JPH039482A - パラメトリック図形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法 - Google Patents
パラメトリック図形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法Info
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- JPH039482A JPH039482A JP1143067A JP14306789A JPH039482A JP H039482 A JPH039482 A JP H039482A JP 1143067 A JP1143067 A JP 1143067A JP 14306789 A JP14306789 A JP 14306789A JP H039482 A JPH039482 A JP H039482A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
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- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はCAD装置等で使用するパラメトリック図形処
理装置に係り、特に、作成した図形の一部を変更したと
きのデータ処理に好適なパラメトリック図形処理装置と
そのデータ入力方法及びデ−タ管理方法に関する。
理装置に係り、特に、作成した図形の一部を変更したと
きのデータ処理に好適なパラメトリック図形処理装置と
そのデータ入力方法及びデ−タ管理方法に関する。
複雑な図形を作成する場合、丸、円弧、四角、リング形
状環、線素で描かれた単位基本図形を組み合わせて作成
するパラメトリック図形処理装置がある。従来のパラメ
トリック図形処理装置は、例えば特開昭61−2736
70号公報記載の様に、使用する単位基本図形の個々の
線素の長さや方向等のパラメータを全て個々に設定して
いる。つまり、矩形図形であれば縦線の長さと横線の長
さ(三次元図形であれば厚さも)、リング形状であれば
内径と外径の大きさを全て個々に全部指定し、指定した
データをコンピュータが解析して図形を画面に表示する
様になっている。
状環、線素で描かれた単位基本図形を組み合わせて作成
するパラメトリック図形処理装置がある。従来のパラメ
トリック図形処理装置は、例えば特開昭61−2736
70号公報記載の様に、使用する単位基本図形の個々の
線素の長さや方向等のパラメータを全て個々に設定して
いる。つまり、矩形図形であれば縦線の長さと横線の長
さ(三次元図形であれば厚さも)、リング形状であれば
内径と外径の大きさを全て個々に全部指定し、指定した
データをコンピュータが解析して図形を画面に表示する
様になっている。
パラメトリック図形処理装置で、構成部品が数百、数千
の構造物の図面を作成した場合、その後その一部分を変
更修正する必要が生じることが度々ある。この変更修正
を行うとき、従来は、ある同一の基本図彫金てに対し同
一の線素のパラメータ値を繰り返し修正したり、また、
相互に関連する部品間で同一のパラメータ値に係る線素
の値を繰り返し7修正(例えば軸にリングを外嵌させた
図形の場合、軸径の値を変更したときはリングの内径の
値も同時に変更する必要がある。軸径を変更してリング
の内径を変更し忘れると1図形に不具合が生じるa)し
ている。
の構造物の図面を作成した場合、その後その一部分を変
更修正する必要が生じることが度々ある。この変更修正
を行うとき、従来は、ある同一の基本図彫金てに対し同
一の線素のパラメータ値を繰り返し修正したり、また、
相互に関連する部品間で同一のパラメータ値に係る線素
の値を繰り返し7修正(例えば軸にリングを外嵌させた
図形の場合、軸径の値を変更したときはリングの内径の
値も同時に変更する必要がある。軸径を変更してリング
の内径を変更し忘れると1図形に不具合が生じるa)し
ている。
部品数が少ないときは、上記の変更修正は容易である。
しかし、その数が数百、数千になると、修正の必要な箇
所全部を直すのに膨大な時間がかかり、また、修正漏れ
が出てきたりする等の問題が生じる。
所全部を直すのに膨大な時間がかかり、また、修正漏れ
が出てきたりする等の問題が生じる。
本発明の目的は、上述した変更修正を迅速に行うことが
でき且つ修正漏れの生じることのないパラメトリック図
形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法を
提供することにある。
でき且つ修正漏れの生じることのないパラメトリック図
