JPH1152332A - 単純マトリクス液晶駆動方法 - Google Patents
単純マトリクス液晶駆動方法Info
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- JPH1152332A JPH1152332A JP9213766A JP21376697A JPH1152332A JP H1152332 A JPH1152332 A JP H1152332A JP 9213766 A JP9213766 A JP 9213766A JP 21376697 A JP21376697 A JP 21376697A JP H1152332 A JPH1152332 A JP H1152332A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3614—Control of polarity reversal in general
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単純マトリクス表示の液晶表示装置の駆動方
法において、３つ以上の電圧を制御する必要が無く、２
値のデジタル回路での直接制御を可能にすることを目的
とする。 【解決手段】 ２つの電圧レベルからなるセグメント信
号と走査信号に対して、選択期間と調整期間を備え、時
分割駆動することにより、３つ以上の電圧を制御する必
要が無くなり、２値のデジタル回路で直接制御すること
ができ、また電源から直接駆動できるため、出力インピ
ーダンスを小さくすることができ、従来のように駆動波
形を分割抵抗の分割電圧から得るために生じていた不均
一クロストークを防止することができると共に、コスト
アップを抑えることができ、さらに従来の駆動方法であ
れば、電圧が低くすぎるため、視認できない電圧領域に
おいても、視認可能にできる。
法において、３つ以上の電圧を制御する必要が無く、２
値のデジタル回路での直接制御を可能にすることを目的
とする。 【解決手段】 ２つの電圧レベルからなるセグメント信
号と走査信号に対して、選択期間と調整期間を備え、時
分割駆動することにより、３つ以上の電圧を制御する必
要が無くなり、２値のデジタル回路で直接制御すること
ができ、また電源から直接駆動できるため、出力インピ
ーダンスを小さくすることができ、従来のように駆動波
形を分割抵抗の分割電圧から得るために生じていた不均
一クロストークを防止することができると共に、コスト
アップを抑えることができ、さらに従来の駆動方法であ
れば、電圧が低くすぎるため、視認できない電圧領域に
おいても、視認可能にできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンや電卓の
ような幅広く使用される比較的小型の単純マトリクス表
示の液晶表示装置の駆動方法に関するものである。
ような幅広く使用される比較的小型の単純マトリクス表
示の液晶表示装置の駆動方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、幅広く使用され
ている。こうした中より低消費電力低電圧であり、不均
一クロストークが少なく、かつ安価な液晶表示装置を実
現する駆動方法が求められている。
ている。こうした中より低消費電力低電圧であり、不均
一クロストークが少なく、かつ安価な液晶表示装置を実
現する駆動方法が求められている。
【０００３】図４は、２分の１バイアス、２分の１デュ
ーティの８の字型に配置された７セグメントの液晶表示
部の構成図であり、走査電極を２本（Ｃ1,Ｃ2 ）にま
とめ、セグメント電極を４本（Ｓ1,Ｓ2,Ｓ3,Ｓ4 ）に
まとめている。図４において斜線を付したセグメントが
駆動されていることを示している。
ーティの８の字型に配置された７セグメントの液晶表示
部の構成図であり、走査電極を２本（Ｃ1,Ｃ2 ）にま
とめ、セグメント電極を４本（Ｓ1,Ｓ2,Ｓ3,Ｓ4 ）に
まとめている。図４において斜線を付したセグメントが
駆動されていることを示している。
【０００４】図８（ａ）に示す従来の液晶駆動回路１に
よる、走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 のコモン波形と、セグメン
ト電極Ｓ1 ，Ｓ2 のセグメント波形と、これら走査電
極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 の間の電圧波形
を図６に示す。この２分の１バイアス、２分の１デュー
ティのコモン波形は、３つの電圧レベルＶDD，Ｖ1，Ｖ2
を有し、セグメント波形は、２つの電圧レベルＶDD，
Ｖ2 を有しており、液晶駆動回路１はこれら電圧を分
圧回路２より得ている。分圧回路２は、電圧レベルＶ1
，Ｖ2 を電源３の電源電圧ＶDDを図９（ａ）に示す
分割抵抗により分割して得ている。また、図９（ａ）の
