JP2551993Y2 - 間接照明用パネル - Google Patents
間接照明用パネルInfo
- Publication number
- JP2551993Y2 JP2551993Y2 JP5337992U JP5337992U JP2551993Y2 JP 2551993 Y2 JP2551993 Y2 JP 2551993Y2 JP 5337992 U JP5337992 U JP 5337992U JP 5337992 U JP5337992 U JP 5337992U JP 2551993 Y2 JP2551993 Y2 JP 2551993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- indirect lighting
- frame
- pillar
- tile panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、柱や壁面に取り付けら
れたパネルの背面側から間接的に照明を行うようにした
技術に関するものである。
れたパネルの背面側から間接的に照明を行うようにした
技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、建物のロビー等のように天井空
間が極めて高く、しかも広い室内においては、柱が壁面
から独立して存在する場合が多い。このような独立した
柱は、タイル等の表面仕上材を柱の表面へ取り付けるか
又は柱の周囲にタイルパネル等を立設して装飾するのが
一般的である。そして、柱の周囲にタイルパネルを設置
した後は、柱又はタイルパネルに別途ブラケットを取り
付け、該ブラケットに間接照明器具を設置して柱を装飾
・照明する等のことが行われることがある。
間が極めて高く、しかも広い室内においては、柱が壁面
から独立して存在する場合が多い。このような独立した
柱は、タイル等の表面仕上材を柱の表面へ取り付けるか
又は柱の周囲にタイルパネル等を立設して装飾するのが
一般的である。そして、柱の周囲にタイルパネルを設置
した後は、柱又はタイルパネルに別途ブラケットを取り
付け、該ブラケットに間接照明器具を設置して柱を装飾
・照明する等のことが行われることがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の間接照明の方法では、タイルパネルとは別個に間接照
明器具を設置するためのブラケットの取付作業と、更に
該ブラケットへの間接照明器具の取付作業とを行わなけ
ればならず、作業工数が多くなり、面倒になるという欠
点があった。
の間接照明の方法では、タイルパネルとは別個に間接照
明器具を設置するためのブラケットの取付作業と、更に
該ブラケットへの間接照明器具の取付作業とを行わなけ
ればならず、作業工数が多くなり、面倒になるという欠
点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、間接照明器
具を直接に取り付けることのできるパネルを提供せんと
するものである。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、間接照明器
具を直接に取り付けることのできるパネルを提供せんと
するものである。
【０００５】而して、前記課題を解決するために本考案
が採用した手段は、枠組み形成したフレームに表面仕上
材を取り付けると共に、該表面仕上材をフレームよりも
突出させて表面仕上材の裏面側とフレームとの間に、間
接照明の設置部を設けたことを特徴とする間接照明用パ
ネルである。
が採用した手段は、枠組み形成したフレームに表面仕上
材を取り付けると共に、該表面仕上材をフレームよりも
突出させて表面仕上材の裏面側とフレームとの間に、間
接照明の設置部を設けたことを特徴とする間接照明用パ
ネルである。
【０００６】
【作用】本考案にあっては、フレームと表面仕上材の裏
面側との間に間接照明の設置部を設けており、間接照明
器具はパネルを建て込んだ後、前記設置部へ直接に取り
付けるだけでよい。従って、照明器具を取り付けるため
のブラケット及びその取付作業を簡略化でき、極めて便
利である。
面側との間に間接照明の設置部を設けており、間接照明
器具はパネルを建て込んだ後、前記設置部へ直接に取り
付けるだけでよい。従って、照明器具を取り付けるため
のブラケット及びその取付作業を簡略化でき、極めて便
利である。
【０００７】
【実施例】以下に、本考案の構成を柱の周囲へタイルパ
ネルを構築した実施例に基づいて図面を参照して説明す
ると次の通りである。
ネルを構築した実施例に基づいて図面を参照して説明す
ると次の通りである。
【０００８】図１乃至図４は本考案の一実施例に係るも
のであり、図１はタイルパネル１を示す縦断面図、図２
は施工工程途中を示す一部断面平面図、図３は施工完了
後の状態を示す一部断面平面図、図４は施工完了後の状
態を示す側面図である。タイルパネル１は、断面Ｃ型の
チャンネル鋼を枠組み形成したフレーム２に、珪酸カル
シウム板，石綿セメント板，合板等のボード３をビス等
により取り付け、更にこのボード３上にモルタル等の接
着剤を介してタイル４を配列貼着したものである。また
タイルパネル１は、図２に示す隣位の二側面の一部が一
