JPH0392215A - 差動歯車装置用エレメントギヤの製造方法 - Google Patents

差動歯車装置用エレメントギヤの製造方法

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JPH0392215A
JPH0392215A JP22833289A JP22833289A JPH0392215A JP H0392215 A JPH0392215 A JP H0392215A JP 22833289 A JP22833289 A JP 22833289A JP 22833289 A JP22833289 A JP 22833289A JP H0392215 A JPH0392215 A JP H0392215A
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JP
Japan
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gear
worm
portions
cutting
manufacturing
Prior art date
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Application number
JP22833289A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kobayashi
忠志 小林
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、差動歯車装置に用いられるエレメントギヤ
の製造方法に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 最近、差動歯車装置としてウオーム機構を利用したもの
が用いられるようになってきた。この差動歯車装置は、
ハウジングの回転軸線上に一対のウオームホイルを回転
自在に設けるとともに、このウオームホイルに対して交
差軸角を有する少なくとも一対のエレメントキャをハウ
ジングに回転自在に設けたものであり、エレメントギヤ
は中央部にウオーム部が形成されるとともに、両端部に
平歯車部(歯車部)が形成されている。そして、対のエ
レメントギヤは、各ウオーム部がそれぞれウオームホイ
ルに噛み合わされ、平山市どうしか噛み合わされている
(実開昭61−8・1253号公報参照)。
ところで、上記のような差動歯車公置におけるエレメン
トギヤは、従来、ウオーム部および平141車部をそれ
ぞれ歯切り加工することによって製JMされていた。と
ころが、歯切り加工には多大の加工時間を要するため、
製造能率が低下するという問題があった。
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、差動歯車装置用エレメントを短特間て製造することが
できる製造方法を提供することを目的とするものである
[目的を達成するための手段] この発明は、上記の目的を達或するために、両端部にエ
レメントギヤの歯車部に対応する歯車部が或形加工され
た素材を形成し、その後その素材の中央部にウオーム部
を歯切り加工するようにしたものである。
[作用コ 歯車の或形加工は、歯切り加工に比してその加工時間が
大幅に短縮可能である。したがって、両端部の歯車部を
成形加工することにより、エレメントギヤの製造能率を
大幅に向上させることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例について添付の第1図ないし第
5図を参照して説明する。
まず、この発明において製造すべきエレメントギヤの一
例を第2図に基づいて説明すると、エレメントギヤ1は
、その中央部にねじれ歯を有するウオーム部11が形成
され、その両端部にウオーム部1lよりも大径の平歯車
部(歯車部)12.13が形或されている。一方の平歯
車部12と他方の平歯車部13とは、歯すじが半ピ,チ
だけずらして形戊されている点を除き、歯車績元が同一
になっている。また、エレメントギヤ1の中央部には、
エレメントギヤ1を差動歯車装置のノ\ウシング(図示
せず)に装着する際に支持軸(図示せず)が相対回転自
在に挿通される挿通孔l4が形成されている。
次に、上記のように構威されたエレメントギヤ1の製造
方法について説明する。
この発明のエレメントギヤの製造方広においては、まず
、両端部に上記平歯車部12.13に対応した歯車部が
戊形加工された素材を戊形する。
素材の成形法としては、圧粉戊形法、あるいは型鍛造法
等がある。
例えば、第1図(A)に示す素材2は、粉末金属を圧粉
戊形法によって成形したものである。この素材2は、エ
レメントギヤ1とほぼ同一の長さを有しており、その長
平方向の一方の半部と他方の半部とには、平歯車部12
.13と同一歯車緒元(幅は異なる)の歯車部22.2
3が形戊されている。
このような歯車素材2は、第3図に示すダイ4および上
下のパンチ5.6を用いて成形することができる。ダイ
4は、上ダイ4aと下ダイ4bとからなるものであり、
上ダイ4aの内部には平歯車部22に対応した内歯車部
42が形成され、下タイ内部には平歯車部23に対応し
た内歯車部43が形成されている。そして、上ダイ4a
と下ダイ4bとは互いの軸線を一致させた状態で突き合
わされている。一方、バンチ5,6はそれぞれ平歯車部
22.23と同一の歯車緒元に形戊されている。
これらのダイ4およびバンチ5,6を用いて素材2を或
形する場合には、ダイ4の内部に充填された粉末金属を
パンチ5,6によって上下方向から加圧して成形する。
加圧成形後、上ダイ4aと下ダイ4bとを互いに離間す
るように軸線方向へ移動させ、それらの内部から抜き出
す。そして、素材2を焼結し、さらに切削加工等を行い
易いように、焼準等の熱処理を施す。熱処理後、第1図
(A)において想像線で示すように、素材2の中央部を
ウオーム部11の外径寸法に沿うように旋削加工すると
ともに、挿通孔l4を形成する。なお、挿通孔14につ
いては、素材lの戊形加工時に挿通ILt 4の下孔と
なるべき貫通孔を形戊しておき、その後研削等によって
仕上げ加工されることもある。
なお、歯車部22.23の歯底円径D(第1図(B)参
照)がウオーム部2となるべき部分の外径より小さいと
