JPH09140439A - ストラップ用吊り金具 - Google Patents

ストラップ用吊り金具

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Publication number
JPH09140439A
JPH09140439A JP32392295A JP32392295A JPH09140439A JP H09140439 A JPH09140439 A JP H09140439A JP 32392295 A JP32392295 A JP 32392295A JP 32392295 A JP32392295 A JP 32392295A JP H09140439 A JPH09140439 A JP H09140439A
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JP
Japan
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rotary plate
strap
plate
locking piece
pin
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Application number
JP32392295A
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English (en)
Inventor
Hisashi Tatamiya
久志 疊家
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なくてコストが掛からず、しか
も、ピンから外れにくいストラップ用吊り金具を提供す
ること。 【解決手段】 ピンに係脱可能に結合される、ストラッ
プの端部に取着された金具6の構造である。金具6は係
止片1250が突設された回転板12を備える。金具6
には、回転板12を回転させた第1の位置Aにおいてピ
ンの挿通を可能とした大径孔1012、1212が形成
される。また、点線で示すように、回転板12を回転さ
せた第2の位置Bにおいてピンの取外しを不能とした小
径孔1010、1210が形成される。更に金具6に
は、回転板12が第1の位置Aと第2の位置Bとの間を
回転する際に係止片1250を弾性変形させる係合部1
020が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案はカメラやビデオカメ
ラ、あるいは各種のカバン類等に用いられて好適なスト
ラップ用吊り金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラやビデオカメラには、カメラやビ
デオカメラを首や肩から吊り下げて持ち歩けるように、
ストラップが係脱可能に取着される。この種のストラッ
プの取付けは、一般に、カメラやビデオカメラのケース
からピンが突設されており、ストラップの端部に取着さ
れた金具をこのピンに係脱可能に結合させることで行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなストラップ
の端部に取着された金具は、従来、種々の構造のものが
提供されているが、いずれも、部品点数が少なくコスト
が掛からないものは不用意な力によりピンから外れ易
く、また、不用意な力がかかってもピンから外れにくい
ものは部品点数が多くコストが掛かるなどの不具合があ
った。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであっ
て、本発明の目的は、部品点数が少なくてコストが掛か
らず、しかも、ピンから外れにくいストラップ用吊り金
具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、ケースに突設された軸部と大径の頭部とか
らなるピンに係脱可能に結合される、ストラップの端部
に取着された金具の構造であって、前記金具は、ストラ
ップが取着される基板と、前記基板上に設けられた回転
板と、前記基板に対して前記回転板を回転可能に支持す
る支持手段と、前記ピンの頭部の挿通を可能に前記基板
と回転板の双方に形成され、前記回転板が回転した第1
の位置において互いに合致し、第2の位置において互い
にずれる大径孔と、前記基板と回転板の双方に前記頭部
の挿通を不能としかつ軸部の挿通を可能に前記大径孔と
連通させて形成され、少なくとも前記第2の位置におい
て互いに合致する小径孔と、前記回転板の外周部に突設
された弾性変形可能な係止片と、前記基板に設けられ前
記係止片に係合する係合部とからなり、前記係合部は、
前記係止片が前記第1の位置と第2の位置との間に位置
した状態で該係止片を弾性変形させる変形部と、前記係
止片が前記第1の位置と第2の位置に位置した状態で前
