JPH0395828A - 蛍光ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は螢光ランプの口金の構造に関するものである。

〔従来の技術〕

第７図は従来の装置の環状螢光ランプを示す斜視図であ
る。発光管１の端部１ａ，ｌａは樹脂製の口金２に固着
されており、口金２の取付面２ａには４本の口金ピンが
植設されている。

この環状螢光ランプのサイズの一例を示すと、外形２０
５ｍｍ，管径２９ｍｍであり、管壁負６ｊは４５〜６　
５　［ａｗ／　（Ｊ］となっている。ただし、最近は照
明器具のインテリア性が重要視されるようになってきて
いる。そのため、Ｕ字形螢光ランプやダブルＵ字形螢光
ランプなどではさらにサイズを小さくしてコンパクト化
すると共に、高輝度を実現したものも多く製造されるに
至っており、こ，Ｑようなコンパクト化された螢光ラン
プでは、その管壁負荷も８　０　［ＩＩｖ／　ｃＪ］以
上となっている。

このため、本発明者らは環状螢光ランプについても同様
に高程度化を図っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、第７図のような環状螢光ランプを器具に
取付けた後、電原用ソケットを口金ピン３に差込む作業
を行う場合、口金ピン３は取付面２ａに固定され、向き
を変えることができないため、このソケットを差込む作
業は必ずしも容易なものではない。特に、口金ピン３は
環状発光管１の内側に向いているため、差込み作業を一
層困難なものにしていた。

また、インテリア設計の都合上、室内の外観を損うこと
なく照明方向だけを変更する必要が生じる場合がある。

しかし、第７図のような環状螢光ランプでは、照明器具
そのものの取付位置あるいは取付方向を調整して対処せ
ざるを得す、コンパクト化を行なったにもかかわらずイ
ンテリア設計上の要求を充分に満足し得るものではなか
った。

本発明は上記事情に鑑みてなれさたものであり、電源用
ソケットの差込み作業を容易にすると共に、インテリア
設計上の要求を充分に満足し得る螢光ランプを提供しよ
うとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記課題を解決するための手段として、口金ピ
ンを有する口金を発光管に装着して成る螢光ランプにお
いて、前記口金は口金ピンを植設した口金ピン取付部材
と、発光管に装着された口金本体とからなり、口金ピン
取付部材は口金ピンの軸と玉直な方向を回動軸として口
金本体に組付けられている構成としてある。

〔作　用〕

上記構戊においては、口金ピンが回動するようになって
おり、電源側ソケットを差込むのに都合のよい角度に口
金ピンの向きを変えることかできる。

また、口金及び発光管と、口金ピンとは相対的に回動可
能となっているため、口金ピンの方が、口金ピンを中心
にして回動することになる。したがって、器具の取付位
置あるいは取付方向等を調整することなく照明方向を変
えることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図及び第６図に基づいて説
明する。

第１図において、発光管１の端部は口金４に固着されて
おり、回動体５に取付けられている口金ピン３は矢印方
向に回動可能となっている。

これら口金４及び回動体５の構造は第２図に示すように
なっている。すなわち、口金４は二つ割れの構造となっ
ており、樹脂製の上部体６及び下部体７とから構成され
ている。上部体６には切欠部６ａが設けられると共に爪
部６ｂが形成されており、裏面には一対の環状突起を設
けることにより環状溝６Ｃが形成されている。一方、下
部体７には切欠部７ａが設けられると共に爪部６ｂと係
合する四部７ｂが形成されており、奥面には上部体６と
同様に環状！７ｃか形成されている。

回動体５は樹脂製のものであり、両サイドに一対のリン
グ部５ａ，５ｂを有している。これら一対のリング部５
ａ，５ｂの間には、半周程度の妬を有する取付部５ｂ（
口金ピン取付板）が形成されており、この取付部５ｂに
４本の口金ピン３が植設されている。なお、リング部５
ａ，５ｂには弥撥力をもたせるための切欠部５Ｃが設け
られている。また、取付部５ｂの裏側には、第３図に示
すように、口金ピンを確実に支持すると共に、リード線
を案内するためのスリーブ５ｄが形成されている。

次に、上記のように構成される本実施例の組立て方を簡
単に説明する。まず、第４図に示すように、発光管１の
端部１ａ，ｌａから、フィラメントに接続されているリ
ード線８を引出し、このリード線８に絶縁チューブ８′
をかぶせ、その先端をスリーブ５ｄに押入し、リード線
８と口金ピン３との接続を行う。この場合、リード線８
の長さは、口金ピン３の回動を考慮してある程度余裕を
もたせておく。