、その部分に歯車部22.23の一部が残ってしまう。
したがって、このような成形加工は、ウオーム部1lの
ウオームホイル(図示せず)との噛み合い範囲(第2図
において2つの想像線の間の範囲)における最大外径d
が歯車部2223の歯底円径Dよりも小さいものに適用
するのが望ましい。
また、歯車部22.23については、その歯面に歯車部
12.13に対して仕上げ代をもった状態で戒形し、シ
ェービング力ツタ等によって仕上げ加工するようにして
もよい。
また、第4図は素材の他の例を示すものである。
この図に示す素材7も上記の素材2と同様に圧粉戊形法
によって戊形されたものであるが、この素材7において
は、その両端部にのみ歯車部72,73か形成されてお
り、その中央部は歯車部72,73の外径と同径の円柱
状とされている。この場合、歯車部72.73は、エレ
メントギヤ1の平歯車部12.13よりも幅広に形戊さ
れ、戊形後の旋削加工によって平歯車部12.13と同
幅になるようにしているが、成形当初から平歯車部12
,13と同幅にしてもよい。
なお、成形後焼結され、旋削加工が施されるのは上記の
素材2と同様である。
さらに、第5図は素材の他の例を示すものである。この
図に示す素材8は、精密型鍛造によって戊形されたもの
であり、その両端部にはエレメントギヤlの平歯車部1
2,1.3と同一に成形された歯車部82.83がそれ
ぞれ形戊されている。
また、その中央部は、エレメントギヤ1のウオーム部1
1の外径寸法に合致した形状に成形されている。したが
って、この場合には、旋削加工は不要である。
上記のようにして素材2(7.8)を成形加工した後、
この発明の製造方法においては、第1図(B)に示すよ
うに、素材2(7.8)の中央部を歯切り加工し、ウオ
ーム部l1を形成する。通常、この歯切り加工には、ホ
ブHが用いられる。なお、ホブHによる歯切り可能の後
、シェービングカソタ等によって仕上げ加工するように
してもよいことは勿論である。
上記のように、この発明のエレメントギヤの製造方法お
いては、エレメントギヤ1の平歯車部12,13に対応
する歯車部22.23(72,73;82,83)を或
形加工しているから、その分だけ歯切り加工を減らすこ
とができ、これによってエレメントギヤ1の製5告能率
を大幅に向上させることができる。
また、圧粉戊形する場合には、戊形品の加圧方向におけ
る中央部の密度が両端部の密度よりも低くなり、同中央
部の強度が低下することがあるが、この発明の製造方法
において、素材を圧粉成形する場合には、強度の低下を
来すおそれがある中央部を切削および歯切り加工するの
で、圧粉成形に用いられるダイ4の内面の軸線方向にお
ける中央部の形状については問題にならない。したがっ
て、ダイの中央部の形状を成形品の中央部の密度が低下
しないような形状にすることが可能である。したがって
、素材2の中央部の強度が低下するのを防止することが
できる。
なお、上記の実施例においては、両端部に平歯車部12
.13を有するエレメントギヤ1を製造しているが、歯
車部として両端部にはすば歯車を有するエレメントギヤ
を製造するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の差動歯車装置用エレメ
ントギヤの製造方広によれば、エレメントギヤのウオー
ム部のみを歯切り加工し、両端部の歯車部を戊形加工し
ているから、その分だけ歯切り加工箇所を減らすことが
でき、これによってエレメントギヤの製造能率を大幅に
向上させることができるという効果か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はこの発明の一実施1列を示すも
ので、第1図(A)この発明の製造方法に係る素材の一
例を示す正面図、第1図(B)は歯切り加工を示す縦断
正面図、第2図はその発明のΦ2遣方法において製造す
べきエレメントギヤの一例を示す正面図、第3図は圧粉
成形法に用いられるタイおよび上下のパンチを示す図、
第4図は素材の他の例を示す正面図、第5図は素材のさ
らに池の例を示す正面図である。 l・・・エレメントギヤ、1l・・・ウオーム部、12
.13・・・平歯車部(歯ili部)、2,7.8素材
、22,23.72,78,82.83歯車部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中央部にウォーム部を有し、両端部に歯車部を有する差
    動歯車装置用エレメントギヤの製造方法であって、両端
    部に前記歯車部に対応する歯車部が成形加工された素材
    を形成し、その後素材の中央部に前記ウォーム部を歯切
    り加工することを特徴とする差動歯車装置用エレメント
    ギヤの製造方法。
JP22833289A 1989-09-05 1989-09-05 差動歯車装置用エレメントギヤの製造方法 Pending JPH0392215A (ja)

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JP22833289A JPH0392215A (ja) 1989-09-05 1989-09-05 差動歯車装置用エレメントギヤの製造方法

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JP (1) JPH0392215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015004428A (ja) * 2013-06-18 2015-01-08 株式会社山崎 増速機
US9308314B2 (en) 2011-04-08 2016-04-12 Sorin Group Italia S.R.L. Disposable device for centrifugal blood separation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308314B2 (en) 2011-04-08 2016-04-12 Sorin Group Italia S.R.L. Disposable device for centrifugal blood separation
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