JPH039373Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039373Y2 JPH039373Y2 JP1980136830U JP13683080U JPH039373Y2 JP H039373 Y2 JPH039373 Y2 JP H039373Y2 JP 1980136830 U JP1980136830 U JP 1980136830U JP 13683080 U JP13683080 U JP 13683080U JP H039373 Y2 JPH039373 Y2 JP H039373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- support plate
- grooves
- antenna support
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモールド樹脂で成型された、通信用筐
体にアンテナを取付ける改良された取付機構に係
る。
体にアンテナを取付ける改良された取付機構に係
る。
無線用通信機や、いわゆるラジオ受信機等で、
特に携帯形のものにあつては、電子回路、電源等
を収容保護し各種の操作部を外部に操作可能に支
持するとともに、送信或いは受信のためのアンテ
ナが取付けられる筐体を有する。この筐体は一般
には製造性の良好なことと、軽量なことから合成
樹脂を成形したものが多く用いられ、上記アンテ
ナも筐体の要部に取り付けられるようになつてい
る。そして筐体は軽量化等のため極力薄肉にかつ
合理的に製せられるように考慮されている。
特に携帯形のものにあつては、電子回路、電源等
を収容保護し各種の操作部を外部に操作可能に支
持するとともに、送信或いは受信のためのアンテ
ナが取付けられる筐体を有する。この筐体は一般
には製造性の良好なことと、軽量なことから合成
樹脂を成形したものが多く用いられ、上記アンテ
ナも筐体の要部に取り付けられるようになつてい
る。そして筐体は軽量化等のため極力薄肉にかつ
合理的に製せられるように考慮されている。
上記アンテナの従来の取り付け部を示すと第4
図で示すようであり、図は筐体のカバーを外した
ところの側面図である。筐体1の壁面から直角に
板状の突起3が一体に成型され、突起3の中央部
に穿設した孔3′がアンテナ2のねじ2′を嵌通さ
せてねじ2′の突出側から突起3との間にスプリ
ングワツシヤ6を介在させて、ナツト9をねじ
2′に螺着して固定している。アンテナ2は筐体
1の壁面に並行してその先端は直角な他の壁面を
貫通して外部に突出し支持される。
図で示すようであり、図は筐体のカバーを外した
ところの側面図である。筐体1の壁面から直角に
板状の突起3が一体に成型され、突起3の中央部
に穿設した孔3′がアンテナ2のねじ2′を嵌通さ
せてねじ2′の突出側から突起3との間にスプリ
ングワツシヤ6を介在させて、ナツト9をねじ
2′に螺着して固定している。アンテナ2は筐体
1の壁面に並行してその先端は直角な他の壁面を
貫通して外部に突出し支持される。
このようなアンテナ2の取付け機構は、金属材
でなるアンテナとスプリングワツシヤ6でモール
ド樹脂の突起3を圧着するために、突起3の孔
3′の周縁を損傷するおそれと、アンテナ2の先
端方向から押圧された場合に、板状の突起3の根
本部が折損するおそれと、および突起3がねじ
2′とナツト9との螺着力により長期間の間に疲
労による圧縮歪をおこし、ナツト9が弛んでアン
テナ2の固着が不確実になるなどのことがあつ
た。
でなるアンテナとスプリングワツシヤ6でモール
ド樹脂の突起3を圧着するために、突起3の孔
3′の周縁を損傷するおそれと、アンテナ2の先
端方向から押圧された場合に、板状の突起3の根
本部が折損するおそれと、および突起3がねじ
2′とナツト9との螺着力により長期間の間に疲
労による圧縮歪をおこし、ナツト9が弛んでアン
テナ2の固着が不確実になるなどのことがあつ
た。
上記問題に鑑み本考案は、筐体を損傷させずに
固着が確実なアンテナ取付機構を提供することを
目的とする。
固着が確実なアンテナ取付機構を提供することを
目的とする。
このため本考案は、合成樹脂成形による通信機
用筐体内部に一対の溝を該溝の開口部を内側とし
てかつ並行して対向形成し、該両溝に跨つて挿入
されるアンテナ支持板の両端部分に、挿入方向に
沿つて片持梁状の爪を切り起し傾斜突設し、該ア
ンテナ支持板を上記爪の切り起し端が挿入方向と
逆になるようにして上記溝に圧入し、上記筐体の
外部から内部に貫通させた棒状アンテナの端部を
上記溝の対向間におけるアンテナ支持板面にねじ
止め止着するようにしたことを要旨としたもので
ある。
用筐体内部に一対の溝を該溝の開口部を内側とし
てかつ並行して対向形成し、該両溝に跨つて挿入
されるアンテナ支持板の両端部分に、挿入方向に
沿つて片持梁状の爪を切り起し傾斜突設し、該ア
ンテナ支持板を上記爪の切り起し端が挿入方向と
逆になるようにして上記溝に圧入し、上記筐体の
外部から内部に貫通させた棒状アンテナの端部を
上記溝の対向間におけるアンテナ支持板面にねじ
止め止着するようにしたことを要旨としたもので
ある。
