JPH0393955A - 内外装構造 - Google Patents

内外装構造

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JPH0393955A
JPH0393955A JP1231872A JP23187289A JPH0393955A JP H0393955 A JPH0393955 A JP H0393955A JP 1231872 A JP1231872 A JP 1231872A JP 23187289 A JP23187289 A JP 23187289A JP H0393955 A JPH0393955 A JP H0393955A
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Ryo Nakai
仲井 領
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、天井や内壁等の内装、外壁等の外装の構造で
、詳しくは、複数の下地材を並置し、隣合う下地材にわ
たって仕上げシートを張設してある内外装構造に関する
〔従来の技術〕
例えば天井構造として従来では、次のものが知られてい
る。
その1つは、第14図(イ),(0)に示すように、複
数の天井下地材(2)を天井スラブ等の上部構造体(5
A)に吊下げ支持させ、それら天井下地材(02)に、
クロス貼りゃ塗装による表面仕上げが施された仕上げボ
ード(OIA)を載置又はビス止めしたものである。
2つ目は、第l5図に示すように、上部構造体である天
井スラブ(5A)の下面にモルタルやプラスタの塗布で
下地(02’ )を形成し、その下地(02’ )の下
面に布やビニールクロス等の仕上げシート(OlB)を
貼付けたものである。
また、壁構造としては、第l6図に示すように、鉄筋コ
ンクリートやACC等から成る壁芯材(5B)の表面に
下地材(02)を枠組構或し、その下地材(02)に仕
上げボード(OIA)を取付けたものや、第17図に示
すように、前記壁芯材(5B)の表面にモルタルやプラ
スタの塗布で下地(02’ )を形成し、その下地(0
2’ )に仕上げシート(01B)を貼付けたものが知
られている。
そして、仕上げボードを用いる前記の天井や壁では、仕
上げボードが重く、かつ、嵩張るため、それらの搬入に
手間取り、しかも、重い仕上げボードを支持する上で下
地として丈夫な枠組構造のものが必要となるため、下地
の施工に手間取る。
また、仕上げシートを貼付けた前記の天井や壁では、下
地に仕上げシートを貼付けるため、下地の面が凸凹であ
ると、仕上げシートも凸凹となり、その結果、下地を精
度良く作製する必要があって、下地の作製に手間取る。
その上、下地にクラックが生じた場合、仕上げシ竺トの
クラックに対応する部分が引張られて、仕上げシートの
破損等の仕上げ不良を招来する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来構造に対し、本発明が対象とする構造は、仕
上げシートを隣合う下地材にわたって張設したものであ
るため、次の利点を有する。
[1]仕上げシートは、軽量でロール状に巻取ること等
によって小型、コンパクトにできるものであるから、仕
上げシートの搬入を容易に行なえる。
[2コ下地材として、仕上げシートの側辺部を固定する
ものだけで済むから、下地材の数が少なくて済み、仕上
げシートを貼付ける場合のように下地の面の凹凸やクラ
ックの影響を仕上げシートに受けることがないことも相
俟って下地の施工を容易、迅速に行なえる。
そして、仕上げシートを張設する手段として本発明者は
、第18図に示すように、仕上げシートの側辺部と下地
材(2)とに紐(R)を掛け渡して仕上げシート(1)
の側辺部を下地材(2)に固定する手段や、或いは、第
l9図に示すように、仕上げシート(1)の側辺部を筒
状に縫い、その筒部(IA)に棒(S)を挿入してその
棒(S)を下地材(2)に取付けることで仕上げシート
(1)の端部を下地材(2)に固定する手段を最初に考
えた。
ところが、前者手段によるときは、紐掛けた多大な手段
を要し、作業性が悪いのみならず、仕上げシートの側辺
部のうち紐が掛った箇所のみを局所的に引張るため、仕
上げシートの全体を均一に張ることができず、仕上げシ
ートにシワが寄り易いといった問題があった。また、後
者手段によるときは、作業形態が仕上げシートの筒部に
棒を挿入したのちその棒を下地材に取付ける形態である
から、下地材への取付け時、仕上げシートの側辺部の全
体を棒とともに一挙に持ち運ぶ必要があり、その結果、
特に仕上げシートの下地材長手方向での幅が大なる場合
、仕上げシート側辺部の両端を持ち運ぶ少なくとも2人
の作業者が必要で作業性が悪い。
本発明の目的は、上述した利点を損なうことなく、仕上
げシートを均一に、かつ、作業性良く張ることができる
内外装構造を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による内外装構造の特徴構威は、前記仕上げシー
トの側辺を下地材にファスナーで取付け、前記仕上げシ
ートの下地材長手方向での全幅にわたって下地材並置方
向の張力を付与する張力付与手段を設けてある点にある
前記張力付与手段が、前記仕上げシートとして、弾性伸
縮自在なシートを伸張状態に張設する手段であることが
好ましい。
前記張力付与手段が、前記下地材又は仕上げシートとフ
ァスナーとを、弾性伸縮自在なシート材で繋ぐ手段であ
ることが好ましい。
前記張力付与手段が、前記ファスナーを保持するファス
ナー取付具を下地材に下地材並置方向に移動自在に装着
し、そのファスナー取付具にシート張り方向への移動力
を付与する駆動スプリングを設けて構成されていること
が好ましい。
〔作 用〕
上記本発明の特徴構成によれば、ファスナーのスライダ
ーを操作することで、仕上げシートの側辺部を、一端側
から順に下地材に取付けることができ、また、スライダ
ーを反対側に操作することで仕上げシートの側辺部を他
端側から順に下地材より取外すことができる。しかも、
張力付与手段により、仕上げシートの下地材長手方向の
全幅にわたって張力を付与するため、仕上げシートの全
体を均一に張ることができる。
特に、弾性伸縮自在なシートを仕上げシートとして伸張
状態に張設することにより、仕上げシートに張力を付与
する場合には、張力付与のための特別な装置類や操作が
不要である。
また、下地材又は仕上げシートをファスナーに弾性伸縮
自在なシート材で繋ぎ、このシート材の弾性力で仕上げ
シートに張力を付与する場合には、仕上げシートに伸縮
変形性が不要で、仕上げシートの耐久性を向上できる。
更に、ファスナー取付具を駆動スプリングで移動させる
ことにより仕上げシートに張力を付与する場合は、前記
と同様に仕上げシートの耐久性を向上できることはもち
ろん、仕上げシートの側辺部をそれの長平方向の全長に
おいて均一に引張ることができる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、資材搬入および下地施工を作
業性良く行なうことができ、しかも、作業性良く均一に
仕上げシートを張設でき、そのうえ、仕上げシートを下
地材から取外すことが容易であることにより、仕上げシ
ートの交換や仕上げシートを取外しての天井裏等、仕上
げシート裏側に対するメンテナンスを作業性良く行なう
ことができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示す。
本実施例は、第2図、第3図に示すように、鉄筋コンク
リート構造や鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物内装構造
を示す。
内装構造は、仕上げシート(1)を内装材とするもので
あり、以下に各部の詳細を説明する。
天井は、複数の野縁(2A)を間隔を隔てて並置する配
置で吊り金具(3)および野縁受け(4)を介して天井
スラブ(5A)に吊下げ支持させ、廻縁(2B)を設け
、前記野縁(2A)のうち大間隔を隔てて隣合うもの同
士にわたって前記仕上げシート(1)を天井面形成状態
に張設し、前記野縁並置方向の両端に位置する野縁(2
A)とそれに野縁並置方向で隣合う廻縁(2B)とにわ
たっても前記仕上げシート(1)を天井面形成状態に張
設し、小間隔を隔てて隣合う野縁(2A)にわたって設
備機器(6)を架設して構成されている。前記仕上げシ
ート(1)と設備機器(6)とは、野縁並置方向で交互
に並置する状態に配置されており、かつ、天井の野縁長
手方向の全幅に亘るものである。
前記設備機器(6)は、第4図、第8図にも示すように
、野縁(2A)にわたる樋状のケース(6A)と、その
ケース(6A)内に取付けた照明灯(6B)とから成る
前記廻縁(2B)は、壁芯材(5B)や粱(5C)に取
付けられている。
粱型のうち、壁付きのものおよび、天井スラブ(5A)
と間仕切り壁(7)との接合部に位置するものは、梁(
5C)の側面に粱長手方向の全長にわたる粱型側面下地
材(2C)を側面よりも突出する状態に取付け、粱(5
C)の出隅部に梁長手方向の全長にわたる粱型コーナ下
地材(2D)を粱(5C)の側面および下面よりも突出
する状態に取付け、粱(5C)の下面に粱長手方向の全
長にわたる粱型下面下地材(2E)を粱(5C)の下面
よりも突出する状態に取付け、前記粱型側面下地材(2
C)と粱型下面下地材(2E)とにわたって前記仕上げ
シート(1)を、その中間で粱型コーナ下地材(2D)
に当って折り曲げられるとともに、粱(5C)の側面お
−よび下面から設定距離を隔てて位置する状態に張設し
て構成されている。
粱型のうち天井スラブ(5A)の中間部に位置するもの
は、粱(2C)の両側面夫々に前記の粱型側面下地材(
2C)を同様に取付け、粱(5C)の両出隅部夫々に前
記の粱型コーナ下地材(2D)を取付け、前紀粱型側面
下地材(2C)にわたって前記仕上げシート(1)を、
中間2箇所で梁型コーナ下地材(2D)に当って折り曲
げられるとともに、粱(5C)の側面および下面から設
定距離を隔てて位置する状態に張設して構成してある。
壁は、第1図にも示すように、壁芯材(5B)の上下両
端部の夫々に壁幅方向の全長にわたる壁下地材(2F)
を壁芯材(5B)の表面よりも突出する状態に取付け、
それら壁下地材(2F)にわたって前記仕上げシート(
1)を壁芯材(5B)の表面から設定間隔を隔てて位置
する状態に張設し、壁芯材(5B)の上下中間部に仕上
げシート(1)側に突出する下地(8)を壁横幅全域に
わたる状態に形成して構威してある。前記下地(8)は
、壁芯材(5B)表面へのモルタルやプラスタの塗りに
より形成されており、張設された仕上げシート(1)に
接するか接しないかといった状態でその前面を仕上げシ
ート(1)に近接させている。また、下地(8)の上下
幅および下地(8)下端の床(PL)からの高さの実数
値例を示すと、夫々、1500mm、500mm程度で
ある。要するに、壁のうち人等が当り易い上下範囲に形
成されている。
柱型のうち、2つの壁芯材(5B)の大隅部に位置する
もの、壁芯材(5B)と間仕切り壁(7)との接合部に
位置するものは、柱(5D)のうち出隅部を形戒する2
つの側面夫々に柱長手方向の全長にわたる柱型下地材(
2G)を側面よりも突出する状態に取付け、柱(5D)
の出隅部に柱長手方向の全長にわたる柱型コーナ下地材
(2H)を2つの側面よりも突出する状態に取付け、前
記柱型下地材(2G)にわたって設定距離を隔てて位置
する状態に張設し、前記柱(5D)の側面に前記壁の下
地(8)と同様な下地(8)を形或して構或してある。
柱型のうち壁芯材(5B)の中間部に位置するものは、
柱(5D)の両側面夫々に前記の柱型下地材(2G)を
同様に取付け、2つの出隅部夫々に前記の柱型コーナ下
地材(2H)を同様に取付け、前記柱型下地材(2G)
にわたって仕上げシ一ト(1)を、中間2箇所で柱型コ
ーナ下地材(2H)に当って折り曲げられるとともに、
柱(5D)の側面、前面から設定距離を隔てて位置する
状態に張設し、前記柱(5D)の側面、前面に前記の下
地(8)を同様に形成して構或してある。
前記天井の野縁(2A)・廻縁(2B)に仕上げシート
(1)の側辺を取付ける手段、柱型の粱型側面下地材(
2C)・粱型下面下地材(2E)に仕上げシート(1)
の側辺を取付ける手段、壁の壁下地材(2F)に仕上げ
シート(1)の側辺を取付ける手段、柱型の柱型下地材
(2G)に仕上げシート(1)の側辺を取付ける手段の
基本構造は同じである。
前記基本構造について次に説明する。なお、野縁(2A
)、廻縁(2B)、粱型側面下地材(2C)、粱型下面
下地材(2E)、壁下地材(2F)、柱型下地材(2G
)は、いずれも下地材であるため、それらを下地材(2
)と総称する。
基本構造は、第1図、第6図、第8、第9図に示すよう
に、前記仕上げシ一ト(1〉の側辺を下地材(2)にフ
ァスナー(9)で取付け、前記仕上げシート(1)の下
地長手方向での全幅にわたって下地材並置方向の張力を
付与する張力付与手段を設けて構成してある。
前記ファスナー(9)は、下地材(2)に装着のファス
ナー取付具(10)に一側辺で保持され、かつ、他側辺
に務歯(9a)を装備したテープ(9A)と、仕上げシ
ート(1)の側辺に一側辺で縫付けられ、かつ、他側辺
に務歯(9b)を装備したテープ(9B)と、テープ長
手方向に移動することにより両テープ(9A), (9
B)の務歯(9a), (9b)を噛合いならびに解除
するスライダー(9C)と、噛合った前記務歯(9a)
, (9b)およびテープ(9A), (9B)の室内
側を覆う状態に仕上げシート(1)に連らねたカバー(
9D)とから戒るコンシールタイプのものである。前記
スライダー(9C)の引手(9C)は、室内側から操作
できるように胴体(9d)に取付けられている。前記テ
ープ(9A)の一側辺をファスナー取付具(10)に保
持する手段は、テープ(9A)の一側辺部をその全長に
わたって厚肉の係合部(lla)に形成し、ファスナー
取付具(10)の側面に、前記係合部(lla)を抜止
め状態に挿入保持する断面鍵穴状の保合溝(llb)を
形成する手段であり、テープ(9A〉をファスナー取付
具(10)にそれの長平方向に移動自在に保持するよう
に構成されている。なお、前記保合部(lla)を係合
溝(llb)に挿入保持する手段は、ファスナー取付具
(10)の長手方向一端面に臨む係合溝(llb)の開
口から保合部(lla)を長手方向に挿入していく手段
である。
前記張力付与手段は、前記ファスナー取付具(10)を
下地材並置方向、つまり、仕上げシート張り方向に移動
自在に下地材(2)に装着し、前記ファスナー取付具(
10)に仕上げシート張り方向への移動力を付与する駆
動スプリング(12)の複数を下地材長手方向に分散配
置し、もって、駆動スプリング(12)によりファスナ
ー取付具(10)を張り方向に移動させて仕上げシート
(1)に張力を付与するように構成されている。
前記ファスナー取付具(10)を下地材(1)に移動自
在に装着する手段は、ファスナー取付具(10)を内外
方向から摺動自在に挾み込む断面形状がコの字形の取付
部(2a)を下地材(2)に形成し、その取付部(2a
)の対向片のうち室内側の対向片とファスナー取付具(
10)とにファスナー取付具(10)を抜止めするため
の抜止め片(13a),(13b)を形成して構或され
ている。なお、前記室内側の対向片とファスナー取付具
(10)との間は、前記ファスナー(9)におけるカバ
ー(9D)の遊端辺部を差込み仕舞させる仕舞用差込み
空間(14)に形成されている。
前記駆動スプリング(12)は、棒状のばね鋼をW字形
状に賊形したものであって、両端脚部を弾性に抗して開
いた状態で、ファスナー取付具(10)のバネ受け溝(
15a)にファスナー取付具(10)の長手方向に摺動
自在に両端脚部を嵌合保持させ、かつ、中間部を取付部
(2a)のバネ受け溝(15b)に嵌合保持させること
で取付けられている。
次に取付手順を説明すると、先ず下地材(2)に、ファ
スナー(9)における一方のテープ(9A)を保持した
ファスナー取付具(IO)を、下地材(1)の長手方向
一端側からの差込みより装着すると共に、駆動スプリン
グ(12)を装着し、次いで、下地材(2)を施工した
のち、仕上げシート(1)に縫付けられたテープ(9B
)とファスナー取付具(10)に保持されたテープ(I
OA)との務歯(10b),(10a)同士をスライダ
ー(IOC)の操作で噛合せ、その後、へら等を用いて
カバー(9D)を仕舞用差込み空間(14)に差込む。
そして、各下地材(2)の具体構造は次の通りである。
野縁(2A)は、第8図に示すように、野縁受け(4)
への上下姿勢の取付板部(2b)の下端部に、前記取付
部(2a)を横向き姿勢で一側方に突出する状態に連設
するとともに、前記設備機器(6)を載置するための載
置板部(2c)を連設した一体物に構成されている。
廻縁(2B)は、第9図に示すように、前記取付部(2
a)に取付脚部(2b)を連設した一体物に構成されて
いる。
粱型側面下地材(2C)、梁型下面下地材(2E)、壁
下地材(2F)、柱型下地材(2G)は、取付部(2a
)を下地本体(2e)にビス(l6)で固定した構造に
構成されている。
前記一体物および取付部(2a)は、アルミニウムの押
出型材や、スチールのロールホーミング型材、プラスチ
ック成型品であり、前記ファスナー取付具(10)は、
アルミニウムの押出型材やプラスチックの成型品である
また、前記梁型コーナ下地材(2D)、柱型コーナ下地
材(2H)は、角筒状の本体(2f)に、コーナ処理材
(2g)をビス(17)で固着して構成されている。
前記コーナ処理材(2g)は、アルミニウムの押出型材
やプラスチックの或型品である。
前記仕上げシート(1)は、布やビニールシ一ト等であ
り、不燃性、難燃性、可燃性、通気性、非通気性、通水
性、非通性、透光性、遮光性のもののいずれでも良い。
また、天井における仕上げシート(1)の野縁長手方向
の両端の側辺は、第4図に示すように、廻縁(2B)に
前記と同様にファスナー(9)で取付けられている。
加えて、天井、壁の仕上げシート(I)は、第5図に示
すように、下地材長手方向で複数に分割されており、隣