記係止片の弾性変形を解除する解除部とで構成されてい
ることを特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記大径孔が前記回転板
の外周部に形成され、前記小径孔は回転板の回転中心に
形成されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記回転板が配置される基板箇所は平坦面で形成され、前
記変形部はこの平坦面から突出する係合壁部で形成さ
れ、前記解除部は前記平坦面で形成されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記回転板の外周部には周
方向に延在する長孔が周方向に間隔をおいて複数形成さ
れ、前記基板から突設された複数の軸が前記長孔に挿通
され、少なくとも1本の前記軸の頭部と基板により回転
板が挟まれることで回転板が基板に回転可能に支持され
ていることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記軸の頭部と回転板と
の間にはカバー板が配設され、カバー板は、前記複数の
軸が挿通されて回転不能であり、カバー板には前記第1
の位置における回転板の大径孔と小径孔に対応する箇所
に、互いに連通し、少なくとも前記大径孔に対応する部
分は前記頭部の挿通が可能な大きさを有するガイド孔が
形成されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記回転板が、ばね用洋白あるいはリン青銅で形成されて
いることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、ケースに突設された軸部
と大径の頭部とからなるピンに係脱可能に結合される、
ストラップの端部に取着された金具の構造であって、前
記金具は係止片が突設された回転板を備え、前記金具に
は、前記回転板を回転させた第1の位置において前記頭
部の挿通を可能とした大径孔が形成されると共に、前記
回転板を回転させた第2の位置において前記軸部の挿通
を可能としかつ頭部の挿通を不能とした小径孔が形成さ
れ、更に前記金具には、前記回転板が第1の位置と第2
の位置との間を回転する際に前記係止片を弾性変形させ
る係合部が設けられていることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、ケースに突設されたピン
に係脱可能に結合される、ストラップの端部に取着され
た金具の構造であって、前記金具は係止片が突設された
回転板を備え、前記金具は、回転板を回転させた第1の
位置において前記ピンとの係脱を行え、回転板を回転さ
せた第2の位置において前記ピンに取外し不能に係合さ
れ、更に前記金具には、回転板が第1の位置と第2の位
置との間を回転する際に係止片を弾性変形させる係合部
が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。図1は、ピンに係脱可能な状態の
ストラップ用吊り金具の平面図、図2は同正面図、図3
は同断面側面図、図4はピンに係合した状態のストラッ
プ用吊り金具の平面図、図5は同断面正面図、図6はピ
ン部分の正面図を示す。図6に示すように、カメラケー
ス2からピン4が突設され、実施例に係るストラップ用
吊り金具6がこのピン4に係脱可能に結合される。前記
ピン4はカメラケース2のねじ孔に結合されるねじ部
(不図示)と、カメラケース2の表面に接触する基部4
02と、この基部402から基部402よりも小さな径
で突設された軸部404と、軸部404の先端に軸部4
04よりも大きな径で形成された頭部406とで構成さ
れている。前記ストラップ用吊り金具6は、基板10
と、回転板12と、回転板12の支持手段14と、カバ
ー板16等で構成されている。
【0010】図7は基板の平面図、図8は同正面図、図
9は同側面図を示す。前記基板10は本体板部1002
と、本体板部1002の一端に段部1004を介して連
接された取り付け板部1006とからなり、取り付け板
部1006には長溝1008が形成され、この長溝10
08にストラップ18の端部が挿通されて折り返され、
双方のストラップ18部分が長溝を挟んだ箇所で金具
(不図示)等により長さ調節可能に締結されている。
【0011】前記本体板部1002の段部1004とは
反対側の他端は半円状に形成され、本体板部1002の
ほぼ中央に小径孔1010が形成され、また、小径孔1
010と段部1004との間に大径孔1012が形成さ
れ、小径孔1010と大径孔1012は、小径孔101
0の直径と等しい幅の長溝1014により連通されてい
る。前記小径孔1010は前記ピン4の軸部404が挿
通可能で、頭部406が挿通不能な寸法で形成され、前
記大径孔1012は頭部406が挿通可能な寸法で形成
されている。前記本体板部1002の一側には、前記小
