JPH0395646A - ジャーナル処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はジャーナル処理方式に関し、特に、操作の内容
，入力データ，処理結果等をジャーナルとして自身の持
つファイルに記録する端末装置のジャーナル処理方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来の、一般的なジャーナル処理方式においては、ジャ
ーナルファイルの空領域が残量少となったとき、ジャー
ナルファイルがフロッピディスク内にある場合には、該
フロツピディスクの交換を行い、また、ジャーナルファ
イルが固定ディスク内にある場合には、上位局へジャー
ナルデー夕を送信し、上位局からの指示に従ってジャー
ナルファイルを初期化していた。

なお、この種の装置として関連するものには、例えば、
特開昭６０−２３３７５５号公報に開示された装置を挙
げることができる。

〔発明が解決しようとする！題］ 上記従来技術は、ジャーナルファイルが固定ディスク内
にあり、ジャーナルファイルの空領域が残量少となった
とき、上位局へジャーナルファイル内のデータを送信す
るためのインタフェースを持たないシステムについては
配慮されておらず、この場合には、ジャーナルファイル
の空領域残量少発生時に、ジャーナルファイルの内容を
フロッピディスクにコピーし、その後、固定ディスク内
のファイルを初期化しなければならず、オペレータの作
業効率が悪いという問題があった。

一方、上述の、上位局へジャーナルファイル内のデータ
を送信するためのインタフェースを持つシステムにおい
ても、近年の、端末装置の高インテリジェント化，１台
当たり処理件数の増加，あるいは上位局に接続される端
末装置の台数増加等に伴い、上位局に送信されるジャー
ナルデータのデータ量が膨大となり、上位局側でも送信
されたジャーナルデータを磁気テープ等にコピーする操
作が頻繁になるという問題から、ジャーナルデータの長
期保存は止め、必要な情報はホストで一括してプリント
アウトする運用に変更されつつあるという事態にある。

この場合、端末装置には、複数日付のジャーナルデータ
を保持しながら、ジャーナルファイル残量少発生時にも
、自動的に記録を継続する機能が必要とされる。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、ジャーナルファイルの空領域が残量少となった場
合に、コピー作業を行わずに、ジャーナルデータの取得
を続行させ得るジャーナル処理方式を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、ジャーナルファイルの
残量少発生時に、ホストと同期をとり、抹消不可データ
の保護を可能としたジャーナル処理方式を提供すること
にある。本発明の更に他の目的は、ジャーナルファイル
が固定ディスクである場合の従来技術と併用することに
より、ジャーナルファイルの残量少発生時に、ジャーナ
ルファイル内の抹消不可データの保護とジャーナルデー
タの記録継続とを両立させることを可能としたジャーナ
ル処理方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、上位装置に接続され、前記上位装
置から送信されたデータをジャーナルデータとして複数
日分登録する如く構成された端末システムにおいて、前
記ジャーナルデータを保有するファイル（ジャーナルフ
ァイル）中のジャーナルデータが満杯になった場合に、
最も古い日付のジャーナルデータを解放し、ジャーナル
ファイルが満杯になった場合にも、複数日分のジャーナ
ルデータを継続して記録するようにしたことを特徴とす
るジャーナル処理方式、より詳細には、最も古い日付の
ジャーナルデータを解放する前に、該日付をホストに送
信してジャーナルデータの抹消可否を判断させ、その結
果が抹消可の場合、当該ジャーナルデータを解放すると
ともに、必要なデータを保護することを特徴とするジャ
ーナル処理方式、または、端末が保持すべき最も古いジ
ャーナルデータの日付をホストから端末に予め指示して
おき、ジャーナルファイルが満杯になった場合にこれに
基づいて、端末が当該ジャーナルデータの抹消処理を行
うようにしたことを特徴とするジャーナル処理方式によ
って達成される。

［作用］ 本発明に係るジャーナル処理方式においては、ジャーナ
ルデータの記録終了後、ジャーナルファイル残量少が発
生した場合に、最も昔に記録した日付のジャーナルデー
タの最終記録位置を、空領域最終ポインタとし、また、
日付単位のジャーナルデータの先頭記録位置と最終記録
位置とを記録するインデックステーブノレから、当該日
付のデータを抹消する。更に、ジャーナルデータの記録
にあたり、記録位置がジャーナルファイルの最終レコー
ドを越える場合は、まず、上記最終レコードまで記録し
、その後、次回記録ポインタをジャーナルファイルデー
タ領域の次頭へ移動させ、続きのジャーナルデータを記
録する。これにより、ジャーナルファイルが残量少とな
っても、最も昔に記録した日付のジャーナルデータを抹
消し、空領域として、ジャーナルデータの記録を継続す
ることが可能になる。