形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法を
提供することにある。
北記目的は、複数の基本図形間のパラメータが共通する
場合、これを記憶装置に設けた共通パラメータ格納領域
に格納し管理することで、達成される。
場合、これを記憶装置に設けた共通パラメータ格納領域
に格納し管理することで、達成される。
複数の基本図形に共通なパラメータの値を変更修正する
場合、共通パラメータ格納領域中のデータを一回変更す
るだけで、該パラメータに係る全ての基本図形のパラメ
ータ値が変更されたことになり、表示画面中の該当箇所
全てが変更される。
場合、共通パラメータ格納領域中のデータを一回変更す
るだけで、該パラメータに係る全ての基本図形のパラメ
ータ値が変更されたことになり、表示画面中の該当箇所
全てが変更される。
この様に、共通パラメータは個別のパラメータとは別に
特定領域に格納して管理することで、変更修正処理が一
回で済み、また修正漏れが生じることも避けられる。
特定領域に格納して管理することで、変更修正処理が一
回で済み、また修正漏れが生じることも避けられる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係るパラメトリック図形
処理装置の構成図である。このパラメトリック図形処理
装置は、キーボードやマウス等の入力装置1と、CPU
で構成される入力データ処理部2及び表示処理部3と、
基礎データ記憶装置4と1図形データ記憶装置5と、C
RT等の図形表示袋@6からなる。
処理装置の構成図である。このパラメトリック図形処理
装置は、キーボードやマウス等の入力装置1と、CPU
で構成される入力データ処理部2及び表示処理部3と、
基礎データ記憶装置4と1図形データ記憶装置5と、C
RT等の図形表示袋@6からなる。
基礎データ記憶装置4内には、各種の単位基本図形の、
形状データと、単位基本図形対応の各寸法等のパラメー
タ値を指定するときの変数名とが全て格納されており、
その中からオペレータが入力装置1を通して基本図形を
指定したとき、指定に係る基本図形の形状データとその
変数名とが図形データ記憶装置5に移され、この図形デ
ータ記憶装置5内で管理される。そして、オペレータが
指定したパラメータ値が該当する変数名対応に設定され
る。
形状データと、単位基本図形対応の各寸法等のパラメー
タ値を指定するときの変数名とが全て格納されており、
その中からオペレータが入力装置1を通して基本図形を
指定したとき、指定に係る基本図形の形状データとその
変数名とが図形データ記憶装置5に移され、この図形デ
ータ記憶装置5内で管理される。そして、オペレータが
指定したパラメータ値が該当する変数名対応に設定され
る。
第3図は、図形データ記憶装置5の一構成例を示す図で
ある。図形データ記憶装置5内に設けた図形セル10は
、共通セル11と図形セル12と図形生成セル13とを
備え、共通セル11には共通パラメータセル14が設け
られ、図形セル12には個別パラメータセル15が設け
られる。本実施例では、共通パラメータの値を共通パラ
メータセル14中に設けた共通パラメータテーブルに格
納し、個別パラメータは各単位基本図形対応に設けられ
る個別パラメ−メセル中の個別パラメータテーブルに格
納する。
ある。図形データ記憶装置5内に設けた図形セル10は
、共通セル11と図形セル12と図形生成セル13とを
備え、共通セル11には共通パラメータセル14が設け
られ、図形セル12には個別パラメータセル15が設け
られる。本実施例では、共通パラメータの値を共通パラ
メータセル14中に設けた共通パラメータテーブルに格
納し、個別パラメータは各単位基本図形対応に設けられ
る個別パラメ−メセル中の個別パラメータテーブルに格
納する。
今、仮に第4図の図形を作成する場合について説明する
。第4図に示す図形は、軸径が2段になった軸20(小
径部を20a、大径部を20bとする。)に、リング部
材21(リング部分を21a、フランジ部分を21bと
する。)を外嵌させた図形である。
。第4図に示す図形は、軸径が2段になった軸20(小
径部を20a、大径部を20bとする。)に、リング部
材21(リング部分を21a、フランジ部分を21bと
する。)を外嵌させた図形である。
斯かる図形をパラメトリック図形処理装置で作成する場
合、小径部20aの外径寸法とリング部21aの内径寸
法を一致させ、小径部20aの長さとリング部21aの
長さを一致させる必要がある。従って、後述する様に、
これらのパラメータは共通パラメータとして設定する。
合、小径部20aの外径寸法とリング部21aの内径寸
法を一致させ、小径部20aの長さとリング部21aの
