JPH0393905A - 屋内人工スキー場の床構造 - Google Patents

屋内人工スキー場の床構造

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JPH0393905A
JPH0393905A JP22953389A JP22953389A JPH0393905A JP H0393905 A JPH0393905 A JP H0393905A JP 22953389 A JP22953389 A JP 22953389A JP 22953389 A JP22953389 A JP 22953389A JP H0393905 A JPH0393905 A JP H0393905A
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floor
heat insulating
concrete
insulating layer
snow
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Masanori Inoue
正則 井上
Susumu Kishi
岸 進
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は,屋内人工スキー場におけるゲレンデの床構
造に関するものである。
[従来の技術] 近年、ウインタースポーツを楽しむ人のために、屋内人
工スキー場が建設されるようになってきた。
このような屋内人工スキー場は、屋内の床上にスノーマ
シンを使用して人工雪を堆積させることにより造られる
第5図は、屋内人工スキー場の従来の床構造の一例を示
す概略断面図である。第5図に示すように、この例の床
Bは、基礎上に構築されたコンクリート製基板lと、基
板1上に防水M8を介して敷きつめられた砕石層9と、
砕石層9上に通水性アスファルト10を介して敷設され
た人工芝工1とからなっている。6は、床Bの表面上に
堆積された人工雪である。
第6図は、屋内人工スキー場の従来の床構造の他の例を
示す概略断面図である。第6図に示すように、この例の
床Cは、基礎上に構築されたコンクリート製基板1と、
基板1内に所定間隔をあけて埋設された、その内部に冷
媒が流れる冷却用導管12と、基板l上に防水層8を介
して敷設された人工芝1lとからなっている。6は,床
Cの表面上に堆積された人工雪である。
[発明が解決しようとする課題コ 第5図に示した、コンクリート製基板1と、砕石層9と
、人工芝11とからなる床Bには、次のような問題があ
る。即ち、上述した構造の床Bは、断熱を全く考慮して
いない。従って、その上に堆積された人工雪6の融雪量
が極めて多く、ゲレンデを良好な状態に維持するために
は、多量の人工雪の供給を必要とする結果、造雪費が多
額になり、不経済である。
第6図に示した、その内部に冷却用導管12が埋設され
ている基板1と、人工芝11とからなる床Cには、次の
ような問題がある。即ち、上述した構造の床は、コンク
リート製基板1内に埋設された冷却用導管12によって
、床Cが常時冷却されている。従って、床C上に堆積し
た人工雪6は,融解せず,いつまでも残る。この結果、
スキーヤーの滑走等によって,次第に雪が汚れてくる。
更に、雪は、スキーヤーの滑走時に生ずる摩擦熱によっ
て融解しそして直ちに凍結する。このような融解および
凍結の繰り返しによって、雪の粒子は粗大化し、次第に
氷に変化する結果、ゲレンデがアイスバーンに変化する
上述したように、屋内人工スキー場におけるゲレンデの
従来の床構造には、床上に堆積した雪の融解量が極めて
多く,または,堆積した雪が汚れそしてアイスバーンに
変化する等の問題があり、スキーヤーが滑りやすい、良
質のパウダー状の雪を常時堆積させることができない。
従って、この発明の目的は、その上に堆積した雪が融解
したり、または、雪に汚れが生じたり、雪がアイスバー
ンに変化するようなことがなく、堆積した雪を常時良質
のパウダー状に堆積させることができる、屋内人工スキ
ー場の床構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、上述した問題を解決し、堆積した雪を常