また、ジャーナルファイルの残量少発生時、最も昔に記
録されたジャーナルデータの日付をホストに送信し、ジ
ャーナルデータの抹消可否を判断させ、その結果に基づ
いてジャーナルデータの抹消を行うことにより、ホスト
処理が終了していないため抹消できない日付のジャーナ
ルデータな保護することが可能になる。

更に、ホストから事前に、ホスト処理が終了していない
最も昔の日付を端末側に指示しておき、ジャーナルファ
イル残量少発生時に、最も昔に記録されたジャーナルデ
ータの日付を上記日付と比較して、ジャーナルデータの
抹消可否を判断することにより、ジャーナルファイル残
量少発生時における問合せを止め、ジャーナルデータの
抹消をスムーズに行うことが可能になる。

また、上記方式と、ジャーナルデータを上位局に送信後
に、ジャーナルファイルを初期化する従来方式と併用す
ることにより、最も昔に記録されたジャーナルデータが
、ホスト処理が終了していない日付のデータである場合
に、そのジャーナルデータを上位局へ送信し、送信後に
抹消して空領域を拡大できるようになるので、ジャーナ
ルデータを保護し、更に、ジャーナルデータの記録も継
続可能となる。

〔実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は，本発明が適用される端末システムの一例を示
すブロック図である。図において、１は端末装置の制御
部、２はジャーナルファイルが格納されている固定ディ
スク装置、３はディスプレイ、４はキーボード、５は端
末装置の上位局、６はホストシステムを示している。

第３図は、上記ジャーナルファイルのフォーマットの一
例を示すものであり、同図（ａ）は未使用の状態、（ｂ
）は１日分のデータを記録した状態、（Ｃ）は２日分の
データを記録した状態を示している。また、同図（ｄ）
〜（ｆ）は、日付単位のジャーナルデータの先頭記録位
置と最終記録位置、および日付を記録するインデックス
テーブルのフォーマットを示すもので、上述の第３図（
ａ）〜（Ｃ）に対応して、同図（ｄ）は未使用の状態、
（ｅ）は１日分のデータを記録した状態、（ｆ）は２日
分のデータを記録した状態を示している。なお、図にお
いて、Ｐはジャーナルデータの次回記録位置を示す次回
記録ポインタ、Ｐ１はジャーナルデータを記録可能な最
終位置を示す空領域最終ポインタ、９は空領域を示して
いる。また、Ｐ８は日付単位のジャーナルデータの先頭
記録位置を示すポインタ、Ｐ６は日付嘔位のジャーナル
データの最終記録位置を示すポインタ、ｌ２は日付単位
のジャーナルデータの記録領域、ｌ３はジャーナルデー
タの記録日イ寸である。

第１図は、本実施例の特徴的な動作を示すフローチャー
トであり、第１図（ａ）は、ジャーナルデータ記録後に
実行される、ジャーナルファイル残量少判定処理の流れ
を示すフローチャート、同図（ｂ）は、ジャーナルデー
タを抹消する、ジャーナルデータ抹消処理の流れを示す
フローチャート、同図（Ｃ）は、ジャーナルデータの次
回記録ポインタ　Ｐ１をジャーナルファイルの先頭に戻
す、ラップアラウンド処理の流れを示すフローチャート
である。また、第４図（ａ）と（ｂ）は、ジャーナルデ
ータ抹消前のジャーナルファイルとインデックステーブ
ルを示す図、同（Ｃ）と（ｄ）は、ジャーナルデータ抹
消後のジャーナルファイルとインデックステーブルを示
す図を示している。

以下、第１図〜第４図を用いて、本実施例の全般的な動
作の説明を行う。

第２図，第３図において、上位局５およびホスト６から
端末装置にジャーナルデータが送信されると、端末装置
の制御部１は、固定ディスク２内のジャーナルファイル
上の次回記録ポインタ　Ｐの位置から、ジャーナルデー
タを記録する。このとき、当日の最初のジャーナルデー
タを記録する位置を、日付単位のジャーナルデータ先頭
記録位置を示すポインタ　Ｐ９に記録し、合せて、日付
を記録日付ｌ３に記録する。更に、日付が変更になった
場合は、次回記録ポインタ　Ｐ１の直前のデータ記録位
置を、前日のジャーナルデータ最終記録位置を示すポイ
ンタ　Ｐ６に記録する。