長さを一致させる必要がある。従って、後述する様に、
これらのパラメータは共通パラメータとして設定する。
第1図は、第4図の図形を作成する場合の説明図である
。単位基本図形としては、図形名FTI〜PT3の3つ
を使用する。PTlは、小径部20aの端面を示す円で
あり、パラメータとしてはその外径D1だけである。P
T2は、軸部20の側面図であり、パラメータとしては
、小径部20aと大径部20bの夫々の長さLl、L2
と、小径部20aと大径部20bの夫々の外径Di、D
2がある。この図形は、2つの矩形図形を結合して得ら
れる。PT3は、リング部材21の図形であり、L字形
状の図形を1対(一方は省略)対向させている。パラメ
ータとしては、肉厚W1と、内径D1と、フランジ部分
21bの外径D4と、全体の厚さLlと、リング部分2
1aの長さL3がある。
。単位基本図形としては、図形名FTI〜PT3の3つ
を使用する。PTlは、小径部20aの端面を示す円で
あり、パラメータとしてはその外径D1だけである。P
T2は、軸部20の側面図であり、パラメータとしては
、小径部20aと大径部20bの夫々の長さLl、L2
と、小径部20aと大径部20bの夫々の外径Di、D
2がある。この図形は、2つの矩形図形を結合して得ら
れる。PT3は、リング部材21の図形であり、L字形
状の図形を1対(一方は省略)対向させている。パラメ
ータとしては、肉厚W1と、内径D1と、フランジ部分
21bの外径D4と、全体の厚さLlと、リング部分2
1aの長さL3がある。
上記のパラメータのうち、DIとLlが前述した様に共
通パラメータになる。従って、このパラメータの値を設
定する場合には、共通パラメータ格納テーブルにその値
を設定する。その他のパラメータD2.L2.D4.W
l、L3は個別パラメータであるので、各図形対応の個
別パラメータテーブルに設定する。
通パラメータになる。従って、このパラメータの値を設
定する場合には、共通パラメータ格納テーブルにその値
を設定する。その他のパラメータD2.L2.D4.W
l、L3は個別パラメータであるので、各図形対応の個
別パラメータテーブルに設定する。
以下1本実施例に係るパラメトリック図形処理装置の処
理手順を説明する。先ず対話型パラメトリック図形処理
装置の前処理として、第2図の基礎データ記憶装置4内
に、簡易コマンド方式により、幾つかの単位基本図形の
パターン形状を形状パラメータを用いて定義したものと
、該定義に使用したパラメータとその標準パラメータ値
のテーブル定義とを格納しておく。
理手順を説明する。先ず対話型パラメトリック図形処理
装置の前処理として、第2図の基礎データ記憶装置4内
に、簡易コマンド方式により、幾つかの単位基本図形の
パターン形状を形状パラメータを用いて定義したものと
、該定義に使用したパラメータとその標準パラメータ値
のテーブル定義とを格納しておく。
この前処理が実施されたパラメトリック図形処理装置を
使用して任意形状の図形(例として第4図の図形で説明
する。)を作成する場合は、次の様にデータを入力する
。このデータ入力手順を第5図のフローチャートで説明
する。
使用して任意形状の図形(例として第4図の図形で説明
する。)を作成する場合は、次の様にデータを入力する
。このデータ入力手順を第5図のフローチャートで説明
する。
先ず、ステップ33の図形定義データ入力処理で、図形
定義に必要な形状パターン名と、任意の図形に特有な個
別パラメータテーブル名と、図形名(図形名を入力しな
い場合はシステム内で図形名を付ける。)とを入力する
。入力されたデータは、入力データ処理部2で実行され
るステップ34にて解析される。そして、形状パターン
名により形状パターンを、簡易コマンド方式で定義され
たデータ及び個別パラメータ名により個別パラメータテ
ーブルを基礎データ記憶装置5から読み出す、このとき
1個別パラメータテーブル内に共通パラメータテーブル
名が指定されていれば、同時に共通パラメータテーブル
も基礎データ記憶装置5から読み出す。そして、個別パ
ラメータテーブルと共通パラメータテーブルを図形表示
装置6の画面に表示する(ステップ35.36.37)
。
定義に必要な形状パターン名と、任意の図形に特有な個
別パラメータテーブル名と、図形名(図形名を入力しな
い場合はシステム内で図形名を付ける。)とを入力する
。入力されたデータは、入力データ処理部2で実行され
るステップ34にて解析される。そして、形状パターン
名により形状パターンを、簡易コマンド方式で定義され
たデータ及び個別パラメータ名により個別パラメータテ
ーブルを基礎データ記憶装置5から読み出す、このとき
1個別パラメータテーブル内に共通パラメータテーブル
名が指定されていれば、同時に共通パラメータテーブル
