JP3334060B2 - 画面作成方法及びその装置 - Google Patents

画面作成方法及びその装置

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JP3334060B2
JP3334060B2 JP02117893A JP2117893A JP3334060B2 JP 3334060 B2 JP3334060 B2 JP 3334060B2 JP 02117893 A JP02117893 A JP 02117893A JP 2117893 A JP2117893 A JP 2117893A JP 3334060 B2 JP3334060 B2 JP 3334060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画面作成方法及びその装
置に係り、特に、形状、色などの表示形態が変化しない
固定要素と表示形態が変化する変化要素を含む図形要素
群をCRTなどの画面上に画像表示するに好適な画面作
成方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラントの状態を監視するに際し
て、監視対象を図形要素として作画し、図形要素の画像
情報をCRT画面に画像表示することが行なわれてい
る。そして各種図形要素を作画するに際しては、CRT
画面を構成する図形要素のうち形状や色が変化しない固
定要素(BG要素)を作画する作業と、形状や色が変化
する変化要素(FG要素)を作画する作業を別々に行な
い、その後各作業で得られた画像を組み合わせて一つの
画面を作成する方法が採用されている。またパイプなど
その仕様に応じて太さや色が変わる変化要素の変化パタ
ーンを作成するときには、各変化要素毎に変化パターン
を作成する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
CRT画面を構成する図形要素を作画する場合、固定要
素を作画する作業と変化要素を作画する作業を別々に行
なうと共に、変化パターンの作画を変化要素毎に行なっ
ているため、変化要素を多数有する画面や変化要素の変
化パターンを多数有する画面を作成するときには画面作
成工数が増大すると共に、固定要素と変化要素の画像を
重ね合わせるときにずれが生じ、ずれを修正するための
作業が余儀なくされる。
【0004】本発明の目的は、固定要素と変化要素を含
む画形要素群の作画を効率良く行なうことができる画面
作成方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画面上に画像表示される図形要素群を表
示形態が変化しない固定要素と表示形態が変化する変化
要素とに分け、固定要素の図形情報を画面上の位置に対
応づけて生成し、変化要素の図形情報をその変化仕様に
対応した複数の変化パターンの図形情報として画面上の
位置に対応づけて生成し、画面作成指令に応答して変化
パターンの図形情報群の中から指定の変化パターンの図
形情報を抽出し、抽出した変化パターンの図形情報と固
定要素の図形情報とを画面上の位置に対応づけて組合
せ、組合された図形情報から画面全体の画像を生成する
画面作成方法を採用したものである。
【0006】また変化要素の図形情報を生成する場合、
変化要素の図形情報をその形状に対応した複数の変化パ
ターンの図形情報として画面上の位置に対応ずけて生成
することができる。更に固定要素と変化要素の図形情報
を生成する場合、画面上に複数の図形要素で構成される
画像を表示し、各図形要素の画面上の位置を特定する位
置情報を生成し、固定要素の図形情報を位置情報に関連
づけて生成し、変化要素の図形情報をその変化仕様及び
形状に対応した複数の変化パターンの図形情報として位
置情報に関連づけて生成することができる。
【0007】また図形要素群を固定要素と変化要素とに
分ける場合、図形要素群を形状、色が変化しない固定要
素と形状、色が変化する変化要素とに分けることができ
る。
【0008】更に、作画された画面を更新する場合に
は、画面更新指令に応答して変化パターンの図形情報群
の中から更新用変化パターンの図形情報を抽出し、抽出
した更新用変化パターンの図形情報と固定要素の図形情
報とを画面上の位置を特定する位置情報に関連づけて組
み合わせ、組み合わされた図形情報から画面全体の更新
画像を新たに生成することができる。
【0009】一方、変化要素の形態と形態の変化仕様に
関する画面上の画面規則をファイルに記憶し、ファイル
に記憶された画面規則に従って変化パターンの図形情報
を生成すると共に、パターン更新指令に応答してファイ
ルの画面規則を更新すると、画面の変化パターンを任意
に設定することができる。
【0010】また本発明は、画面作成方法を適用した装
置として、画面を構成する複数の図形要素の図形情報を
各図形要素の画面上の位置を特定する位置情報に関連づ
