JPH039346Y2 - - Google Patents

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JPH039346Y2
JPH039346Y2 JP1982029750U JP2975082U JPH039346Y2 JP H039346 Y2 JPH039346 Y2 JP H039346Y2 JP 1982029750 U JP1982029750 U JP 1982029750U JP 2975082 U JP2975082 U JP 2975082U JP H039346 Y2 JPH039346 Y2 JP H039346Y2
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JP
Japan
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belt
engagement
lever
belt holding
piece
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JP1982029750U
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English (en)
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JPS58133965U (ja
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Publication of JPH039346Y2 publication Critical patent/JPH039346Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は携帯型ビデオテープレコーダ等の携
帯用機器に使用されるシヨルダーベルト保持装置
に関する。
この種の機器の携帯性を向上させるには、シヨ
ルダーベルト保持装置のベルト保持が確実でしか
もその構造が小型で且つ簡単であることが必要で
ある。しかし従来のシヨルダーベルト保持装置
は、大型でしかも構成が複雑である欠点があつ
た。
この考案は、ベルト保持が確実であるとともに
小型で且つ低価格なシヨルダーベルト保持装置を
提供するものである。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図はこの考案の実施例であるシヨルダーベ
ルト保持装置のベルト保持台を示し、第2図は同
保持装置の係合レバーを示す。
ベルト保持台1は、保持台本体10と、この本
体10の右側部に設けられたベルト取付部11
と、本体10の略中央部に立設した後述の係合レ
バーへの係合片12と、本体10の略中央部に下
方へ垂設した後述の支持部凹所への引掛け用爪片
13と、および本体10の左側部に形成された一
対の上記係合レバー支持孔14,14a,14b
とで構成され、プラスチツク成形品として一体的
に形成される。
また係合レバー2は、レバー本体20と、この
レバー本体20の右側部に下方へ垂設した係合片
21と、レバー本体10の左側部に下方へ垂設し
た後述の支持部凹所への引掛け用爪片22と、お
よびレバー本体10の左側部前後に形成した回転
ピン23,23a,23bとで構成され、上記の
ベルト保持台と同様にプラスチツク成形品として
一体的に形成される。
シヨルダーベルト保持装置は、上記のベルト保
持台1に係合レバー2を係合することによつて形
成されるが、この係合は、係合レバー2の回転ピ
ン23をベルト保持台1の係合レバー支持孔14
に嵌入することでおこなう。第3図はこの係合時
の操作を示す図であり、レバー本体20の側片2
4,24a,24bに形成された切り込み25,
25a,25bとプラスチツクの弾性を利用し
て、回転ピン23に荷重Pを加えた状態を示して
いる。すなわち、第3図に示すように荷重Pを加
えて回転ピン23を内側に押し、その状態から各
ピン23a,23bをそれぞれに対応するレバー
支持孔14a,14bに嵌入する。このようにし
てベルト保持台1に係合レバー2が係合した状態
では、回転ピン23を中心に係合レバー2が回転
自在となり、係合レバー2の回転によつて、その
引掛用爪片22がベルト保持台1の引掛用爪片1
3に対向して回転する。また、係合レバー2をベ
ルト保持台に平行にするように回転させると、係
合レバー2の係合片21がベルト保持台10の係
合片12と係合して、一定の外力を加えない限り
その状態が保持される。ハウジングに設けられた
支持部(後述)へのベルト保持台の取付けは、こ
の係合レバー2の操作に基づく爪片22の移動と
係合片21,12の係合を利用しておこなう。
第4図はこの支持部に対するベルト保持の着脱
操作と、そのときのシヨルダーベルト保持装置の
作用を説明するための図である。
ハウジングの側板3に設けられた支持部4は、
円状の凹所40を備えていて、ベルト保持をおこ
なう最初の操作は、第4図Aに示すようにこの凹
所40に上記ベルト保持台10の引掛け用爪片2
2を引掛けるようにする。この段階では、凹所4
0を形成する鍔状の上板41の内壁に上記爪片2
2の先端が係止する。次にベルト保持台10を水
平にして係止レバー2を矢印Aの方向に回転させ
る(第4図B)。前述のように、係止レバー2を
回転するとベルト保持台1の係止片13に対向し
て係止レバー2の係止片22も矢印A方向に回転
する。したがつて係止レバー2が水平になつた段
階で上板41に係止片22が引掛かる。つまり凹
