JPH039254Y2 - - Google Patents

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JPH039254Y2
JPH039254Y2 JP5134384U JP5134384U JPH039254Y2 JP H039254 Y2 JPH039254 Y2 JP H039254Y2 JP 5134384 U JP5134384 U JP 5134384U JP 5134384 U JP5134384 U JP 5134384U JP H039254 Y2 JPH039254 Y2 JP H039254Y2
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terminal block
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JP5134384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、多段端子台装置に関し、特に各々
所要長のリード片を有する複数の端子台と新規な
多段端子台組立用補助装置を組合せて構成してな
る多段端子台装置に関するものである。
(従来の技術的問題点) 従来、制御機器等の内蔵されたプリント基板に
配線する電線等の中継装置として端子台が使用さ
れており、この種端子台は、通常、第5図に示す
ような1段の端子台1′が用いられている。この
端子台1′の端子台基台1a′には上面から正面側
側壁1b′にかけて開口凹所1c′が一定間隔をおい
て複数個形成されており、この各開口凹所1c′に
端子台基台1a′の底部よりリード片2a′を突出さ
せた端子金具2′が配設され、さらにこの各端子
金具2′に電線接続用の端子ねじ3′が螺着されて
形成されている。すなわち制御機器に配設される
プリント基板(図示せず)には、このプリント基
板に設けた端子挿入孔(図示せず)に端子台1′
のリード片2a′を対応させて挿入することによつ
て端子台1′が取り付けられ、そして配線が施さ
れるようになされていた。
しかしながら、制御機器の仕様に応じた極数の
1段の端子台1′がプリント基板に取り付けられ
た場合、制御機器内に配設されるプリント基板の
端子取付スペースに限界があるので、プリント基
板に配設される端子台の極数も制限されることに
なる。
これを解消するために、第6図に示すような2
段の端子台1″が用いられており、この2段の端
子台1″は端子台基台1a″に2段の段部が階段状
に形成されており、この各段部の段側、すなわち
正面側の側壁1b″に一定間隔をおいて開口凹所1
c″がそれぞれ複数個形成され、そしてこの各開口
凹所1c″に端子台基台1a″の底部よりリード片2
a″が突出するようにした端子金具2″が配設され、
さらにこの各端子金具2″に電線接続用の端子ね
じ3″が螺着されている。そして制御機器に配設
されるプリント基板(図示せず)にこの端子台
1″が取り付けられて、配線が施されるようにな
されていた。
しかし、上述のようなものであつても、仕様に
より1段の端子台および2段の端子台をそれぞれ
用意しておく必要があり、材料費のコストアツプ
になるとともに在庫管理を煩雑にするといつた問
題点を有していた。
(考案の目的) この考案は、上述の問題点を解消するために提
案されたもので、プリント基板への取付スペース
を有効に利用するとともに、材料費のコストダウ
ンを行い、かつ在庫管理を容易にする多段端子台
装置の提供を目的としている。
(考案の実施例) 以下、この考案を第1図ないし第4図に示す一
実施例としての2段の多段端子台装置に基づいて
説明する。
1は下段用の端子台で、この端子台1の端子台
基台1aの長手方向における1組の対向する側壁
1d,1dにはそれぞれ2条のガイド溝部1e,
1eが上下方向に条溝状に形成しており、このガ
イド溝部1eには中央部に凹欠係止部1fが切欠
形成してあり、さらにガイド溝部1eの下部には
嵌合部1gが凹欠形成してある。また、端子台基
台1aの他の対向する側壁の正面側側壁1bには
端子台基台1aの上面から側壁1bにかけて開口
した開口凹所1cが一定間隔をおいて複数個(図
面上5個)設けられており、この各開口凹所1e
には端子台基台1aの底部よりリード片2aを突
出させた端子金具2が配設されており、さらにこ
の各端子金具2には電線接続用の端子ねじ3が螺
着されている。
11は上段用の端子台で、この端子台11の端
子台基台11aの長手方向における1組の対向す
る側壁11d,11dにも下段用の端子台1と同
様にそれぞれ2条のガイド溝部11e,11eが
上下方向に条溝状に形成してあり、このガイド溝
部11eには中央部に凹欠係止部11fが切欠形
成しており、さらにガイド溝部11eの下部には
嵌合部11gが凹欠形成してある。また、端子台
基台11aの他の対向する側壁の正面側側壁11
bには端子台基台11aの上面から側壁11bに
かけて開口した開口凹所11cが一定間隔をおい
て複数個(図面上5個)設けられており、この各
開口凹所11cには端子台基台11aの底部より
リード片21aを突出させた端子金具21が配設
されており、さらにこの各端子金具21には電線
接続用の端子ねじ31が螺着されている。なお、
上段用端子台11のリード片21aは下段用端子
台1のリード片2aよりも端子台基台1a(もし
くは端子台基台11a)の厚み分ほど長く形成し
ており、その点を除いて上段用端子台11と下段
用端子台1は同構成にて形成されている。
4は多段端子台組立用補助装置であり、この補
助装置4の1段の段部からなる補助装置基台4a
上の長手方向両端側にはそれぞれ2本の取付片4
b,4bが上段用端子台11のガイド溝部11
e,11eに対応する部位に立設形成してあり、
この各取付片4bの上部には鉤状係止部4cがそ
れぞれ形成してある。補助装置基台4a上面には
長手方向に上段用端子台11のリード片21aを
挿入する端子挿入孔4dが上段用端子台11の各
リード片21aに対応して複数個(図面上5個)
形成してある。また、補助装置基台4aの正面側
側壁4eの下部両側には突出片4f,4fが前面