けて記憶する図形情報記憶手段と、図形情報記憶手段の
図形情報を取り込みこの図形情報を表示形態が変化しな
い固定要素と表示形態が変化する変化要素とに分割する
図形情報分割手段と、図形情報分割手段の分割により得
られた固定要素の図形情報を前記位置情報に関連づけて
記憶する固定要素記憶手段と、変化要素の形態と形態の
変化仕様に関する画面上の画面規則を記憶する画面規則
記憶手段と、図形情報分割手段の分割により得られた変
化要素の図形情報を基に画面規則記憶手段の画面規則に
従って複数の変化パターンの図形情報を生成する変化パ
ターン生成手段と、変化パターン生成手段により生成さ
れた変化パターンの画像情報を前記位置情報に関連づけ
て記憶する変化要素記憶手段と、画面作成指令に応答し
て変化要素記憶手段の中から指定の変化パターンの図形
情報を抽出する図形情報抽出手段と、図形情報抽出手段
の抽出による図形情報と固定要素記憶手段の図形情報と
を前記位置情報に関連づけて組合せる図形情報組合せ手
段と、図形情報組合せ手段の組合せによる図形情報から
画面全体の画像を生成する画像生成手段とを備えている
画面作成装置を構成することができる。
【0011】
【作用】前記した手段によれば、まず、変化要素に関す
る複数の変化パターンを作成するに先だって、表示画面
を構成する図形要素群が固定要素と変化要素とに分けら
れ、固定要素の図形情報が表示画面の位置情報に関連づ
けて生成される。更に、変化要素の図形情報がその変化
仕様に対応した複数の変化パターンの図形情報として位
置情報に関連づけて生成される。
【0012】次に、画面の作成が指令されると、この指
令に応答して変化パターンの図形情報群の中から指定の
変化パターンの図形情報が抽出され、抽出された変化パ
ターンの画形情報と固定要素の図形情報とが位置情報に
従って組み合わせられ、組み合わされた図形情報から画
面全体の画像が生成される。このとき生成される画像
は、固定要素と変化要素とを組み合わせた画面の図形情
報を基に生成されるため、固定要素の画像と変化要素の
画像を組み合わせるときにずれが生じるのを防止するこ
とができる。更に変化要素の図形情報がその変化仕様に
対応して予め生成されているので、変化パターンが多数
ある場合でも指定の画面を容易に作成することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック構成図
である。図1において、図面作成装置は、プログラムの
制御、演算を行なう中央処理装置(CPU)101、C
RTディスプレイ102、コマンドなどを入力するキー
ボード103、ポインテングデバイス104、補助記憶
装置105、メインメモリ106を備えて構成されてい
る。補助記憶装置105には、ディスプレイ102の画
面全体の画像情報に関する全体画面ファイルや画面作成
プログラム及び画面ルール定義ファイルに関する情報が
格納されている。そして画面作成時に、CPU101か
らの指令によって補助記憶装置105内の画面作成プロ
グラムがメインメモリ106に転送されるようになって
いる。このメインメモリ106の記憶エリアには、画面
作成プログラム106a、全体画面テーブル106b、
画面ルール格納テーブル106c、構成要素格納オブジ
ェクトテーブル106d、交点格納テーブル106e、
シンボル格納テーブル106fが格納されるようになっ
ている。
【0014】全体画面テーブル106bにはティスプレ
イ102の画面に画像表示される全体画面の画像情報に
関するデータが格納され、画面ルール格納テーブル10
6cにはディスプレイ102の画面上に画像表示される
図形要素の有する意味やその変化仕様などに関するデー
タが格納されるようになっている。構成要素格納オブジ
ェクトテーブル106dには、ディスプレイ102の画
面上に画像表示される図形要素群を形状、色などの表示
形態が変化しない固定要素(以下BG要素と称する)と
表示形態が変化する変化要素(以下、FG要素と称す
る)に分けたとき、各BG要素と各FG要素に関するデ
ータが格納されるようになっている。交点格納テーブル
106eにはFG要素と他の要素との交点に関するデー
タが格納されるようになっている。シンボル格納テーブ
ル106fには全体画面から抽出されたFG要素のシン
ボルや変化パターンの有するシンボルに関するデータが
格納されるようになっている。
【0015】次に、作成対象である画面の一例として、
図2にプラントの制御画面を示す。図2において、プラ
ントの制御画面は流体源S、パイプ201、バルブ20
2、分流器203、負荷A,B,Cから構成されてお
り、流体源Sからの流体Xがパイプ201、バルブ20
2を介して分流器203に供給され、分流器203から
の流体がパイプ201、バルブ202を介して各負荷
A,B,Cに供給されるようになっている。そしてこの
制御画面においては、各パイプ201を流れる流体の流