所40に、係止片13と22が対向状態で引掛け
られることになる。一方、係止レバー2がベルト
保持台1に平行な状態になると、係合片21と1
2が第4図Cに示すように係合する。以上の作用
から第4図Cに示す状態では、爪片13と22が
対向状態で凹所40に引掛けられているため、ベ
ルト保持台1が支持部4から外れないように保持
され、また凹所40が円状であるため、その内壁
に沿つて爪片13と22が回転摺動するように保
持されることになる。そしてこの保持状態は、係
止レバー2に矢印Bの方向に一定荷重が加えられ
て係合片21と12の係合が解除される迄維持さ
れる。すなわち、係合片21と12の係合を解除
するに必要な力が加わらない限り、したがつて矢
印B方向に指で係合解除力を与えない限り、ベル
ト保持が確実になされることになる。
このように、係合レバー2の簡単な操作だけで
支持部4に対するベルト保持台1の着脱をおこな
うことができる。
以上のようにこの考案によれば、小型で且つ簡
単な構造で確実にベルト装置をおこなうことがで
きるため、機器のハウジングが小型であつても任
意の位置に簡単に取付けることができ、また比較
的重い機器であつても持ち運び中に外れることが
無いシヨルダーベルト保持装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bはこの考案の実施例であるシヨル
ダーベルト保持装置のベルト保持台の平面図、正
面図を示し、第2図A,Bは同保持装置の係合レ
バーの平面図、正面図を示す。また第3図は上記
ベルト保持台への上記係合レバーの係合時操作を
示す図であり、第4図は支持部に対するベルト保
持の着脱操作と、そのときのシヨルダーベルト保
持装置の作用を説明するための図である。 1……ベルト保持台、11……ベルト取付部、
12……係合片、13……引掛用爪片(第1の爪
片)、2……係合レバー、21……係合爪、22
……引掛用爪片(第2の爪片)、3……ハウジン
グ側板、4……支持部、40……凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 携帯用機器のハウジング側板に取着された円状
    の凹所を備える支持部に、ベルトの一端を保持す
    る装置であつて、ベルト取付部を備えるとともに
    前記凹所の内壁に引掛ける第1の爪片を有するベ
    ルト保持台と、このベルト保持台に回転自在に支
    承されるとともに、前記第1の爪片に対向する第
    2の爪片およびこの第2の爪片を前記凹所の内壁
    に引掛けたとき前記ベルト保持台に係合する係合
    片を有する係合レバーと、を有して成るシヨルダ
    ーベルト保持装置。
JP2975082U 1982-03-02 1982-03-02 シヨルダ−ベルト保持装置 Granted JPS58133965U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2975082U JPS58133965U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 シヨルダ−ベルト保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2975082U JPS58133965U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 シヨルダ−ベルト保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS58133965U JPS58133965U (ja) 1983-09-09
JPH039346Y2 true JPH039346Y2 (ja) 1991-03-08

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ID=30041517

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JP2975082U Granted JPS58133965U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 シヨルダ−ベルト保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5729224B2 (ja) * 2011-09-07 2015-06-03 株式会社Jvcケンウッド 携帯機器用アタッチメント、及びその取付方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729751A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Yuuichi Yanagi Melting of snow on roof

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JPS5729751A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Yuuichi Yanagi Melting of snow on roof

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JPS58133965U (ja) 1983-09-09

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