可変抵抗器Ｒv の抵抗を調整して、電圧レベルＶDDお
よびＶ2 間の電圧を調整し、液晶の濃さを調節してい
る。
よる、走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 のコモン波形と、セグメン
ト電極Ｓ1 ，Ｓ2 のセグメント波形と、これら走査電
極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 の間の電圧波形
を図６に示す。この２分の１バイアス、２分の１デュー
ティのコモン波形は、３つの電圧レベルＶDD，Ｖ1，Ｖ2
を有し、セグメント波形は、２つの電圧レベルＶDD，
Ｖ2 を有しており、液晶駆動回路１はこれら電圧を分
圧回路２より得ている。分圧回路２は、電圧レベルＶ1
，Ｖ2 を電源３の電源電圧ＶDDを図９（ａ）に示す
分割抵抗により分割して得ている。また、図９（ａ）の
可変抵抗器Ｒv の抵抗を調整して、電圧レベルＶDDお
よびＶ2 間の電圧を調整し、液晶の濃さを調節してい
る。
【０００５】図６に示す電圧波形により、走査電極Ｃ1
とセグメント電極Ｓ1 間には実行値｛（１2 ＋２
2 ）／２｝1/2・Ｖ1 が印加され、図４の走査電極Ｃ1
とセグメント電極Ｓ1 間の画素（セグメント）11が
駆動される。また走査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ2
間には電位差実行値（１2 ／２）1/2・Ｖ1 しか印加さ
れないため、走査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ2 間の
画素（セグメント）12は駆動されない。
とセグメント電極Ｓ1 間には実行値｛（１2 ＋２
2 ）／２｝1/2・Ｖ1 が印加され、図４の走査電極Ｃ1
とセグメント電極Ｓ1 間の画素（セグメント）11が
駆動される。また走査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ2
間には電位差実行値（１2 ／２）1/2・Ｖ1 しか印加さ
れないため、走査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ2 間の
画素（セグメント）12は駆動されない。
【０００６】図５は、３分の１バイアス、３分の１デュ
ーティの８の字型に配置された７セグメントの液晶表示
部の構成図であり、走査電極を３本（Ｃ1,Ｃ2,Ｃ3 ）
にまとめ、セグメント電極を３本（Ｓ1,Ｓ2,Ｓ3 ）に
まとめている。図５において斜線を付したセグメントが
駆動されていることを示している。
ーティの８の字型に配置された７セグメントの液晶表示
部の構成図であり、走査電極を３本（Ｃ1,Ｃ2,Ｃ3 ）
にまとめ、セグメント電極を３本（Ｓ1,Ｓ2,Ｓ3 ）に
まとめている。図５において斜線を付したセグメントが
駆動されていることを示している。
【０００７】図８（ｂ）に示す従来の液晶駆動回路４に
よる、走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3のコモン波形と、セ
グメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 のセグメント波形
と、これら走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 とセグメント電極Ｓ1
，Ｓ3 の間の電圧波形を図７に示す。この３分の１
バイアス、３分の１デューティのコモン波形とセグメン
ト波形は共に、４つの電圧レベルＶDD，Ｖ1 ，Ｖ2 ，
Ｖ3 を有しており、液晶駆動回路４はこれら電圧を分
圧回路５より得ている。分圧回路５は、電圧レベルＶ1
，Ｖ2 ，Ｖ3 を電源６の電源電圧ＶDDを図９（ｂ）
に示す分割抵抗により分割して得ている。また、図９
（ｂ）の可変抵抗器Ｒv の抵抗を調整して、電圧レベ
ルＶDDおよびＶ3 間の電圧を調整し、液晶の濃さを調
節している。
よる、走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3のコモン波形と、セ
グメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 のセグメント波形
と、これら走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 とセグメント電極Ｓ1
，Ｓ3 の間の電圧波形を図７に示す。この３分の１
バイアス、３分の１デューティのコモン波形とセグメン
ト波形は共に、４つの電圧レベルＶDD，Ｖ1 ，Ｖ2 ，
Ｖ3 を有しており、液晶駆動回路４はこれら電圧を分
圧回路５より得ている。分圧回路５は、電圧レベルＶ1
，Ｖ2 ，Ｖ3 を電源６の電源電圧ＶDDを図９（ｂ）
に示す分割抵抗により分割して得ている。また、図９
（ｂ）の可変抵抗器Ｒv の抵抗を調整して、電圧レベ
ルＶDDおよびＶ3 間の電圧を調整し、液晶の濃さを調
節している。
【０００８】図７の電圧波形により、走査電極Ｃ1 と
セグメント電極Ｓ1 間には実行値｛（１2 ＋１2 ＋１
2 ）／３｝1/2・Ｖ1 しか印加されないため、図５の走
査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ1 間の画素（セグメン
ト）21は駆動されない。また走査電極Ｃ2 とセグメン
ト電極Ｓ3 間には電位差実行値｛（１2 ＋３2 ＋
１2 ）／３｝1/2・Ｖ1 が印加され、走査電極Ｃ2 とセ
グメント電極Ｓ3 間の画素（セグメント）22が駆動さ
れる。
セグメント電極Ｓ1 間には実行値｛（１2 ＋１2 ＋１
2 ）／３｝1/2・Ｖ1 しか印加されないため、図５の走
査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ1 間の画素（セグメン
ト）21は駆動されない。また走査電極Ｃ2 とセグメン
ト電極Ｓ3 間には電位差実行値｛（１2 ＋３2 ＋
１2 ）／３｝1/2・Ｖ1 が印加され、走査電極Ｃ2 とセ
グメント電極Ｓ3 間の画素（セグメント）22が駆動さ
れる。
【０００９】
【発明が解決しようとしている課題】従来の駆動方法で
は、上記のように３つ以上の電圧を制御する必要があ
る。しかしながらマイコンやゲートアレイのようなデジ
タル回路では、オンとオフを基本としているため、３つ
以上の電圧を制御するのは、困難であり、マイコンやゲ
ートアレイのようなデジタル回路での直接制御はできな
かった。
は、上記のように３つ以上の電圧を制御する必要があ
る。しかしながらマイコンやゲートアレイのようなデジ
タル回路では、オンとオフを基本としているため、３つ
以上の電圧を制御するのは、困難であり、マイコンやゲ
ートアレイのようなデジタル回路での直接制御はできな
かった。
【００１０】また、従来の駆動方法では、複数の電圧を
分割抵抗による分割電圧から得ているため、従来の駆動
方法による出力インピーダンスは、この分割抵抗に依存
している。したがって、低消費電力を実現するため、こ
の分割抵抗の値を大きくすると、負荷により駆動波形が
歪んでしまい、その結果、画素によって濃さが変化して
しまい安定したコントラストを得ることができず不均一
クロストークが発生した。
分割抵抗による分割電圧から得ているため、従来の駆動
方法による出力インピーダンスは、この分割抵抗に依存
している。したがって、低消費電力を実現するため、こ
の分割抵抗の値を大きくすると、負荷により駆動波形が
歪んでしまい、その結果、画素によって濃さが変化して
しまい安定したコントラストを得ることができず不均一
クロストークが発生した。
【００１１】また、デジタル回路の低電圧化がすすんで
おり、２（Ｖ）をきるマイコンが登場している。しかし
ながら、従来の液晶駆動方法であれば電圧が低すぎるた
め、視認可能な範囲で液晶を駆動することができなかっ
た。
おり、２（Ｖ）をきるマイコンが登場している。しかし
ながら、従来の液晶駆動方法であれば電圧が低すぎるた
め、視認可能な範囲で液晶を駆動することができなかっ
た。
【００１２】また、従来の駆動方法では、図９の可変抵
抗器Ｒv の抵抗を調整して液晶の濃さを調節している
が、デジタル回路の場合、直接、電圧値を調整するのは
難しかった。
抗器Ｒv の抵抗を調整して液晶の濃さを調節している
が、デジタル回路の場合、直接、電圧値を調整するのは
難しかった。
【００１３】本発明は、このような単純マトリクス表示
の液晶表示装置の駆動方法において、３つ以上の電圧を
制御する必要が無く、２値のデジタル回路での直接制御
を可能にすることを目的とする。
の液晶表示装置の駆動方法において、３つ以上の電圧を
制御する必要が無く、２値のデジタル回路での直接制御
を可能にすることを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明の単純マトリクス
液晶駆動方法においては、２つの電圧レベルからなるセ
グメント信号と走査信号に対して、線順次駆動を行う選
択期間と、表示内容差によって発生する電位のばらつき
を調整する調整期間を備えたことを特徴としたものであ
る。
液晶駆動方法においては、２つの電圧レベルからなるセ
グメント信号と走査信号に対して、線順次駆動を行う選
択期間と、表示内容差によって発生する電位のばらつき
を調整する調整期間を備えたことを特徴としたものであ
る。
【００１５】この本発明によれば、３つ以上の電圧を制
御する必要が無く、２値のデジタル回路での直接制御を
可能にする単純マトリクス液晶駆動方法が得られる。
御する必要が無く、２値のデジタル回路での直接制御を
可能にする単純マトリクス液晶駆動方法が得られる。
【００１６】
【実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、２つの
電圧レベルからなるセグメント信号と走査信号に対し