量が多いときにパイプ201を太く描き、流量が少ない
ときには細く描くという二段階の太さでパイプ201を
表示し、さらに各パイプ201に流体Xが流れていると
きにはパイプ201を赤で表示し、流れていないときは
白で表示するというように、各パイプ201の表示形態
を色と太さで変化させるものとする。
【0016】次に、図2に示すようなプラント制御画面
を作成する場合の作用を図3のフローチャートに従って
説明する。まず、キーボード103、ポインティングデ
バイス104を用いてCRTディスプレイ102の画面
204上に図2に示すようなプラントの制御画面を作画
する(ステップ401)。このとき画面204上に作画
された流体源S、パイプ201、バルブ202、分流器
203などの図形要素に関する位置情報は、画面204
の左上の点を原点として生成され、各図形要素に関する
位置情報がメモリに格納される。
【0017】次に補助記憶装置105から画面ルール定
義ファイルを抽出し、図4(a)に示す画面規則管理フ
ァイルを作成する(ステップ402)。そしてこの管理
ファイルを基に、図4(b)に示す画面ルールを定義す
る。すなわち、画面204上に各構成要素(図形要素)
が画像表示されたときに、各図形要素の有する意味やそ
の変化仕様などを定義する。例えば、パイプ201の図
形の種類として直線、線幅として3を定義する。更にバ
ルブ202については図形の種類を多角形、線幅を1と
定義する。更に、分流器203については図形の種類を
矩形、線幅を1と定義する。更に、パイプ201につい
ては色と線幅が変わるため、パイプ201の変化仕様と
して、色については白または赤に変化すると定義すると
共に、線幅については線幅が1または5に変化するとし
て定義する。
【0018】画面ルールが定義されると、この各図形要
素の画形情報を基に図7に示すような全体画面のテーブ
ル構成に関するデータが全体画面テーブル106bに格
納される。この場合管理情報701には画面名称や構成
図形数などのデータが格納される。構成図形情報702
にはパイプ201、バルブ202、分流器203など各
種の図形要素に関する図形情報が格納される。この構成
図形情報702には、例えば図形ヘッダ703、図形種
類704、線幅705、線色706、位置情報707に
関するデータが格納される。図形ヘッダ703にはその
図形の図形存在領域に関するデータが格納される。図形
種類704にはその図形の種類、例えば直線、円、多角
形などのデータが格納される。線幅705にはその図形
の線幅に関するデータが格納される。線色706にはそ
の図形の線色に関するデータが格納される。位置情報7
07にはその図形の頂点のX座標やY座標のデータが格
納される。更に図形が円の場合には中心の座標や半径な
どのデータが格納される。このあとは、表示形態が変化
するFG要素の抽出処理を実行する(ステップ40
3)。
【0019】次に、FG要素抽出処理の処理内容を図5
のフローチャートに従って説明する。まず、画面規則管
理ファイルを読み込み、各種構成要素に関するデータを
図10aに示すテーブル構成で画面ルールテーブル10
6cに格納する(ステップ501)。例えば、構成要素
種別線1にバルブ202に関するデータを格納する場
合、構成要素名称1002にバルブ202の名称を格納
し、図形種類1003に多角形のデータを格納し、線色
1004には白のデータを格納し、変化仕様有無100
5には無しのデータを格納する。
【0020】次に、図7に示す全体画面テーブルから構
成図形情報702を読み込み、画面を構成する図形要素
群をFG要素とBG要素とに分類し、分類した結果をオ
ブジェクトテーブル106dに格納する(ステップ50
2)。すなわち図7に示す図形種類704と線幅705
のデータと画面ルールテーブルのデータとを比較し、各
図形要素をFG要素とBG要素とに分類する。この場合
パイプ201がFG要素に分類され、バルブ202、分
流器203など他の図形要素がBG要素に分類される。
この場合、各要素のデータは図11に示すテーブル構成
でオブジェクトテーブル106dに格納される。またこ
の場合の各要素のテーブル構成は図7のテーブル構成と
同じ内容となる。
【0021】次に、各図形要素の位置情報を基に、FG
要素と交差している他の要素との交点を求め、交点のデ
ータを図12に示す交点格納テーブル106eに格納す
る(ステップ503)。このあと交差している構成要素
がFG要素であるか否かの判定を行ない(ステップ50
4)、FG要素でないと判定されたときには、ステップ
503で求めた交点でFG要素を分断し、分断してでき
た図形を新たにオブジェクトテーブル106dに格納す
る(ステップ505)。このとき他の要素と重さなった
部分のFG要素は格納しない。すなわちFG要素の一部
が他の要素の下になったときにはその部分の画像は表示
されないためそのデータを削除する。
【0022】一方、交差している構成要素がFG要素で