時良質のパウダー状に維持させることができる、屋内人
工スキー場の床構造を開発すべく鋭意研究を重ねた。そ
の結果,コンクリートを基盤とした床中に所定厚さの断
熱層を設け、床上に堆積した人工雪を、その供給量に見
合う量だけ融解させてその新陳代謝を促進させれば、堆
積した雪を常時パウダー状に維持し得ることを知見した
この発明は、上記知見に基づいてなされたもので、基礎
上に構築されるコンクリート製基板と,前記基板上に防
水被膜を介して敷設された、所定厚さの断熱層と、前記
断熱層上に防水被膜を介して敷設された、その上面に複
数条の排水溝を有するコンクリート製の押え板、または
、人工芝のような滑り防止層とからなることに特徴を有
するものであり、且つ、前記断熱層の前記所定厚さを、
床上に堆積した人工雪が、その供給量に見合う量だけ融
解し得る厚さとなし,または、前記断熱層内または前記
コンクリート製の押え板内に、その内部を冷却媒体また
は加熱媒体が流れる導管を埋設し,これによって、融雪
量を調節し得るようにしたことに特徴を有するものであ
る。
次に、この発明の床構造を、図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、この発明の床構造の第1実施態様を示す概略
断面図である。第1図に示すように,この発明の第工実
施態様の床構造は、基礎上に構築されたコンクリート製
の基板1と、基板工上に敷設された、例えば発泡スチロ
ール、グラスウール等の断熱材からなる断熱層2と,断
熱M2上に敷設されたコンクリート製の押え板3とから
なっている。
基板1と断熱M2との間、および、断熱層2と押え板3
との間には、各々、例えばゴムアスファルトシ一ト製の
防水被膜4が設けられている。
コンクリート製の押え板3の上面には、複数条の排水溝
5が形成されている。
上述のように構或された床A上に堆積した人工雪6は、
人エスキー場の屋内温度をo℃以下に保つことによって
,その表面からは融解しない。しかしながら、床Aの底
部からは外気熱が侵入するため、この侵入した外気熱に
よって融解が生じ得る。
そこで、人工スキー場が建設される場所の気象条件に応
じ、断熱層2の厚さを、床A上に堆積した人工雪6が、
その供給量に見合う量だけ融解し得る厚さに調整する。
第2図は、この発明の床構造の第2実施態様を示す概略
断面図である。第2図に示すように、この発明の第2実
施態様の床構造は、基礎上に構築されるコンクリート製
基板lと、基板1上に防水被膜4を介して敷設された断
熱層2と、断熱N2上に防水被膜4を介して敷設された
、融雪水の排水が可能で且つその表面に堆積した人工雪
6の滑りを防止し得る、滑り防止層としての人工芝l1
とからなっている。断熱層2の厚さを、床A上に堆積し
た人工雪が、その供給量に見合う量だけ融解し得る厚さ
に調整することは、第l実施態様の構造と同じである。
第3図は、この発明の床構造の第3実施態様を示す概略
断面図である。第3図に示すように、この発明の第3実
施態様の床構造は、基礎上に構築されるコンクリート製
基板1と、基+Fil上に防水被膜4を介して敷設され
た断熱層2と、断熱層2上に防水被膜4を介して敷設さ
れた、その上面に複数条の排水溝5が形威されているコ
ンクリート製の押え板3とからなることは、第1実施態
様の床構造と同様である。
第3実施態様の床構造においては、断熱層2内に導管7
が埋設されており,導管7を通って冷却媒体または加熱
媒体が流れるようになっている。
このように、断熱N2内に埋設された導管7を通して、
冷却媒体または加熱媒体を流すことによって、床A上に
堆積した人工雪の融解量を制御することができる。
第4図は、この発明の床構造の第4実施態様を示す概略
断面図である。第4図に示すように、この発明の第4実
施態様の床構造は、基盤上に構築されるコンクリート製
基板lと、基板1上に防水被膜4を介して敷設された断
熱N2と、断熱層2上に防水被膜4を介して敷設された
、その上面に複数条の排水溝5が形成されている、防水
処理材が混入された非透水性のコンクリート製の押え板
3と、非透水性のコンクリート製の押え板3内に埋設さ
れた、冷却媒体または加熱媒体が流れる導管7とからな
っている。
押え板3内に埋設された導管7を通して、冷却媒体また
