23をオンしてス
イッチS2を閉じ、D/A変換器21に密アクチュエー
タ6に対する駆動電流の指令値を設定することにより密
アクチュエータ6を制御する。 このシーク制御は目標速度と検出速度の速度差にもとづ
いて行われる。目標速度は目的トラックからの距離の関
数,すなわち残りトラック数の関数である。制御マイコ
ン12は内部にこの関数のテーブルを持っており、残り
トラック数が得られれば、このテーブルの参照により目
標速度を得ることができる。 残りトラック数は移動済トラック数から得る。 このためシーク開始後、制御マイコン12は内部のカウ
ンタでTEZC信号2Aの立上りエッジでカウントアッ
プすることにより、シーク開始から移動したトラックの
数、すなわち移動済トラック数を測定している。目的ト
ラック番号とシーク開始前に光スポットが位置していた
トラックの番号との差がシークトラック数であるが、残
りトラック数は(シークトラック数)一(移動済トラッ
ク数)によって得られる。以上のようにして各制御時点
で目標速度が得られる. 一方、実際の光スポットの移動速度の検出の検出はTE
ZC信号2Aの周期を測定することにより行われる.こ
のためTEZC信号2Aの立上りエッジのタイミングで
パルス生戒回路13により周期カウンタl5へのクリア
信号13aがつくられ、周期カウンタ15の出力がゼロ
にクリアされる。前記クリア信号13aが無くなると周
期カウンタ15はクロック発振回路14からのクロック
信号14aのカウントアップを開始する。次のTEZC
信号2Aの立上りで周期カウンタl5の値がレジスタ1
6にロードされる。そしてその直後、再びクリア信号1
3aにより周期カウンタ15がクリアされる。制御マイ
コン12はTEZC信号2Aの立上り後、レジスタ16
の値をリードすることにより周朋カウンタ15のカウン
ト数を得ることができ、周期カウンタl5が計数するク
ロック信号14aのクロフク周波数および光ディスクの
トラック間隔は定まっているため、光スポットが1トラ
ック移動したときの速度を算出することができる。これ
を検出速度とし先述した目標速度との差に応じて制御マ
イコン12は密アクチュエータ6に与えるべき駆動電流
を算出することができる. 制御マイコン12は以上のよう.に算出した駆動電流値
をD/A変換器21に出力する。これを光スポットがI
トラック移動するごとに繰返して制御を行う. 光スポットが目的トラックに近づいていくと光スポット
の移動速度は減速される。移動速度が規定速度以下にな
ると周期カウンタl5の値をデコーダl7でデコードし
た結果としての速度低下信号25がHになるように、デ
コーダ17が構成されている。 制111マイコン12はレジスタ16の出力をリードし
た結果、速度が遅い場合にはシーク指令23をオフして
スイッチS2を開きシーク制御をやめる。フリップフロ
ップ1日へのクリア信号30はシーク開始時にオンされ
たが、光スポットが数トラック、例えば2トラック移動
した後、制御マイコン12によりオフされているので、
デコーダ出力(速度低下信号)25がHになることによ
り、フリップフロップl8の出力がHとなる。このとき
オントラック信号4がHならばANDゲー目9.ORゲ
ー}20の出力がHとなり、スイッチs1が閉じられて
トラッキング制御が行われる。ここで例えば第2図(a
)のようにiD領域の影響でHのオントラック信号4力
咄なかった場合、トラッキング制御に切換える位置が悪
いため、トラック追従に失敗することが多い。すなわち
ここでトラッキング制御に入った場合、TE信号lの有
効検出範囲を外れる惧れがある。トラッキング制御は線
形制御論理により設計されており、TE信号lが非線形
となった場合、制御がうまく行かず暴走してしまうこと
が多い。 しかし本発明では光スポットSPTがトラック7aから
外れたとき、すなわちTE信号Iの有効検出範囲を外れ
たときには、オントラック信号4がLになり、ANDゲ
−ト19,ORゲート20(7)出力がLとなり、スイ
ッチS1が開かれてトラッキング制御が行われず、一旦
、無制御状態となる。そして再び光スポットSPTがト
ラック7a上に来たときトラッキング制御が行われる。 また減速が強すぎたり、偏心の影響を受けたりした場合
に、光スポットの移動速度がゼロになり、さらに逆方向
に進んでしまうことがある。この場合、従来の方法では
逆転前はT.EZC信号2Aの立上りがトラック中心で
あったのに、逆転後はTEZC信号2Aの立上りが溝の
中心になってしまい、溝の中心でトラッキング制御に移
行するため、暴走してしまう。本発明においては、オン
トラック信号4は光スポットの移動方向に無関係である
ため、第2図(b)のように方向が逆転した場合でも逆
転しなかった場合と同様にトラッキング制御に移行する
ことができる。 しかし前述したようにオントラック信号4がHの間だけ
トラッキング制御を行っていたのでは、トラッキング追
従に失敗しトラックずれを起こしてしまうため、トラッ
ク追従動作に入った後は制御マイコン12によりトラッ
キング指令22をHにして、オントラック信号4に無関
係に常にトラッキング制御を行うようにする。トラッキ
ング制御移行に威功したかどうかは、制御マイコンl2
がANDゲートl9の出力信号19aを介しオントラッ
ク信号4を監視して、一定時間以上Hレベルであったな
らば、トラック追従に或功しているものと判断する。 しかしもし、一定時間経過しないうちに、オントラック
信号4が再びLになった場合は、一旦無制御状態に戻り
、その後再びオントラック信号4がHになり、一定時間
連続してHとなるのを待つ。
以上のように本発明では、シーク終了時のトラッキング
制御への切換えにオントラック信号を用いてオントラッ
ク信号が有効のときのみトラッキング制御を行うように