以下、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案のアンテナ取付機構の一実施例
の筐体カバーを取外した状態で要部を断面して示
す正面図、第2図は第1図の矢視A方向から見た
側面図、第3図はアンテナ支持板の斜視図であ
る。
の筐体カバーを取外した状態で要部を断面して示
す正面図、第2図は第1図の矢視A方向から見た
側面図、第3図はアンテナ支持板の斜視図であ
る。
一対の対向して並行する溝10,11を有する
2個所の突起12と13が溝10,11の開口部
を内側にして対向配置して筐体1の直交する壁面
に対応して筐体1内部に一体に合成樹脂モールド
されている。図のように一方の突起12は壁面1
4に溝10を形成する突起が壁面に沿つて設けら
れ、他方の突起13は壁面14と直交する壁面1
5から、溝11が溝10と対向する位置迄板状
に、壁面15から直交方向に突設し、壁面15に
沿つて設けられている。4はアンテナ2の基部の
連結金具5を固着する孔42を穿設したアンテナ
支持板であり、突起12と13の溝10,11に
挿入する方向に沿つて両端部に片持梁状の爪41
が突設されている。
2個所の突起12と13が溝10,11の開口部
を内側にして対向配置して筐体1の直交する壁面
に対応して筐体1内部に一体に合成樹脂モールド
されている。図のように一方の突起12は壁面1
4に溝10を形成する突起が壁面に沿つて設けら
れ、他方の突起13は壁面14と直交する壁面1
5から、溝11が溝10と対向する位置迄板状
に、壁面15から直交方向に突設し、壁面15に
沿つて設けられている。4はアンテナ2の基部の
連結金具5を固着する孔42を穿設したアンテナ
支持板であり、突起12と13の溝10,11に
挿入する方向に沿つて両端部に片持梁状の爪41
が突設されている。
このアンテナ支持板4は幅が筐体1の溝10,
11の対向底面間とほぼ等しく挿入可能な幅で、
長さは同じく溝10,11の長さにほぼ等しい。
そして爪41は長さ方向に切り起し傾斜状に突設
され、切り曲げ部の幅が広く先端方向の幅が狭い
よう三角形状で同一面側に切り起されている。な
お、上記溝10,11の幅はこのアンテナ支持板
4の板厚さに切り起された爪41の先端迄の高さ
の和よりも適当に小さい。
11の対向底面間とほぼ等しく挿入可能な幅で、
長さは同じく溝10,11の長さにほぼ等しい。
そして爪41は長さ方向に切り起し傾斜状に突設
され、切り曲げ部の幅が広く先端方向の幅が狭い
よう三角形状で同一面側に切り起されている。な
お、上記溝10,11の幅はこのアンテナ支持板
4の板厚さに切り起された爪41の先端迄の高さ
の和よりも適当に小さい。
以上でアンテナ支持板4を矢視B方向、すなわ
ち爪41の切り起し側から突起12と13の溝1
0,11に跨つて挿入すると、爪41の弾発力に
より、支持板4が溝10,11の側壁に圧接され
爪が滑り込むとともに爪41の先端部が溝の側面
に喰込み挿入方向と逆の引き抜き方向には離脱し
ない。
ち爪41の切り起し側から突起12と13の溝1
0,11に跨つて挿入すると、爪41の弾発力に
より、支持板4が溝10,11の側壁に圧接され
爪が滑り込むとともに爪41の先端部が溝の側面
に喰込み挿入方向と逆の引き抜き方向には離脱し
ない。
次に入れ子式に伸縮自在な棒状アンテナ2の基
部で、折れ曲り自在にヒンジ5′で結合されてい
る棒状アンテナの一部である連結金具5を、筐体
側壁15の孔15′から挿入即ち筐体の外部から
内部に貫通するとともにその先端に図示しない楕
円状の突出部をアンテナ支持板4の楕円孔42に
嵌合させ、同様に図示しない連結金具端のねじ穴
にスプリングワツシヤ6を介してねじ7をねじ込
み、支持板4に連結金具5を固着する。連結金具
5はその先端が楕円孔42と嵌合するから回転す
ることはなく、ねじ7はスプリングワツシヤ6の
弾発力により弛むことなく緊締される。
部で、折れ曲り自在にヒンジ5′で結合されてい
る棒状アンテナの一部である連結金具5を、筐体
側壁15の孔15′から挿入即ち筐体の外部から
内部に貫通するとともにその先端に図示しない楕
円状の突出部をアンテナ支持板4の楕円孔42に
嵌合させ、同様に図示しない連結金具端のねじ穴
にスプリングワツシヤ6を介してねじ7をねじ込
み、支持板4に連結金具5を固着する。連結金具
5はその先端が楕円孔42と嵌合するから回転す
ることはなく、ねじ7はスプリングワツシヤ6の
弾発力により弛むことなく緊締される。
アンテナ2の下部は連結金具5にヒンジ5′で
結合されているので起倒し得るが、倒した場合に
は筐体1の側壁に沿つてその上部が筐体1に設け
られ、弾性を有するクリツプ8によつて掴持され
る。また、アンテナ2が何れかの方向に向つて押
圧された場合、アンテナの端部は溝10,11の
対向間におけるアンテナ支持板4面に止着されて
いるるでその力は支持板4に伝達拡散されて突起
12,13の広い部分で力を受けることになるの
で集中して力が加わらない。従つて筐体を損傷す
ることがなくなる。
結合されているので起倒し得るが、倒した場合に
は筐体1の側壁に沿つてその上部が筐体1に設け
られ、弾性を有するクリツプ8によつて掴持され
る。また、アンテナ2が何れかの方向に向つて押