体的に形成されたコーナーパネル５，６，７と、各コー
ナーパネルどうしの間に配設される平面パネル８との二
種類を有している。
のであり、図１はタイルパネル１を示す縦断面図、図２
は施工工程途中を示す一部断面平面図、図３は施工完了
後の状態を示す一部断面平面図、図４は施工完了後の状
態を示す側面図である。タイルパネル１は、断面Ｃ型の
チャンネル鋼を枠組み形成したフレーム２に、珪酸カル
シウム板，石綿セメント板，合板等のボード３をビス等
により取り付け、更にこのボード３上にモルタル等の接
着剤を介してタイル４を配列貼着したものである。また
タイルパネル１は、図２に示す隣位の二側面の一部が一
体的に形成されたコーナーパネル５，６，７と、各コー
ナーパネルどうしの間に配設される平面パネル８との二
種類を有している。
【０００９】而して、柱９の周囲にタイルパネル１を構
築して間接照明するこの実施例にあっては、先ず、図２
に示すように、柱９の周囲の床面にこれから建て込みを
予定するタイルパネル１の位置に墨出しを行い、墨出し
をした線上の所定箇所に、アンカーボルト１０を植設し
ている。そして、コーナーパネル５，６，７の底面側の
フレーム２に形成されたボルト孔１１に前記アンカーボ
ルト１０を嵌合させている。次に、嵌合後の前記ボルト
１０にＣ型チャンネル鋼の上面側の開口部１３からナッ
ト１４を螺着してコーナー側のパネル５，６，７を自立
させるようにしている。
築して間接照明するこの実施例にあっては、先ず、図２
に示すように、柱９の周囲の床面にこれから建て込みを
予定するタイルパネル１の位置に墨出しを行い、墨出し
をした線上の所定箇所に、アンカーボルト１０を植設し
ている。そして、コーナーパネル５，６，７の底面側の
フレーム２に形成されたボルト孔１１に前記アンカーボ
ルト１０を嵌合させている。次に、嵌合後の前記ボルト
１０にＣ型チャンネル鋼の上面側の開口部１３からナッ
ト１４を螺着してコーナー側のパネル５，６，７を自立
させるようにしている。
【００１０】自立した各コーナーパネル５，６，７は、
このままの状態では不安定であるので、図２に示すよう
に、各コーナーパネル５，６，７の上端側のフレーム２
どうしを相互にＬ型アングル材を用いたアーム１５で連
結し、更にこれらのアーム１５どうしを補強用のアーム
１６で連結している。これにより、各コーナーパネル
５，６，７は、一体的に連結されることになり、安定し
て自立することができる。
このままの状態では不安定であるので、図２に示すよう
に、各コーナーパネル５，６，７の上端側のフレーム２
どうしを相互にＬ型アングル材を用いたアーム１５で連
結し、更にこれらのアーム１５どうしを補強用のアーム
１６で連結している。これにより、各コーナーパネル
５，６，７は、一体的に連結されることになり、安定し
て自立することができる。
【００１１】各コーナーパネルの自立設置が完了した後
は、各コーナーパネルどうしの間を平面パネル８で連結
する。この実施例では三角形状の各一辺において、二個
の平面パネル８を用いるようにしている。平面パネル８
は、図１に示すように、その上端側のフレーム２に仮固
定用のフック１７と図示しないクレーン吊り用のアイボ
ルトが取り付けられている。そのため、平面パネル８の
設置は、先ずアイボルトを介してパネル８の全体を吊り
上げ、下端側のフレーム２のボルト孔１１へアンカーボ
ルト１０を嵌合させると共に、フック１７をＬ型アング
ル材の連結アーム１５へ係止させ、設置作業途中にパネ
ル８が前後へ倒れないように仮固定している。然る後
は、アンカーボルト１０へナット１４を締結し、また隣
位のパネルの縦フレーム２どうしをボルト及びナットを
用いて連結すればよい。
は、各コーナーパネルどうしの間を平面パネル８で連結
する。この実施例では三角形状の各一辺において、二個
の平面パネル８を用いるようにしている。平面パネル８
は、図１に示すように、その上端側のフレーム２に仮固
定用のフック１７と図示しないクレーン吊り用のアイボ
ルトが取り付けられている。そのため、平面パネル８の
設置は、先ずアイボルトを介してパネル８の全体を吊り
上げ、下端側のフレーム２のボルト孔１１へアンカーボ
ルト１０を嵌合させると共に、フック１７をＬ型アング
ル材の連結アーム１５へ係止させ、設置作業途中にパネ
ル８が前後へ倒れないように仮固定している。然る後
は、アンカーボルト１０へナット１４を締結し、また隣
位のパネルの縦フレーム２どうしをボルト及びナットを
用いて連結すればよい。
【００１２】このようにして柱９の周囲にタイルパネル
１を立設した後は、図１に示す如く、上端側のフレーム
２よりも上方へ突出するボード３の背面側に設けられた
間接照明設置部１８に、照明器具１９を設置する。タイ
ルパネル１の上端面側に照明器具１９を直接に取り付け
ることで、タイルパネル１と柱９との間に別途、照明器
具を設置するための空間を形成する必要がなく、また柱
９に間接照明を設置するためのブラケット等を取り付け
る必要もない。図４は、すべての作業が完了した後の柱
９の周囲を見た正面図である。
１を立設した後は、図１に示す如く、上端側のフレーム
２よりも上方へ突出するボード３の背面側に設けられた
間接照明設置部１８に、照明器具１９を設置する。タイ
ルパネル１の上端面側に照明器具１９を直接に取り付け
