JPH0396597A

JPH0396597A - トンネル掘削機

Info

Publication number: JPH0396597A
Application number: JP1233334A
Authority: JP
Inventors: Yukio Futaki; 幸男二木; Fukuju Sakaguchi; 福寿坂口; Tadashi Kono; 正河野
Original assignee: Nippon Koki Co Ltd; Tekken Corp
Current assignee: Nippon Koki Co Ltd; Tekken Corp
Priority date: 1989-09-08
Filing date: 1989-09-08
Publication date: 1991-04-22
Anticipated expiration: 2013-06-04
Also published as: JP2760861B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、トンネル掘削機の改良に関する。

（従米の技！）トンネル掘削機は例えば第４図に示すように構或されて
いる．すなわち、クローラ２０により走行する掘削機本
体２１の前部にターンテーブル２２が設けられ、地山を
掘削するカッター２５がこのターンテーブル２２上の水
平軸２３に伸縮式のブーム２４を介して支持される。プ
ーム２４はターンテーブル２２の駆動により一体に水平
旋回し、掘削機本体２１との間に介装した油圧シリング
２８の伸縮に応じて水平紬２３を支点に上下に回動する
。また、油圧シリング２つの伸縮に応じて先端１２４Ａ
を伸縮する。掘削はこのようなブーム２４の上下及び左
右への回動と伸縮とによりカッター２５を移動しながら
行なわれる。

また、掘削機本体２１にはカッター２５が掘削したずり
をかき寄せるギヤザリング２６がブーム２４の下方に備
えられ、かき寄せたすりを掘削磯本体２１の後方へ移送
する移送装置としてコンベア２７が掘削磯本体２１を貫
通して設けられる。

（発明の課題）ところで、トンネルの施工は例えば次のような工程で行
われる。すなわち、掘削代により地山を掘削し、掘削し
たず９を後方へ移送した後、掘削した断面の内側に支保
工を組み立て、掘削面にコンクリートを吹き付け、最後
に掘削面にロックボルトを打設する。

これらの各工程はトンネルを一定距離（例えば１〜１．
５ｍ＋）ｉり進むごとに繰り返して行なわれ、その都度
、掘削機は削孔装置やコンクリート吹付機など他の１！
設８！↑戒と入れ替えられる。しかしながら、断面の小
さなトンネルの中ではこのような機械の入れ替えは容易
でなく、これがトンネル工事を効率良く進める上での障
害となっていた。

本発明は、以上の問題点を解決すべく、一台で各種の作
業を行うことのできるトンネル掘削機を提供することを
目的とする，（課題を達威するための手段）本発明は、走行装置を備えた掘削磯本体と、ブームを介
して掘削機本体に支持されるカッターと、カッターの掘
削したずりを掘ｒＴａ機本体の後方へ移送する移送装置
とを備えたトンネル掘削磯において、前記ブーム上に折
りたたみ式の足場と、トンネル掘削面にコンクリートを
吹き付けるコンクリート吹付装置とを備えている。

（作用）カッターにより切羽を掘削し、掘削したずりを移送装置
により後方へ移送した後、ブーム上に展開させた足場か
ら支保工を組み立て、同じくブーム上に備えた吹付装置
によりコンクリートを掘削面に吹き付けた後、再び足場
を利用してロックボルトを打設する．これにより、機械
を入れ替えずにトンネルの施工が行える。

（＊施例）ｔｊＳ１図〜第３図に本発明の実施例を示す。

ＰｔｔＪｌ図において、１は土コンクリートを噴出する
筒状のコンクリート噴出ノズル２を、ホルグ３とアーム
４と〃イド７レーム５と垂直の回転基板６とを介して、
前記従米例と同様に構或されたブーム２４の上に支持し
たコンクリート吹付装置であり、回転基板６はブーム２
４上に据え付けたトルク７クチェエータフに結合し、ト
ルクアクチュ工一夕７の駆動に応じてブーム２４の横断
面に沿って回転変位する．ホルグ３はアーム４の先端にヒンノ８を介して結合し、
アーム４との間に介装した油圧シリング９の伸縮に応じ
て上下方向に回動する。また、ア一ム４は〃イドフレー
ム５にスライド自由に嵌合し、ガイドフレーム５との開
に介装された図示されないアクチュエー夕の駆動に応じ
てがイドフレーム５に沿って走行する。この〃イドフレ
ーム５は回転基板６にヒンノ１０を介して結合し、回転
基板６との間に介装した油圧シリンダ１１の伸縮に応じ
て先端を上下に回動する。

