JPH0394295A - ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、背景が黒で文字が白の通常表示モードと背景
が白で文字が黒の反転表示モードとを使い分けられるデ
ィスプレイ装置に関する。

［従来の技術］ 従来、パーソナルコンピュータやワードプロセッサなど
に使用されるＣＲＴディスプレイ等のディスプレイ装置
においては、表示文字を背景が黒で文字が白の通常表示
モードで表示させるか、背景が白で文字が黒の反転表示
モードで表示させるかを適宜切換えられるようになって
いる。

ところで、通常表示モードでは１ドットの輝度レベルを
高くしておかないと全体の輝度レベルが低くなり過ぎて
文字が見え難くなり、逆に反転表示モードでは１ドット
の輝度レベルを低くしておかないと全体の輝度レベルが
高くなり過ぎて眩しく見える。このため、ディスプレイ
装置のなかには輝度を調節するためのボリウムを設け、
表示モードに応じてマニュアルで適当な輝度を選択でき
るようにしたものがある。

［発明が解決しようとする課題］ しかるに、ボリウムを介して輝度を調節するものにあっ
ては、通常表示モードと反転表示モードとを切換える毎
にボリウムで輝度を調節する必要があり、使用者にとっ
て大変煩わしいものであった。

そこで本発明は、表示画面を通常表示モードと反転表示
モードとで切換える毎に最適な輝度調節を自動的に行い
得、常に見易い表示画面を確保できるとともに煩雑な操
作を不要にして作業能率を高め得るディスプレイ装置を
提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明のディスプレイ装置は、ディスプレイ本体と、こ
のディスプレイ本体の表示画面を背景が黒で文字が白の
通常表示モードとするか背景が白で文字が黒の反転表示
モードとするかを選択するモード選択手段と、この選択
手段により通常表示モードが選択されたとき表示画面に
表示データを通常表示させ、反転表示モードが選択され
たとき表示画面に表示データを反転表示させる表示制御
手段と、選択手段により通常表示モードが選択されたと
き所定の通常輝度レベル情報をディスプレイ本体に出力
し、反転表示モードが選択されたとき上記通常輝度レベ
ルよりも低レベルな反転輝度レベル情報をディスプレイ
本体に出力する輝度自動調節手段とを備えたものである
。

［作　用］ このような手段を講じたことにより、選択手段によって
通常表示モードが選択されると表示画面が背景が黒で文
字が白の通常表示となり、このとき輝度レベルは高めの
最適なレベルとなる。一方、反転表示モードが選択され
ると背景が白で文字が黒の反転表示となり、このとき輝
度レベルは通常表示におけるそれよりも低く自動調節さ
れる。これにより−、通常表示モード選択時には輝度レ
ベルが高いために文字が見易くなり、反転表示モード選
択時には輝度レベルが低いために眩しくなくなる。

［実施例］ 以下、本発明をＣＲＴディスプレイ装置に適用したー実
施例について図面を参照しながら説明する。

第１図は全体構或図であって、１はＣＲＴディスプレイ
本体である。２はこのディスプレイ本体１を駆動制御し
、表示データに対応するビデオ信号ＶＩをディスプレイ
本体１に送出して表示データに対応する文字などをディ
スプレイ本体１の表示画面に表示させるＣＲＴコントロ
ーラ部である。

３はディスプレイ本体の表示画面を背景が黒で文字が白
の通常表示モードとするか背景が白で文字が黒の反転表
示モードとするかを選択するためのモード選択手段であ
って、ディスプレイ本体１に設けられた選択スイッチ３
ａがオフされることにより通常表示モードを選択してハ
イレベル“Ｈ“な選択信号ＳＥを出力し、同スイッチ３
ａがオンされることにより反転表示モードを選択してロ
ーレベル“Ｌ゜な選択信号ＳＥを出力する。４は上記モ
ード選択手段３の選択信号ＳＥに応じて前記ＣＲＴコン
トローラ部２からのビデオ信号Ｖｌを反転させる反転回
路であって、選択信号ＳＥとビデオ信号との排他的論理
和を演算し、その演算出力をビデオ信号Ｖｌ’　として
出カする。

５は前記ディスプレイ本体１の表示画面の輝度を前記モ
ード選択手段３による選択モードに応じて自動調節する
ための輝度自動調節部であって、通常表示モードに対応
する所定輝度レベルの通常輝度信号Ａ１を出力するため
の通常輝度信号出力回路６、反転表示モードに対応する
上記通常輝度信号Ａ１の輝度レベルよりも低レベルな反
転輝度信号Ａ２を出力するための反転輝度信号出カ回路
７、および前記モード選択手段３の選択信号ＳＥに応じ
て通常輝度信号Ａ１を有効するか反転輝度信号Ａ２を有
効とするかを選択する選択回路８を有している。

第２図は上記輝度自動調節部５の具体的な回路構成図で
あって、＋５Ｖ電源と接地間に直列に接続された３つの
分圧抵抗ｒｌ，ｒ２，ｒ３と、上記分圧抵抗ｒ３をエミ
ッタ・コレクタ間に接続しかつベースに抵抗ｒ４を介し
て前記モード選択手段３を接続するとともに抵抗ｒ４を
介して接地したトランジスタ５１とから構成されている
。しかして、選択信号ＳＥがハイレベル“Ｈ″のトキト
ランジスタ５１がオンし、これにより輝度信号Ａは分圧
抵抗ｒ１とｒ２との分圧比によって決定されるレベルと
なる。一方、選択信号ＳＥがローレベル“Ｌ”のときト
ランジスタ５１がオフし、これにより輝度信号Ａは分圧
抵抗ｒ１と『２およびｒ３との分圧比によって決定され
るレベルとなる。