径孔1010と大径孔1012の列設方向に延在する係
合壁部1020が屈曲形成されている。
【0012】前記係合壁部1020は、図8に示すよう
に、均一な高さの上面1020Aを備え、取り付け板部
1006とは離れた側の係合壁部1020部分は、本体
板部1002から次第に上昇する傾斜した案内面102
0Bに形成され、また、取り付け板部1006に臨む側
の係合壁部1020部分は本体板部1002から直角に
起立する係止面1020Cに形成されている。前記小径
孔1010を挟んだ本体板部1002の二か所にはピン
取り付け孔1030が形成されている。一方のピン取り
付け孔1030は係合壁部1020と段部1004との
間で大径孔1012寄りの箇所に形成され、他のピン取
り付け孔1030は一方のピン取り付け孔1030と1
80度位相をずらした箇所に形成されている。
【0013】図10は回転板の平面図を示す。前記回転
板12は、弾性変形可能な材料、例えば、ばね用洋白や
リン青銅等で形成されている。回転板12はほぼ円形に
形成され、前記回転板12のほぼ中央に小径孔1210
が形成され、また、この小径孔1210に並べて大径孔
1212が形成され、小径孔1210と大径孔1212
は、小径孔1210の直径と等しい幅の長溝1214に
より連通され、これら小径孔1210、大径孔121
2、長溝1214の寸法は、前記基板10の小径孔10
10、大径孔1012、長溝1014と同一である。ま
た、前記小径孔1210、大径孔1212、長溝121
4を挟んだ回転板12の二か所には、小径孔1210を
中心とした円弧状の長溝1230が形成され、また、回
転板12の一側には係止片1250が突出形成されてい
る。
【0014】図11はカバー板の平面図を示す。前記カ
バー板16は、平面視した場合、前記基板10の本体板
部1002とほぼ同じ輪郭で形成され、カバー板16を
本体板部1002に合わせた状態で、前記小径孔101
0と大径孔1012との同一の位置にそれぞれ大径孔1
012と同一の寸法の二つの大径孔1610、1612
が互いに連通して形成され、更に、ピン取り付け孔10
30と同一の位置に同一寸法のピン取り付け孔1630
が形成されている。
【0015】このような基板10、回転板12、カバー
板16の組み付けは次のように行なわれる。図1、図2
に示すように、まず、基板10の本体板部1002上
に、係止片1250を係合壁部1020側に位置させて
回転板12が載せられ、回転板12の上にカバー板16
が載せられる。そして、カバー板16のピン取り付け孔
1630、回転板12の長溝1230、基板10のピン
取り付け孔1030にわたりピン20、22が挿通さ
れ、ピン20の先端がピン取り付け孔1030に固定さ
れる。係合壁部1020から離れた側のピン20は長さ
が短く、このピン20の頭部2002の下面と本体板部
1002により、回転板12とカバー板16が挟まれ、
これにより回転板12が基板10上において回転可能に
支持される。
【0016】図12はカバー板を取り除いた状態のスト
ラップ用吊り金具の平面図で、実線が第1の位置Aを、
点線が第2の位置Bを示している。前記係止片1250
は、基板10とカバー板16の外側に突出し、図1、図
12に示すように、係止片1250を係合壁部1020
の一方の側に位置させた第1の位置Aで、基板10とカ
バー板16の大径孔1012、1612に対して回転板
12の大径孔1212が合致し、かつ、基板10の小径
孔1010とカバー板16の大径孔1610の中心に対
して回転板12の小径孔1210の中心が合致する。
【0017】また、図4及び図12に点線で示すよう
に、係止片1250を係合壁部1020の他方の側に位
置させた第2の位置Bで、基板10とカバー板16の大
径孔1012、1612に対して回転板12の大径孔1
212がずれて基板10の大径孔1012内に回転板1
2の板部分が位置し、かつ、回転板12の小径孔121
0が回転中心に位置していることから、基板10の小径
孔1010とカバー板16の大径孔1610の中心に回
転板12の小径孔1210の中心が合致する。
【0018】そして、図13、図14に示すように、回
転板12が第1の位置Aと第2の位置Bとの間で回転す
る際に、係止片1250が弾性変形して係合壁部102
0を乗り越えるように構成され、係合壁部1020寄り
のピン22は、係止片1250が係合壁部1020を乗
り越え易いように、他方のピン20よりも長く形成され
ている。なお、係止片1250が係合壁部1020を乗
り越える際の弾性変形は、係止片1250のみが変形し
てもよく、あるいは、回転板12全体が弾性変形しても
よい。また、回転板12の長孔1230の長さは、回転
板12が第1の位置Aと第2の位置Bとの間を回転でき
るように設定されている。
【0019】次に、ストラップ用吊り金具6の使用方法
と作用について説明する。ストラップ用吊り金具6をピ