へ突設形成してあり、この各突出片4fの外側辺
部には2本の取付片4g,4gがそれぞれ下段用
端子台1のガイド溝部1e,1eに対応する部位
に上方へ立設形成してあり、さらにこの各取付片
4gの上部にも鉤状係止部4hが形成してある。
このような下段用端子台1と上段用端子台11
および補助装置4からなる多段端子台装置の組立
について説明すると、まず下段用端子台1の長手
方向両側壁1d,1d各々においてガイド溝部1
e,1eに補助装置4の突出片4f,4f上の取
付片4g,4gをそれぞれ対応させたのち端子台
1を押圧し、ガイド溝部1e,1eに形成した凹
欠係止部1f,1fに取付片4g,4gの鉤状係
止部4h,4hをそれぞれ嵌合係止させるととも
に、端子台1の底部に形成した両嵌合部1g,1
gに補助装置4の突出片4f,4fをそれぞれ嵌
合させて下段用端子台1を補助装置4に載置取り
付ける。
次に、補助装置4の複数の端子挿入孔4dに上
段用端子台11のリード片21aをそれぞれ対応
させて挿入するとともに補助装置4の取付片4
b,4bを端子台11のガイド溝部11e,11
eにそれぞれ対応させて端子台11を押圧して、
ガイド溝部11e,11eに挿入し、ガイド溝部
11e,11eに形成した凹欠係止部11f,1
1fに取付片4b,4bの鉤状係止部4c,4c
をそれぞれ嵌合係止させて上段端子台11を補助
装置4に載置取り付けることにより、2段の多段
端子台装置が構成される。
そして、この2段の多段端子台装置を制御機器
に配設されるプリント基板(図示せず)に取り付
けたのち、下段用端子台1および上段用端子台1
1それぞれに配線が施されて用いられる。
(考案の効果) 以上の説明のように、所要長のリード片を有す
る複数の端子台を多段端子台組立用補助装置に配
設するだけで所望の極数に応じた多段端子台装置
を構成できるので、狭い場所でプリント基板への
取付スペースを効率的に利用できるとともに、端
子台が着脱可能なため自由に多段端子台装置の段
数を増減することができ、材料費のコストダウン
が図れるうえ、在庫管理が容易になるという実用
的効果をも奏している。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案にかかる多段端
子台装置の一実施例で、第1図はその分解斜視
図、第2図は同じく組み立てた状態を示す斜視
図、第3図は上段用の端子台と補助装置の関係を
示す背面側からみた断面図、第4図は下段用の端
子台と補助装置の関係を示す正面側からみた断面
図、第5図は従来例を示す1段の端子台の斜視
図、第6図は同じく他の従来例を示す2段端子台
の斜視図である。 1……下段用端子台、11……上段用端子台、
1a,11a……端子台基台、1b,11b……
側壁(正面側)、1c,11c……開口凹所、1
d,11d……側壁、1e,11e……ガイド溝
部、1f,11f……凹欠係止部、1g,11g
……嵌合部、2,21……端子金具、2a,21
a……リード片、3,31……端子ねじ、4……
多段端子台組立用補助装置、4a……補助装置基
台、4b……取付片、4c……鉤状係止部、4d
……端子挿入孔、4e……側壁(正面側)、4f
……突出片、4g……取付片、4h……鉤状係止
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも1つの段部を形成してなる補助装置
    基台を有し、この補助装置基台の各段部上面にお
    いて長手方向に端子挿入孔を複数個列設形成する
    とともに、前記補助装置基台の最下段となる段部
    正面側側壁下部両側にそれぞれ突出片を前方へ突
    設形成し、前記両突出片の外側辺部および前記補
    助装置基台の各段部上面長手方向両側辺部にそれ
    ぞれ上部に鉤状係止部を有する取付片を上方へ立
    設形成してなる多段端子台組立用補助装置と、 上面から正面側壁にかけて開口する開口凹所を
    一定間隔をおいて前記補助装置基台の端子挿入孔
    の数に対応して形成してなる端子台基台を有し、
    この端子台基台の長手方向両側壁に切欠形成した
    凹欠係止部を内設してなるガイド溝部を上下方向
    の条溝状に形成するとともに、前記ガイド溝部下
    部に嵌合部を凹欠形成し、かつ前記各開口凹所に
    端子ねじを螺着し前記端子台基台底部より所要長
    のリード片を突出させた端子金具を配設して形成
    した所要数の端子台とを設け、 前記多段端子台組立用補助装置の突出片上に前
    記端子台のうち一の端子台をこの一の端子台の嵌
    合部に前記突出片を嵌合させるように載置すると
    ともに前記一の端子台のガイド溝部凹欠係止部に
    前記突出片の取付片鉤状係止部を係止させて下段
    用端子台を配設する一方、前記多段端子台組立用
    補助装置の各段部上面において、この各段部上面
    の端子挿入孔に前記端子台のうち前記一の端子台
    と異なる他の端子台のリード片をそれぞれ挿入す
    るとともに前記補助装置基台段部の取付片鉤状係
    止部を前記他の端子台のガイド溝部凹欠係止部に
    係止させて上段用端子台を配設するようにして構
    成したことを特徴とする多段端子台装置。
JP5134384U 1984-04-06 1984-04-06 多段端子台装置 Granted JPS60163680U (ja)

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JPS60163680U JPS60163680U (ja) 1985-10-30
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JP2513264Y2 (ja) * 1988-08-31 1996-10-02 理化工業 株式会社 電子機器用筐体の端子台装置

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JPS60163680U (ja) 1985-10-30

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