JPH0626013Y2 - 絶縁基板および配線板組立体 - Google Patents

絶縁基板および配線板組立体

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JPH0626013Y2
JPH0626013Y2 JP9793889U JP9793889U JPH0626013Y2 JP H0626013 Y2 JPH0626013 Y2 JP H0626013Y2 JP 9793889 U JP9793889 U JP 9793889U JP 9793889 U JP9793889 U JP 9793889U JP H0626013 Y2 JPH0626013 Y2 JP H0626013Y2
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tab
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rib
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気接続箱の内部回路の構成に用いられるブ
スバーと絶縁基板とから成る配線板組立体の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
自動車の種類が同じであっても、仕向地別、グレード等
によって、車載電装品およびその回路構成が僅かに異な
る場合がある。
回路構成の変更によって、当然にブスバーのパターンも
変わるから、ブスバーの種類、その成形金型や成形手数
が増加し、コストアップを招く等の問題がある。
そこで、特開昭61−66386号公報には、例えば第
4図に示されるような2個一組みのブスバー5A,5B
を用い、いずれか一方の特定接続ポイント3A(タブ状
接触部6)を連結部7′または7”で切断することによ
り、第5図の如く二種類の回路(イ),(ロ)を択一的
に形成する方法が開示されている。
図中、1はジョイントボックス、2はワイヤーハーネ
ス、3A〜3Eは接続ポイント、4はリレーである。
一方、配線板組立体は、第6図に示すように、複数のブ
スバー5C,5D…を絶縁基板8に配設して構成され、
該基板8には各ブスバーのパターンに対応してこれを収
容する囲いリブ9,9′を設け、この囲いリブ(配線
溝)の中にブスバーを着座させることにより、ブスバー
の固定と共に、水の浸入や結露による水滴のブリッジで
リーク電流が発生するのを防止している。
(考案が解決しようとする課題) 第6図の如く、囲いリブ9,9′はブスバー5C,5D
のもつ特定のパターンに沿って形成されるから、他のブ
スバーを配設することはできない。
従って、第4図の2個一組みのブスバー5A,5Bを配
設するためのリブの形状は、連結部7′,7”のいずれ
を切断するかによって異なるから、少なくとも二種の絶
縁基板を用意しておく必要がある。
また、第5図のような二種の回路(イ),(ロ)を構成
する4つのブスバーを形成するのに、2個のパターンの
異なるブスバー5A,5Bを使用している。
このように、従来の技術では、車輌のグレードやバリエ
ーションに対応するのに、依然として多種類のブスバー
と配線基板を製作しなければならず、部品点数の削減,
成形金型の減少およびコスト低減の実効をあげるのが困
難であった。
本考案は上記の点に着目してなされたもので、各種のブ
スバーに共通に使用できる絶縁基板と共に、1個のブス
バーから少なくとも四種のブスバーが得られ、グレード
やバリエーションに容易,迅速に対処し、低コストで作
製できる配線板組立体を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を達成するため、本考案の絶縁基板は、複数
のタブ状接触部をもつブスバーのパターンに合わせて囲
いリブを設け、該囲いリブにブスバーを配設する絶縁基
板において、該囲いリブの所望位置に仕切壁および該仕
切壁を収納可能な空洞部を設け、前記ブスバーの切断位
置に対応して不要の仕切壁をプレスカットにより前記空
洞部に埋没させてなることを特徴とする。
本考案の配線板組立体は、複数のタブ状接触部を連成し
たブスバーと、このブスバーのパターンに合わせて囲い
リブを設けた絶縁基板とから成り、前記複数のタブ状接