は加熱媒体を流すことによって、床A上に堆積した人工
雪の融解量を制御することができる。
導管7が埋設されている押え板3を構成するコンクリー
トは非透水性であるから、浸入した水の凍結によって、
押え板3および導管7が破損するようなことはない。
[作用コ この発明の第1実施態様および第2実施態様によれば、
コンクリート製の基板1と,コンクリート製の押え板3
との間に、断熱層2が設けられ、断熱M2の厚さは、床
A上に堆積した人工雪6が、人エスキー場が建設される
場所の気象条件に応じ、その供給量に見合う量だけ融解
し得る厚さに調整されている。従って、堆積した人工雪
6の新陳代謝が促進される。
この発明の第3実施態様によれば,前述した断熱層2内
に埋設された導管7を通して、冷却媒体または加熱媒体
を流すことにより、また、この発明の第4実施態様によ
れば、前述した非透水性のコンクリート製の押え板3内
に埋設された導管7を通して、冷却媒体または加熱媒体
を流すことにより、床A上に堆積した人工雪6が、その
供給量に見合う量だけ融解し得る。従って、上記と同じ
ように、堆積した人工雪6の新陳代謝が促進される. 上述のようにして融解した水は、第1実施態様の場合に
は、押え板3の上面に形威された複数条の排水溝5を通
り、また,第2実施態様の場合には、人工芝l1を通り
、ゲレンデの下部に向けて流れ、排出される.融解した
水の一部は、押え板3または人工芝1l中に浸透するが
、断熱層2は防水被膜4によって覆われているので、断
熱層2内には浸入せず、断熱層2を劣化させることはな
い。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明の床構造を有する屋内人工
スキー場によれば、床上に供給されそして堆積した人工
雪が、その供給量に見合って融解する。従って、常時一
定量のパウダー状の人工雪を床上に堆積させることがで
き、雪に汚れが生じたり、雪がアイスバーンに変化する
ことがなく、スキーヤーは、快適なスキーを楽しむこと
ができる、多くの有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施態様を示す概略断面図,第
2図はこの発明の第2実施態様を示す概略断面図,第3
図はこの発明の第3実施態様を示す概略断面図、 第4
図はこの発明の第4実施態様を示す概略断面図、そして
、 第5図および第6図は従来の床構造を示す概略断面図で
ある。図面において、 l・・・基板、    2・・・断熱層、3・・・押え
板、   4・・・防水被膜、5・・・排水溝、   
6・・・人工雪、7・・・導管,    8・・・防水
層、9・・・砕石層、   10・・・通水性アスファ
ルト、1l・・・人工芝、   12・・・冷却用導管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基礎上に構築されるコンクリート製基板と、前記基
    板上に防水被膜を介して敷設された、所定厚さの断熱層
    と、前記断熱層上に防水被膜を介して敷設されたコンク
    リート製の押え板と、前記押え板の上面に形成された複
    数条の排水溝とからなることを特徴とする、屋内人工ス
    キー場の床構造。 2、基礎上に構築されるコンクリート製基板と、前記基
    板上に防水被膜を介して敷設された、所定厚さの断熱層
    と、前記断熱層上に防水被膜を介して敷設されたコンク
    リート製の押え板と、前記押え板の上に敷設された滑り
    防止層とからなることを特徴とする、屋内人工スキー場
    の床構造。 3、前記断熱層の前記所定厚さを、床上に堆積した人工
    雪が、その供給量に見合う量だけ融解し得る厚さとする
    、請求項1記載の床構造。 4、前記断熱層内に、その内部を冷却媒体または加熱媒
    体が流れる導管が埋設されている、請求項1または2に
    記載の床構造。 5、前記コンクリート製の押え板内に、その内部を冷却
    媒体または加熱媒体が流れる導管が埋設されている、請
    求項1または2に記載の床構造。
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