ることで、タイルパネル１と柱９との間に別途、照明器
具を設置するための空間を形成する必要がなく、また柱
９に間接照明を設置するためのブラケット等を取り付け
る必要もない。図４は、すべての作業が完了した後の柱
９の周囲を見た正面図である。
【００１３】ところで、本考案は上述した実施例に限定
されるものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、間接照明器具１９の設置部１８は、タイルパネル１
の縦フレーム２とボード３との間に設けて、タイルパネ
ル１の側面側を間接照明するようにしてもよい。また柱
９の周囲に設けるタイルパネルの平面形状は、三角形以
外の四角形やその他の多角形であってもよい。
されるものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、間接照明器具１９の設置部１８は、タイルパネル１
の縦フレーム２とボード３との間に設けて、タイルパネ
ル１の側面側を間接照明するようにしてもよい。また柱
９の周囲に設けるタイルパネルの平面形状は、三角形以
外の四角形やその他の多角形であってもよい。
【００１４】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
フレームと表面仕上材の裏面側との間に間接照明の設置
部を設けており、間接照明器具はパネルを建て込んだ
後、前記設置部へ直接に取り付けるだけでよい。従っ
て、照明器具を取り付けるためのブラケット及びその取
付作業を簡略化でき、極めて便利である。
フレームと表面仕上材の裏面側との間に間接照明の設置
部を設けており、間接照明器具はパネルを建て込んだ
後、前記設置部へ直接に取り付けるだけでよい。従っ
て、照明器具を取り付けるためのブラケット及びその取
付作業を簡略化でき、極めて便利である。
【図１】本考案に係るタイルパネルの縦断面側面図であ
る。
る。
【図２】本考案に係るタイルパネルの施工途中を示す一
部断面平面図である。
部断面平面図である。
【図３】本考案に係るタイルパネルの施工完了後の状態
を示す一部断面平面図である。
を示す一部断面平面図である。
【図４】本考案に係るタイルパネルの施工完了後の状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
１…タイルパネル ２…フレーム ３…ボード ４…タイル １８…間接照明設置部 １９…間接照明器
具
具
Claims (1)
- 【請求項１】 枠組み形成したフレームに表面仕上材を
取り付けると共に、該表面仕上材をフレームよりも突出
させて表面仕上材の裏面側とフレームとの間に、間接照
明の設置部を設けたことを特徴とする間接照明用パネ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5337992U JP2551993Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 間接照明用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5337992U JP2551993Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 間接照明用パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066550U JPH066550U (ja) | 1994-01-28 |
| JP2551993Y2 true JP2551993Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12941189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5337992U Expired - Lifetime JP2551993Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 間接照明用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551993Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017150271A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社デルフィス | 照明付化粧パネル |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP5337992U patent/JP2551993Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017150271A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社デルフィス | 照明付化粧パネル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH066550U (ja) | 1994-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |