JPH03166404A - スキー場の融雪防止構造 - Google Patents

スキー場の融雪防止構造

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JPH03166404A
JPH03166404A JP30323089A JP30323089A JPH03166404A JP H03166404 A JPH03166404 A JP H03166404A JP 30323089 A JP30323089 A JP 30323089A JP 30323089 A JP30323089 A JP 30323089A JP H03166404 A JPH03166404 A JP H03166404A
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ground
permeable
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Kiyoshi Shinohara
篠原 喜代司
Motoaki Miyazaki
基彰 宮崎
Hiroyasu Ogata
広泰 緒方
Yoshikatsu Tani
谷 義勝
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Nippon Steel Corp
Iwatani Corp
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical Co Ltd
Iwatani International Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、比較的温暖地に設けられる屋外の人エスキ
ー場ならびに天然スキー場、または寒冷地に設けられた
温暖な時期に利用される人工スキ一場ならびに天然スキ
ー場におけるゲレンデの積雪の融雪防止構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、レジャー志向の高まりのなかで各地に人エスキー
場ならびに天然スキー場が計画されている.これらのス
キー場は自然降雪を利用するほか、降雪が無い期間には
冷凍手段によって生成した氷やその他の手段によって人
工雪を製造し、この人工雪をスキ・一場のゲレンデに散
布して積雪させるものである。従来、これらのスキー場
のゲレンデは、地盤を整地してこの上に直接または芝草
等を植えて、自然雪または人工雪を積雪させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、比較的温暖地(例えば関西以西)に設けられる
スキー場または寒冷地に設けられた温暖な時期に利用さ
れるスキー場では、特に寒冷期間の前後においてゲレン
デの地盤が有する地熱によって、積雪した雪が融雪しや
すく、このためスキー滑走に適した積雪を得ることが困
難となって、天然スキー場ではスキー場のオーブン期間
が短くなってしまう課題があった。また、人エスキー場
においても同様にゲレンデの地熱による融雪に対して十
分な積雪高さを確保するため、人工雪を頻繁に製造して
ゲレンデに散布する必要が生じ、このためランニングコ
ストが高くなってしまう課題があった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、従来の課題を解消し、ゲレンデの地盤が有
する地熱が積雪へ熱伝達するのを遮断するとともに、外
気温や太陽熱等による融雪によって生じた水を速やかに
ゲレンデの地盤中に浸透.排水させることによって、ス
キー可能な期間を延長し、また、人エスキー場において
は人工雪の製造,散布に係わるランニングコストを低減
させることができるスキー場の融雪防止構造を提供する
ことを目的とするものである. 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、この発明のスキー場の融雪
防止構造においては、ゲレンデの地盤1上に透水性断熱
材2を敷設し、その透水性断熱材2の上面を合成繊維製
不織布3で被覆する。
またゲレンデの地盤l上に不透水性断熱材4を敷設し、
その不透水性断熱材4に、その断熱材の上面から下面に
達する多数の排水溝6または排水孔を設け、その不透水
性断熱材4の上面を、通水性を有する板状の排水マット