圧された場合、アンテナの端部は溝10,11の
対向間におけるアンテナ支持板4面に止着されて
いるるでその力は支持板4に伝達拡散されて突起
12,13の広い部分で力を受けることになるの
で集中して力が加わらない。従つて筐体を損傷す
ることがなくなる。
第3図ではアンテナ支持板4は一様な厚さの板
であるが、溝部に挿入される部分のみを薄くし、
他の部分は厚くしてもよく、また、筐体1の溝1
0,11の形状を梯形にし、アンテナ支持板4の
両端の挿入部分を梯形にしてもよい。
であるが、溝部に挿入される部分のみを薄くし、
他の部分は厚くしてもよく、また、筐体1の溝1
0,11の形状を梯形にし、アンテナ支持板4の
両端の挿入部分を梯形にしてもよい。
さらにまた、アンテナを連結金具を介して取付
けることなく第4図のように筐体内に収容し、ア
ンテナ支持板に直接固着するようにしても差支え
なく同様の作用効果を奏する。
けることなく第4図のように筐体内に収容し、ア
ンテナ支持板に直接固着するようにしても差支え
なく同様の作用効果を奏する。
以上説明したように本考案は、両溝に爪で固定
された強度のあるアンテナ支持板にアンテナを固
着することにより、筐体を損傷しない固着が確実
な、実用上優れた効果を発揮するアンテナの取付
機構である。
された強度のあるアンテナ支持板にアンテナを固
着することにより、筐体を損傷しない固着が確実
な、実用上優れた効果を発揮するアンテナの取付
機構である。
第1図は本考案の一実施例の筐体のカバーを外
した状態の要部を断面して示す正面図、第2図は
第1図のA矢視方向の側面図、第3図はアンテナ
支持板の斜視図、第4図は従来のアンテナ取付機
構の正面図である。 図中、1は筐体、2はアンテナ、3は突起、4
はアンテナ支持板、5は連結金具、6はスプリン
グワツシヤ、7はねじ、8はクリツプ、9はナツ
ト、41は爪、42は楕円孔を示す。
した状態の要部を断面して示す正面図、第2図は
第1図のA矢視方向の側面図、第3図はアンテナ
支持板の斜視図、第4図は従来のアンテナ取付機
構の正面図である。 図中、1は筐体、2はアンテナ、3は突起、4
はアンテナ支持板、5は連結金具、6はスプリン
グワツシヤ、7はねじ、8はクリツプ、9はナツ
ト、41は爪、42は楕円孔を示す。
Claims (1)
- 合成樹脂成形による通信機用筐体内部に一対の
溝を該溝の開口部を内側としてかつ並行して対向
形成し、該両溝に跨つて挿入されるアンテナ支持
板の両端部分に、挿入方向に沿つて片持梁状の爪
を切り起し傾斜突設し、該アンテナ支持板を上記
爪の切り起し端が挿入方向と逆になるようにして
上記溝に圧入し、上記筐体の外部から内部に貫通
させた棒状アンテナの端部を上記溝の対向間にお
けるアンテナ支持板面にねじ止め止着するように
したことを特徴とする通信機用アンテナ取付機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980136830U JPH039373Y2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980136830U JPH039373Y2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5760405U JPS5760405U (ja) | 1982-04-09 |
JPH039373Y2 true JPH039373Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=29496932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980136830U Expired JPH039373Y2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH039373Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720963Y2 (ja) * | 1988-04-25 | 1995-05-15 | クラリオン株式会社 | 車載用アンテナ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4112335Y1 (ja) * | 1964-05-19 | 1966-06-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731531Y2 (ja) * | 1977-04-28 | 1982-07-12 |
-
1980
- 1980-09-26 JP JP1980136830U patent/JPH039373Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4112335Y1 (ja) * | 1964-05-19 | 1966-06-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5760405U (ja) | 1982-04-09 |
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