ジャーナルデータの記録終了後、第１図（ａ）に示すジ
ャーナルファイル残量少判定処理に従い、残量少か否か
の判定を行う。ここでは、次回記録ポインタ　Ｐ１に一
定の値ｎを加えた値が、空領域最終ポインタ　Ｐ，を越
えた場合を、残量少とする（ステップ２１〜２３）。ま
た、次回記録ポインタ　Ｐが、空領域最終ポインタ　Ｐ
．未満であれば、次回記録ポインタ　Ｐ１に一定の値ｎ
を加え、更に、ジャーナルファイルの総レコード数Ｒを
減算した値が、空領域最終ポインタ　Ｐ，を越えた場合
に残量少とする（ステップ２４と２３）。そして、残量
少と判定した場合は、第１図（ｂ）に示すジャーナルデ
ータ抹消処理に従い、最も昔に記録したジャーナルデー
タを抹消する。

すなわち、第４図（ａ）において、空領域９に記録可能
なジャーナルデータがｎ未満の場合は、インデックステ
ーブル先頭の日付単位のジャーナルデータ最終記録位置
を示すポインタ　ＰＦ：を空領域最終ポインタ　Ｐ．と
じ、更に、インデックステーブル先頭のデータを抹消す
る（ステップ２５と２６）。

これによって、第４図（ｂ）に示す如く、最も昔に記録
されたジャーナルデータ（頭域ｌ２内）が抹消され、空
領域９が拡大する。また、ジャーナルデータ記録時、次
回記録ポインタ　Ｐ１が、ジャーナルファイル最終レコ
ード（ＥＯＥ）を越える場合には（ステップ２７），第
１図（Ｃ）に示した処理に従い、ジャーナルデータの次
回記録ポインタ　Ｐ　をジャーナルファイル先頭に移し
（ステップ２８）、シャーナルデータの記録を継続する
。

次に、上記実施例に，第５図に示したジャーナルデータ
抹消可否ホスト間合せ処理を加えた例を説明する。この
ジャーナルデータ抹消可否ホスト間合せ処理は，第１図
（ｂ）のジャーナルデータ抹消処理実行前に実行する。

つまり、ジャーナルファイル残量少発生時、インデック
ステーブル先頭の日付をホストへ送信して、ジャーナル
データの抹消可否を間合せる（ステップ３１）ものであ
る。ホスト回答が抹消可の場合は、ジャーナルデータを
抹消し（ステップ３２〜３４）、ジャーナルデータの記
録を継続する。また、ホスト回答が抹消不可の場合は、
ディスプレイ３にジャーナルファイル残量少発生の警告
メッセージを表示し（ステップ３５）、オペレータに端
末装置の使用中止を促す。

本実施例によれば、ホスト処理が終了してぃないため抹
消できない日付のジャーナルデータを保護することが可
能になる。

更に、従来のジャーナルデータ送信後に、送信済みジャ
ーナルデータを削除し、そこにジャーナルデータを記録
する方式と併用して、ディスプレイ３にジャーナルファ
イル残量少発生の警告メッセージを表示するようにした
場合には、オペレータが、キーボード４でジャーナルデ
ータを送信する操作を行うか、あるいは、端末装置自身
が自動的に送信することによって、抹消可能なジャーナ
ルデータが無い場合も、ジャーナルデータの記録を継続
することができる。

また、第２図において、ホスト６から、ホスト処理が終
了していない最も昔の日付を端末側に指示しておき、そ
の日付を端末装置のディスク２内のホスト処理未完日付
記憶エリア１４に記憶させ、更に、第５図に示した処理
に代えて、第６図に示す処理フローにより、ジャーナル
データの抹消可否を判断する方式が考えられる。つまり
、事前にホスト処理未完のため抹消できないジャーナル
デ一夕を端末装置に記録しておき、ジャーナルファイル
残量少発生時，ＩＹ１述のインデックステーブル先頭日
付が上述のホスト処理未完日付以前の場合にはジャーナ
ルファイルを抹消しくステップ３６と３７）、インデッ
クステーブル先頭日付が、上述のホスト処理未完日付以
降である場合にはジャーナルファイルの抹消は行わず、
ディスプレイ３にジャーナルファイル残量少発生の警告
メッセージを表示して（ステップ３８）、オペレータに
端末装置使用中止を促すものである。