も基礎データ記憶装置5から読み出す。そして、個別パ
ラメータテーブルと共通パラメータテーブルを図形表示
装置6の画面に表示する(ステップ35.36.37)
。
次に、必要に応じて個別あるいは共通のパラメータテー
ブルの各パラメータ値を入力する(ステップ38)。尚
、パラメータ値の変更修正を行う場合もこのステップ3
8で行うが、先ずパラメータ値の入力について説明する
。入力されたデータは、第3図の構造を持つ図形データ
記憶装置4内に格納される。つまり、個別パラメータテ
ーブルは図形名に対応させて記憶され、共通パラメータ
テーブルは図面(作成対象図形の図面)に対応させて記
憶される。
ブルの各パラメータ値を入力する(ステップ38)。尚
、パラメータ値の変更修正を行う場合もこのステップ3
8で行うが、先ずパラメータ値の入力について説明する
。入力されたデータは、第3図の構造を持つ図形データ
記憶装置4内に格納される。つまり、個別パラメータテ
ーブルは図形名に対応させて記憶され、共通パラメータ
テーブルは図面(作成対象図形の図面)に対応させて記
憶される。
以上により1つの図形定義が終わり、次にこの図形の配
置処理ステップ39が実行される。図形の配置は、全体
の座標系あるいは既作の任意の図形を基準図形とした相
対座標系で配置する。この配置データも図形データ記憶
装置5内に格納される。
置処理ステップ39が実行される。図形の配置は、全体
の座標系あるいは既作の任意の図形を基準図形とした相
対座標系で配置する。この配置データも図形データ記憶
装置5内に格納される。
また、これらのデータが図形データ記憶装置5に格納さ
れると共に、表示処理部3にも送られて表示用図形デー
タに変換され、図形表示装置6の画面に表示される(ス
テップ41)。この表示例を第6図に示す。この表示で
一連の処理が終了するが。
れると共に、表示処理部3にも送られて表示用図形デー
タに変換され、図形表示装置6の画面に表示される(ス
テップ41)。この表示例を第6図に示す。この表示で
一連の処理が終了するが。
この一連の処理を図形の数だけ繰り返して(ステップ3
2)全処理を終了する。
2)全処理を終了する。
次に、このパラメトリック図形処理装置でのパラメータ
値の変更修正について説明する。
値の変更修正について説明する。
パラメータ値を変更修正する場合、それが個別パラメー
タであれば、従来と同様にして行う、つまり1例えば個
別パラメータテーブルを呼び出して、個々のパラメータ
値を入力袋@1から入力して修正する。修正された後は
、そのデータが前述と同様に図形データ記憶装置5に格
納されると共に表示処理部3に送られ、該当部分の図形
表示が修正後の図形となる。
タであれば、従来と同様にして行う、つまり1例えば個
別パラメータテーブルを呼び出して、個々のパラメータ
値を入力袋@1から入力して修正する。修正された後は
、そのデータが前述と同様に図形データ記憶装置5に格
納されると共に表示処理部3に送られ、該当部分の図形
表示が修正後の図形となる。
修正しようとするパラメータ値が共通パラメータである
場合(個別パラメータであるか共通パラメータであるか
は、オペレータが入力するときに決めるので、その修正
対象のパラメータが個別パラメータであるか共通パラメ
ータであるかは分かつている。)、オペレータは共通パ
ラメータテーブルを読み出し、画面に表示する。この表
示例を第7図に示す。ここで、例えばDlを変更しよう
とする場合、共通パラメータ番号1を指定し、Llを変
更しようとする場合は共通パラメータ番号2を指定する
。この指定により該当箇所の表示色が変わるようにして
変更対象を明確にし、入力装置1でそのパラメータ値を
修正する。ここで、Dlの値を“100 ”から“4o
”に変更したとする。この変更後の該テーブルは図形デ
ータ記憶装置5に格納されると共に、表示処理部3にて
処理され、該当箇所の図形の表示が変更される。この変
更後の表示図形を第9図に示す。この図に示す様に、軸
20の小径部の外径と、リング部材21の内径とが同時
に変更される。
場合(個別パラメータであるか共通パラメータであるか
は、オペレータが入力するときに決めるので、その修正
対象のパラメータが個別パラメータであるか共通パラメ
ータであるかは分かつている。)、オペレータは共通パ
ラメータテーブルを読み出し、画面に表示する。この表
示例を第7図に示す。ここで、例えばDlを変更しよう
とする場合、共通パラメータ番号1を指定し、Llを変
更しようとする場合は共通パラメータ番号2を指定する
。この指定により該当箇所の表示色が変わるようにして
変更対象を明確にし、入力装置1でそのパラメータ値を
修正する。ここで、Dlの値を“100 ”から“4o