5で被覆することによっても、前記目的を達戒すること
ができる。
〔作 用〕
比較的温暖地の地盤または寒冷地においても、温暖な時
期の地盤は高い潜熱を有し、寒冷期間の前後(初冬や初
春)においては、外気温よりかなり高い地熱を有する。
このため地盤上に積雪した雪は地熱によって融雪されて
しまう。この地熱による融雪の程度は大きく、九州の山
岳地区を例にとれば、外気温.太陽熱等による融雪の2
倍以上に達すると推定される。
この発明は、ゲレンデの地盤1上に断熱材を敷くことに
より、地熱が積雪に伝達するのを遮断するものである。
しかし、断熱材を敷いたのみでは地熱以外の要因(外気
温,太陽熱)による融雪によって生じた水が、積雪下部
に滞溜したり、斜面を流下する際に、融雪を助長させて
しまうため、これらの要因による水を速やかに排水して
水と雪を分離する必要がある. このため第1発明の場合は、透水性断熱材2を敷設し、
この上を合成繊維製不織布3により被覆し、その不織市
3により濾過した融雪水を、透水性断熱材2中を透水さ
せて地盤土中に浸透,排水させる。
また第2発明の場合は、製作コストの安い発泡スチレン
等の不透水性断熱材4を敷設し、その不透水性断熱材4
に、断熱材上面から下面に達する排水溝6または排水孔
を設け、不透水性断熱材4の上に敷いた板状の排水マッ
ト5により集水した融雪水を、前記排水溝6または排水
孔を通して地盤1中に浸透,排水させる。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する. 第1図および第2図は第1発明の実施例に係るスキー場
の融雪防止構造を示すものであって、スキー場のゲレン
デの地盤l上に、多数のブロック状の透水性断熱材2が
敷き並べられ、各透水性断熱材2の上面にわたって、合
成繊維製の不織布3が敷設され、多数の釘状の固定具8
は、前記不織布3および透水性断熱材2を貫通して地盤
lに打込まれ、前記固定具8により、不織布3が透水性
断熱材2に固定されると共に、その透水性断熱材2が地
盤1に安定状態で固定されている。
前記透水性断熱材2は、積雪をゲレンデの地熱から熱的
に遮断するとともに、積雪が地熱以外の要因(外気温,
太陽熱等)によって融雪した際に生じた水を速やかにゲ
レンデの地盤1中に浸透させて排水する目的のために設
けられるものであり、透水性断熱材2としては、例えば
粒状の発泡スチロールを諒間ができるように接着したも
のを熱遮断に必要な厚さに或形したブロックのものを使
用し、そのブロック状の透水性断熱材2をゲレンデの地
盤l上に多数敷き並べる。
融雪水中に含まれる土砂や塵等の固形物がそのまま透水
性断熱材2の間隙に侵入すると目詰まりを起こすので、
第1発明においては、透水性断熱材2の上面を合或繊維
製の不織布3により被覆して、その不織布3に濾過機能
の役割を持たせ、かつ敷き並べられた多数のブロック状
の透水性断熱材2を固定具8および不織布3により安定
状態で固定している。
なお不織布3を透水性断熱材2に対し接着剤により固定
してもよい。また前記固定具8の頭部が不織布3の上面
から突出しないようにするのが好ましい。
第3図および第4図は第2発明の実施例に係るスキー場
の融雪防止構造を示すものであって、スキー場のゲレン
デの地盤1上に、多数のブロック状の不透水性断熱材4
が間隔をおいて敷き並べられ、隣り合う不透水性断熱4
の間の間隙が排水溝6を構威し、隣り合う各不透水性断
熱材4の側面間に透水性を有する透水性目地材9が挾み
込まれ、各不透水性断熱材4の上面にわたって、透水性
材料からなる板状の排水マット5が敷設され、多数の釘
状の固定具8は、前記排水マット5および不透水性断熱
材4を貫通して地盤lに打込まれ、前記固定具8により
、排水マット5が不透水性断熱材4に固定されると共に
、その不透水性断熱材4が地盤Iに安定状態で固定され
ている。
前記不透水性断熱材4しては廉価で入手できる発泡スチ
ロール製のものを使用することができ、かつ不透水性断
熱材4は、透水用の間隙がないため前記透水性断熱材2
よりも断熱効率が高くなり、そのため断熱材の厚さを薄
くすることができる。
前記板状の排水マット5は融雪水7を濾過して排水する
ために設けるものであって、第3図および第4図の場合
、剛性繊維の剛毛を接着剤によリ結合して構戒したヘチ
マ状の透水性中間層5Aの上下両面に、合成繊維の不織
布または粗目布からなる布材5B,5Cを接着剤等によ
り結合して、排水マット5を構戒している。また透水性