あると判定されたときには、2つのFG要素の重さなり
関係を知らべ、下にあるFG要素を交点で分断し、分断
してできたFG要素を新たにオブジェクトテーブル10
6dに格納する。このときも、ステップ505のときと
同様に、他の要素と重さなった部分のFG要素のデータ
は格納しない。このあと分断する前のFG要素をオブジ
ェクトテーブル106dから削除する(ステップ50
7)。
【0023】次に、BG要素のオブジェクトテーブルを
まとめて図7に示す全体画面テーブルに格納する(ステ
ップ508)。最後にFG要素のオブジェクトテーブル
を図8に示すシンボルテーブルに格納する(ステップ5
09)。これらの処理により図形要素群がFG要素とB
G要素とに分類され、図形要素群の中からFG要素が抽
出され、変化パターン作成処理に移行する(ステップ4
04)。
【0024】次に、変化パターン作成処理の具体的な内
容を図6のフローチャートに従って説明する。
【0025】まず、画面規則管理ファイルを読み込み、
FG要素変化仕様(FG要素名称1007、変化色10
08、変化線幅1009)のデータを図10(b)に示
す画面ルールテーブル106cに格納する(ステップ6
01)。次に、図8に示すシンボルテーブルにおける線
幅と線色のテーブルを書き換えて、画面ルールテーブル
で定義されている線幅と線色の全ての組み合わせについ
て変化パターン(交代図形)を作成する(ステップ60
2)。例えばパイプ201の変化パターンを作成する場
合、色が白と線幅が1の変化パターン、色が白で線幅が
5の変化パターン、色が赤で線幅が1の変化パターン、
色が赤で線幅が5の変化パターンをそれぞれ作成する。
そして作成した交代図形を図8に示すシンボルテーブル
に追加して格納する(ステップ603)。これらの処理
によって変化パターンの作成処理が終了する。そしてこ
れらの処理が終了すると、各変化パターンに関するシン
ボル管理情報が図9に示されるようなテーブル構成で生
成される。
【0026】次に、キーボード103の操作により画面
作成指令が入力されると、変化パターン群の中の指定の
変化パターンに従ったFG要素の図形情報とBG要素の
図形情報とが画面上の位置情報に対応づけて組み合わせ
られ(ステップ405)、組み合わされた図形情報から
画面全体の画像が生成される(ステップ406)。この
場合、FG要素とBG要素を組み合わせる場合、各要素
は画面を構成する図形要素を基にその図形情報が生成さ
れているため、FG要素とBG要素の図形情報を組み合
わせる際にずれが生じるのを防止することができる。
【0027】また前記実施例においては、プラントの状
態によって制御画面を更新する場合には、キーボード1
03の操作によって画面更新指令を入力すると、変化パ
ターン群の中からプラントの状態に応じて指定された更
新用変化パターンの図形情報が抽出され、抽出された更
新用変化パターンの図形情報とBG要素の図形情報とが
組み合わされ、組み合わされた図形情報から画面全体の
更新画像が新たに生成される。このため制御画面の更新
処理を迅速に且つ容易に行なうことができる。
【0028】また、前記実施例において、プラントなど
の構成要素の仕様変更などで、すでに作成した制御画面
上のFG要素を変更しなければならない場合や、FG要
素の変化パターン(色や形状)を変更しなければならな
い場合が生じたときに、変更仕様に従って画面規則管理
ファイルの定義の内容を変更すれば、変更仕様に応じた
FG要素データやFG要素の変化パターンを作成するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画面を構成する図形要素群から固定要素と変化要素を抽
出し、抽出した要素の図形情報を画面の位置情報に関連
ずけて生成し、更に変化要素の変化パターンを変化仕様
に対応づけて生成するようにしたため、固定要素と変化
要素を組み合わせるときにずれが生じるのを防止するこ
とができ、指定の画面を迅速に作成することができ、作
画の作業効率の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】制御画面の表示例を示す図である。
【図3】図1に示す装置の作用を示すフローチャートで
ある。
【図4】画面規則管理ファイル定義仕様例と画面ルール
定義例を示す図である。
【図5】FG要素抽出処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】変化パターン作成処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】全体画面のテーブル構成図である。
【図8】FG要素抽出処理で作成されたシンボルのテー
ブル構成図である。
【図9】FG要素変化パターン作成処理で生成されたシ
ンボルのテーブル構成図である。
【図10】画面規則管理ファイルの構成図である。
【図11】オブジェクトテーブルの構成図である。
【図12】交点格納テーブルの構成図である。
【符号の説明】
101 中央処理装置 102 CRTディスプレイ 103 キーボード 104 ポインティングデバイス 105 補助記憶装置 106 メインメモリ
フロントページの続き 審査官 伊知地 和之 (56)参考文献 特開 昭63−48986(JP,A) 特開 平2−87193(JP,A) 特開 昭57−143672(JP,A) 特開 平2−294788(JP,A) 特開 平3−152674(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06F 17/50 G06T 11/20 G09G 5/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に複数の図形要素で構成される画
    像を表示し、各図形要素の画面上の位置を特定する位置
    情報を生成し、画像表示された図形要素群を表示形態が
    変化しない固定要素と表示形態が変化する変化要素とに
    分け、固定要素の図形情報を前記位置情報に関連づけて
    生成し、変化要素の図形情報をその変化仕様及び形状に
    対応した複数の変化パターンの図形情報として前記位置
    情報に関連づけて生成し、画面作成指令に応答して変化
    パターンの図形情報群の中から指定の変化パターンの図
    形情報を抽出し、抽出した変化パターンの図形情報と固
    定要素の図形情報とを前記位置情報に関連づけて組合
    せ、組合された図形情報から画面全体の画像を生成する
    画面作成方法。
  2. 【請求項2】 画面上に複数の図形要素で構成される画
    像を表示し、画像表示された各図形要素の画面上の位置
    を特定する位置情報を生成し、画像表示された図形要素
    群を形状、色が変化しない固定要素と形状、色が変化す
    る変化要素とに分け、固定要素の図形情報を前記位置情
    報に関連づけて生成し、変化要素の図形情報をその形
    状、色の変化仕様及び形状の種類に対応した複数の変化
    パターンの図形情報として前記位置情報に関連づけて生
    成し、画面作成指令に応答して変化パターンの図形情報
    群の中から指定の変化パターンの図形情報を抽出し、抽
    出した変化パターンの図形情報と固定要素の図形情報と
    を前記位置情報に関連づけて組合せ、組合された図形情
    報から画面全体の画像を生成する画面作成方法。
  3. 【請求項3】 画面更新指令に応答して変化パターンの
    図形情報群の中から更新用変化パターンの図形情報を抽
    出し、抽出した更新用変化パターンの図形情報と固定要
    素の図形情報とを画面上の位置を特定する位置情報に関
    連づけて組合せ、組合された図形情報から画面全体の更
    新画像を新たに生成する請求項1または2記載の画面作
    成方法。
  4. 【請求項4】 変化要素の形態と形態の変化仕様に関す
    る画面上の画面規則をファイルに記憶し、フィイルに記
    憶された画面規則に従って変化パターンの画像情報を生
    成すると共に、パターン更新指令に応答してファイルの
    画面規則を更新する請求項1または2記載の画面作成方
    法。
  5. 【請求項5】 画面を構成する複数の図形要素の図形情
    報を各図形要素の画面上の位置を特定する位置情報に関
    連づけて記憶する図形情報記憶手段と、図形情報記憶手
    段の図形情報を取り込みこの図形情報を表示形態が変化
    しない固定要素と表示形態が変化する変化要素とに分割
    する図形情報分割手段と、図形情報分割手段の分割によ
    り得られた固定要素の図形情報を前記位置情報に関連づ
    けて記憶する固定要素記憶手段と、変化要素の形態と形
    態の変化仕様に関する画面上の画面規則を記憶する画面
    規則記憶手段と、図形情報分割手段の分割により得られ
    た変化要素の図形情報を基に画面規則記憶手段の画面規
    則に従って複数の変化パターンの図形情報を生成する変
    化パターン生成手段と、変化パターン生成手段により生
    成された変化パターンの画像情報を前記位置情報に関連
    づけて記憶する変化要素記憶手段と、画面作成指令に応
    答して変化要素記憶手段の中から指定の変化パターンの
    図形情報を抽出する図形情報抽出手段と、図形情報抽出
    手段の抽出による図形情報と固定要素記憶手段の図形情
    報とを前記位置情報に関連づけて組合せる図形情報組合
    せ手段と、図形情報組合せ手段の組合せによる図形情報
    から画面全体の画像を生成する画像生成手段とを備えて
    いる画面作成装置。
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