て、線順次駆動を行う選択期間と、表示内容差によって
発生する電位のばらつきを調整する調整期間を備えたこ
とを特徴としたものであり、２つの電圧レベルで、選択
期間において基本的な線順次駆動を行い、表示内容差に
よって発生する電位のばらつきを、次の調整期間で調整
するという作用を有する。
電圧レベルからなるセグメント信号と走査信号に対し
て、線順次駆動を行う選択期間と、表示内容差によって
発生する電位のばらつきを調整する調整期間を備えたこ
とを特徴としたものであり、２つの電圧レベルで、選択
期間において基本的な線順次駆動を行い、表示内容差に
よって発生する電位のばらつきを、次の調整期間で調整
するという作用を有する。
【００１７】本発明の請求項２記載の発明は、２つの電
圧レベルからなる走査信号と表示信号に対して、線順次
駆動を行う選択期間と、表示内容差によって発生する電
位のばらつきを調整する調整期間と、前記走査信号と表
示信号を同電位とする電圧調整期間を備えたことを特徴
としたものであり、２つの電圧レベルで、選択期間にお
いて基本的な線順次駆動を行い、表示内容差によって発
生する電位のばらつきを、次の調整期間で調整し、最後
に電圧調整期間において、セグメント信号と走査信号を
同電位になるようにして、全体の実効電圧を下げるとい
う作用を有する。電圧調整期間は、電源電位で駆動する
場合が大半であるので、電圧調整を行うためで必要であ
る。
圧レベルからなる走査信号と表示信号に対して、線順次
駆動を行う選択期間と、表示内容差によって発生する電
位のばらつきを調整する調整期間と、前記走査信号と表
示信号を同電位とする電圧調整期間を備えたことを特徴
としたものであり、２つの電圧レベルで、選択期間にお
いて基本的な線順次駆動を行い、表示内容差によって発
生する電位のばらつきを、次の調整期間で調整し、最後
に電圧調整期間において、セグメント信号と走査信号を
同電位になるようにして、全体の実効電圧を下げるとい
う作用を有する。電圧調整期間は、電源電位で駆動する
場合が大半であるので、電圧調整を行うためで必要であ
る。
【００１８】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。 ［実施の形態１］まず、図４に示す２分の１デューティ
の８の字型に配置された７セグメントの液晶表示部の単
純マトリクス液晶駆動方法について図１を参照しながら
説明する。
て説明する。 ［実施の形態１］まず、図４に示す２分の１デューティ
の８の字型に配置された７セグメントの液晶表示部の単
純マトリクス液晶駆動方法について図１を参照しながら
説明する。
【００１９】図１に、図３（ａ）に示す本発明の単純マ
トリクス液晶駆動方法を行う液晶駆動回路７より、図４
の７セグメントを表示するセグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2
，Ｓ3 ，Ｓ4 と走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 に印加される
駆動波形を示す。なお、液晶駆動回路７には電源３が直
接接続されている。
トリクス液晶駆動方法を行う液晶駆動回路７より、図４
の７セグメントを表示するセグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2
，Ｓ3 ，Ｓ4 と走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 に印加される
駆動波形を示す。なお、液晶駆動回路７には電源３が直
接接続されている。
【００２０】図１の走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 の走査信号
は、選択期間ｔｓの間、電源電圧レベルＶDDおよび０の
２つの電位だけからなる信号が、ｔ1 づつ順次選択して
ゆく。この後、調整期間ｔａが置かれている。
は、選択期間ｔｓの間、電源電圧レベルＶDDおよび０の
２つの電位だけからなる信号が、ｔ1 づつ順次選択して
ゆく。この後、調整期間ｔａが置かれている。
【００２１】図１の走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 の走査信号が
ｔ1 づつ進んでゆく間、セグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，
Ｓ3 ，Ｓ4 のセグメント信号も駆動する画素（セグメ
ント）によって電源電圧レベルＶDDおよび０の２つの電
位だけ変化する。
ｔ1 づつ進んでゆく間、セグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，
Ｓ3 ，Ｓ4 のセグメント信号も駆動する画素（セグメ
ント）によって電源電圧レベルＶDDおよび０の２つの電
位だけ変化する。
【００２２】図１の電圧波形により、走査電極Ｃ1 と
セグメント電極Ｓ1 間には、選択期間２ｔ1 の間、電
位差ＶDDが印加され、図４の走査電極Ｃ1 とセグメン
ト電極Ｓ1 間の画素（セグメント）11が駆動される。
また走査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ2 間には、選択
期間ｔｓの間、電位差がないため、走査電極Ｃ1 とセ
グメント電極Ｓ2 間の画素（セグメント）12は駆動さ
れない。
セグメント電極Ｓ1 間には、選択期間２ｔ1 の間、電
位差ＶDDが印加され、図４の走査電極Ｃ1 とセグメン
ト電極Ｓ1 間の画素（セグメント）11が駆動される。
また走査電極Ｃ1 とセグメント電極Ｓ2 間には、選択
期間ｔｓの間、電位差がないため、走査電極Ｃ1 とセ
グメント電極Ｓ2 間の画素（セグメント）12は駆動さ
れない。
【００２３】図１に示すように２分の１デューティの場
合、この駆動方法では、２つの電圧レベルＶDDおよび０
で、選択期間ｔｓにおいて基本的な線順次駆動を行い、
表示内容差によって発生する電位のばらつきを、次の調
整期間ｔａで調整することにより、目的のセグメントに
対し、必要な電圧差を与えている。
合、この駆動方法では、２つの電圧レベルＶDDおよび０
で、選択期間ｔｓにおいて基本的な線順次駆動を行い、
表示内容差によって発生する電位のばらつきを、次の調
整期間ｔａで調整することにより、目的のセグメントに
対し、必要な電圧差を与えている。
【００２４】この駆動方法によると、３つ以上の電圧を
制御する必要が無く、２値のデジタル回路での直接制御
を可能にすることができ、また、電源３から直接駆動出
来るため、出力インピーダンスを小さくすることがで
き、従来のように駆動波形を分割抵抗の分割電圧から得
るために生じていた不均一クロストークを防止すること
ができると共に、コストアップを抑えることができ、さ
らに従来の駆動方法であれば、電圧が低くすぎるため、
視認出来ない電圧領域においても、視認可能にできる。 ［実施の形態２］次に、図５に示す３分の１デューティ
の８の字型に配置された７セグメントの液晶表示部の単
純マトリクス液晶駆動方法について図２を参照しながら
説明する。
制御する必要が無く、２値のデジタル回路での直接制御
を可能にすることができ、また、電源３から直接駆動出
来るため、出力インピーダンスを小さくすることがで
き、従来のように駆動波形を分割抵抗の分割電圧から得
るために生じていた不均一クロストークを防止すること
ができると共に、コストアップを抑えることができ、さ
らに従来の駆動方法であれば、電圧が低くすぎるため、
視認出来ない電圧領域においても、視認可能にできる。 ［実施の形態２］次に、図５に示す３分の１デューティ
の８の字型に配置された７セグメントの液晶表示部の単
純マトリクス液晶駆動方法について図２を参照しながら
説明する。
【００２５】図２に、図３（ｂ）に示す本発明の単純マ
トリクス液晶駆動方法を行う液晶駆動回路８より、図５
の７セグメントを表示するセグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2
，Ｓ3 と走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 に印加される
駆動波形を示す。なお、液晶駆動回路８には電源６が直
接接続されている。
トリクス液晶駆動方法を行う液晶駆動回路８より、図５
の７セグメントを表示するセグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2
，Ｓ3 と走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 に印加される
駆動波形を示す。なお、液晶駆動回路８には電源６が直
接接続されている。
【００２６】図２の走査電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 の走
査信号は、選択期間ｔｓの間、電源電圧レベルＶDDおよ
び０の２つの電位だけからなる信号がｔ1 づつ順次選択
してゆく。この後、調整期間ｔａが置かれ、その後に電
圧調整期間ｔvaが置かれる。この電圧調整期間ｔvaの
間、セグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 と走査電極Ｃ
1，Ｃ2 ，Ｃ3 は、同電位に設定し、電位差を０とし
ており、全体の実効駆動電位を下げている。図２の走査
電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 の走査信号がｔ1 づつ進んで
ゆく間、セグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 のセグメ
ント信号も駆動する画素（セグメント）によって電源電
圧レベルＶDDおよび０の２つの電位だけ変化する。
査信号は、選択期間ｔｓの間、電源電圧レベルＶDDおよ
び０の２つの電位だけからなる信号がｔ1 づつ順次選択
してゆく。この後、調整期間ｔａが置かれ、その後に電
圧調整期間ｔvaが置かれる。この電圧調整期間ｔvaの
間、セグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 と走査電極Ｃ
1，Ｃ2 ，Ｃ3 は、同電位に設定し、電位差を０とし
ており、全体の実効駆動電位を下げている。図２の走査
電極Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 の走査信号がｔ1 づつ進んで
ゆく間、セグメント電極Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 のセグメ
ント信号も駆動する画素（セグメント）によって電源電
圧レベルＶDDおよび０の２つの電位だけ変化する。
【００２７】図２の電圧波形により、走査電極Ｃ1 と
セグメント電極Ｓ1 間には、選択期間ｔｓの間、電位
差ＶDDが印加されるのみであり、図５の走査電極Ｃ1
とセグメント電極Ｓ1 間の画素（セグメント）21は駆
動されない。また走査電極Ｃ2とセグメント電極Ｓ3 間
には、選択期間ｔｓの間、電位差２ＶDDが印加されるた
め、走査電極Ｃ2 とセグメント電極Ｓ3 間の画素（セ
グメント）22が駆動される。
セグメント電極Ｓ1 間には、選択期間ｔｓの間、電位
差ＶDDが印加されるのみであり、図５の走査電極Ｃ1
とセグメント電極Ｓ1 間の画素（セグメント）21は駆
動されない。また走査電極Ｃ2とセグメント電極Ｓ3 間
には、選択期間ｔｓの間、電位差２ＶDDが印加されるた
め、走査電極Ｃ2 とセグメント電極Ｓ3 間の画素（セ
グメント）22が駆動される。
【００２８】図２に示すように３分の１デューティの場
合、この駆動方法では、２つの電圧レベルＶDDおよび０
で、選択期間ｔｓにおいて基本的な線順次駆動を行い、
表示内容差によって発生する電位のばらつきを、次の調
整期間ｔａで調整し、目的のセグメントにし、必要な電
圧差を与え、最後に電圧調整期間ｔvaにおいて、セグメ
ント電極と走査電極を同電位になるようにして、全体の
実効電圧を下げている。この電圧調整期間ｔvaは、電源
電位で駆動する場合、電圧調整を行うためで必要であ
る。
合、この駆動方法では、２つの電圧レベルＶDDおよび０
で、選択期間ｔｓにおいて基本的な線順次駆動を行い、
表示内容差によって発生する電位のばらつきを、次の調
整期間ｔａで調整し、目的のセグメントにし、必要な電
圧差を与え、最後に電圧調整期間ｔvaにおいて、セグメ
ント電極と走査電極を同電位になるようにして、全体の
実効電圧を下げている。この電圧調整期間ｔvaは、電源
電位で駆動する場合、電圧調整を行うためで必要であ
る。
【００２９】この駆動方法によると、上記実施の形態１
と同様に、３つ以上の電圧を制御する必要が無く、２値
のデジタル回路での直接制御を可能にすることができ、
また、従来のように駆動波形を分割抵抗の分割電圧から
得るために生じていた不均一クロストークを防止するこ
とができると共に、コストアップを抑えることができ、
さらに従来の駆動方法であれば、電圧が低くすぎるた
め、視認出来ない電圧領域においても、視認可能にでき
る。また、最後に電圧調整期間ｔvaを設けることによ
り、全体の実効電圧を下げることができる。
と同様に、３つ以上の電圧を制御する必要が無く、２値
のデジタル回路での直接制御を可能にすることができ、
また、従来のように駆動波形を分割抵抗の分割電圧から
得るために生じていた不均一クロストークを防止するこ
とができると共に、コストアップを抑えることができ、
さらに従来の駆動方法であれば、電圧が低くすぎるた
め、視認出来ない電圧領域においても、視認可能にでき
る。また、最後に電圧調整期間ｔvaを設けることによ
り、全体の実効電圧を下げることができる。
【００３０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セグメン
ト信号と走査信号は２つの電圧レベルからなることか
ら、２値のデジタル回路で直接制御することができ、ま
た電源電圧および０の２つの電位で駆動することができ
るため、電源から直接駆動でき、出力インピーダンスを
小さくすることができ、不均一クロストークを防止する
ことができる。
ト信号と走査信号は２つの電圧レベルからなることか
ら、２値のデジタル回路で直接制御することができ、ま
た電源電圧および０の２つの電位で駆動することができ
るため、電源から直接駆動でき、出力インピーダンスを
小さくすることができ、不均一クロストークを防止する
ことができる。
【図１】本発明の実施の形態１における単純マトリクス
液晶駆動方法による、２分の１デューティの場合に７セ
グメントを表示する液晶駆動波形である。
液晶駆動方法による、２分の１デューティの場合に７セ
グメントを表示する液晶駆動波形である。
【図２】本発明の実施の形態２における単純マトリクス
液晶駆動方法による、３分の１デューティの場合に７セ
グメントを表示する液晶駆動波形である。
液晶駆動方法による、３分の１デューティの場合に７セ
グメントを表示する液晶駆動波形である。
【図３】本発明の実施の形態における単純マトリクス液
晶駆動回路の構成図である。
晶駆動回路の構成図である。
【図４】２分の１デューティの８の字型に配置された７
セグメントの液晶表示部の構成図である。
セグメントの液晶表示部の構成図である。
【図５】３分の１デューティの８の字型に配置された７
セグメントの液晶表示部の構成図である。
セグメントの液晶表示部の構成図である。
【図６】従来の２分の１バイアス、２分の１デューティ
の場合に７セグメントを表示する液晶駆動波形である。
の場合に７セグメントを表示する液晶駆動波形である。
【図７】従来の３分の１バイアス、３分の１デューティ
の場合に７セグメントを表示する液晶駆動波形である。
の場合に７セグメントを表示する液晶駆動波形である。
【図８】従来の単純マトリクス液晶駆動回路の構成図で
ある。
ある。
【図９】２分の１バイアス、２分の１デューティ及び３
分の１バイアス、３分の１デューティの駆動波形を得る
分割抵抗により分割電圧を発生させる回路図である。
分の１バイアス、３分の１デューティの駆動波形を得る
分割抵抗により分割電圧を発生させる回路図である。
３，６ 電源 ７，８ 液晶駆動回路 11，12，21，22 セグメント Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 走査電極 Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 ，Ｓ4 セグメント電極 ｔｓ 選択期間 ｔａ 調整期間 ｔva 電圧調整期間
Claims (2)
- 【請求項１】 ２つの電圧レベルからなる走査信号と表
示信号に対して、線順次駆動を行う選択期間と、表示内
容差によって発生する電位のばらつきを調整する調整期
間を備えたことを特徴とする単純マトリクス液晶駆動方
法。 - 【請求項２】 ２つの電圧レベルからなる走査信号と表
示信号に対して、線順次駆動を行う選択期間と、表示内
容差によって発生する電位のばらつきを調整する調整期
間と、前記走査信号と表示信号を同電位とする電圧調整
期間を備えたことを特徴とする単純マトリクス液晶駆動
方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213766A JPH1152332A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 単純マトリクス液晶駆動方法 |
| TW087112814A TW505810B (en) | 1997-08-08 | 1998-08-04 | Driving method for the simple matrix liquid crystal display |
| KR1019980031996A KR19990023413A (ko) | 1997-08-08 | 1998-08-06 | 단순 매트릭스 액정 구동 방법 |
| CN98116240A CN1208216A (zh) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | 简单矩阵液晶驱动方法 |
| US09/130,453 US6204831B1 (en) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | Liquid crystal display driver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213766A JPH1152332A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 単純マトリクス液晶駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1152332A true JPH1152332A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16644684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9213766A Pending JPH1152332A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 単純マトリクス液晶駆動方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6204831B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1152332A (ja) |
| KR (1) | KR19990023413A (ja) |
| CN (1) | CN1208216A (ja) |
| TW (1) | TW505810B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10339889B2 (en) | 2016-09-21 | 2019-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Liquid crystal drive device and liquid crystal drive method |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4232368B2 (ja) * | 2001-11-12 | 2009-03-04 | ソニー株式会社 | 表示装置及びその駆動方法 |
| CN100414368C (zh) * | 2006-09-12 | 2008-08-27 | 友达光电股份有限公司 | 液晶显示器及驱动方法 |
| US8035401B2 (en) | 2007-04-18 | 2011-10-11 | Cypress Semiconductor Corporation | Self-calibrating driver for charging a capacitive load to a desired voltage |
| JP4883113B2 (ja) * | 2009-03-06 | 2012-02-22 | セイコーエプソン株式会社 | 集積回路装置、電気光学装置及び電子機器 |
| JP2012032520A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | On Semiconductor Trading Ltd | 液晶駆動回路 |
| KR101912832B1 (ko) | 2011-11-24 | 2018-10-30 | 삼성디스플레이 주식회사 | 광학 센서를 포함하는 표시 장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62172324A (ja) | 1986-01-24 | 1987-07-29 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
| JP3229720B2 (ja) | 1993-07-28 | 2001-11-19 | シャープ株式会社 | 液晶表示パネルの駆動制御装置 |
| US6031510A (en) * | 1996-06-28 | 2000-02-29 | Microchip Technology Incorporated | Microcontroller with LCD control over updating of RAM-stored data determines LCD pixel activation |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9213766A patent/JPH1152332A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-04 TW TW087112814A patent/TW505810B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-08-06 KR KR1019980031996A patent/KR19990023413A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-08-07 CN CN98116240A patent/CN1208216A/zh active Pending
- 1998-08-07 US US09/130,453 patent/US6204831B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10339889B2 (en) | 2016-09-21 | 2019-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Liquid crystal drive device and liquid crystal drive method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1208216A (zh) | 1999-02-17 |
| TW505810B (en) | 2002-10-11 |
| US6204831B1 (en) | 2001-03-20 |
| KR19990023413A (ko) | 1999-03-25 |
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