触部から少なくとも一つを選択すると共に、前記囲いリ
ブの中に選択された特定のタブ状接触部を左右両側から
挟み込み位置に夫々仕切壁とこれを収容可能な空洞部を
設け、前記ブスバーを前記特定のタブ状接触部の左右い
ずれか一方の側で切断して特定のタブ状接触部を含むブ
スバーと含まないブスバーとに分割し、前記囲いリブ中
の他方の側の仕切壁をブレスカットにより前記空洞部に
埋没させて囲いリブを分画し、分画された各囲いリブに
夫々分割されたブスバーを配設してなることを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案の絶縁基板は、ブスバーのパターンに対応して形
成された囲いリブ中に、仕切壁とこれをプレスカットし
た際に収容できる空洞部とを組にして所望の位置に設け
た構造を有する。
したがって、複数のタブ状接触部をもつブスバーをその
まま絶縁基板に配設する場合には上記仕切壁をすべてカ
ットして空洞部に埋設すればよく、またブスバーを2ま
たは3個以上に分割して配設する場合には仕切壁をプレ
スカットせずにそのまま分割形成されたブスバーを配
設、収容することができる。
本考案によれば、たとえば特定のタブ状接触部を挾む左
右両側のいずれか一方でブスバーを切断することにより
二つのブスバーに分割されるから、これを切り分けるこ
とにより4個のブスバーを形成することができる。
分割形成された各ブスバーは、絶縁基板における囲いリ
ブ中の仕切壁を空洞部にプレス埋設することにより分画
された囲いリブにそのまま配設することができ、絶縁基
板も共通化される。
従って、ブスバーおよび絶縁基板などの金型数や成形工
程が半減し、部品点数の減少によるコスト低下が期待さ
れ、車種のグレードやバリエーションに対しても容易か
つ迅速に対処することができる。
〔実施例〕
第1図aにおいて、Aは配線板組立体であって、ブスバ
ー10と絶縁基板13とから成る。
ブスバー10には複数のタブ状接触部11A,11B…
11Eが起立連成され、所望のパターンを有して形成さ
れる。
このブスバー10は、タブ状接触部11Aを挾んで両側
にタブ状接触部11B,11Cと11D,11Eを配置
した例を示し、従来例との対比がし易いように第4図に
おけるブスバー5A,5Bの特定接続ポイント3A部分
を合体させた構造をしている。12および12′はタブ
状接触部11Aを中心とした場合のブスバー10の切断
ラインを示す。
絶縁基板13はブスバー10に対する囲いリブ14を有
し、この囲いリブ14の中に切断ライン12,12′の
位置に対応して仕切壁15,15′が設けられている。
そして、各仕切壁の下部には第2図にみるように、空洞
部16が設けられている。なお、仕切壁15,15′に
は、両端に切り込み15aを設け、プレスカットが容易
にできるようにするのが好ましい。
第1図bは配線板組立体Aの組立直前の状態を示す。
ブスバー10をたとえば切断ライン12′側で切断する
と、タブ状接触部11B,11Cと共に11Aを含むブ
スバー10Aと、タブ状接触部11Aを含まずに11
D,11Eのみをもつブスバー10Bとに二分割され
る。
そこで、絶縁基板13の囲いリブ14における前記切断
ライン12′と反対側の仕切壁15をプレスカットし、
これを空洞部16(第2図参照)に収容して埋没させる
ことにより、囲いリブ14は二つの囲いリブ14A,1
4Bに分画される。
従って、分割されたブスバー10Aと10Bを夫々分画
された囲いリブ14Aと14Bにそのまま配設すること
ができる。
ブスバー10を切断ライン12側で切断分割した場合に
は、仕切壁15′をプレスカットすればよい。
このように、ブスバー10を切断ライン12,12′で
切り分けることにより、4種の分割ブスバー10A,1
0B…が形成され、これらは囲いリブ14中の仕切壁1
5,15′のいずれか一方をプレスカットすることによ
り、そのまま配設することができる。
第2図は第1図aにおけるII−II線断面図、第3図は囲
いリブ14Aの中にブスバー10Aを配設した状態の断
面図を示す。図中、10′および13′はそれぞれ下層
のブスバーと絶縁基板を示す。
ブスバー10Aの囲いリブ14Aへの配設に際し、第1
図bのように仕切壁15を予めプレスカットする代わり
に、第2図のように仕切壁15上にブスバー10Aを載