次いで、この回動体５を端部１ａ，ｌａの中間に位置さ
せた状態で、リング部５ａに下部体７の環状溝７ｃを嵌
合させ、さらに、上部体６の環状満６Ｃも嵌合させるよ
うにする。

そして、上部体６を下部体７に押圧して爪部６ｂを凹部
７ｂに係合する。このとき、リング部５ａには切欠部５
Ｃが設けられており、リング部５ａは僅かながら変形す
ることができるので、爪部６ｂと凹部７ｂとの係合を円
滑に行うことができる。

また、爪部６ｂと凹部７ｂとが係合された後、リング部
材５ａには切欠部５ｃを中心として上下方向に向かう弾
撥力が生じるので、リング部５ａと環状溝６ｃ，７ｃと
の間には充分な摩擦力が発生する。

このようにして組立てられた螢光ランプは、第１図に示
したように、口金ピン３を回動体５と共に矢印方向へ回
動させることができるので、電源用ソケットの差込み作
業を容易に行うことができる。特に、第１図の螢光ラン
プは第７図のものと異なり、口金ピン３が外側を向いて
いるため、ソケットの差込み作業を一層容易に行うこと
ができる。

また、口金ピン３と、発光管１及び口金４とが相対的に
回動できるようになっているので、第１図の矢印方向に
関して、発光管１の角度を自由に調節して、照明方向を
変更することができる。

例えば、第５図に示すように、壁而９に電源用ソケット
１０を設置し、この電源用ソケット１０に口金ピン３を
差込むように設計することもできる。そして、口金ピン
３を差込んだ後、発光管１を矢印方向に回動させること
によって照明方向を自由に調節することができる。この
とき、前述したように、リング部５ａと環状溝６ｃ，７
ｃとの間には充分な摩擦力があり、また、発光管１のサ
イズは従来の口金構造を有する環状螢光ランプに比べて
小さなものであるため（管外形１７．５ｍｍのバルブを
環外径１５８ｍｍ，環内径１２３市に構成している。）
、上側方向に回動させた発光管１が次第に下がってくる
ようなことはなく、回動後の姿勢をそのまま保持するこ
とかできる。

なお、上記実施例では、口金ピン３が環状の発光管１の
外側へ向いたものについて示したが、第７図のように、
口金ピン３を環状の発光管１の西側へ向けたものについ
ても適用可能である。

また、第５図において、発光管１の回動後の姿勢を一層
確実にするために、リング部５ａと環状溝６ｃ，７ｃと
のそれぞれの接触面にギヤ部を設けて噛み合わせるよう
にすることもできる。

第６Ｆ１！Ｊは本発明の他の実施例を示すものであり、
発光管１を環状とせずに、同一平面内で略Ｗ字形に屈曲
したものである。ここでは口金ピンは、口金ピン取付部
材が口金本体から突出した口金本体から突出した突出部
を有しており、この突出部に口金ピンが植設されている
。この突出部はソケット側の凹部（図示せず）に１茨合
してピンに螢光ランプの重さによるモーメントがかから
ないようにしており、いわばこの突出部が螢光ランプを
支持している。突出部の側面のつめはソケットからラン
プが抜けるのを防止するためのものである。

〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、口金ピンを口金
及び発光管に対して所定方向へ回動し得るように構成し
たので、口金ピンに電源用ソケットを差込む作業を容易
に行うことができる。また、口金ピンの側を固定して、
発光管の側を回動させることもでき、照明方向を簡単に
変更することができるので、インテリア設計上の要求を
充分に満足することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図乃至第４
図は第１図における各構成部材の形状を示す斜視図、第
５図は第１図のものの使用刈を示す説明図、第６図は本
発明の他の実施例を示す斜視図、第７図は従来例を示す
斜視図である。 １・・・発光管、３・・・口金ピン、４・・・口金、５
・・・同動体、５ｂ・・・口金ピン取付部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 口金ピンを有する口金を発光管に装着して成る螢光ラン
   プにおいて、 前記口金は口金ピンを植設した口金ピン取付部材と、発
   光管に装着された口金本体とからなり、口金ピン取付部
   材は口金ピンの軸と垂直な方向を回動軸として口金本体
   に組付けられていることを特徴とする螢光ランプ。