ン4に係合する場合には、回転板12を第1の位置Aと
し、基板10、回転板12、カバー板16の大径孔10
12、1212、1612にピン4の頭部406を挿通
させる。次に、ピン4の軸部404を、カバー板16の
大径孔1610を介して基板10と回転板12の小径孔
1010、1210に移動させる。次に、係止片125
0を操作し、弾性変形させて係合壁部1020を乗り越
えさせ、回転板12を第2の位置Bとする。この場合、
係合壁部1020に案内面1020Bが形成されている
ので、第1の位置Aから第2の位置Bへの係止片125
0の操作が円滑になされる。
【0020】回転板12が第2の位置Bにくると、回転
板12の大径孔1212が基板10の大径孔1012か
らずれるため、ピン4の軸部404は基板10と回転板
12の小径孔1010、1210内に移動不能に保持さ
れた状態となる。そして、回転板12が第1の位置Aに
回転しようとしても、係止片1250が係合壁部102
0の係止面1020Cに当接し、回転板12の回転が阻
止された状態となる。この状態でストラップ用吊り金具
6に不用意な外力が加わると、回転板12の回転が阻止
されおり、しかも、外力はピン4の軸部404や、基板
10と回転板12の小径孔1010、1210の縁に作
用するものの、係止片1250を弾性変形させて係合壁
部1020を乗り越えさせるようには作用しない。従っ
て、ストラップ用吊り金具6に不用意な外力が加わわっ
ても、ストラップ用吊り金具6はピン4から外れない。
【0021】ピン4からストラップ用吊り金具6を外す
場合には、係止片1250を持ち上げるようにして係合
壁部1020上に位置させ、係合壁部1020上を滑ら
せて回転板12を第1の位置Aに回転させる。回転板1
2が第1の位置Aにくると、基板10、回転板12、カ
バー板16の大径孔1012、1212、1612が合
致し、ここで、ピン4の頭部406をこれら大径孔10
12、1212、1612から抜き出し、ストラップ用
吊り金具6がピン4から外される。
【0022】なお、実施例ではカバー板16を用いた場
合について説明したが、カバー板16は省略することも
可能である。また、実施例では、ピン20、22や長溝
1230により回転板12の支持手段14が構成されて
いる場合について説明したが、回転板12の支持手段1
4は、従来公知の種々の構造を用いることができ、実施
例の構造に限定されない。また、実施例では、回転板1
2の外周部に大径孔1212を、中心に小径孔1210
を形成した場合について説明したが、大径孔1212や
小径孔1210の形成箇所は共に外周部に形成する等任
意であり、要するに回転板12を回転させた第1の位置
Aで基板10の大径孔1012と回転板12の大径孔1
212が合致し、第2の位置Bで基板10の小径孔10
10と回転板12の小径孔1210が合致すればよい。
また、実施例では、ストラップ用吊り金具6がカメラに
脱着される場合について説明したが、本発明に係るスト
ラップ用吊り金具6は、ビデオカメラやあるいは種々の
カバン類にも広く適用される。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、ピンとの係脱を行う第1の位置と、ピンに取外し
不能に係合する第2の位置との間で回転板が移動する際
に、係止片を弾性変形させる係合部を設ける構成とした
ので、部品点数が少なくてコストが掛からず、しかも、
ピンから外れにくいストラップ用吊り金具を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピンに係脱可能な状態のストラップ用吊り金具
の平面図である。
【図2】ピンに係脱可能な状態のストラップ用吊り金具
の正面図である。
【図3】ピンに係脱可能な状態のストラップ用吊り金具
の断面側面図である。
【図4】ピンに係合した状態のストラップ用吊り金具の
平面図である。
【図5】ピンに係合した状態のストラップ用吊り金具の
断面正面図である。
【図6】ピン部分の拡大図である。
【図7】基板の平面図である。
【図8】基板の正面図である。
【図9】基板の側面図である。
【図10】回転板の平面図である。
【図11】カバー板の平面図である。
【図12】カバー板を取り除いた状態のストラップ用吊
り金具の平面図である。
【図13】係止片の変形状態を示すストラップ用吊り金
具の側面図である。
【図14】係止片の変形状態の拡大側面図である。
【符号の説明】
4、20、22 ピン 6 ストラップ用吊り金具 10 基板 12 回転板 16 カバー板 18 ストラップ 1010、1210 小径孔 1012、1212 大径孔 1020 係合壁部 1250 係止片 A 第1の位置 B 第2の位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに突設された軸部と大径の頭部と