せたまま押圧治具17を用いてプレスしてもよい。仕切
壁15は切込み15aにより容易にカットされ、下の空
洞部16に収容埋没される。
以上はブスバー10が5極のタブ状接触部11A〜11
Eを有し、これから選択した特定のタブ状接触部11A
を挾んで左右いずれかを切断することにより4個のブス
バー10A,10B…を得る例について説明したが、ブ
スバーの極数をさらに増やし、特定のタブ状接触部も2
本以上選択することにより、分割ブスバーの数も増加さ
せることができる。
また、絶縁基板の囲いリブ中に設ける仕切壁と空洞部
は、特定のタブ状接触部を意識してその左右両側を挾み
込む位置に限定する必要はなく、ブスバーの所望の位置
に対応して設けることができ、仕切壁のプレスカットの
必要があるか否かは、ブスバーの切断の有無に応じて任
意に選択することができる。
換言すれば、複数のタブ状接触部をもつブスバーを幾つ
か互いに連結した状態の集合ブスバーを達成し、この集
合ブスバーのパターンに対応する1個の囲いリブを形成
し、その中に前記連結部分に対応する仕切壁と空洞部を
設けることにより、幾つかのブスバーの種々の組み合わ
せに対して、一枚の絶縁基板を共通使用することが可能
になる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、従来2つの回路
を形成するために2個一組みのブスバーを必要としてい
たものが、1個のブスバーの切り分けにより形成するこ
とができ、さらにタブ状接触部の極数を増やし、その切
り分けを適宜選択することにより多種類のブスバー(ま
たは回路)を得ることが可能となる。
また、絶縁基板は、その囲いリブ中にプレスカットされ
る仕切壁とこれを収容する空洞部を設けておくことによ
り一枚の絶縁基板を共通して使用することができる。
従って、配線板組立体を構成するブスバーおよび絶縁基
板などの部品点数や成形金型の種類も減少し、コストの
低減に寄与するだけでなく、車種,グレード,バリエー
ションなどに対応する配線板組立体を迅速かつ容易に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案による配線板組立体を示
す分解斜視図(a)と、組立直前の状態の斜視図(b)、 第2図は第1図aのII−II線断面図、 第3図は絶縁基板の囲いリブにブスバーを配設した状態
を示す断面図、 第4図は従来のブスバーの斜視図、 第5図は第4図のブスバーから形成される回路の配線
図、 第6図は従来の配線板組立体の分解斜視図である。 A……配線板組立体、10,10A,10B……ブスバ
ー、11A〜11E……タブ状接触部、12,12′…
…切断ライン、13……絶縁基板、14,14A,14
B……囲いリブ、15,15′……仕切壁、15a……
切込み、16……空洞部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のタブ状接触部をもつブスバーのパタ
    ーンに合わせて囲いリブを設け、該囲いリブにブスバー
    を配設する絶縁基板において、該囲いリブの所望位置に
    仕切壁および該仕切壁を収容可能な空洞部を設け、前記
    ブスバーの切断位置に対応して不要の仕切壁をプレスカ
    ットにより前記空洞部に埋没させてなることを特徴とす
    る絶縁基板。
  2. 【請求項2】複数のタブ状接触部を連成したブスバー
    と、このブスバーのパターンに合わせて囲いリブを設け
    た絶縁基板とから成り、 前記複数のタブ状接触部から少なくとも一つを選択する
    と共に、前記囲いリブの中に選択された特定のタブ状接
    触部を左右両側から挟み込み位置に夫々仕切壁とこれを
    収容可能な空洞部を設け、 前記ブスバーを前記特定のタブ状接触部の左右いずれか
    一方の側で切断して特定のタブ状接触部を含むブスバー
    と含まないブスバーとに分割し、前記囲いリブ中の他方
    の側の仕切壁をプレスカットにより前記空洞部に埋没さ
    せて囲いリブを分画し、 分画された各囲いリブに夫々分割されたブスバーを配設
    してなることを特徴とする配線板組立体。
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