また、プーム２４上には折りたたみ式の足場１２が支持
される。足場１２はプーム２４上に＃Ｊ後方向にスライ
ド自由にｌ’４威され、コンクリート吹付装置１の下方
に収納される。足場１２はブーム２４に走行可能に支持
された本体１２Ａと、その両側端にヒンジ結合する、第
２図に示すような折りたたみ式の展開部１２Ｂからなる
．また、本体１２Ａと展開部１２Ｂの外周に沿って立設
される着脱式の手摺１３と、足場１２の使用時にこれら
の手摺１３の間に張り渡す、落下防止用のチェーン１４
とが別に備えられる。

なお、掘削機のこの他の構或は第４図に示した前記従来
例と同一である。

次に作用を説明する。

この掘削機を使用してのトンネルの構築は次のように行
なわれる．まず、カッター２５を駆動して切羽を掘削し、掘削した
ずりをギヤザリング２６により集積した後、コンベア２
７により掘削磯本体２１の後方へと移送する．移送され
たすりはグンプトラックなどに積み替えて坑口から搬出
される６一定区間の掘削並びにずりの搬出が終わったら、次にブ
ーム２４を油圧シリンダ２８により水平に保持し、プー
ム２４の上の足場１２を弟１図の実線に示す格納位置か
ら破線に示す作業位置へと移動し、折りたたまれた展開
部１２Ｂを外側へと展開して手摺１３を装着し、チェー
ン１４を連結する。このようにして組み立てられた足場
１２を用いて支保工を組み立てる。

その後、コンクリート吹付装置１を用いて生コンクリー
トをトンネルの壁面に吹き付ける。このために、第３図
の破線で示す格納位置から油圧シリング９を収縮させて
噴出ノズル２を実線に示すように使用位置に回動する．
そして、アクチュエータの駆動によりアーム４を〃イド
７レーム５に沿って駆動し、噴出ノズル２を図の鎖線位
置との間で移動するとともに、トルクアクチェエータ７
の駆動により回転基板６を適宜回転させて噴出ノズル２
を各方向に向け、トンネル壁面に生コンクリートを吹き
付ける。この時、必要に応じてプーム２４を上下左右に
回動する。

生コンクリートの吹き付けが完了したら、次に足場１２
上から岩盤に口７クボルトを打設する．打設後は足場１
２を折りたたんで収納位置に収納し、クローラ２０の駆
動により掘削機を前進させて次の区間の掘削を行う。

このようにして、掘削、支保工の組み立て、コンクリー
トの吹き付け及びロックボルトの打設の各作業がすべて
一台の掘削機を利用して行われるので、ｆｉ？戒の入れ
替えに要する時間のロスがなく、効率良くトンネルが施
工される．（発明の効果）以上のように、本発明は掘削機のカッターを支持するブ
ーム上に折りたたみ式の足場とコンクリート吹付装置と
を備えたので、掘削、支保工の組み立て、掘削面へのコ
ンクリートの吹き付け及びロックボルト打設の各作業を
一台の掘削慨で行うことができる．このため、工程ごとにａｔ戒を入れ替える必要がなく、
機械の入れ替えに要する時間が節約されるので、トンネ
ル工事の作業効率を大幅に高めることができる。

また、必要とする作業機械の数が減少するので、トンネ
ル内の作業スペースも増加する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ので実施例を示すトンネル掘削機の要部
側面図、第２図は同じく要部平面図、第３図はコンクリ
ート吹付装置の側面図である。また、！ｌ￥４図は従米例を示すトンネル掘削磯の側面
図である．１・・・コンクリート吹付装置、２・・・噴出ノズル、
３・・・ホルダ、４・・・アーム、５・・・〃イドフレ
ーム、６・・・回転基板、７・・・トルクアクチュエー
タ、１２・・・足場、１２Ａ・・・足場本体、１２Ｂ・
・・展開部、１３・・・手摺、２０・・・クローラ、２
１・・・掘削機本体、２４ブーム、２５・・・カッター
　２６・・・ギヤザリング、２７・・・コンベア。

Claims

【特許請求の範囲】

走行装置を備えた掘削機本体と、ブームを介して掘削機
本体に支持されるカッターと、カッターの掘削したずり
を掘削機本体の後方へ移送する移送装置とを備えたトン
ネル掘削機において、前記ブーム上に折りたたみ式の足
場と、トンネル掘削面にコンクリートを吹き付けるコン
クリート吹付装置とを備えたことを特徴とするトンネル
掘削機。