”に変更したとする。この変更後の該テーブルは図形デ
ータ記憶装置5に格納されると共に、表示処理部3にて
処理され、該当箇所の図形の表示が変更される。この変
更後の表示図形を第9図に示す。この図に示す様に、軸
20の小径部の外径と、リング部材21の内径とが同時
に変更される。
上述した例では、共通パラメータテーブルの全部を画面
に表示させ、オペレータが変更対象のパラメータを番号
で指定するようにしている。しかし、この例では変更し
ないパラメータまで表示することになる。実際には、必
要なパラメータのみ表示させ変更できればよい。次にこ
の例について説明する。
に表示させ、オペレータが変更対象のパラメータを番号
で指定するようにしている。しかし、この例では変更し
ないパラメータまで表示することになる。実際には、必
要なパラメータのみ表示させ変更できればよい。次にこ
の例について説明する。
今、第8図に示す様な図形が表示されているとする。オ
ペレータが例えば軸20の小径部20aの外径を変更す
る必要が生じ、該当箇所を図示するようにマウスカーソ
ルで指定し、マウスボタンでビックすると、画面下側に
そのパラメータ名とパラメータ値とが表示される様にす
る。そして、このパラメータ値を前述と同様に“100
”から’40”に変更すると、第9図に示す様に図形表
示が変わる様にしてもよい。この場合、マウスカーソル
で指定した線素のパラメータが共通パラメータであるか
個別パラメータであるかを意識する必要はなく、共通パ
ラメータであれば共通パラメータテーブルの格納データ
が変更されるので、自動的に該パラメータを持つ図彫金
てに変更処理が施される。
ペレータが例えば軸20の小径部20aの外径を変更す
る必要が生じ、該当箇所を図示するようにマウスカーソ
ルで指定し、マウスボタンでビックすると、画面下側に
そのパラメータ名とパラメータ値とが表示される様にす
る。そして、このパラメータ値を前述と同様に“100
”から’40”に変更すると、第9図に示す様に図形表
示が変わる様にしてもよい。この場合、マウスカーソル
で指定した線素のパラメータが共通パラメータであるか
個別パラメータであるかを意識する必要はなく、共通パ
ラメータであれば共通パラメータテーブルの格納データ
が変更されるので、自動的に該パラメータを持つ図彫金
てに変更処理が施される。
尚、指定した線素が共通パラメータであることを知りた
い場合には、それが共通パラメータであることを表示す
る記号を表示させたり、表示色を変えることもできるこ
とはいうまでもない。
い場合には、それが共通パラメータであることを表示す
る記号を表示させたり、表示色を変えることもできるこ
とはいうまでもない。
本実施例によれば、共通パラメータを変更する場合、個
々の図形の線素について一々変更する必要がなく、変更
工数や処理時間が短縮される。また、変更処理を複雑な
図形に対して施したり、目視にて確認できない程度の微
細な変更を施す場合でも、変更指定回数が少なくて済む
のでパラメータの指定誤りが発生することがなく、更に
変更漏れが生じることもない。更にまた、共通パラメー
タとして格納するので、個々のパラメータとして格納す
る場合に比べて記憶装置の容量を約30%低減できると
いう効果もある。
々の図形の線素について一々変更する必要がなく、変更
工数や処理時間が短縮される。また、変更処理を複雑な
図形に対して施したり、目視にて確認できない程度の微
細な変更を施す場合でも、変更指定回数が少なくて済む
のでパラメータの指定誤りが発生することがなく、更に
変更漏れが生じることもない。更にまた、共通パラメー
タとして格納するので、個々のパラメータとして格納す
る場合に比べて記憶装置の容量を約30%低減できると
いう効果もある。
本発明によれば、共通パラメータの変更処理が容易とな
り、また変更漏れが生じることもなく、更に記憶量も低
減できるという効果がある。
り、また変更漏れが生じることもなく、更に記憶量も低
減できるという効果がある。
第1図は本発明一実施例に係るデータ管理方法の説明図
、第2図は本発明の一実施例に係るパラメトリック図形
処理装置のブロック構成図、第3図は第2図に示す図形
データ記憶装置の構成図、第4図は図形処理対象の一例
を示す図、第5図は本発明の一実施例に係るデータ処理
手順を示すフローチャート、第6図、第7図、第8図、
第9図は本発明の一実施例に係るデータ処理を説明する
画面図である。 1・・・入力装置、2・・・入力データ処理部、3・・
・表示処理部、4・・・基礎データ記憶装置、5・・・
図形データ記憶装置、6・・・図形表示装置、14・・
・共通パラメータセル、15・・・個別パラメータセル
、 Di、 Ll・・・共通パラメータ名、D2. L
2. D4. Wl、 L3・・・個別パラメータ名。