したので、光スポットの進行方向が逆転した場合やオー
バトラックした場合でも暴走することがない。 さらに一定時間オントラック信号が有効であった場合、
それ以降はオントラック信号に関わらずトラッキング制
御を行うようにしたので、オントラック信号が正しく検
出できない場合でも安定したトラック追従を行うことが
できる。
制御への切換えにオントラック信号を用いてオントラッ
ク信号が有効のときのみトラッキング制御を行うように
したので、光スポットの進行方向が逆転した場合やオー
バトラックした場合でも暴走することがない。 さらに一定時間オントラック信号が有効であった場合、
それ以降はオントラック信号に関わらずトラッキング制
御を行うようにしたので、オントラック信号が正しく検
出できない場合でも安定したトラック追従を行うことが
できる。
第1図は本発明の一実施例としての構或を示すブロック
回路図、 第2図は第1図の動作説明用のタイムチャート、第3図
はディスク上の光スポット位置に応じて検出される各種
信号の波形図、 第4図はシー夕方向別のTE信号,TEZC信号の差異
を示す波形図、 第5図はTEZC信号の変換回路例を示す図、第6図は
オントラック信号の検出原理の説明図である。 l:トラッキングエラー(TE)信号、2A :トラッ
キングエラーゼロクロス(TEZC)信号、3:戻り光
光量信号、4:オントラック信号、5:光ヘッド、6:
密アクチュエー夕、7:光ディスク、7a :トラック
、7b :溝、SPT:光スポット、8:プリアンプ、
9.10:2値化回路、l1:サーボ回路、12:制御
マイコン、l3:パルス生成回路、14:クロック発振
回路、l5:同期カウンタ、l6:レジスタ、17:デ
コーダ、18:プリンプフ07プ、19:ANDゲート
、19a:ANDゲート出力信号、20:ORゲート、
21:D/A変換器、22:トラッキング指令、23:
シーク指令、24:バワーアンプ、25:速度低下信号
、30:クリア(α) to@戚 (b) オ211 TEdN号膚vJ検出賛l男 オ4図
回路図、 第2図は第1図の動作説明用のタイムチャート、第3図
はディスク上の光スポット位置に応じて検出される各種
信号の波形図、 第4図はシー夕方向別のTE信号,TEZC信号の差異
を示す波形図、 第5図はTEZC信号の変換回路例を示す図、第6図は
オントラック信号の検出原理の説明図である。 l:トラッキングエラー(TE)信号、2A :トラッ
キングエラーゼロクロス(TEZC)信号、3:戻り光
光量信号、4:オントラック信号、5:光ヘッド、6:
密アクチュエー夕、7:光ディスク、7a :トラック
、7b :溝、SPT:光スポット、8:プリアンプ、
9.10:2値化回路、l1:サーボ回路、12:制御
マイコン、l3:パルス生成回路、14:クロック発振
回路、l5:同期カウンタ、l6:レジスタ、17:デ
コーダ、18:プリンプフ07プ、19:ANDゲート
、19a:ANDゲート出力信号、20:ORゲート、
21:D/A変換器、22:トラッキング指令、23:
シーク指令、24:バワーアンプ、25:速度低下信号
、30:クリア(α) to@戚 (b) オ211 TEdN号膚vJ検出賛l男 オ4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)光磁気ディスク上のトラックを光スポットが横切る
トラック横断速度が所定速度以下となったことを検出す
る速度低下検出手段と、 前記光スポットが前記トラック上にあることを検出する
オントラック検出手段と、を備え、シーク制御中、前記
速度低下検出手段の検出が行われた後はシーク制御を止
め、前記オントラック検出手段の検出が行われている間
はトラッキング制御を行うと共に、該検出の無い間は無
制御とし、 且つ前記オントラック検出手段の検出の1回分の持続時
間が所定時間を越えたのちは常時、トラッキング制御を
行うようにしたことを特徴とする光磁気ディスク装置の
シーク制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23362589A JPH0397124A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 光磁気ディスク装置のシーク制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23362589A JPH0397124A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 光磁気ディスク装置のシーク制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0397124A true JPH0397124A (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=16957980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23362589A Pending JPH0397124A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 光磁気ディスク装置のシーク制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0397124A (ja) |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP23362589A patent/JPH0397124A/ja active Pending
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