本実施例によれば、ホスト処理が終了していないため抹
消できない日付のジャーナルデータを保護することが可
能になる。

更に、先の実施例と同様に、従来方式と併用することに
より、抹消可能なジャーナルデータが無い場合もジャー
ナルデータの記録を継続することが可能になる。

上記各実施例は、本発明の一例を示したものであり、本
発明はこれらに限定されるべきものではないことは言う
までもない。

［発明の効果１ 以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、上位装置
に接続され、Ｍｉｉ記上位装置から送信されたデータを
ジャーナルデータとして複数日分登録する如く構成され
た端末システムにおいて、前記シャーナルファイル中の
ジャーナルデータが，菌杯になった場合に、最も古い日
付のジャーナルデータを解放し、ジャーナルファイルが
満杯になった場合にも、複数日分のシャーナルデータを
継続して記録する如く構成したことにより、ジャーナル
ファイルの空きエリアが残量少となった場合に、コピー
作業を行わずに、ジャーナルデータの取得を続行させる
ことを可能とするジャーナル処理方式を実現できるとい
う顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例に係るジャーナル処理
方式における、ジャーナルファイル磁承少判定処理の流
れを示すフローチャート、同（ｂ）は同ジャーナルデー
タ抹消処理の流れを示すフローチャート、同（Ｃ）は同
ジャーナルデータのラップアラウンド処理の流れを示す
フローチャ−１・、第２図は本発明が適用される端末シ
ステムの一例を示すブロック図、第３図はシャーナルフ
ァイルおよびインデックステーブルのフォーマットの一
例を示す図、第４図はジャーナルデータ削除前後のジャ
ーナルファイルおよびインデックステーブルを示す図、
第５図，第６図は他の実施例の動作を示すフローチャー
トである。 ｌ：端末装置、２：固定ディスク装置、３・ディスプレ
イ、４：キーボード、５：上位局、６ホスト、９：ジャ
ーナルファイル空領域、１２：日付単位のジャーナルデ
ータ記録領域、１３：ジャーナルデータ記録日付、１４
：ホスト処理未完日付記憶エリア。 第 ２ 図 −３０４一 ３ 図（そのｌ） 第 ５ 図 第 ６ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上位装置に接続され、前記上位装置から送信された
   データをジャーナルデータとして複数日分登録する如く
   構成された端末システムにおいて、前記ジャーナルデー
   タを保有するファイル（ジャーナルファイル）中のジャ
   ーナルデータが満杯になった場合に、最も古い日付のジ
   ャーナルデータを解放し、ジャーナルファイルが満杯に
   なった場合にも、複数日分のジャーナルデータを継続し
   て記録するようにしたことを特徴とするジャーナル処理
   方式。 ２、前記最も古い日付のジャーナルデータを解放する前
   に、該日付をホストに送信してジャーナルデータの抹消
   可否を判断させ、その結果が抹消可の場合、当該ジャー
   ナルデータを解放するとともに、必要なデータを保護す
   ることを特徴とする請求項１記載のジャーナル処理方式
   。 ３、前記端末が保持すべき最も古いジャーナルデータの
   日付をホストから端末に予め指示しておき、ジャーナル
   ファイルが満杯になった場合にこれに基づいて、端末が
   当該ジャーナルデータの抹消処理を行うようにしたこと
   を特徴とする請求項１記載のジャーナル処理方式。 ４、上位装置に接続され、前記上位装置から送信された
   データをジャーナルデータとして複数日分登録する如く
   構成された端末システムにおいて、前記ジャーナルファ
   イル中の最も古いジャーナルデータの日付をホストに送
   信してジャーナルデータの抹消可否を判断させ、その結
   果が抹消可の場合のみ、ジャーナルデータが満杯になっ
   た場合に当該ジャーナルデータを解放することにより必
   要なデータを保護する方式と、ジャーナルデータが満杯
   になった場合に、前記最も古い日付のジャーナルデータ
   を上位装置に送信し、送信済みのジャーナルデータを抹
   消し、新たなジャーナルデータを記録可能とする方式と
   を併用することを特徴とするジャーナル処理方式。 ５、上位装置に接続され、前記上位装置から送信された
   データをジャーナルデータとして複数日分登録する如く
   構成された端末システムにおいて、前記端末が保持すべ
   き最も古いジャーナルデータの日付をホストから端末に
   予め指示しておき、ジャーナルファイルが満杯になった
   場合に、これに基づいて、端末が当該ジャーナルデータ
   の抹消処理を行う方式と、ジャーナルデータが満杯にな
   った場合に、前記最も古い日付のジャーナルデータを上
   位装置に送信し、送信済みのジャーナルデータを抹消し
   、新たなジャーナルデータを記録可能とする方式とを併
   用することを特徴とするジャーナル処理方式。