、第2図は本発明の一実施例に係るパラメトリック図形
処理装置のブロック構成図、第3図は第2図に示す図形
データ記憶装置の構成図、第4図は図形処理対象の一例
を示す図、第5図は本発明の一実施例に係るデータ処理
手順を示すフローチャート、第6図、第7図、第8図、
第9図は本発明の一実施例に係るデータ処理を説明する
画面図である。 1・・・入力装置、2・・・入力データ処理部、3・・
・表示処理部、4・・・基礎データ記憶装置、5・・・
図形データ記憶装置、6・・・図形表示装置、14・・
・共通パラメータセル、15・・・個別パラメータセル
、 Di、 Ll・・・共通パラメータ名、D2. L
2. D4. Wl、 L3・・・個別パラメータ名。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、予め形状が設定されている各種の単位図形を組み合
わせることで目的の図形を作成するパラメトリック図形
処理装置において、前記各種の単位図形のパラメータ値
を指定するとき単位図形間で共通するパラメータの値を
個別のパラメータと区別して格納する記憶手段を設けた
ことを特徴とするパラメトリック図形処理装置。 2、予め形状が設定されている各種の単位図形を組み合
わせることで目的の図形を作成するパラメトリック図形
処理装置において、使用する単位図形のパラメータの値
を指定する場合該パラメータが複数の単位図形間で共通
するパラメータであることが指定されたときにこのパラ
メータ値を記憶装置の共通パラメータ格納領域に格納す
る手段と、作成された図形を表示する表示装置と、作成
された図形のうちある単位図形のパラメータ値を変更す
る必要が生じ該パラメータ値を変更したとき該パラメー
タ値が共通パラメータの値である場合には該パラメータ
値の変更に関わる全ての単位図形のパラメータ値を自動
的に変更して前記表示装置に表示された図形の該当部分
の表示を変更する手段とを備えることを特徴とするパラ
メトリック図形処理装置。 3、予め形状が設定されている各種の単位図形を組み合
わせることで目的の図形を作成するパラメトリック図形
処理装置において、使用する単位図形のパラメータの値
を指定する場合該パラメータが複数の単位図形間で共通
するパラメータであることが指定されたときにこのパラ
メータ値を記憶装置の共通パラメータ格納領域に格納す
る手段と、作成された図形を表示する表示装置と、前記
共通パラメータ格納領域に格納されているパラメータの
値を変更したとき該パラメータに関わる単位図形の全て
の表示を変更する手段とを備えることを特徴とするパラ
メトリック図形処理装置。 4、予め形状が設定されている各種の単位図形を組み合
わせることで目的の図形を作成するパラメトリック図形
処理装置において、使用する単位図形のパラメータの値
を指定する場合該パラメータが複数の単位図形間で共通
するパラメータであることが指定されたときにこのパラ
メータ値を記憶装置の共通パラメータ格納領域に格納す
る手段と、作成された図形を表示する表示装置と、該表
示画面に表示された図形のうち変更を希望する単位図形
の表示線をカーソルで指定し該表示線の値が共通パラメ
ータの値であるときは前記共通パラメータ格納領域の格
納データを画面に表示する手段を備えることを特徴とす
るパラメトリック図形処理装置。 5、請求項4記載のパラメトリック図形処理装置は、共
通パラメータ格納領域の格納データを表示するとき指定
された表示線のパラメータ値を他のデータと区別化して
表示する手段を備えることを特徴とするパラメトリック
図形処理装置。 6、請求項4記載のパラメトリック図形処理装置は、共
通パラメータ格納領域の格納データを表示するとき指定
された表示線のパラメータの値と該値が共通パラメータ
であることを示して表示する手段を備えることを特徴と
するパラメトリック図形処理装置。 7、記憶装置に格納されている各種形状の単位基本図形
を読み出し組み合わせて所望の図形を作成するに当り、
使用する単位基本図形を指定すると共にその寸法等のパ
ラメータ及び座標値を指定して単位基本図形の形状を定
めるパラメトリック図形処理装置において、複数の単位
基本図形に共通のパラメータがあり該共通パラメータの
値を指定する場合には、その値が共通パラメータである
ことを示すデータを入力することを特徴とするデータ入
力方法。 8、記憶装置に格納されている各種形状の単位基本図形
を読み出し組み合わせて所望の図形を作成するに当り、
使用する単位基本図形を指定すると共にその寸法等のパ
ラメータを指定して単位基本図形の形状を定めるパラメ
トリック図形処理装置において、使用する単位基本図形
を指定すると共にそのパラメータ値を指定する場合、該