目地材9としても、排水マット5と同一構造のものが用
いられている。
前記排水マット5を不透水性断熱材4に対し接着剤によ
り固定してもよい。また前記固定具8の頭部が排水マッ
ト5の上面から突出しないようにするのが好ましい。
以上の如く構戒することにより、排水マット5上に積雪
する雪はゲレンデの地熱に対し不透水性断熱材4により
断熱され、しかも地熱以外の要因(外気温,太陽熱等)
によって融雪した際に生じた融雪水7は、排水マット5
における上面の布材5Bから中間層5Aに侵入し、次い
でその中間層5A内を流動したのち下面の布材5Cを通
過し、続いて透水性目地材9を透過したのち、ゲレンデ
の地盤1中に浸透水7aとなって排水される。
なお、この実施例では、多数のブロック状の不透水性断
熱材4を間隔をおいて敷き並べることにより、その間隙
を排水溝6としているが、不透水性断熱材4にその上面
から下面に貫通する多数の排水孔を設けてもよい。
この発明において使用する透水性断熱材2,不透水性断
熱材4,不織布3および排水マット5としては、前述の
機能を有するものであれば、前記実施例に示した以外の
材料を使用してもよい。
第5図および第6図は排水マット5の他の例を示すもの
であって、合或樹脂板10に上向きに突出する多数の突
起l1が押出形成され、合成繊維の不織布または粗面布
がらなる布材5Bは各突起1lの頂面にわたって架設さ
れて接着剤により固着され、かつ前記合成樹脂板10の
平板部に多数の排水孔l2が設けられ、その平板部と前
記布材5Bとの間に通水空間13が設けられている。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構威されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
比較的温暖な地域に設けられる人エスキー場ならびに天
然スキー場または寒冷地に設けられた温暖な時期に利用
されるスキー場において、ゲレンデの地盤1上に透水性
断熱材2または不透水性断熱材4を敷設しているので、
地熱による積雪の融雪を防止できる。また地熱以外の要
因(外気温.太陽熱等)によって融雪した際に生じた水
を速やかにゲレンデの地盤1中に浸透,排水させるため
、融雪水による積雪の融雪をも防止することができる。
した.がって、特に寒冷期の前後において、スキー滑走
に適した積雪を確保することができるため、天然スキー
場ではスキー場のオープン期間を長くすることができ、
また人工スキー場では人工雪の製造.散布に関するラン
ニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例に係るスキー場の融雪防止構
造の一部を示す縦断斜視図、第2図は第1図の一部を拡
大して示す縦断斜視図である。第3図は第2発明の実施
例に係るスキー場の融雪防止構造の一部を示す縦断斜視
図、第4図は第3図の一部を拡大して示す縦断斜視図で
ある。第5図は排水マットの他の例を示す縦断側面図、
第6図はその一部切欠平面図である。 図において、1はゲレンデの地盤、2は透水性断熱材、
3は合威繊維製不織布、4は不透水性断熱材、5は排水
マット、5Aは透水性中間層、5Bおよび5CはiHi
材、6は排水溝、7は融雪水、7aは浸透水、8は固定
具、9は透水性目地材、↓0は合或樹脂板、11は突起
、12は排水孔、l3は通水空間である。 第5図 第6図 11 1] 5B 一22−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲレンデの地盤1上に透水性断熱材2を敷設し、
    その透水性断熱材2の上面を合成繊維製不織布3で被覆
    したことを特徴とするスキー場の融雪防止構造。
  2. (2)ゲレンデの地盤1上に不透水性断熱材4を敷設し
    、その不透水性断熱材4に、その断熱材の上面から下面
    に達する多数の排水溝6または排水孔を設け、その不透
    水性断熱材4の上面を、通水性を有する板状の排水マッ
    ト5で被覆したことを特徴とするスキー場の融雪防止構
    造。
JP1303230A 1989-11-24 1989-11-24 スキー場の融雪防止構造 Expired - Lifetime JPH068521B2 (ja)

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