合う仕上げシート(1)同士はファスナー(9)で接合
されている。
〔別実施例〕
本発明の別実施例を以下に示す。
[1コ天井の野縁(2A)としては、第10図に示すよ
うに、取付板部(2b)の下端に、取付部(2a)を横
向き姿勢で両側方に突出する状態に連設し、取付部(2
a)により設備機器(6)を載置するための載置板部(
2c)を兼用構成するものであっても良い。
[2]上記実施例において、第11図に示すように、フ
ァスナー取付具(10)に保合溝(llb)の複数を下
地材並置方向に間隔を隔てて形成し、仕上げシート(1
)の幅に応じて保合部(lla)を係合させる係止溝(
llb)を選択することにより、仕上げシート(1)の
幅に対する対応性を向上する。
[3]上記実施例では、抜止め片(13a), (13
b)を取付部(2a)の対向片とファスナー取付具(1
0)とに形或してファスナー取付具(10)を取付部(
2a)に対して抜止めするようにしてたが、第11図を
示すように、駆動スプリング(12)を、実施例とは逆
に中間部がファスナー取付具(10)のバネ受け溝(1
5a)に嵌合する姿勢で設け、その駆動スプリング(1
2)の両端脚部に、脚部の開きに伴なってファスナー取
付具(10)の前面に突出する姿勢に起立する爪部(1
2a)を一体連設し、爪部(12a)のファスナー取付
具(10)への当りにより抜止めするようにする。
[4]上記実施例では、張力付与手段として、ファスナ
ー取付具(10)を駆動スプリング(12)により仕上
げシート(1)張り方向に移動させることで、仕上げシ
ート(1)に張力を付与する手段を示したが、張力付与
手段としては、次のような手段であっても良い。
その1つは、第13図に示すように、ファスナー(9)
のテープ(9B)に仕上げシート(1)の側辺を弾性伸
縮自在なシート材(■8)で繋ぐ手段である。
2つ目は、ファスナー(9)のテープ(9A)を弾性伸
縮自在なシート材で繋ぐ手段である。
3つ目は、仕上げシート(L)として、弾性伸縮自在な
シートを伸張状態に張設する手段である。
[5]尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利に
するために符号を記すが、この記入により本発明は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の実施例を示し、第1図は要
部の縦断側面図、第2図は縦断面図、第3図は横断平面
図、第4図は要部の底面図、第5図は要部の正面図、第
6図、第8図第9図は要部の縦断側面図、第7図は要部
(駆動スプリング)の平面図であり、第10図乃至第l
3図は本発明の別実施例を示し、第10図、第11図、
第13図は要部の縦断側面図、第12図は要部の斜視図
である。第14図乃至第19図は従来例を示し、第14
図(イ〉,(0、第15図、第16図、第17図、第1
9図は縦断側面図、第18図は要部の斜視図である。 (2).・・・下地材、(1)・・・・・・仕シート、
(9)・・・・・・ファスナー、(18)・・・・・・
シート材、(IO)・・・・・・ファスナー取付具、(
12)・・・・・・駆動スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の下地材(2)を並置し、隣合う下地材(2)
    にわたって仕上げシート(1)を張設してある内外装構
    造であって、前記仕上げシート(1)の側辺を下地材(
    2)にファスナー(9)で取付け、前記仕上げシート(
    1)の下地材長手方向での全幅にわたって下地材並置方
    向の張力を付与する張力付与手段を設けてある内外装構
    造。 2、前記張力付与手段が、前記仕上げシート(1)とし
    て、弾性伸縮自在なシートを伸張状態に張設する手段で
    ある請求項1記載の内外装構造。 3、前記張力付与手段が、前記下地材(2)又は仕上げ
    シート(1)とファスナー(9)とを、弾性伸縮自在な
    シート材(18)で繋ぐ手段である請求項1記載の内外
    装構造。 4、前記張力付与手段が、前記ファスナー(9)を保持
    するファスナー取付具(10)を下地材(2)に下地材
    並置方向に移動自在に装着し、そのファスナー取付具(
    10)にシート張り方向への移動力を付与する駆動スプ
    リング(12)を設けて構成されている請求項1記載の
    内外装構造。
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