すなわち、選択信号ＳＥがハイレベルのとき分圧低抗ｒ
１とｒ２との分圧比によって決定されるレベルの通常輝
度信号Ａ１が選択され、選択信号ＳＥがローレベルのと
き上記通常輝度信号Ａ１の輝度レベルよりも低レベルな
反転輝度信号Ａ２が選択されるものとなっている。

このように構成された本実施例においては、ＣＲＴコン
トローラ部２の制御により第３図（ａ）に示す如くディ
ジタルなビデオ信号Ｖｌが出力され、このビデオ信号Ｖ
１に応じた文字等がディスプレイ本体１の表示画面に表
示されるものとなる。

ここで使用者がディスプレイ本体１の選択スイッチ３ａ
をオフ操作して通常表示モードを選択していると、第３
図（Ｃ）に示す如く選択信号ＳＥｐはハイレベル“Ｈ”
となり、反転回路４からはビデオ信号Ｖｌに対応したビ
デオ信号Ｖｌ，”が出力される。これにより、ディスプ
レイ本体１の表示画面には背景が黒で文字が白の通常表
示モードで文字などが表示される。

このとき、輝度自動調節部５においては選択信号ＳＥ，
がハイレベル“Ｈ”であるので１・ランジスタ５１がオ
ンしており、これにより抵抗ｒ１と抵抗「２との分圧比
によって訣定される輝度レベルの通常輝度信号Ａ１がデ
ィスプレイ本体１に与えられる。したがって、１ドット
の輝度レベルとして充分な高さのレベルが得られるだけ
の抵抗ｒｌ，抵抗『２を選択することにより、通常表示
モードでは文字などが高い輝度レベルで画面表示されて
見易いものとなる。

一方、使用者がデ，イスプレイ本体１の選択スイッチ３
ａをオン操作して反転表示モードを選択していると、第
３図（ｂ）に示す如く選択信号ＳＥＮはローレベル″Ｌ
′となり、反転回路４からはビデオ信号Ｖｌに対応した
ビデオ信号ＶＩＮ′が出力される。これにより、ディス
プレイ本体１の表示画面には背景が白で文字が黒の反転
表示モードで文字などが表示される。

このとき、輝度自動調節部５においては選択信号ＳＥＮ
がローレベル゜Ｌ”であるのでトランジスタ５１がオフ
しており、これにより抵抗ｒ】と抵抗『２および『３と
の分圧比によって決定される輝度レベルの反転輝度信号
Ａ２がディスプレイ本体１に与えられる。したがって、
反転表示モードでは文字などが通常表示モードのときよ
りも低イ輝度レベルで画面表示されるので、全体の輝度
レベルが抑制されて眩しく見えることがなくなる。

その後、選択スイッチ３ａを再度オフ操作して通常表示
モードを選択すると、選択信号ＳＥ，はハイレベル“Ｈ
”となるので、ディスプレイ本体１の表示画面には背景
が黒で文字が白の通常表示モードで文字などが表示され
、かつその表示画面は文字などが高い輝度レベルで画面
表示されて見易いものとなる。

このように本実施例によれば、輝度自動調節部５の分圧
抵抗ｒｌ，ｒ２，ｒ３として適切な抵抗値を設定するこ
とによって、通常表示モード選択時には１ドットの輝度
レベルが高く文字等が鮮明な通常表示画面が自動的に得
られ、反転表示モード選択時には全体の輝度レベルが低
く眩しく見えるおそれのない反転表示画面が自動的に得
られる。

したがって、モード選択手段３により任意に表示モード
を選択することによりその表示モードに応じた適切な輝
度レベルが自動的に選択されるので、従来のようにボリ
ウムを介してマニュアルで調整する手間が不要となり、
作業能率を高め得る。

なお前記実施例では本発明をＣＲＴディスプレイに適用
したがこれに限定されるものではなく、液晶ディスプレ
イなどにも適用できるのは勿論である。

［発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、表示画面を通常表
示モードと反転表示モードとで切換える毎に最適な輝度
調節を自動的に行い得、常に見易い表示画面を確保でき
るとともに煩雑な操作を不要にして作業能率を高め得る
ディスプレイ装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明をＣＲＴディスプレイに適用した一実施例を
示す図であって、第１図は全体構成を示すブロック図、
第２図は輝度自動調節部の具体的な回路構成図、第３図
は反転回路の動作を示す信号波形図である。 １・・・ＣＲＴディスプレイ本体、２・・・ＣＲＴコン
トローラ部、３・・・モード選択手段、４・・・反転回
路、５・・・輝度自動調節部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスプレイ本体と、このディスプレイ本体の表示画面
   を背景が黒で文字が白の通常表示モードとするか背景が
   白で文字が黒の反転表示モードとするかを選択するモー
   ド選択手段と、この選択手段により通常表示モードが選
   択されたとき前記表示画面に表示データを通常表示させ
   、反転表示モードが選択されたとき前記表示画面に表示
   データを反転表示させる表示制御手段と、前記選択手段
   により通常表示モードが選択されたとき所定の通常輝度
   レベル情報を前記ディスプレイ本体に出力し、反転表示
   モードが選択されたとき前記通常輝度レベルよりも低レ
   ベルな反転輝度レベル情報を前記ディスプレイ本体に出
   力する輝度自動調節手段とを具備したことを特徴とする
   ディスプレイ装置。