パラメータ値が共通パラメータの値であるとき、共通パ
ラメータ格納領域に対応する表示画面の特定領域中に共
通パラメータの値を書き込むことを特徴とするデータ入
力方法。 9、予め記憶装置に格納されている各種形状の基本図形
のデータを読み出し該基本図形を指定した座標位置に指
定した寸法等のパラメータ値で表示することで、各種形
状の基本図形の組み合わせで成る所望形状の図形を作成
するパラメトリック図形処理装置において、指定された
基本図形を示す情報と、指定された座標位置を示す情報
と、指定されたパラメータ値とを記憶装置に格納すると
共に、該パラメータ値のうち複数の基本図形に共通のパ
ラメータ値は該記憶装置に設けた共通パラメータ格納領
域に格納し、該記憶装置の格納データに基ずいた前記所
望形状の図形を表示画面に表示し、前記共通パラメータ
格納領域の格納データが変更されたとき当該パラメータ
に係る基本図形の全てを変更後のパラメータ値に従って
変更し表示することを特徴とするデータ管理方法。 10、記憶装置に格納されている各種形状の単位基本図
形を読み出し組み合わせて所望の図形を作成するに当り
、使用する単位基本図形を指定すると共にその寸法等の
パラメータを指定して単位基本図形の形状を定めるパラ
メトリック図形処理装置において、使用する単位基本図
形のパラメータ値が他の単位基本図形のパラメータと共
通する場合はこのパラメータ値を記憶装置に設けた特定
領域に一括して格納し管理することを特徴とするデータ
管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143067A JP2766512B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | パラメトリック図形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143067A JP2766512B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | パラメトリック図形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039482A true JPH039482A (ja) | 1991-01-17 |
JP2766512B2 JP2766512B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=15330149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1143067A Expired - Lifetime JP2766512B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | パラメトリック図形処理装置とそのデータ入力方法及びデータ管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766512B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034828A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Sharp Corp | 設計支援装置 |
KR20170004296A (ko) * | 2015-07-02 | 2017-01-11 | 성상규 | 단열가스켓 및 이를 구비한 단열도어 장치 |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP1143067A patent/JP2766512B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034828A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Sharp Corp | 設計支援装置 |
JP4617212B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-01-19 | シャープ株式会社 | 設計支援装置 |
KR20170004296A (ko) * | 2015-07-02 | 2017-01-11 | 성상규 | 단열가스켓 및 이를 구비한 단열도어 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2766512B2 (ja) | 1998-06-18 |
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