    からなるピンに係脱可能に結合される、ストラップの端
    部に取着された金具の構造であって、 前記金具は、 ストラップが取着される基板と、 前記基板上に設けられた回転板と、 前記基板に対して前記回転板を回転可能に支持する支持
    手段と、 前記ピンの頭部の挿通を可能に前記基板と回転板の双方
    に形成され、前記回転板が回転した第1の位置において
    互いに合致し、第2の位置において互いにずれる大径孔
    と、 前記基板と回転板の双方に前記頭部の挿通を不能としか
    つ軸部の挿通を可能に前記大径孔と連通させて形成さ
    れ、少なくとも前記第2の位置において互いに合致する
    小径孔と、 前記回転板の外周部に突設された弾性変形可能な係止片
    と、 前記基板に設けられ前記係止片に係合する係合部とから
    なり、 前記係合部は、前記係止片が前記第1の位置と第2の位
    置との間に位置した状態で該係止片を弾性変形させる変
    形部と、前記係止片が前記第1の位置と第2の位置に位
    置した状態で前記係止片の弾性変形を解除する解除部と
    で構成されている、 ことを特徴とするストラップ用吊り金具。
  2. 【請求項2】 前記大径孔は前記回転板の外周部に形成
    され、前記小径孔は回転板の回転中心に形成されている
    請求項1記載のストラップ用吊り金具。
  3. 【請求項3】 前記回転板が配置される基板箇所は平坦
    面で形成され、前記変形部はこの平坦面から突出する係
    合壁部で形成され、前記解除部は前記平坦面で形成され
    ている請求項1または2記載のストラップ用吊り金具。
  4. 【請求項4】 前記回転板の外周部には周方向に延在す
    る長孔が周方向に間隔をおいて複数形成され、前記基板
    から突設された複数の軸が前記長孔に挿通され、少なく
    とも1本の前記軸の頭部と基板により回転板が挟まれる
    ことで回転板が基板に回転可能に支持されている請求項
    1、2または3記載のストラップ用吊り金具。
  5. 【請求項5】 前記軸の頭部と回転板との間にはカバー
    板が配設され、カバー板は、前記複数の軸が挿通されて
    回転不能であり、カバー板には前記第1の位置における
    回転板の大径孔と小径孔に対応する箇所に、互いに連通
    し、少なくとも前記大径孔に対応する部分は前記頭部の
    挿通が可能な大きさを有するガイド孔が形成されている
    請求項4記載のストラップ用吊り金具。
  6. 【請求項6】 前記回転板は、ばね用洋白あるいはリン
    青銅で形成されている請求項1、2、3、4または5記
    載のストラップ用吊り金具。
  7. 【請求項7】 ケースに突設された軸部と大径の頭部と
    からなるピンに係脱可能に結合される、ストラップの端
    部に取着された金具の構造であって、 前記金具は係止片が突設された回転板を備え、 前記金具には、前記回転板を回転させた第1の位置にお
    いて前記頭部の挿通を可能とした大径孔が形成されると
    共に、前記回転板を回転させた第2の位置において前記
    軸部の挿通を可能としかつ頭部の挿通を不能とした小径
    孔が形成され、 更に前記金具には、前記回転板が第1の位置と第2の位
    置との間を回転する際に前記係止片を弾性変形させる係
    合部が設けられている、 ことを特徴とするストラップ用吊り金具。
  8. 【請求項8】 ケースに突設されたピンに係脱可能に結
    合される、ストラップの端部に取着された金具の構造で
    あって、 前記金具は係止片が突設された回転板を備え、 前記金具は、回転板を回転させた第1の位置において前
    記ピンとの係脱を行え、回転板を回転させた第2の位置
    において前記ピンに取外し不能に係合され、 更に前記金具には、回転板が第1の位置と第2の位置と
    の間を回転する際に係止片を弾性変形させる係合部が設
    けられている、 ことを特徴とするストラップ用吊り金具。
JP32392295A 1995-11-17 1995-11-17 ストラップ用吊り金具 Pending JPH09140439A (ja)

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JP32392295A JPH09140439A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 ストラップ用吊り金具

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JPH09140439A true JPH09140439A (ja) 1997-06-03

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